JPS5844150Y2 - エレベ−タのかご枠 - Google Patents
エレベ−タのかご枠Info
- Publication number
- JPS5844150Y2 JPS5844150Y2 JP1977160595U JP16059577U JPS5844150Y2 JP S5844150 Y2 JPS5844150 Y2 JP S5844150Y2 JP 1977160595 U JP1977160595 U JP 1977160595U JP 16059577 U JP16059577 U JP 16059577U JP S5844150 Y2 JPS5844150 Y2 JP S5844150Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car frame
- parts
- groove
- flange portion
- elevator car
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はエレベータのかご枠に関するものである。
エレベータのかご枠は、一般に据付は現場において組立
てられることが多く、足場の悪い昇降路内で据付は組立
てするために、構造が簡単でかつ作業性のよい構成とす
る必要がある。
てられることが多く、足場の悪い昇降路内で据付は組立
てするために、構造が簡単でかつ作業性のよい構成とす
る必要がある。
従来のエレベータのかご枠の構成を第１図ないし第３図
に示しである。
に示しである。
これら各図において、１は乗かご、２はそのかご床、３
はこのかご床２を支持する下枠、４は下枠３の両端に各
々固定されて上方に延在する竪枠、５はこの竪枠４の上
端部相互間をすみ板６を介して連結する上梁、７はこの
上梁５の両端に各々配置した取付は金具、８は前記竪枠
４から各々に突出したかご戸閉り取付は金具、−９はか
と枠上下両側に各々配された案内具、１０は前記上梁５
に取付は板１１を介して結合されたローブシャックル、
１２はこのローブシャックル１０を介してかご装置を吊
持する主ローブである。
はこのかご床２を支持する下枠、４は下枠３の両端に各
々固定されて上方に延在する竪枠、５はこの竪枠４の上
端部相互間をすみ板６を介して連結する上梁、７はこの
上梁５の両端に各々配置した取付は金具、８は前記竪枠
４から各々に突出したかご戸閉り取付は金具、−９はか
と枠上下両側に各々配された案内具、１０は前記上梁５
に取付は板１１を介して結合されたローブシャックル、
１２はこのローブシャックル１０を介してかご装置を吊
持する主ローブである。
すなわち、従来のかご枠上部は、第３図からも明らかな
ように、溝形鋼からなる１組の竪枠４および２本の上梁
５と、すみ板６、取付は金具７および取付は板１１など
多数の部材とにより門型に構成さ力ていて、各部材の製
作、管理に手数がかかり、またかご重量もこれに附随し
て増加し、価格もまた高価となるだけでなく、その上に
足場の悪い据付は現場において、竪枠４と上梁５とすみ
板６との三者をボルト・ナツト１３で共線めする必要が
あり、据付は組立て作業に熟練を要し、かつ多くの時間
がか＼るなどの不都合があった。
ように、溝形鋼からなる１組の竪枠４および２本の上梁
５と、すみ板６、取付は金具７および取付は板１１など
多数の部材とにより門型に構成さ力ていて、各部材の製
作、管理に手数がかかり、またかご重量もこれに附随し
て増加し、価格もまた高価となるだけでなく、その上に
足場の悪い据付は現場において、竪枠４と上梁５とすみ
板６との三者をボルト・ナツト１３で共線めする必要が
あり、据付は組立て作業に熟練を要し、かつ多くの時間
がか＼るなどの不都合があった。
この考案は以上の点に鑑み、このような問題を解決する
と共に、かかる欠点を除去すべくなされたエレベータの
かご枠を提供するもので、１組の竪枠上部間を上梁によ
り結合する門型構成のかご枠において、上記上梁を２本
の溝形部材で形成し、その上梁の所定の折曲線を境に上
梁の両端部にそれぞれ上梁中央部より上下方向に長い第
１および第２の締結部を一体形成させると共に、その上
梁中央部と、この上梁中央部の上下に各々連接される上
部のフランジ部および下部のフランジ部に区分させ、こ
れを上記所定の折曲線からそれぞれ折曲して横断面溝形
を形成し、上記第１および第２の両締結部を竪枠上部に
締着するようにしたものである。
と共に、かかる欠点を除去すべくなされたエレベータの
かご枠を提供するもので、１組の竪枠上部間を上梁によ
り結合する門型構成のかご枠において、上記上梁を２本
の溝形部材で形成し、その上梁の所定の折曲線を境に上
梁の両端部にそれぞれ上梁中央部より上下方向に長い第
１および第２の締結部を一体形成させると共に、その上
梁中央部と、この上梁中央部の上下に各々連接される上
部のフランジ部および下部のフランジ部に区分させ、こ
れを上記所定の折曲線からそれぞれ折曲して横断面溝形
を形成し、上記第１および第２の両締結部を竪枠上部に
