JPS584439Y2 - 害虫等の駆除板 - Google Patents
害虫等の駆除板Info
- Publication number
- JPS584439Y2 JPS584439Y2 JP17676779U JP17676779U JPS584439Y2 JP S584439 Y2 JPS584439 Y2 JP S584439Y2 JP 17676779 U JP17676779 U JP 17676779U JP 17676779 U JP17676779 U JP 17676779U JP S584439 Y2 JPS584439 Y2 JP S584439Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protrusions
- pests
- board
- protrusion
- exterminating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、地面や建築物の柱、壁面、草木のみきや枝等
に沿って移動する害虫等(害鳥を含む)(以下単に害虫
等という)の体の部分、特に触覚の部分、脚の部分、腹
部等に損傷を加えることにより害虫等を駆除する駆除板
に関するものである。
に沿って移動する害虫等(害鳥を含む)(以下単に害虫
等という)の体の部分、特に触覚の部分、脚の部分、腹
部等に損傷を加えることにより害虫等を駆除する駆除板
に関するものである。
住居等の建造物、草木には毒蛾の幼虫、白蟻その他の害
虫が寄生し、草木を枯らしたり、建造物を破壊している
。
虫が寄生し、草木を枯らしたり、建造物を破壊している
。
この被害を防止するため、薬剤を散布したりしているが
様々の欠点がある。
様々の欠点がある。
例えば、薬剤が散布された場合に周辺の草木をも枯らし
てしまったり、その薬剤により駆除できる害虫の種類が
限定され、その害虫に応じた薬剤を使用するしかなく、
別の薬剤でなければ他の害虫は駆除出来ないものである
。
てしまったり、その薬剤により駆除できる害虫の種類が
限定され、その害虫に応じた薬剤を使用するしかなく、
別の薬剤でなければ他の害虫は駆除出来ないものである
。
また、粘着剤を使用する場合には、一定時間経過すると
固化し、また、塵が粘着面に付着すると粘着力が低下し
てしまうものである。
固化し、また、塵が粘着面に付着すると粘着力が低下し
てしまうものである。
本考案は、これらの欠点を除去し、害虫の種類を問わず
ほとんどの害虫に使用可能な駆除板を提供するものであ
る。
ほとんどの害虫に使用可能な駆除板を提供するものであ
る。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
1は比較的薄い所定幅の合成樹脂製板、鉄板等であって
、左右に連続しロール状に巻くことができる厚さ程度の
板であり、裏面には接着剤を塗布するか、両端をひも等
で結びつけられるようにしである。
、左右に連続しロール状に巻くことができる厚さ程度の
板であり、裏面には接着剤を塗布するか、両端をひも等
で結びつけられるようにしである。
この板1の表面板部1aには、先端ば尖鋭状の例えば針
形状、爪形状の突起体2が多数細密に打抜き設又は植設
されて、突起体群を形成している。
形状、爪形状の突起体2が多数細密に打抜き設又は植設
されて、突起体群を形成している。
前記突記体2は、一定の傾斜角度で同一方向にまたは、
板部1aの上側部分と下側部分とに別けて互いに逆方向
に配列されることが好ましいが、任意に配列される。
板部1aの上側部分と下側部分とに別けて互いに逆方向
に配列されることが好ましいが、任意に配列される。
なお、該突起体2の傾斜角度、大きさ等は害虫等の大き
さ、生態、習性に応じて決定されるが、上側に向うにし
たがって順次大きく配置されるのが好ましい。
さ、生態、習性に応じて決定されるが、上側に向うにし
たがって順次大きく配置されるのが好ましい。
また、これを任意に繰返して配設してもよい。
さらに、縦列及び横列方向は、第1夕1泪の隣接する突
起体2の先端3,4の間に第2夕1泪の突起体2の先端
5が位置するように配置することが好ましいが、いずれ
にしても、突起体2間を害虫等がくぐり抜けて通過する
よ、うなことがないように突起体2の間は密に設けられ
ている。
起体2の先端3,4の間に第2夕1泪の突起体2の先端
