JPS584437Y2 - 害虫等の殺虫用箱 - Google Patents
害虫等の殺虫用箱Info
- Publication number
- JPS584437Y2 JPS584437Y2 JP10714779U JP10714779U JPS584437Y2 JP S584437 Y2 JPS584437 Y2 JP S584437Y2 JP 10714779 U JP10714779 U JP 10714779U JP 10714779 U JP10714779 U JP 10714779U JP S584437 Y2 JPS584437 Y2 JP S584437Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- bottom plate
- pests
- side plates
- fold lines
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Catching Or Destruction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は尖鋭粒子を敷設したシートを底板に設けた害虫
等の殺虫用箱に関し、害虫等が箱を通過するとき該尖鋭
粒子に害虫の体が接触して特に触覚や脚、腹部等に外傷
を加えて害虫を駆除することを目的としている。
等の殺虫用箱に関し、害虫等が箱を通過するとき該尖鋭
粒子に害虫の体が接触して特に触覚や脚、腹部等に外傷
を加えて害虫を駆除することを目的としている。
人の住む家の内外には、人体や建造物や草木に害を及ぼ
す種々の害虫が生息している。
す種々の害虫が生息している。
例えば家屋内の等に台所等には伝染病の根源となるゴキ
ブリやその他の害虫が食料品の残ばんを求めて入り込む
ことが多い。
ブリやその他の害虫が食料品の残ばんを求めて入り込む
ことが多い。
また、木造の建造物には土台を侵蝕する白蟻がおり、庭
の草木にはこれを枯してしまう害虫や毒蛾の幼虫等が寄
生する。
の草木にはこれを枯してしまう害虫や毒蛾の幼虫等が寄
生する。
従来においては、これらの害虫を駆除するために除虫菊
を主成分とする化学薬品例えばピレスロイド系のエグス
ミン等が使用され、これらの化学薬品をエアゾール式に
して散布するとか発煙式にしたもの等がある。
を主成分とする化学薬品例えばピレスロイド系のエグス
ミン等が使用され、これらの化学薬品をエアゾール式に
して散布するとか発煙式にしたもの等がある。
しかし、エアゾール式のものは殺虫効果が高いが、人体
の皮膚や眼に付着すると炎症を起す等の欠点がある。
の皮膚や眼に付着すると炎症を起す等の欠点がある。
又食品に付着した場合人体に有害であり食品衛生上問題
があるとされている。
があるとされている。
また、発煙式のものを使用した場合は、煙がもれないよ
うに室を密閉して駆除するため、室に臭が付着するとか
、一定時間その部屋を使用できない等の欠点がある他、
食品に付着しないようにしなければならない。
うに室を密閉して駆除するため、室に臭が付着するとか
、一定時間その部屋を使用できない等の欠点がある他、
食品に付着しないようにしなければならない。
さらに、とりもち状のものを使用して駆除する方法もあ
るが、時間が経過すると乾燥して固化し使用が不可能と
なってしまうものである。
るが、時間が経過すると乾燥して固化し使用が不可能と
なってしまうものである。
また、箱の中に迷路を設けた迷路式の保獲器では後処理
が面倒である等の欠点がある。
が面倒である等の欠点がある。
本考案はこれらの欠点を除去するために考案されたもの
である。
である。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
1は厚紙や薄いプラスチック板、シート、フィルム等を
材料にして製作される細長い形状の箱体であって、該箱
体1は頂板2a 、2bと、側板3a 、3bと底板4
とから構成されていて、両端には開口部5が設けられて
いる。
材料にして製作される細長い形状の箱体であって、該箱
体1は頂板2a 、2bと、側板3a 、3bと底板4
とから構成されていて、両端には開口部5が設けられて
いる。
底板4の長子方向両端縁には折線5a、6bを介して側
板3a 、3bが一体設され、該側板3at3bに連続
して、折線γa t 7bを介して頂板2a、2bが一
体設されている。
板3a 、3bが一体設され、該側板3at3bに連続
して、折線γa t 7bを介して頂板2a、2bが一
体設されている。
前記頂板2aの所定個所には折線γaに平行な切込8が
設けられていて、他方の頂板2bには該切込8に対応す
る位置に差込片9が一体設されている。
設けられていて、他方の頂板2bには該切込8に対応す
る位置に差込片9が一体設されている。
また、底板4の他方端縁には折線10a 、iobを有
する障害片11が設けられており、該折線10a、10
