JPS5844482A - ピアノ用演奏トレ−ニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は一般のピアノに近似したタッチ感を得ること
ができるようにしたピアノ用演奏トレーニング装置に関
する。

演奏活動するピアニストにとって、日常生活の中での練
習は不可欠のものである。しかし、ピアノ自体による練
習は、演奏音が大きく、近隣居住者に多大な迷惑となる
ので、練習場所、時間等を制約され、また適当な練習場
所が見つかったとしても奮いピアノをその場所に持ち運
ぶには多大な労力を必要とする。

そのため、゛従来からピアノの練習用装蒙として、例え
ば実開昭５１−９４３６７号公報に開示されている如き
練−用鍵盤が提案されている−との練習用健盤祉複数個
の鍵をそれぞれ上下方向に揺動自在に配設してなる左右
一対の棚板部材を蝶番罠よって折畳み自在に連結したも
のて、安価で、携帯性に優れているという矢キな利゛点
を有し、ピアノを所有せずピアノを習っていゐ初心者忙
とって欠かせぬものとなっているが、鍵のみで７クシ胃
ンＩｌ構”轡を備えていないため、ピアノに近似したタ
ッチ感が得られず本格的な練習には不適であった。

また、最近ではピアノタッチの電子ピアノおよび電気ピ
アノが開発され、これによる練習も行われているが、タ
ッチ感が未だ不十分で、ピアニストの要求を完全に満足
させ得るととができないという不都合を有するものの、
音量調整が可能であるという大きな利点を有するため、
夜間の練習用として一部の人々に不満足ながら使用され
ているのが実情である。

この発明は上述し九ような点に鑑みてなされたもので、
通常のピアノと同様の４１！、アクタ１フ機構および被
打撃体で構成することにょ夛、通常のピアノに近似した
タッチ感を得る仁とができるようにしたピアノ用演奏ト
レーニング装愛を提供するものである。

以下、この発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。

館１図はこの発明に係るピアノ用演奏トレーニング装曾
の一実施例を示す一部破断斜視図、第２図は同装曾の鍵
盤部を示す儒断面図である。これらの図において、全体
を符号１で示すピアノ用演奏勲し−二ング装置は、合計
４個の脚、すなわち左右一対の前脚２ム、２Ｂおよび談
＃ｌｌ１３ム、３Ｂ（３Ｂは図示せず）によって水平に
一保持された横長箱形のキャビネット５と、このキャビ
ネット５の内部に相互に一定の関係を保ってそれぞれ収
納配置され丸裸数個の鍵６、アクション機構７、弦８、
ダンパー機構９郷を備えている。

前記キャビネット５は、棚板１０．左右一対の側板ｔｔ
ａ、１１ｂ、屋根１２、前板１３、後板１４によって構
成されることにより、前板１３がら棚板１０の前端まで
の部分が上方に開放し、この開放部分に複数個の鍵６の
前端部６ａが突出して鍵盤部１５を構成している。なお
、前脚２ム、２Ｂおよび後脚３ム、３Ｂの下端にはキャ
スター１６がそれぞれ配設され、辷れによってキャビネ
ット５を所定の設置場所に移動させるようにしている。

前記複数個の鍵６は棚板１ｏ上に配設された鍵盤部１Ｔ
上にそれぞれ中間部を回動支点として上下方向に揺動自
在に配設されている。すなわち、合鍵６は液中１８上に
植設されたバランスキーピン１ｇがその中間部、に形成
された略扇形の透孔２０に挿通されることにより、揺動
自在に支持されるもので、後端部６ｂ上面にアクション
機構Ｔがキャプスタン２１を介して載置されることによ
、す、前端部６ａが通常筬前２２の上方に浮き上シ、後
端部６ｂが液抜２３の上面にフェルト２４を介して載着
されている。前記筬前２２の上面には上端部が鍵６の前
端部６ａ下面に形成された凹部（図示せず）に常時係合
することによシ、鍵６の左右方向の回動を規制防止する
オーバルキービン２Ｓが植設されている。そして、鍵６
の前端部６ａは１、後端が前板１３の下端に蝶番を介し
て枢着された開閉自在な鍵盤蓋２６によって不使用時に
箸われ、保護盲、れる。なお、鍵盤部１７ａ前述した液
中１８、−筬前２２および筬１２３と、これら３、部材
を一体的に連結する複数個の鍵盤筬中槓２７によって格
子状に形成され、後端が棚板１０上に固定された鍵盤部
２８によって係止されている。

