JPS5845024Y2 - 空気圧式打撃工具における安全装置 - Google Patents

空気圧式打撃工具における安全装置

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JPS5845024Y2
JPS5845024Y2 JP9155078U JP9155078U JPS5845024Y2 JP S5845024 Y2 JPS5845024 Y2 JP S5845024Y2 JP 9155078 U JP9155078 U JP 9155078U JP 9155078 U JP9155078 U JP 9155078U JP S5845024 Y2 JPS5845024 Y2 JP S5845024Y2
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JP
Japan
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piston
head valve
cylinder
valve
upper chamber
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Expired
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JP9155078U
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English (en)
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JPS5511809U (ja
Inventor
重幸 海野
充泰 高鶴
仁 今井
俊雄 山田
信行 秋沢
Original Assignee
マックス株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空気圧式打撃工具、特に空気圧式釘打機の誤射
防止のための安全装置に関するものである。
一般に知られているように、空気圧式釘打機は釘打機本
体より突出入自在に配設されているトリガバルブのバル
ブステムを、とのステム先端に幻峙して釘打機本体に配
設されているトリガレバを引上げることにより、このト
リガレバをステム先端に当接させ、上記バルブステムを
押圧し、メインエアチャンバに貯溜されている加圧エア
をヘッドバルブを介して打撃ピストン上室に送り込み、
自動的に釘を打込むようにしたものである。
ところで、」二言己トリガバルフ゛のバルフ“ステムを
押圧するためのトリガレバは、作業者が操作し易いよう
に、釘打機本体のグリップ部近傍であって釘打機本体の
外側に突設されている。
このため、上記1− IJガレバが作業現場に置かれて
いる物体等と不用意に接触したりして引上げられる危険
性がある。
すなわち、トリガレバを引上げることはヘッドバルブを
開操作することになり、釘は発射させられる。
芽た、作業台等の上にトリガレバを下側にして置いた場
合、釘打機本体の荷重がトリガレバの引上げ操作方向に
カロわりトリガレバが引上げられ、トリガバルブのバル
ブステムラ押圧し、誤って釘を発射させてし1うことか
起こり得る。
もし、誤って釘を発射させてしまうと他の作業者に打ち
当ることも考えられ非常に危険である。
斗だ、作業者は、釘打込み終了後、他の作業現場に釘打
機を移動させる場合にあ−いても、グリップ部を握って
釘打機を運ぶために、誤ってトリガレバを引上げてし筐
うどとがあり、自分の足等に釘を打込むことも考えられ
非常に危険である。
そこで、本考案は誤ってトリガレバを引上げ操作しても
ヘッドバルブが開操作しないように打撃工具本体のヘッ
ドバルブ近傍にヘッドバルブピストンを下死点に位置決
めする係止部材を配設することにより、打撃工具の不使
用時に意に反して起こる打撃工具の暴発を防止し、作業
現場で働く作業者の安全を確保することを目的とするも
のである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本考案に係る空気圧式釘打機1の財要を示す一
部省略側断面図である。
2は釘打込用のドライバ3を固着した打撃ピストンであ
り、打撃シリンダ4内に摺動自在に嵌合されている。
この打撃ピストン2の上方部位には、たとえばゴム部材
等からなるピストンストッパ5が配設されている。
このピストンストッパ5は上記打撃ピストン2を上死点
に位置決めする役目のものである。
そして、上記ピストンストッパ5を囲むように釘打機本
体6の上端部位には環状のヘッドバルブγが配設されて
いる。
このヘッドバルブγは前記打撃シリンダ4の打撃ピスト
ン上室8と加圧エアを貯溜するメインエアチャンバ9と
の間を開閉操作する役目のものである。
上記ヘッドバルブ7のヘッドバルブピストン10は環状
体からなり、上端部位より順に大径部11、小径部12
、中径部13トカら構成されている。
このヘッドバルブピストン10はヘッドバルブシリンダ
14内に摺動自在に嵌合されている。
上記ピストン10の大径部11と中径部13にはOリン
