JPS5844037Y2 - パ−キングブレ−キ用リンク装置 - Google Patents

パ−キングブレ−キ用リンク装置

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Publication number
JPS5844037Y2
JPS5844037Y2 JP4973979U JP4973979U JPS5844037Y2 JP S5844037 Y2 JPS5844037 Y2 JP S5844037Y2 JP 4973979 U JP4973979 U JP 4973979U JP 4973979 U JP4973979 U JP 4973979U JP S5844037 Y2 JPS5844037 Y2 JP S5844037Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
link device
follower
thick
parking brake
Prior art date
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Expired
Application number
JP4973979U
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English (en)
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JPS55149448U (ja
Inventor
政幸 太田
Original Assignee
中央発條株式会社
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Publication date
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車パーキングブレーキ用リンク装置に関す
るものである。
該パーキングブレーキ装置は動力伝達用インナーワイヤ
と湾直自在に配索して該インナーワイヤを貫挿するアウ
ターケーシングによって構成されるコントロールケーブ
ルを用いる構造が一般的であって、運転席ブレーキレバ
ーの引き操作によって張力をブレーキドラムに伝達し、
ブレーキ作用を機能することとしている。
該構造においてブレーキ作用に要求される張力は従節側
最終端において50〜100Kg必要とするので、第1
図のようにレバー2の支点7を車体台枠18に回動自在
に係止するとともに力点5に厚部コントロールケーブル
1の端末金具4を摺動自在に係止し、更に適宜なレバー
比を選択して支点7と力点5の中間部位に作用点6を定
設するとともに作用点6に従節コントロールケーブル3
の端末金具8を前記同様に係止して、てこ構成のリンク
装置によって運転者のブレーキ操作力を軽減することと
している。
しかしながら以上の従来構造において、車輌の構造上該
レバー装置は車輌下部の部位に位置しスペース、他部品
との干渉等の関係からその寸度、レバー比は匍駅を受け
るとともに、運転者のブレーキ操作力の軽減と同操作ス
トロークの減縮は物理的に相反関係にあって、好ましい
操作力と操作ストロークを同時に得がたい欠点があった
本考案は以上の従来欠点を除去してパーキングツレーキ
操作における操作力の軽減と操作ストロークの減縮を図
る新規装置を提供することを目的とする。
以下第2図に示す実施例にもとづいて本考案を説明する
図において、厚部レバー9は両端に支点11および力点
10を具備する断面矩形状の細長レバーであって支点1
1、力点10を連結する中心線に沿って所定の幅を有す
る直線状の条溝開口部12が支点11、力点10のそれ
ぞれ近傍まで穿設され、力点10には厚部コントロール
ケーブル1の端末金具4が、又支点11は車体台枠18
にそれぞれ回動自在に係止している。
一方従節レバー13は厚部レバー9と同様両端に力点1
4および支点16を具備する細長レバーであって、力点
14はローラー1Tを介して条溝開口部12に摺動嵌合
し、支点16は支点11と適宜な間隔を保って車体台枠
18に回動自在に係止する。
更に力点14と支点16を連結する中心線上の略々中間
部位に作用点15を定設し、従節コントロールケーブル
3の端末金具8を係止する。
尚支点11゜16および端末金具4.8、力点14にお
けるローラー17の係止手段は(図示しな(・)(・づ
れも一般慣用手段によるもので特別の技術手段は用いな
い。
以上の構成において厚部コントロールケーブル1が矢印
方向に操作されると、厚部レバー9は回動しローラー1
7は条溝12に沿って摺動し図示θは厚部レバー9と従
節レバー13の相対的位置ニモとづいて変動する。
すなわち、厚部レバー9と従節レバー13の瞬間中心(
ローラー17の中心)が角θに応じて変動するので厚部
ンバー9の力点10と従節レバー13の作用点15にお
ける相対速度は角θの関数として変動する。
従って、本構成は厚部コントロールケーブル10ストロ
ークに応じて倍力比(従節側張力/厚部側張力の比)が
可変となるのでレバー9.13の寸度ならびに角θの選
択によってパーキングブレーキ機能に適合した可変倍力
比を得ることができる。
(尚、本実施例において条溝12は直線状としたが、必
要に応じて曲線状条溝も施すことがある。
)本実施例においては、従節側に張力を殆んど要しない
ブレーキ操作初期の倍力比−1,84として操作ストロ
ークを減縮し、更に従節側に最大張力を要するブレーキ
操作終期の倍力比−3,6として操作力を軽減した。
従来装置との同一条件における対比効果は次表のとおり
である。
以上のように本考案は自動車パーキングブレーキ装置に
要求される・操作力の軽減、・操作ストロークの減縮、
の相反課題をブレーキ特性に適合させて同時に解決する
効果を有し、自動車のブレーキ操作性、ブレーキ機能の
安定確実性等の改良向上に寄与するとともに、操作力の
軽減に伴うコントロールケーブルの軽量化、操作フィー
リングの向上、並びに操作ストロークの減縮に伴うダス
トカバー等関連部品の簡素化、軽量化等副次効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来構造の平面図、第2図は本考案によるリン
ク装置の平面図を示す。 符号の説明、1:厚部コントロールケーブル、2ニレバ
ー、3:従節コントロールケーブル、4゜8:端末係止
金具、5:力点、6:作用点、7:支点、9:厚部レバ
ー、10:同力点、11:同支点、12:条溝間白部、
13:従節レバー、14:同力点、15:同作用点、3
6:同支点、17:ローラー 18:車体台枠、である

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. てこ構成のリンク装置を介して厚部、従節のいづれにも
    コントロールケーブルを用いるパーキングブレーキ構造
    において、該リンク装置が厚部レバー、従節レバー、並
    びに車体台枠で相互に構成する拘束連鎖であって、該厚
    部レバー従節レバーの各支点が適宜な間隔を保有して回
    動自在に車体台枠に係止され、且該厚部レバーに穿設さ
    れた条溝に従節レバーの力点が嵌合摺動する構造を特徴
    とするパーキングブレーキ用リンク装置。
JP4973979U 1979-04-14 1979-04-14 パ−キングブレ−キ用リンク装置 Expired JPS5844037Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4973979U JPS5844037Y2 (ja) 1979-04-14 1979-04-14 パ−キングブレ−キ用リンク装置

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JP4973979U JPS5844037Y2 (ja) 1979-04-14 1979-04-14 パ−キングブレ−キ用リンク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55149448U JPS55149448U (ja) 1980-10-28
JPS5844037Y2 true JPS5844037Y2 (ja) 1983-10-05

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ID=28935888

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4973979U Expired JPS5844037Y2 (ja) 1979-04-14 1979-04-14 パ−キングブレ−キ用リンク装置

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JP (1) JPS5844037Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6221497Y2 (ja) * 1981-05-06 1987-06-01

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Publication number Publication date
JPS55149448U (ja) 1980-10-28

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