合鍵６の後端部６ｂ上方にそれぞれ配設される各アクシ
ョン機構７はグランドピアノのアクション機構と略同−
に形成されるもので、鍵６の押鍵操作に連動して上昇回
動されるサボー）３０倉備えている。このサポート３０
は、一端がアル、＜　ニウム等の押出成形によって形成
されたサポートレール３１にサポートアレンジ３２を介
して上下方向に回動自在に枢支され、自由！側下面に一
体的に設けられたサポートヒール３０ムがキャプスタン
２１の頂端面上に載置されている。したがって、鍵、６
の駆動に伴い、キャプスタン２１が鍵６と一体に上昇し
サポートヒール３０ム４を突き上げると、サポート３０
は図中反時計方向に回動される。また、。

サボー）３０の中間部上面にはハンマー機構３３を初期
位首に保持するレペティションｊ、７．！（−３４゜が
レベテイションレパーフレンジ３５を介して上下方向に
回動自在に配設されている。前記、レペテイションレバ
−３４はレペテイションレパースプリング３６によって
常時反時計方向の回動習性が付与され、その一端にはサ
ポート３０．０上面に当接して該レバー３４０回動を規
制するレペティシ四ンボタン３１が配設されている。

前記ハンマーロー３３は、一端がシャンク７し他端Ｋｔ
ｊ略楕円形に形成されたハン１−４１がハンマーウッド
４２を介して固定され、またシャンク４００回動支点側
下面にはハンマーローラ４３が取着されてレベティシ曹
ンレパー３４上に通常載蟹されている。前記ハンマー４
１は通常のピアノのハンマーとほぼ５同一の弾性を有す
るゴム、フェルト尋によって形成されるか、あるいは被
打撃体との関係において通常のビア゛ノと略同−の鍵夕
“ツチが得られるよ゛うな適宜な部材で形成畜れる。

前記サポート３０の壇由端には略り字形に形成されたジ
ャック４４がその屈曲部を回動自在に枢支されて配設さ
れている。このジャック４４は前゛記しベティションレ
パースプリング３６によって常時反時計方向の回動習性
が付与され、上方に延在する上端部がレベティシ曹ンレ
パー３４に形ｆｆされ九長孔４５に常時係止され、がっ
ハンマーローラ４３．の下面に通常当接している。した
がってＪ鍵６の駆動に連動してサポート３”０が上昇回
動すると、ジャック４４は辷れと一体に上昇してへン゛
マーｏ−ラ４３を突き上げ、辷れによって／％７マーシ
ヤンク４０が上昇回動し、ハンマー４１が当該＃８に対
応する弦８（被打撃体）を打撃するように構成宮れてい
る。なお、ジャック４　’４　Ｆｉその上昇途中におい
てジャック小４４ムがシャンクレ′−ル３９にレギエレ
チングレール４６を介して取着されたレギニレテングボ
タン４Ｔに当接して上昇−運動を阻止されることにより
、レペティションレバースプリング３″Ｂに抗して時計
方向に小角度回動される。このため、ジャック４４は上
端’＠　２＞ｒハンマーロー２４３の下部から一時的に
脱進し、ハンマー４１による打弦動作後サポー）３００
回動降下に伴ってレギエレチング般タン４７がら解放さ
れる仁とによ）回動復帰し、上端部が再びハンマーロー
９４３の下部に入力込むことによ）次の打弦動作を可能
にする。一方、ハン＋−ｔｓ＊ｓｓは打弦動作後自重お
よび弦８の反撥力によって回動１［＃ｌ、ハンマーロー
ラ４３がレペテイシ１ンレパー３４に、ハンマーウッド
４２が鍵６の後端部上面に植設されたパックチェック４
８にそれぞれ当接して受は止められることにより、初期
位置に保持される。