グ15,15,15が嵌着されている。
1だ、上記ピストン10の下端部10aにはシーリング
16が嵌着されて釦り、前記打撃シリンダ4の上端部4
aと当接し、メインエアチャンバ9から打撃ピストン上
室8へのエア漏れを防止する。
上記シーリング16か打撃シIJング4の1一端部4a
と当接するのはヘッドバルブピストン10が不死点に位
置している状態である。
一方、上記ヘッドバルブシリンダ14のピストン−L室
1rの上端部位には連通孔18か開設されても・す、上
記ピストン上室11はエア通路19を経て後述のトリガ
バルブシリンダ41内のトリガバルブ室44に連・屯し
ている。
一方、上記ヘッドバルブピストン上室1γ(第1図中左
側)にはヘッドバルブピストン10を下死点に位置決め
する係止部材20を配設する横孔21が形成されている
この横孔21は上記ピストン上室1γ側から、Oリング
22が嵌着されている小径部23、中径部24、大径部
25と三段階の孔から横絞されている。
一方、上記係止部材20は表向にローレソト力ロエを施
こしたツマミ部26と、上記大径部25に螺着している
リング部材2γと螺合し、この係止部材20を螺進(図
中矢印A方向)、螺退(図中矢印B方向)させるボルト
部28と、上記螺進、螺退動作が上記中径部24の軸方
向の幅内で行なわれるように係止させるトップ部29と
、上記小径部23と嵌合しながらヘッドバルブピストン
上室1r内へ突出入する突起30とから構成されている
な釦、上記ストップ部29が上記リング部材27に当接
している状態、すなわち、図中左方端に位置する第1図
に示す状態に釦いて、上記突起30の先端部30aは上
記小径部23内に引込1れるように位置している。
逆に上記ストップ部29が上記中径部24と小径部23
との段部31に当接している状態、すなわち図中右方端
に位置する第2図に示す状態において、上記突起30の
先端部30aは完全にヘッドバルブピストン上室11内
へ突出する。
次に、前記ヘッドバルブlを開閉操作するトリガバルブ
40について説明する。
このトリガバルブ40は釘打機本体6のグリップ部60
近傍に配設されている。
上記トリガバルブ40は釘打機本体6内に挿着したバル
ブシリンダ41とこのバルブシリンダ41の軸方向に往
復動自在となるバルブステム42とから構成されている
上記シリンダ41の図中上部41aには連通孔43が形
成されて釦り、シリンダ41内のバルブ室44とメイン
エアチャンバ9とは連通している。
一方、バルブシリンダ41の図中下部41bにはバルブ
ステム挿通孔45が形成されて釦り、バルブステム44
2の・図中下端部分が形孔45より突出されている。
なむ、バルブステム42と上記挿通孔45との間には隙
間46が保持されバルブ室44内のエアを大気中に放出
する場合に大気と連通し得るようになっている。
1だ、上記シリンダ41の中途部には横孔47が開設さ
れており、との横孔47を経て上記トリガバルブ室44
は前記ヘッドバルブピストン上室1γと連通ずるエア通
路19に接続されている。
芽た、釘打機本体6のグリップ部60近傍には上記ステ
ム先端部42aに対峙するトリガレバ48か配設されて
いる。
このトリガレバ48は長手方向に沿った両側壁48a、
48aが相対向するようにコ字状に折曲形成されている
このトリガレバ48は枢軸49を支点とし、図中矢印C
方向(引上げ操作方向)、あるいは矢印り方向(解放操
作方向)に枢動操作自在である。
以上の構成からなる本実施例の作用について説明する。
釘打機1の使用時に釦いては、第1図に示す状態に係止
部材20を螺退(図中矢印B方向)させ、突起30の先
端部30aを小径部23内に位置させる。
この状態でトリガレバ48を矢印C方向に枢動させバル
ブステム42を押圧するトシリンダ上部41aの連通孔
43は閉塞され、トリガバルブ室44の加圧エアはシリ
ンダ下部41bの隙間46より大気に放出される。
すなわち、ヘッドバルブ−1−、室1γの加圧エアもエ
ア通路19釦よびトリガバルブ室44を経て火気に放出
される。
そうすると、上記ヘッドバルブ上室1γ内の空気圧より
もメインエアチャンバ9内の空気圧の方が大きくなり、
ヘッドバルブピストン10はメインエアチャンバ9に貯
溜されている加1Tflエアの圧力エアの圧力により図
中上方向に押しにげられる。
すなわち、メインエアチャンバ9内の加圧エアは打撃ピ
ストン上室8内に入り込み、打撃ピストン2を図中下方
向に急激に押し下げドライバ3を打ち降すことができる
このように、係止部材20の突起30の先端部30aが
小径部23内に位置している時にあ゛いては、トリガレ
バ48を引上げヘッドバルブγを開操作し、釘を打込む
ことができる。
また、釘打機1の不使用時等暴発を防止しtこい場合に
は、第2図に后すように係II−,部材20をストップ
部材29が段部31に当接する寸で螺進(図中矢印A方
向)させ、突起30をヘッドバルブピストン−上室1γ
内へ突出させる。
な釦、上記突起30の突出はヘッドバルブピストン10
の土面部1obVc沿ってなされるものである。
この状態にあ・いて、上記ピストン10は上死点方向へ
の動きを阻止され不死点(すなわち、上記ピストン10