bを折線10a、10bを介して底板4側に折込んだと
きストッパーの役目をする係止片12a、12bが底板
4の上下細いこ刻設されている。
する障害片11が設けられており、該折線10a、10
bを折線10a、10bを介して底板4側に折込んだと
きストッパーの役目をする係止片12a、12bが底板
4の上下細いこ刻設されている。
13は底板4に粘布される殺虫用シートであって、該殺
虫用シート13は裏面に接着層を設けた台紙14と該台
紙14の表面に密に敷設して接着される尖鋭粒子15と
から構成されている。
虫用シート13は裏面に接着層を設けた台紙14と該台
紙14の表面に密に敷設して接着される尖鋭粒子15と
から構成されている。
尖鋭粒子15はガラスを1〜2闘程度若しくはそれ以下
の大きさに破砕したものを使用する。
の大きさに破砕したものを使用する。
ガラス以外の材料を使用する場合は、害虫等が接触して
通過することによって体、特に触覚や脚、腹部に外傷を
負わせることができる程度の大きさで尖鋭な粒子である
ことが必要である。
通過することによって体、特に触覚や脚、腹部に外傷を
負わせることができる程度の大きさで尖鋭な粒子である
ことが必要である。
この尖鋭粒子15は台紙14上にニカワやその他の接着
剤で接着されている。
剤で接着されている。
また、尖鋭粒子15には殺虫薬品等を塗布すれば殺虫効
果は助長される。
果は助長される。
そして、これを組立てるときは折線6a 、 5bを介
して側板3a 、3bを底板4側に曲折し、また折線7
a +γbを介して頂板2a、2bを内側に曲折し、
切込8に差込片9を差込む。
して側板3a 、3bを底板4側に曲折し、また折線7
a +γbを介して頂板2a、2bを内側に曲折し、
切込8に差込片9を差込む。
さらに、折線10a、10bを各々内側に曲折して、係
止片12a、12bで障害片11の端縁を固定させて箱
体1を形成する。
止片12a、12bで障害片11の端縁を固定させて箱
体1を形成する。
第3図、第4図は、第1図に示した箱体1を2つの部品
に分解したもので、底板部4aと蓋部16とからなる箱
体1であって、側板3a 、 3bと頂板2cをほぼコ
字形状に一体設し、側板3at3bの下端縁に内方に突
出させたスライド片17a、1γbを一体設しである。
に分解したもので、底板部4aと蓋部16とからなる箱
体1であって、側板3a 、 3bと頂板2cをほぼコ
字形状に一体設し、側板3at3bの下端縁に内方に突
出させたスライド片17a、1γbを一体設しである。
なお、底板部4aの上下端縁に設けられる障害片11、
係止片12a、12b1殺虫用シート13は第1図、第
2図の場合と同様に形成されている。
係止片12a、12b1殺虫用シート13は第1図、第
2図の場合と同様に形成されている。
また、本考案における殺虫用シート13の表面所定個所
には、所望大きさの固体又は液体の誘引物質を付着させ
、さらに該表面に殺虫剤を塗布しておけば、早く確実な
殺虫効果が得られる。
には、所望大きさの固体又は液体の誘引物質を付着させ
、さらに該表面に殺虫剤を塗布しておけば、早く確実な
殺虫効果が得られる。
これを組立てる場合には、底板部4aの長手方向端縁を
スライド片1γa及び17bの上面に位置させ、底板部
4aを差込めば箱体1が形成される。
スライド片1γa及び17bの上面に位置させ、底板部
4aを差込めば箱体1が形成される。
以上のように構成した本考案の箱体1をゴキブリ等の害
虫の通り道に設置すると、例えばゴキブリの場合暗い場
所を好む習性があるから、箱体にもぐり込み、尖鋭粒子
15の上を這いながら進もうとする。
虫の通り道に設置すると、例えばゴキブリの場合暗い場
所を好む習性があるから、箱体にもぐり込み、尖鋭粒子
15の上を這いながら進もうとする。
このとき、ゴキブリの体、特に触覚、脚、腹部等は前記
尖鋭粒子15によって外傷を負う。
尖鋭粒子15によって外傷を負う。
また、箱体1の出入口に当る開口部5には突起した障害
片11があるので、外傷を負ったゴキブリは進むことが
困難となる。
片11があるので、外傷を負ったゴキブリは進むことが
困難となる。
さらにゴキブリはその習性から後退することもできすく
、外傷を負って動作かかん漫となり、進行方行にある障
害片11を越えることができなくなって、一定時間の経
過とともに死滅してしまう。
、外傷を負って動作かかん漫となり、進行方行にある障
害片11を越えることができなくなって、一定時間の経
過とともに死滅してしまう。
以上のように構成した本考案によれば、害虫等がシート
上の尖鋭粒子を這って通過することによって害虫等の体
の触覚、脚部等が傷つけられ、傷つけられた害虫等は動
作かかん漫となるとともに移動ができすくすり、一定時
間経過と共に一定の場所例えば明るい方向に死滅する。
上の尖鋭粒子を這って通過することによって害虫等の体
の触覚、脚部等が傷つけられ、傷つけられた害虫等は動
作かかん漫となるとともに移動ができすくすり、一定時
