JPS5843847Y2 - 踏抜き防止ゴム底履物 - Google Patents
踏抜き防止ゴム底履物Info
- Publication number
- JPS5843847Y2 JPS5843847Y2 JP13431981U JP13431981U JPS5843847Y2 JP S5843847 Y2 JPS5843847 Y2 JP S5843847Y2 JP 13431981 U JP13431981 U JP 13431981U JP 13431981 U JP13431981 U JP 13431981U JP S5843847 Y2 JPS5843847 Y2 JP S5843847Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal substrate
- plate
- rubber sole
- constructed
- tensile strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はゴム底履物における中敷き板を柔軟且つ、屈
伸自在と為し、しかも、強力に踏み抜きを防止させるこ
とを目的とする踏抜き防止ゴム底履物に係り、鋼板の如
き抗張力及び剛性を有する金属平板を足形に打ち抜いて
金属基板が構成されていて、その金属基板の長手方向の
足指側に、波状又は鋸歯状等の屈伸し易い連続凹凸皺条
が、折曲げ加工によって、長手方向と略々直交して設け
られていて、その金属基板の上面に、編織又はフェルト
布状に重積した抗張力と剪断強度の大きい芳香族ポリア
ミド繊維布から成る上部重ね布層を一体に重積固着して
中敷き板が構成されていて、又、その中敷き板は、甲被
に被包されていて、その外被の下裾縁は、前記中敷き板
の下側に定着されたゴム底の外周縁に設けられた周設縁
に一体に定着されていることを特徴とし、その実施態様
として、前記中敷き板は、前記金属基板の上、下両面に
、夫々、編織又はフェルト布状に重積した抗張力と剪断
強度の大きい芳香族ポリアミド繊維布から戒る上部及び
下部重ね布層を重積固着させて構成されているものであ
る。
伸自在と為し、しかも、強力に踏み抜きを防止させるこ
とを目的とする踏抜き防止ゴム底履物に係り、鋼板の如
き抗張力及び剛性を有する金属平板を足形に打ち抜いて
金属基板が構成されていて、その金属基板の長手方向の
足指側に、波状又は鋸歯状等の屈伸し易い連続凹凸皺条
が、折曲げ加工によって、長手方向と略々直交して設け
られていて、その金属基板の上面に、編織又はフェルト
布状に重積した抗張力と剪断強度の大きい芳香族ポリア
ミド繊維布から成る上部重ね布層を一体に重積固着して
中敷き板が構成されていて、又、その中敷き板は、甲被
に被包されていて、その外被の下裾縁は、前記中敷き板
の下側に定着されたゴム底の外周縁に設けられた周設縁
に一体に定着されていることを特徴とし、その実施態様
として、前記中敷き板は、前記金属基板の上、下両面に
、夫々、編織又はフェルト布状に重積した抗張力と剪断
強度の大きい芳香族ポリアミド繊維布から戒る上部及び
下部重ね布層を重積固着させて構成されているものであ
る。
従来、ゴム長靴において、釘踏抜き防止の為に、ゴム底
部に鋼中敷き手板を封入することは公知に属している。
部に鋼中敷き手板を封入することは公知に属している。
この従来公知のものでは、その封入鋼板の剛性によって
釘踏抜きを防止できるが、その剛性によって靴の柔軟性
がなくなり、靴の履き王台の自由を失い不便である欠点
がある。
釘踏抜きを防止できるが、その剛性によって靴の柔軟性
がなくなり、靴の履き王台の自由を失い不便である欠点
がある。
又、この欠点を除く為に、底部に屈曲縁を有するアルミ
ニウム金属板を鎖状に連結した保全板をゴム又はスポン
ジゴム底に組込んで踏抜きを防止させるようにすること
も、従来公知である。
ニウム金属板を鎖状に連結した保全板をゴム又はスポン
ジゴム底に組込んで踏抜きを防止させるようにすること
も、従来公知である。
しかし、これでは、スポンジゴム底自体に保全板を組込
んであるために、ゴム底履物の弾褥性が失われて、ゴム
底履物として感触が失なわれると共に、その製作も煩雑
である欠点がある。
んであるために、ゴム底履物の弾褥性が失われて、ゴム
底履物として感触が失なわれると共に、その製作も煩雑
である欠点がある。
これに対して、この出願の考案は、これ等従来のものの
欠点を除去してゴム底履物において、柔軟且つ屈伸自在
にして、踏み抜きを強力に防止させたもので、この出願
の考案によれば、鋼板の如き抗張力及び剛性を有する金
属平板を足形に打ち抜いて金属基板が構成されていて、
その金属基板の長手方向の足指側に、波状又は鋸歯状等
