JPS5845136Y2 - リザ−ブタンクの支持構造 - Google Patents

リザ−ブタンクの支持構造

Info

Publication number
JPS5845136Y2
JPS5845136Y2 JP6644478U JP6644478U JPS5845136Y2 JP S5845136 Y2 JPS5845136 Y2 JP S5845136Y2 JP 6644478 U JP6644478 U JP 6644478U JP 6644478 U JP6644478 U JP 6644478U JP S5845136 Y2 JPS5845136 Y2 JP S5845136Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
reserve tank
protruding
support structure
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6644478U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54169317U (ja
Inventor
知美 松尾
Original Assignee
カルソニックカンセイ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カルソニックカンセイ株式会社 filed Critical カルソニックカンセイ株式会社
Priority to JP6644478U priority Critical patent/JPS5845136Y2/ja
Publication of JPS54169317U publication Critical patent/JPS54169317U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5845136Y2 publication Critical patent/JPS5845136Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のラジェータ等に供給する水を貯える
リザーブタンクを車両の固定部分に取付は支持するため
のリザーブタンクの支持構造の改良に関する。
従来、自動車のラジェータに供給する水を貯えるリザー
ブタンク1は第1図a、bK示すように、合成樹脂製の
タンク本体2の中央部周面に凹溝3を形成し、この凹溝
3に保持金具4のバンド5を嵌着し、ボルト6及びナラ
)7により締付固定している。
ところが、このようなタンクの支持構造ではボルト及び
ナツトによる締付を行うため、作業性カ悪く、部品点数
も多いため高価なものになっていた。
したがって第2図に示すように、車両の固定部分にブラ
ケット8を取付け、このブラケット8かも突片9を突出
し、これによりリザーブタンク1を支持している。
しかしこのブラケットを用いる支持構造は、いわゆる現
物合せにより行なっているため試行生産が必要となって
いる。
すなわち、このブラケット8を取付ける位置とタンクの
設定位置とは常に一定ではなく、多少変動するため、ブ
ラケット自体の大きさのみならず、切欠長さも適宜調整
する必要が生ずる場合がある。
その結果、作業時間が長くなり生産性の低下を来して(
・る。
そこで、本考案は、このような従来品の欠陥を除去する
ことを目的とするもので、その特徴とする所は、リザー
ブタンクの底部から内方に向けて膨出してなる突状膨出
部に、拡開縮小習性を具備してなる支持片を嵌挿するよ
うに構成し、該支持片を具有する支承体を車両の固定部
分に固着するようにしている点であり、これにより、前
述の試行生産を解消し、生産性の高いリザーブタンクの
支持構造を提供せんとするものである。
以下、本考案を図面につき説明する。
第3図は、本考案に係るリザーブタンクの支持構造の一
例を示す縦断面図である。
このリザーブタンク10は、車両の固定部分11にボル
ト12により固着された支承体13上に載置されている
が、この支承体13の受台14と当接する底部15かも
垂直方向上方に向って先細りの円錐状をした突状膨出部
16が形成されている。
この突状膨出部16は注水口の直下に設けることが望ま
しく、このようにすればタンク注水時に注水量を目視す
ることができ、一応の目安とすることができる。
またこの突状膨出部16の先端部位は被係合片である環
状凹溝17を有し、この凹溝17内に後述の支持片19
に形成された係合片である凸部22若しくは突条27が
嵌合するようになっている。
一方前記支承体13は、基部18より水平方向に突出す
る受台14に、支持片19を有し、この支持片19が前
記突状膨出部16の内部空間に入り込み、リザーブタン
ク10の傾倒を防止している。
この支持片19は、第4図に示すように突状膨出部16
とほぼ同形の円錐状をした錐状筒体部20とこの錐状筒
体部下端に設けられ受台14上にスポット溶接等により
固定されるフランジ部21と、前記錐状筒体部の先端部
位に設けられた前記環状凹溝17と係合する環状凸部2
2を有している。
特にこの支持片19は、一部に母線に沿って切欠かれた
切欠き23を有しておりこれにより支持片19が半径方
向に拡開縮小し得るようになっている。
この切欠き23は、支持片19を突状膨出部16に挿入
する場合に、一旦支持片19を縮小させ、次に前記の凹
溝17と凸部22が嵌合すると拡開させるように作用す
るので、支持片19の挿入を容易とするとともにタンク
10と支持片19の位置のずれを吸収することができる
したがってこの支持片19が半径方向に拡開縮小習性を
具備するため、タンクの設定位置と支承体の取付位置と
の間の公差の許容範囲が大きくても、両者間にガタを生
ずることなく取付けができる。
なおこの切欠き23を先端に行くに従って巾広になるよ
うに形成しておけば、前記拡開縮少量が先端部分におい
て犬となるため挿入し易すく、また凹凸嵌合をより強固
になし得る。
第5図に示すものは、支持片19は上述の場合と同様で
あるが受台14を車両の固定部分に取付けるようにした
ものである。
第6図に示すものは、受台14に通孔24を開設し、と
の通孔24を挿通する一対の突出板体25の基端部26
を受台14にスポット溶接したものである。
この突出板体25は前記突条膨出部16と嵌合するよう
に内側に湾曲した部分錐状筒体をしており、その先端部
位に先の環状凸部22に相当する突条2Tを有している
この突条2Tは、第1実施例と同様に環状凹溝17と凹
凸嵌合するものである。
なお第6図に示すものは2枚の突出板体25であるが、
3枚以上であってもよいことはいうまでもない。
なお、上述した実施例は支持片19が先細り状をした円
錐筒体又は先端相互の間隔を基端部の間隔より狭くした
ものであるが、逆に基部側から先端に行くに従って拡開
する逆円錐筒体等であってもよい。
もちろんそれが挿入される突条膨出部の形状はそれに合
った形状をする必要がある。
ただしこの逆円錐筒体等の場合は支持片19の剛性が弱
い場合であることが条件となる。
また突状膨出部16と支持片19との凹凸嵌合も必ずし
も環状凹溝17が突状膨出部16側に環状凸部22若し
くは突条2Tが支持片19側になげればならないもので
はなく、凹凸が逆であってもよ(・。
さらに支持片19はすべて受台14とは別体に構成し、
これをスポット溶接等により受台14に固着するように
したものであるが、必要に応じ両者を一体的に形成し得
ることもできる。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、リザ
ーブタンクの底部から内方に向けて膨出してなる突状膨
出部に拡開縮小習性を具備してなる支持片を嵌挿するよ
うに構成し、該支持片と突状膨出部の一部とを凹凸嵌合
せしめるとともにこの支持片を具有した支承体を車両の
固定部分に固着するようにしたため、リザーブタンクの
設置位置と支承体の取付位置との間の寸法公差をかなり
大きくしても両者間にガタを生ずることなく設置するこ
とができ、従来のようにこの取付時に行う試行生産をな
すこともなく、容易にリザーブタンクの設置作業を行う
ことができ、しかも前記リザーブタンクを垂直に立て、
突状膨出部を底部から垂直方向上方に向って膨出すれば
、注水時にこの膨出部が注水量の目安となり、注水量の
管理を行い易くなるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 第1図aは従来のリザーブタンク本体の斜視図、第1図
すはこのリザーブタンクを車両の固定部分に取付けるた
めの取付具の分解斜視図、第2図は従来のリザーブタン
ク支持構造の他の例を示す概略斜視図、第3図は本考案
に係るリザーブタンクの支持構造の縦断面図、第4図は
同支持構造に用いられる支承体の斜視図、第5,6図は
同支承体の他の例を示す斜視図である。 10・・・・・・リザーブタンク、11・・・・・・車
両の固定部分、13・・・・・・支承体、14・・・・
・・受台、15・・・・・・底部、16・・・・・・突
状膨出部、17・・・・・・環状凹溝、19・・・・・
・支持片、20・・・・・・錐状筒体、22・・・・・
・環状凸部、23・・・・・切欠き、25・・・・・・
突出板体、27・・・・・・突条。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ ラジェータ等に供給する水を貯えるリザーブタンク
    を自動車の固定部分に取付けた支承体により支持するり
    サーブタンクの支持構造において、前記リザーブタンク
    の前記支承体に取付ける底部の一部をタンク内方に向け
    て膨出してなる突状膨出部に、前記支承体に形成され、
    拡開縮小習性を具備した支持片を嵌挿し、該支持片に形
    成した係合片と前記突状膨出部に形成した被係合片とを
    嵌合し得るようにしてなるリザーブタンクの支持構塩 2 前記突状膨出部は、先細りの錐状若しくは先端が拡
    開した逆錐状をなし、前記底部から垂直方向上方に向っ
    て突出するように構成した実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載の支持構造。 3 前記支持片は、錐状若しくは逆錐状に突出した錐状
    筒体であって、該錐状筒体の先端部位に環状突部を形成
    するとともに該錐状筒体の一部に母線に沿って伸延する
    切欠を設けてなる実用新案登録請求の範囲第1項又は第
    2項に記載の支持構造。 4 前記支持片に形成された切欠は、先端に行くに従っ
    て巾広になるように形成してなる実用新案登録請求の範
    囲第3項に記載の支持構造。 5 前記支持片は、前記突条膨出部内周面と当接する少
    なくとも2枚以上の突出板体であって、該突出板体の先
    端部位に突状を形成上でなる実用新案登録請求の範囲第
    1項又は第2項に記載の支持構造。
JP6644478U 1978-05-19 1978-05-19 リザ−ブタンクの支持構造 Expired JPS5845136Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6644478U JPS5845136Y2 (ja) 1978-05-19 1978-05-19 リザ−ブタンクの支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6644478U JPS5845136Y2 (ja) 1978-05-19 1978-05-19 リザ−ブタンクの支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54169317U JPS54169317U (ja) 1979-11-29
JPS5845136Y2 true JPS5845136Y2 (ja) 1983-10-14