5が位置するように配置することが好ましいが、いずれ
にしても、突起体2間を害虫等がくぐり抜けて通過する
よ、うなことがないように突起体2の間は密に設けられ
ている。
また、害虫等が板部1aに至る時に引返したり障害とな
らないように上下端部のいずれか一万若しくは両端又は
中間に平板部6.6a、6bを設けるのが好ましい。
らないように上下端部のいずれか一万若しくは両端又は
中間に平板部6.6a、6bを設けるのが好ましい。
さらに突起体面に一定の殺虫用薬剤を塗布、噴霧すれば
殺虫効果も大きくなる。
殺虫効果も大きくなる。
なお、暗い場所を好むような害虫の場合は、突起体2面
又は板部1a全面を一定間隔をおいて覆うようなカバー
を設けてもよい。
又は板部1a全面を一定間隔をおいて覆うようなカバー
を設けてもよい。
さらに、誘引剤を板部1a上、または板部1aの上方に
吊下げ又は取付けておけば、害虫等はこの誘引剤を目標
に寄ってくる。
吊下げ又は取付けておけば、害虫等はこの誘引剤を目標
に寄ってくる。
以上のように構成した本考案は、建造物の土台、壁面や
草木の根、幹、枝の部分に突起体を表側にして粘付また
は止めたり、両端をひもで結ぶようにして取付けられる
。
草木の根、幹、枝の部分に突起体を表側にして粘付また
は止めたり、両端をひもで結ぶようにして取付けられる
。
なをこの場合、隙間を開けて、害虫等の逃げ道を作るこ
とがないように注意せねばならない。
とがないように注意せねばならない。
また、突起体は尖鋭であるから、人の体、手、足等に触
れると損傷を負うので、建造物の場合は直接触れること
のような個所、例えば土台の部分、壁の部分、凹んだ部
分に設置することが好ましい。
れると損傷を負うので、建造物の場合は直接触れること
のような個所、例えば土台の部分、壁の部分、凹んだ部
分に設置することが好ましい。
以上述べた本考案によれば、害虫等はその生態を観察す
ると前進するのみで後退することができないものである
。
ると前進するのみで後退することができないものである
。
突起体の傾斜方向を同一方定に設けた場合は、第2図示
のように突起の先端を下方に位置させて家屋等の建築物
の壁面や柱樹木等に取付けると、突起の先端が進行方向
に位置し害虫等の体の部分、特に触覚の部分、脚、腹部
等に接触し、さらに這い上ろうとすればますます損傷の
度合が大きくなり、進むことが困難となって、害虫等の
体は弱ってくると落下し死滅する。
のように突起の先端を下方に位置させて家屋等の建築物
の壁面や柱樹木等に取付けると、突起の先端が進行方向
に位置し害虫等の体の部分、特に触覚の部分、脚、腹部
等に接触し、さらに這い上ろうとすればますます損傷の
度合が大きくなり、進むことが困難となって、害虫等の
体は弱ってくると落下し死滅する。
また板部の上下側に互いに傾斜方向を逆方向にした場合
には、害虫等は突起先端が上方に向いている個所ではわ
ずかに突起先端に接触しつつ上方に這い昇ることは容易
であるが、突起先端が下方に向いている個所に至るとそ
れ以上昇ろうとすれば、進行方向に突起の先端があり前
記した状態と同様となり、引返す場合にも引返す方向に
突起の先端が位置しているため、体の部分に接触し損傷
が加えられて進むことが困難となる。
には、害虫等は突起先端が上方に向いている個所ではわ
ずかに突起先端に接触しつつ上方に這い昇ることは容易
であるが、突起先端が下方に向いている個所に至るとそ
れ以上昇ろうとすれば、進行方向に突起の先端があり前
記した状態と同様となり、引返す場合にも引返す方向に
突起の先端が位置しているため、体の部分に接触し損傷
が加えられて進むことが困難となる。
そして前記した方向の場合より損傷の程度は増大する。
突起体が向うに従って順次大きくした場合は特に比較的
大きな害虫等に有効であり、小さい突起の先端では少な
い損傷しか加えられないものでも突起が大きくなるにし
たがって障害物となり、大きな損傷を加えることができ
、かつ進行を困難にさせることができる。
大きな害虫等に有効であり、小さい突起の先端では少な
い損傷しか加えられないものでも突起が大きくなるにし
たがって障害物となり、大きな損傷を加えることができ
、かつ進行を困難にさせることができる。
そして突起体を這うようにして乗り越える場合該突起体
によって触覚部分、脚の部分、腹部等に損傷を負うこと
になり、損傷を受けた害虫等は一定時間の経過とともに
動作かかんまんとなり、落ちて死滅するので、害虫等は