の屈伸し易い連続凹凸皺条が、折曲げ加工によって、長
手方向と略々直交して設けられていて、その金属基板の
上面に、編織又はフェルト布状に重積した抗張力と剪断
強度の大きい芳香族ポリアミド繊維布がら戒る上部重ね
布層を一体に重積固着して中敷き板が構成されているの
で、芳香族ポリアミド繊維布の柔軟性と大抗張力と剪断
強度と、金属基板の屈伸性及びその強度とによって踏み
抜き防止力を強力にすると共に、柔軟性及び屈伸性を増
大させることができることになる。
欠点を除去してゴム底履物において、柔軟且つ屈伸自在
にして、踏み抜きを強力に防止させたもので、この出願
の考案によれば、鋼板の如き抗張力及び剛性を有する金
属平板を足形に打ち抜いて金属基板が構成されていて、
その金属基板の長手方向の足指側に、波状又は鋸歯状等
の屈伸し易い連続凹凸皺条が、折曲げ加工によって、長
手方向と略々直交して設けられていて、その金属基板の
上面に、編織又はフェルト布状に重積した抗張力と剪断
強度の大きい芳香族ポリアミド繊維布がら戒る上部重ね
布層を一体に重積固着して中敷き板が構成されているの
で、芳香族ポリアミド繊維布の柔軟性と大抗張力と剪断
強度と、金属基板の屈伸性及びその強度とによって踏み
抜き防止力を強力にすると共に、柔軟性及び屈伸性を増
大させることができることになる。
すなわち、剛性の金属基板を使用したのに拘らず、柔軟
且つ屈伸自在となると共に、この金属基板に芳香族ポリ
アミド繊維布の重合固着しであるので、その金属基板を
著しく薄くしても、強力性に富む製品が得られることに
なり、又、この出願の考案においては、その中敷き板は
、外被に被包されていて、その外被の下相縁は、前記中
敷き板の下側に定着されたゴム底の外周縁に設けられた
周設縁に一体に定着されているので、中敷き板と、ゴム
底とが外被によって一体にさせたゴム底履物が構成され
ることになって頗る有用である。
且つ屈伸自在となると共に、この金属基板に芳香族ポリ
アミド繊維布の重合固着しであるので、その金属基板を
著しく薄くしても、強力性に富む製品が得られることに
なり、又、この出願の考案においては、その中敷き板は
、外被に被包されていて、その外被の下相縁は、前記中
敷き板の下側に定着されたゴム底の外周縁に設けられた
周設縁に一体に定着されているので、中敷き板と、ゴム
底とが外被によって一体にさせたゴム底履物が構成され
ることになって頗る有用である。
因に、芳香族アリアミド繊維布は、柔軟性に富むと共に
、繊維の絡み合いのために抗張力が大きく、剪断強度が
大きく、釘等の踏み抜きに耐えることになる。
、繊維の絡み合いのために抗張力が大きく、剪断強度が
大きく、釘等の踏み抜きに耐えることになる。
この考案を、図面に示す実施例について次に説明する。
第１図乃至第４図においては、鋼板の如き抗張力及び剛
性を有する金属平板を足形に打ち抜いて金属基板２が構
成されていて、その金属基板２の長手方向の足指側に、
波状又は鋸歯状等の屈伸し易い連続凹凸皺条１，１・・
・・・・が折曲げ加工によって長手方向と略々直交して
設けられていて、その金属基板２の上面６□に、編織又
はフェルト布状に重積した抗張力と剪断強度の大きい芳
香族ポリアミド繊維布から成る上部重ね布層３を一体に
重積固着して中敷き板２′が構成されていて、又、その
中敷き板２′は、外被５にて被包されていると共に、そ
の外被の下相縁は、前記中敷き板２′の下側に定着され
たゴム底４の外周縁に設けられた周設縁に一体に定着さ
れていて、又、第５図におけるように、前記金属基板２
の上、千両面６□、６□に芳香族ポリアミド繊維布から
成る上、下部重ね布層３，３が一体に重積固着して中敷
き板２′が構成されている。
性を有する金属平板を足形に打ち抜いて金属基板２が構
成されていて、その金属基板２の長手方向の足指側に、
波状又は鋸歯状等の屈伸し易い連続凹凸皺条１，１・・
・・・・が折曲げ加工によって長手方向と略々直交して
設けられていて、その金属基板２の上面６□に、編織又
はフェルト布状に重積した抗張力と剪断強度の大きい芳
香族ポリアミド繊維布から成る上部重ね布層３を一体に
重積固着して中敷き板２′が構成されていて、又、その
中敷き板２′は、外被５にて被包されていると共に、そ
の外被の下相縁は、前記中敷き板２′の下側に定着され
たゴム底４の外周縁に設けられた周設縁に一体に定着さ
れていて、又、第５図におけるように、前記金属基板２
の上、千両面６□、６□に芳香族ポリアミド繊維布から
成る上、下部重ね布層３，３が一体に重積固着して中敷
き板２′が構成されている。
又、前記金属基板２の屈伸用連続凹凸皺条１゜１・・・
・・・は、第２図、第３図、第４図、第５図におけるよ
うに足指側の前方に設けるか、第６図、第７図に示すよ
うに足指近くの中央に適宜設けられる。