なお、サホートレール３１、シ、ヤンクレール３９およ
びレギエレチングレール４６はすべてのアクション機構
Ｔに亘って共通に横断延設されるもので、鍵盤筬１１上
に図示しないアクション台を介して立設された複数個の
ブラケット５０にそれぞれ共通に固定されている。また
、サポー）３０の自由端側上面とシャンク４４には該ジ
ャック４４０反時計方向の回動を規制するジャックスト
ップ５１およびジャックボタン５２が配設されている。

各音高に対応して配設される複数本の弦８は、一般のピ
アノの弦よりも短かく形成きれ、両端が弦係止部材５３
．５４にそれぞれ係止されてほぼ水平に張設されている
。この場合、一般のずアノは鋳鉄轡によって枠状に形成
された７レームに弦を張設し、仁の弦の振動を駒を介し
て蕃板体に拡散伝達し、ピアノ演奏音を増大させている
が、この発明に係るピアノ用演奏トレーニング装＃１に
おいてはフレーム、響板体等を使用せず、後述するセン
サー７０．７１によって電気音もしくは電子音を取）出
すようにしている。

前記ダンパー機構９社一般のグランドピアノのダンパー
機構と同様、各音高の弦８それぞれに対応して設けられ
、非押鍵時においてはダンパーヘッド５６が弦８を上方
から押−圧してその振動を阻止し、押鍵時に鍵６に連動
してダンパーへ、ラド５６が弦８かも離反され、弦８を
解放するもので、一端がダンパーレバーレールＳｌを介
してダンパーレバーレール５８に回動自在に枢支され、
他端が鍵６の後端部上方に近接し−て延在するダンパー
レバー！！９．このダンパーレバー５９の自由端側に取
着され九ダンパーブロック６０．前記ダンパーブロック
６０とダンパーヘッド５６を連結するダンパーワイヤー
６１等で構成されている。前記ダンパーレバー５９の上
方には骸レバー５９の上昇回動を規制するストップレー
ル６２が配設すれている。そして、ダンパーワイヤー６
１はダンパーガイドレール６３に設けられた挿通孔−８
４に摺動自在に挿通保持されている。

前記センサーＴＯは弦８の振動を電気信号に変換するた
めのもので、各弦８それぞれに直接取着され、＠３図に
示すようにスイッチＴ２を介してアンプＴ３に接続され
ている。一方、センサーＴ１＃ｉ鍵６の押鍵情報を検出
するためのもので、各１６それぞれの前端部下方に配設
され、第３図に示すようにスイッチＴ４を介してキーア
サイナ７５゜に接続されている。このキーアサイナ７５
とアンプ７３とはトーンジェネレータＴ６を介して接続
され、またアンプＴ３の出力端ＫＦｉスピーカ７Ｆが接
続されている。

したがって、スイッチＴ２を閉成し、スイッチＴ４を開
成し、センサーＴ・Ｏによって弦８の振動を電気信号に
変換し、これをアンプ１３で増幅した抜スピーカ７Ｔか
ら発音させると一般の電気ピアノと同様の電気ピアノを
構成する。これに対して、スイッチＴ２を開成し、スイ
ッチＴ４を閉成して練習する場合には、押鍵操作された
鍵６に対応するセンサー１１が当該鍵６の動作を検知し
、その検知信号によってキーアサイナＴ５がトーンジェ
ネレータ７６内の当該鍵６に対応する音源信号発生素子
を選択動作させ、この素子から出た音源信号をアンプＴ
３により増幅後スピーカ７Ｔから発音させるか、または
ヘッドホーン勢で聴くようにする。したがって、仁の場
合には電子ピアノを構成する。

