JPS5844035Y2 - 自動車におけるパ−セルシエルフの構造 - Google Patents

自動車におけるパ−セルシエルフの構造

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JPS5844035Y2
JPS5844035Y2 JP18113080U JP18113080U JPS5844035Y2 JP S5844035 Y2 JPS5844035 Y2 JP S5844035Y2 JP 18113080 U JP18113080 U JP 18113080U JP 18113080 U JP18113080 U JP 18113080U JP S5844035 Y2 JPS5844035 Y2 JP S5844035Y2
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JP
Japan
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parcel shelf
reinforcement
molded board
carpet
chevron
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JP18113080U
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JPS57103248U (ja
Inventor
昌之 斉藤
和美 比良
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ノ・ツチバック車等の自動車におけるパー
セルシェルフの構造に関する。
従来、ハツチバンク車等のツーボックスタイプの自動車
においては、第1図に示すように、パーセルシェルフ1
が前端を支点として回動可能に構成されたものがある。
このパーセルシェルフ1は、主として第2図に示すよう
に、成形ボード1a上にカーペット等の表皮材1bを貼
着して形成されているが、ハツチバック車にあっては、
パーセルシェルフ一枚によって車室2とラッゲージルー
ムあるいは工具室3とを隔絶しているにすぎず、パーセ
ルシェルフ1の上に直接荷物を積載できるようにするた
めに、パーセルシェルフ1自体の強度を高くする必要が
ある。
そこで、従来はパーセルシェルフ1の下面すなわち成形
ボード1aに、第2図のごとくレインフォースメント4
(以下レインフォースと略す)をリベット5等により固
着して、パーセルシェルフ1の剛性を高めるようにして
いた。
ところが、従来一般に、レインフォース4が固着される
成形ボード1aは合成樹脂製であり、筐たレインフォー
ス4は鋼板製であるため、前記従来のパーセルシェルフ
1はその重量が大きくなるとともに、パーセルシェルフ
1を開けたときに、パーセルシェルフ1下面のレインフ
ォース4が露出してし1うので見栄えが悪く、これを防
止して商品価値を高めるには、レインフォース4に塗装
を施す必要があう、コスト高になってし筐う。
しかも、たとえ塗装を施してもレインフォース4と成形
ボード1aとの継ぎ目やリベット跡を完全に隠すことは
できない等の問題点があった。
この考案は上記のような問題点に着目してなされたもの
で、ハツチバック車等のごとくパーセルシェルフが回動
可能に構成されているものにおいテ、従来のレインフォ
ースの代わリニパーセルシエルフの下面より突出する台
形等の山形部を成形ボードに一体に形成するとともに、
成形ボードとカーペットとの間に少なくとも上記山形部
の開口部を覆うことができるレインフォースを取り付け
てカーペットのその部分を支持できるように構成するこ
とによって上記問題点を解決することを目的とする。
以下図面に基づいてこの考案を説明する。
第3図は本考案の一実施例を示すもので、1aが成形ボ
ード、1bがこの成形ボード1aの上に貼着されたカー
ペット等の表皮材で、上記成形ボード1aには下向きに
突出する断面台形の山形部6が、ボード成形時に一体に
形成されている。
そして、この山形部6の開口部すなわち山形部6により
形成された溝7の上方には、この溝7を閉塞するように
断面略丁字形のレインフォース8が配設、固定されてお
り、このレインフォース8によってカーペラ)1bの一
部を支持して、カーペット1bの山形部6に面している
箇所が凹んだりしないようにしている。
上記山形部6は、第4図に示すように、成形ボード1a
の下面にその縁に沿って略長方形に形成されて、成形ボ
ード1aの剛性を高めている。
なお、上記レインフォース8は2枚のL字板をスポット
溶接等により接合し、その両翼に爪9を設けて成形ボー
ド1aに圧入させて固定しである。
また、成形ボード1aとレインフォース8の接合部は、
レインフォース8の厚み分だけ一段低く形成して、カー
ペラHbの表面に段部ができないようにしである。
更に、上記成形ボード1aとレインフォース8とは、互
に線膨張係数がほぼ等しい材料を選択して、膨張率の違
いによるパーセルシェルフ10反)を防止することが望
ましい。
また、上記レインフォース8は第1の実施例では丁字形
にしたが、第5図あるいは第6図に示すように、山形部
6に対応する形状その他の断面形状であってもよく、そ
れぞれ少なくとも成形ボード1aの上面と同一平面とな
って、山形部6の開口部を覆うことができるものであれ
ば良い。
以上説明したごとくこの考案は、車両後部に回動可能に
装着されたパーセルシェルフにおいて、上記成形ボード
には下方に向かって突出する山形部を一体に形成すると
ともに、上記山形部とその上方のカーペットとの間には
少なくとも山形部の開口部を覆うレインフォースを配設
、固定し、カーペットの一部をレインフォースによう支
持スるように構成したので、レインフォースが成形ボー
ドの内側に来るためパーセルシェルフを開いたときの見
栄えが良く、かつ塗装も不要となってコストダウンが図
れるとともに、従来に比べてレインフォースの断面積を
小さくできるためパーセルシェルフの軽量化が可能とな
る。
しかもレインフォースによって山形部の溝を塞いでいる
ため、カーペットが部分的に凹んだシすることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用されるパーセルシェルフの一例を
示すバッチバック車の後部斜視図、第2図は従来のパー
セルシェルフの構造を示す第1図におけるA−A部の断
、面図、第3図は本考案の一実施例を示すパーセルシェ
ルフの要部断面図、第4図は本考案のパーセルシェルフ
の一実施例を示す底面図、第5図訃よび第6図はそれぞ
れ本考案の他の実施例を示すパーセルシェルフの要部断
面図である。 1・・・・・・パーセルシェルフ、1a・・・・・・成
形ボード、1b・・・・・・カーペット(表皮材)、4
.8・・・・・・レインフォース、6・・・・・・山形
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 成形ボードと、この成形ボード上面に貼着されたカーペ
    ットと、上記成形ボードに固着されたレインフォースと
    からなり、車両後部に回動可能に装着されたパーセルシ
    ェルフにふ−いて、上記成形ボードには下方に向かって
    突出する山形部が該成形ボードと一体に形成されている
    とともに、上記山形部と上記カーペットとの間には少な
    くとも上記山形部の開口部を覆うレインフォースが配設
    、固定されていることを特徴とする自動車におけるパー
    セルシェルフの構造。
JP18113080U 1980-12-17 1980-12-17 自動車におけるパ−セルシエルフの構造 Expired JPS5844035Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS57103248U JPS57103248U (ja) 1982-06-25
JPS5844035Y2 true JPS5844035Y2 (ja) 1983-10-05

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