間経過と共に一定の場所例えば明るい方向に死滅する。
また箱体の出入口には障害片が設けられているから、外
傷を負った害虫等は進行が困難となってこの障害片を越
えることができなくなり箱体の中で死滅する。
傷を負った害虫等は進行が困難となってこの障害片を越
えることができなくなり箱体の中で死滅する。
また、上記殺虫効果の他に、化学薬剤を散布したり、発
煙させるものではないから人体や食品に害を与えるもの
ではない。
煙させるものではないから人体や食品に害を与えるもの
ではない。
さらに害虫等はその生態から一般に後退することがなく
、前進するものであるから、その通路に該シートを配置
しておけば確実に体を傷つけることが可能であり、駆除
が確実にできる。
、前進するものであるから、その通路に該シートを配置
しておけば確実に体を傷つけることが可能であり、駆除
が確実にできる。
また、箱体の組立も容易であり、第3図、第4図に示し
た箱体の場合は底板を変えるだけで害虫の死がいの処理
が簡単に出来るものである。
た箱体の場合は底板を変えるだけで害虫の死がいの処理
が簡単に出来るものである。
図は本考案の一実施例を示したもので、第1図は箱体の
斜視図、第2図は展開図、第3図は別の実施例の箱の斜
視図、第4図は第3図の底板の断面図である。 1は箱体、2a=2bt2bは頂板、3 a +3bは
側板、4は底板、4aは底板部、11は障害片、13は
殺虫用シート、15は尖鋭粒子、16は蓋部。
斜視図、第2図は展開図、第3図は別の実施例の箱の斜
視図、第4図は第3図の底板の断面図である。 1は箱体、2a=2bt2bは頂板、3 a +3bは
側板、4は底板、4aは底板部、11は障害片、13は
殺虫用シート、15は尖鋭粒子、16は蓋部。
Claims (3)
- (1)長手方向端部に係止片12a、12b及び障害片
11を設けた方形状の底板4と、該底板4の上面を長手
方向に沿いトンネル状に包囲する側板とこれに連結する
頂板とから構成される箱体1の底板4上に、台紙2上に
1〜2闘程度若しくはこれより小さい尖鋭粒子15を密
に敷設して接着したシート13を貼布した構成の害虫等
の殺虫用箱。 - (2)実用新案登録請求の範囲(1)に記載した箱体1
を、底板4の長手方向端縁に折線6a 、ebを介して
側板3a、3bを一体設するとともに該側板3a、3b
に連続して、折線7a、7bを介して頂板2a、2bを
一体設し、該頂板2aには切込8を設けるとともに頂板
2bには差込片9を設け、かつ底板4の他方端縁には折
線10a、10bを介して障該片11を一体設するとと
もに底板4の端部に係止片12a、12bを設けて形成
した害虫等の殺虫用箱。 - (3)実用新案登録請求の範囲(1)に記載した箱体1
を係止片12a 、12b及び障害片11を有する底部
4aと側板3a 、3bの下端にスライド片17a、1
7bを設けた断面コ字形状の蓋部16に分割して形成さ
れる害虫等の殺虫用箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10714779U JPS584437Y2 (ja) | 1979-08-02 | 1979-08-02 | 害虫等の殺虫用箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10714779U JPS584437Y2 (ja) | 1979-08-02 | 1979-08-02 | 害虫等の殺虫用箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5624886U JPS5624886U (ja) | 1981-03-06 |
JPS584437Y2 true JPS584437Y2 (ja) | 1983-01-25 |
Family
ID=29339784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10714779U Expired JPS584437Y2 (ja) | 1979-08-02 | 1979-08-02 | 害虫等の殺虫用箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS584437Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5960390B2 (ja) * | 2011-05-12 | 2016-08-02 | 株式会社シー・アイ・シー | 害虫捕獲トラップ |
-
1979
- 1979-08-02 JP JP10714779U patent/JPS584437Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5624886U (ja) | 1981-03-06 |
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