前記センサー７０としては圧電素子と電極板からなる周
知のピックアップ装置が用いられ、センサーＴ１として
は鍵６によって開閉制御される周知のキースイッチ弊が
用いられる。

なお、上記実施例においてはアクション機構Ｔおよびダ
ンパー機構日をグランドピアノと同様に構成した場合に
ついで説明したが、この発明はこれに限らすアップ２イ
トピアノのアクション機構およびダンパー機構を用いて
もよいことは勿論である。

また、上記実施例においては、被打撃体として弦８を用
いた場合について説明したが、この発明はこれに限らず
、ゴムチップ、ゴムシート、木製板、バネ板１合成樹脂
板、コイルバネ勢適宜なる部材を用いることができる。

この場合ハンｉ−との関係において打鍵した時の鍵タッ
チが通常のピアノと同一になるような部材が好ましいこ
とはいうまでもない。

さらに、上記実施例はスイッチ７２．７４を切換え、電
気音もしくは電子音を発音させて練習を行う場合につい
て説明したが、雛に押鍵操作のみの練習を行う場合には
両スイッチ７２．７４を開成状態にして使用すればよい
。但し、この場合には弦８の中音が発生するが、前述し
た通シ響板体を備えていないため、音量が小キく、近隣
居住者等に迷惑を及ぼすことはない。まえ、上記実施例
におけるダンパー機構およびセンサーは必ずし屯必要で
はなく、場合によっては省略することも可能である。

以上説明したようにこの発明に係るピアノ用演奏トレー
ニング装置は、一般のピアノと同様、鍵によって駆動さ
れるアクション機構およびｌＩＪ配アクシ冒ン機構のハ
ン→−によって打撃される弦を備え、擬似ピアノを構成
しているので、ピアノの一タッチ感そのものを得ること
ができ、ピアニストの本格的な練習に好適である。また
、フレーム、響板体、ペダル機構等を備えていないので
、構造簡易にして安価に製造でき、しかも軽量であるた
め、持ち運びに便利であるなど、その効果は非常に大で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るピアノ用演奏トレーニング装置
の一実施例を示す一部破断斜視図、ＷＸｚ図は同装蓋の
鍵盤部を示す側断面図、第３図社同装置の電気回路を宗
すブロック図である。 １・・・・ピアノ用演奏トレーニング装曾、５・・・・
キャビネット、６・・・・鍵、７・・・・アクション機
構、８・・・・弦、９・・・・ダンパー機構、１０・・
・・棚［，３３・・・・／九ン→〒機１１１．４１・・
・・ハンマー、７０．７１・・・・センサー。 代理人　山川政樹（曝λ１名） 第２図 第３図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）キャビネットと、このキャビネットの棚板上に上
   下方向に揺動自在に配設され、押鍵操作される複数個の
   鍵と、各−に対応してそれぞれ配設され、当該鍵に連動
   し′て作動するととに■轟該鍵に対応する被打撃体をそ
   れぞれハンマーで打撃する複数個のアクタ１２機構とを
   具備し九ことを特徴とするピアノ用演奏トレーニング装
   置。
2. （２）ハンマーの一性が通常のピアノのハンマーの弾性
   とほぼ等しく鍵盤アクションのタッチが通常のピアノと
   略同−であることを特徴とする特許請求の範ｆ８第１項
   記教のピアノ用演奏トレーニング装輩。
3. （３）被打撃体また社鍵盤アクション系にセンサーを設
   け、押鍵に応じた音響信号を発生するようにしえととを
   特徴とする特許請求の範囲第１項または第２項記載のピ
   アノ用演奏トレーニング装置。