締着するようにしたものである。
以下この考案に係わるかご枠山−実施例につき、第４図
および第５図を参照して詳細に説明する。
および第５図を参照して詳細に説明する。
これら第４図および第５図において、前記第３図と同一
符号は同一または相当部分を示しており、この実施例で
は前記上梁５に対応する上梁１４として、第５図の展開
図にみられるように、鋼板を使用して一点鎖線で示す折
曲線を境に、両端に締結部１４ｂ、１４ｂをもつウェブ
部１４ａ（中央部）と、このウェブ部１４ａの上下に各
々連接される上部のフランジ部１４ｃ、’Ｊブ部１４ｄ
および下部のフランジ部１４ｅ、リブ部１４ｆに区分さ
せ、これを第６図にみられるように前記折曲線から折曲
して、横断面リブ付溝形の２本の梁材で形成させたもの
を用いるのであり、前記両端の各締結部１４ｂに対して
、前記竪枠４の上部を前記した従来通りにボルト・ナツ
ト１３により締着させることで、かご枠上部の門型構成
を得るものである。
符号は同一または相当部分を示しており、この実施例で
は前記上梁５に対応する上梁１４として、第５図の展開
図にみられるように、鋼板を使用して一点鎖線で示す折
曲線を境に、両端に締結部１４ｂ、１４ｂをもつウェブ
部１４ａ（中央部）と、このウェブ部１４ａの上下に各
々連接される上部のフランジ部１４ｃ、’Ｊブ部１４ｄ
および下部のフランジ部１４ｅ、リブ部１４ｆに区分さ
せ、これを第６図にみられるように前記折曲線から折曲
して、横断面リブ付溝形の２本の梁材で形成させたもの
を用いるのであり、前記両端の各締結部１４ｂに対して
、前記竪枠４の上部を前記した従来通りにボルト・ナツ
ト１３により締着させることで、かご枠上部の門型構成
を得るものである。
ここで、上記両端に締結部１４ｂ 、 １４ｂをもつウ
ェブ部１４ａ（中央部）における締結部１４ｂ、１４ｂ
はウェブ部１４ａ（中央部）より大きくしである。
ェブ部１４ａ（中央部）における締結部１４ｂ、１４ｂ
はウェブ部１４ａ（中央部）より大きくしである。
すなわち、上下方向に長くしである。
すなわち、この考案では従来のすみ板６に代わるものと
して、２本の溝形部材で形成される上梁１４の所定の折
曲線を境に上梁１４の両端部にそれぞれ上梁中央部（ウ
ェブ部１４ａ）より上下方向に長い各々締結部１４ｂを
一体形成させ、これら各締結部１４ｂに各竪枠４の上部
を締結させるために、前記ずみ板６を特に用意する必要
がなく、従って従来のようにすみ板６を一旦竪枠４に仮
止めした上で、これら竪枠４、上梁５およびすみ板６の
三者をあらためて共線めするような煩雑さを解消でき、
かつ材料も少なくてすみ、かご枠の組立てを極めて容易
に行なえるのである。
して、２本の溝形部材で形成される上梁１４の所定の折
曲線を境に上梁１４の両端部にそれぞれ上梁中央部（ウ
ェブ部１４ａ）より上下方向に長い各々締結部１４ｂを
一体形成させ、これら各締結部１４ｂに各竪枠４の上部
を締結させるために、前記ずみ板６を特に用意する必要
がなく、従って従来のようにすみ板６を一旦竪枠４に仮
止めした上で、これら竪枠４、上梁５およびすみ板６の
三者をあらためて共線めするような煩雑さを解消でき、
かつ材料も少なくてすみ、かご枠の組立てを極めて容易
に行なえるのである。
また前記実施例では、上梁１４の各フランジ部１４ｃ、
１４ｅの各々側縁にリブ部１４ｄ、１４ｆを一体形成し
て、この上梁１４を横断面リブ付溝形としており、両リ
ブ部１４ｄ、１４ｆにより薄い素材を用いた場合の剛性
を高め、同時に一体成形の生産性を確保するようにして
いるが、所定の剛性を例えば素材厚の選択で得られると
きには、これらリブ部１４ｄ、１４ｆを省略して横断面
溝形にし得ることは勿論である。
１４ｅの各々側縁にリブ部１４ｄ、１４ｆを一体形成し
て、この上梁１４を横断面リブ付溝形としており、両リ
ブ部１４ｄ、１４ｆにより薄い素材を用いた場合の剛性
を高め、同時に一体成形の生産性を確保するようにして
いるが、所定の剛性を例えば素材厚の選択で得られると
きには、これらリブ部１４ｄ、１４ｆを省略して横断面
溝形にし得ることは勿論である。
以上詳述したようにこの考案によるときは、門型構成の
かご枠において、上梁を２本の溝形部材で形成し、横断
面溝形ないしはリブ付溝形に折曲される上梁の両端部に
上梁中央部より上下方向に長い各々締結部を一体形成さ
せ、各締結部に竪粋の上部を各々締着するようにしたか
ら、従来のすみ板を省略できるのは勿論のこと、２個の
部品で形成しているので単体部品を小さくすることがで
き、特に大型エレベータ用に有効であり、また、その製
作、管理費を節減できると共に、足場の悪い据付は現場
での組立て作業性を改善でき、また時にこの組立てに熟
練を必要とせず、しかも構成が簡単で容易かつ安価に実
施できるなどの特長を有するものである。
かご枠において、上梁を２本の溝形部材で形成し、横断
面溝形ないしはリブ付溝形に折曲される上梁の両端部に
上梁中央部より上下方向に長い各々締結部を一体形成さ
せ、各締結部に竪粋の上部を各々締着するようにしたか