Family

ID=28972449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6644478U Expired JPS5845136Y2 (ja) 1978-05-19 1978-05-19 リザ−ブタンクの支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5845136Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5927127U (ja) * 1982-08-11 1984-02-20 三菱自動車工業株式会社 車両用コンデンスタンクの支持構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54169317U (ja) 1979-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0413230Y2 (ja)
CN101668979B (zh) 夹持装置
JPS5845136Y2 (ja) リザ−ブタンクの支持構造
DE2745072A1 (de) Radzierblende
JPH0523911Y2 (ja)
JPH0519672Y2 (ja)
JPH049453Y2 (ja)
JPS6032414Y2 (ja) ロッド連結具
JP2512986Y2 (ja) ブッシュ
JPS63127755U (ja)
JPH0196723U (ja)
KR200208375Y1 (ko) 차량용 소화기 브라켓트
JPH10122293A (ja) ストラットマウントの製造方法
JPS5836584Y2 (ja) リザ−ブタンクの支持構造
JPS6134381Y2 (ja)
JPS6123995Y2 (ja)
JPS6240230Y2 (ja)
JPS5840090Y2 (ja) 支柱と横柵との結合装置
JPH0522342U (ja) 車両用燃料タンク
JPH044928Y2 (ja)
JP2518870Y2 (ja) 連結具
JP3004011U (ja) 支柱に取付けるターンテーブル
JPH0170623U (ja)
JPS5855049Y2 (ja) 組立式ホイ−ル
JP2556186B2 (ja)