の下端部10aに嵌着しているシーリング16と打撃シ
リンダ4の上端部4aとが当接している状態)に位置決
めされることになる。
したがって、−に連の如く、トリガレバ−48を第1図
に示す矢印C方向に枢動操作し、ヘッドバルブピストン
上室1γ内の加圧エアを大気に放出し、メインエアチャ
ンバ9内の空気圧を上記ピストン上室1γ内の空気圧よ
りも大きくしてもヘッドバルブピストン10は上記突起
30で係止されてムリ、図中上方向へは押し上げること
ができない。
したがって、メインエアチャンバ9内の加圧エアは打撃
ピストン上室8内へ送り込されず、打撃ピストン2を作
動することはできない。
上述の実施例では釘打機の安全装置であるコンタクトア
ームが備えられていない釘打機について説明したか、上
記コンタクトアームが備えられている釘打機にも適用さ
れるものである。
以上のように本考案によれば打撃ピストンを摺動自在に
密嵌する打撃シリンダのピストン上室ト力目圧エアを貯
溜するメインエアチャンバとの間ヲ開閉操作するヘッド
バルブを備えた空気圧式打撃工具にあ−いて、上記ヘッ
ドバルブ近傍にヘッドバルブピストンを下死点に位置決
めする係止部材をヘッドバルブシリンダのバルブピスト
ン−上室内へ突出入自在となるように配設したことによ
り、打撃工具の不使用時に誤ってトリガレバを引上げ操
作しても打撃工具の暴発は確実に防止することができ、
作業現場で働く作業者の安全は確保されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る空気圧式釘打機の置型を示す一部
省略側断面図であり、上記釘打機の使用時の状態を示す
ものである。 第2図は一ヒ記釘打機の不使用時の状態を示すヘッドバ
ルブ近傍の一部省略側断面図である。 1・・・釘打機、2・・・打撃ピストン、4・・・打撃
/リンダ、γ・・・ヘッドバルブ、8・・・打撃ピスト
ン−上室、9・・・メインエアチャンバ)10・・ヘッ
ドバルブピストン、14・・・ヘッドバルブシリンダ、
1γ・・・ヘッドバルブピストン上室、20・・・係止
部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 工具本体内に配された打撃/リンダと、このシリンダ内
    に摺動自在に密嵌された打撃ピストンと、上記シリンダ
    の一端外周側に形成されたメインエアチャンバと、ヘッ
    ドバルブシリンダ内に摺動自在に配され工具本体に形成
    された排気孔と上記シリンダの打撃ピストン上室との間
    を遮断するとともに上記打撃ピストン上室と上記メイン
    エアチャンバとの間を連通ずる上死点位置と上記排気孔
    と上記打撃ピストン上室との間を連通ずるとともに上記
    打撃ピストン上室と上記メインエアチャンバとの間を遮
    断する下死点位置との間を移動自在なヘッドバルブピス
    トンを有するヘッドバルブとを有してなる空気圧式打撃
    工具において上記ヘッドバルブ近傍にヘッドバルブピス
    トンを下死点に位置決めする係止部材をヘッドバルブシ
    リンダのバルブピストン上室内へ突出入自在となるよう
    に配設したことを特徴とする安全装置。
JP9155078U 1978-07-03 1978-07-03 空気圧式打撃工具における安全装置 Expired JPS5845024Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9155078U JPS5845024Y2 (ja) 1978-07-03 1978-07-03 空気圧式打撃工具における安全装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9155078U JPS5845024Y2 (ja) 1978-07-03 1978-07-03 空気圧式打撃工具における安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5511809U JPS5511809U (ja) 1980-01-25
JPS5845024Y2 true JPS5845024Y2 (ja) 1983-10-13

Family

ID=29020934

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9155078U Expired JPS5845024Y2 (ja) 1978-07-03 1978-07-03 空気圧式打撃工具における安全装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0255078A (ja) * 1988-08-19 1990-02-23 Matsushita Electric Works Ltd 毛の切断装置

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JPS5511809U (ja) 1980-01-25

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