ら、従来のすみ板を省略できるのは勿論のこと、２個の
部品で形成しているので単体部品を小さくすることがで
き、特に大型エレベータ用に有効であり、また、その製
作、管理費を節減できると共に、足場の悪い据付は現場
での組立て作業性を改善でき、また時にこの組立てに熟
練を必要とせず、しかも構成が簡単で容易かつ安価に実
施できるなどの特長を有するものである。
第１図は従来のエレベータのかご装置を示す正面図、第
２図は同上側面図、第３図は同かご枠上部の構成を示す
拡大斜視図、第４図はこの考案に係わるかご枠の一実施
例を示す第３図相当図、第５図は同上上梁の展開図であ
る。 １・・・・・・乗かご、２・・・・・・かご床、３・・
・・・・下枠、４・・・・・・竪枠、１３・・・・・・
取付はボルト・ナツト、１４・・・・・・上梁、１４ａ
・・・・・・ウェブ部、１４ｂ・・・・・・締結部、１
４ｃ、１４ｅ−フランジ部、１４ｄ。 １４ｆ・・・・・・リブ部。
２図は同上側面図、第３図は同かご枠上部の構成を示す
拡大斜視図、第４図はこの考案に係わるかご枠の一実施
例を示す第３図相当図、第５図は同上上梁の展開図であ
る。 １・・・・・・乗かご、２・・・・・・かご床、３・・
・・・・下枠、４・・・・・・竪枠、１３・・・・・・
取付はボルト・ナツト、１４・・・・・・上梁、１４ａ
・・・・・・ウェブ部、１４ｂ・・・・・・締結部、１
４ｃ、１４ｅ−フランジ部、１４ｄ。 １４ｆ・・・・・・リブ部。
Claims (2)
- （１）１組の竪枠上部間を上梁により結合する門型構成
のかご枠において、前記上梁を２本の梁材で形成し、そ
の梁材は所定の折曲線を境に該梁材の両端部にそれぞれ
梁材中央部より上下方向に長い第１および第２の締結部
を一体形成させると共に、該梁材中央部と、この梁材中
央部口上下に各々連接される上部のフランジ部および下
部のフランジ部に区分させ、これを前記所定の折曲線か
らそれぞれ折曲して横断面溝形を形成しこの梁材を２本
用いて、それぞれの前記第１および第２の締結部に前記
竪粋の上部を各々締着するようにしたことを特徴とする
エレベータのかご枠。 - （２）梁材として、鋼板を横断面溝形あるいは必要に応
じリブ付溝形に折曲させ、かつ両端部に締結部を一体形
成させたものを２本用いて上梁とすることを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第１項記載のエレベータのかご
枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977160595U JPS5844150Y2 (ja) | 1977-11-30 | 1977-11-30 | エレベ−タのかご枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977160595U JPS5844150Y2 (ja) | 1977-11-30 | 1977-11-30 | エレベ−タのかご枠 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5485661U JPS5485661U (ja) | 1979-06-18 |
| JPS5844150Y2 true JPS5844150Y2 (ja) | 1983-10-06 |
Family
ID=29154517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977160595U Expired JPS5844150Y2 (ja) | 1977-11-30 | 1977-11-30 | エレベ−タのかご枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5844150Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5027130U (ja) * | 1973-07-11 | 1975-03-28 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5415398Y2 (ja) * | 1973-12-12 | 1979-06-21 | ||
| JPS5621727Y2 (ja) * | 1976-12-29 | 1981-05-22 |
-
1977
- 1977-11-30 JP JP1977160595U patent/JPS5844150Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5027130U (ja) * | 1973-07-11 | 1975-03-28 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5485661U (ja) | 1979-06-18 |
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