・・・は、第２図、第３図、第４図、第５図におけるよ
うに足指側の前方に設けるか、第６図、第７図に示すよ
うに足指近くの中央に適宜設けられる。
図面において、７は内布を示す。
第１図はこの考案の中敷き板を施したゴム長靴の一実施
例の斜視図、第２図は第１図Ａ部拡大縦断面図、第３図
は第２図Ｂ部拡大平面図、第４図は第３図Ｉ−Ｉ線断面
図、第５図は他の実施例の拡大縦断面図、第６図は別の
実施例の平面図、第７図は第６図ＩＩ −ＩＩ線断面図
を示す。 図中、同一符号は同一部分又は均等部分を示し、１は屈
伸用連続凹凸皺条、２は金属基板、２′は中敷き板、３
，３は芳香族ポリアミド繊維布から戊る上、下部重ね布
層、４はゴム底、５は外被、６．．６□は金属基板２の
上面、下面を示す。
例の斜視図、第２図は第１図Ａ部拡大縦断面図、第３図
は第２図Ｂ部拡大平面図、第４図は第３図Ｉ−Ｉ線断面
図、第５図は他の実施例の拡大縦断面図、第６図は別の
実施例の平面図、第７図は第６図ＩＩ −ＩＩ線断面図
を示す。 図中、同一符号は同一部分又は均等部分を示し、１は屈
伸用連続凹凸皺条、２は金属基板、２′は中敷き板、３
，３は芳香族ポリアミド繊維布から戊る上、下部重ね布
層、４はゴム底、５は外被、６．．６□は金属基板２の
上面、下面を示す。
Claims (2)
- （１）鋼板の如き抗張力及び剛性を有する金属平板を足
形に打ち抜いて金属基板が構成されていて、その金属基
板の長手方向の足指側に、波状又は鋸歯状等の屈伸し易
い連続凹凸皺条が、折曲げ加工によって、長手方向と略
々直交して設けられていて、その金属基板の上面に、編
織又はフェルト布状に重積した抗張力と剪断強度の大き
い芳香族ボッアミド繊維布から成る上部重ね布層を一体
に重積固着して中敷き板が構成されていて、又、その中
敷き板は、外被に、被包されていて、その外被の下裾縁
は、前記中敷き板の下側に定着されたゴム底の外周縁に
設けられた周設縁に一体に定着されていることを特徴と
する踏抜き防止ゴム底履物。 - （２）前記中敷き板は、前記金属基板の上、下両面に、
夫々、編織又はフェルト布状に重積した抗張力と剪断強
度の大きい芳香族ポリアミド繊維布から戊る上部及び下
部重ね布層を重積固着させて構成されている実用新案登
録請求の範囲第１項記載の踏抜き防止ゴム底履物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13431981U JPS5843847Y2 (ja) | 1981-09-11 | 1981-09-11 | 踏抜き防止ゴム底履物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13431981U JPS5843847Y2 (ja) | 1981-09-11 | 1981-09-11 | 踏抜き防止ゴム底履物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5841205U JPS5841205U (ja) | 1983-03-18 |
| JPS5843847Y2 true JPS5843847Y2 (ja) | 1983-10-04 |
Family
ID=29927747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13431981U Expired JPS5843847Y2 (ja) | 1981-09-11 | 1981-09-11 | 踏抜き防止ゴム底履物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5843847Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60158403U (ja) * | 1984-03-29 | 1985-10-22 | 帝国繊維株式会社 | 踏抜き防止ゴム底履物 |
| JP2005278883A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Kimura Kk | 踏み抜き防止靴およびそれに用いる中敷の製造方法 |
| JP6058892B2 (ja) * | 2012-01-13 | 2017-01-11 | シバタ工業株式会社 | 安全長靴 |
-
1981
- 1981-09-11 JP JP13431981U patent/JPS5843847Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5841205U (ja) | 1983-03-18 |
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