確実に駆除することが出来る。
によって触覚部分、脚の部分、腹部等に損傷を負うこと
になり、損傷を受けた害虫等は一定時間の経過とともに
動作かかんまんとなり、落ちて死滅するので、害虫等は
確実に駆除することが出来る。
また、薬剤を噴霧するもので周辺樹木等を枯らすような
被害を生じさせることがない。
被害を生じさせることがない。
さらに、板体に様々の大きさの突起体を配設しておけば
一枚の駆除板でほとんどの害虫を駆除又は棄避させるこ
とが可能である。
一枚の駆除板でほとんどの害虫を駆除又は棄避させるこ
とが可能である。
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は板の一部
分の正面図、第2図は第1図A−A断面第3図は突起体
を板部の上側部分と下側部分とに分けて互いに逆方向に
密に近接させた実施例図、第4図a、bは突起体が一方
方向に向うに従って順次大きく形成された状態を示す実
施例図、第5図は板部の中間位置に平板部を設けた状態
を示す実施例図である。 1は板、2は突起体、6.6a、6bは平板部。
分の正面図、第2図は第1図A−A断面第3図は突起体
を板部の上側部分と下側部分とに分けて互いに逆方向に
密に近接させた実施例図、第4図a、bは突起体が一方
方向に向うに従って順次大きく形成された状態を示す実
施例図、第5図は板部の中間位置に平板部を設けた状態
を示す実施例図である。 1は板、2は突起体、6.6a、6bは平板部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 〔1〕 先端を尖鋭状に形成し、かつ一定角度傾斜さ
せた突起体2を傾斜方向を同一方向又は、板部1aの上
側部分と下側部分とに別けて互いに逆方向に密に近接さ
せた突起体群に打抜き設又は突設し適宜突起体2に殺虫
剤が塗布される構成の害虫等の駆除板。 〔2〕突起体2が二方向に向うにしたがって順次大きく
形成された実用新案登録請求の範囲第〔1連記載の害虫
等の駆除板。 〔3〕 板部1aの上下端部の一方若しくは両方、又は
中間位置に平板部6.6a、6bを設けてなる実用新案
登録請求の範囲第〔0項記載の害虫等の駆除板。 〔4〕 突起体2の配列が、第1夕1泪の隣接する先端
間に第2夕1泪の先端を近接させて配置するように縦列
又は並列させた構成の実用新案登録請求の範囲第[1N
記載の害虫等の駆除板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17676779U JPS584439Y2 (ja) | 1979-12-20 | 1979-12-20 | 害虫等の駆除板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17676779U JPS584439Y2 (ja) | 1979-12-20 | 1979-12-20 | 害虫等の駆除板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5693182U JPS5693182U (ja) | 1981-07-24 |
JPS584439Y2 true JPS584439Y2 (ja) | 1983-01-25 |
Family
ID=29687384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17676779U Expired JPS584439Y2 (ja) | 1979-12-20 | 1979-12-20 | 害虫等の駆除板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS584439Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5011219B2 (ja) * | 2008-06-25 | 2012-08-29 | パナソニック株式会社 | 捕虫器 |
-
1979
- 1979-12-20 JP JP17676779U patent/JPS584439Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5693182U (ja) | 1981-07-24 |
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