JPS5843566B2 - 内燃機関のヘリカル型吸気ポ−ト - Google Patents
内燃機関のヘリカル型吸気ポ−トInfo
- Publication number
- JPS5843566B2 JPS5843566B2 JP54076698A JP7669879A JPS5843566B2 JP S5843566 B2 JPS5843566 B2 JP S5843566B2 JP 54076698 A JP54076698 A JP 54076698A JP 7669879 A JP7669879 A JP 7669879A JP S5843566 B2 JPS5843566 B2 JP S5843566B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall surface
- spiral
- inlet passage
- intake port
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B31/00—Modifying induction systems for imparting a rotation to the charge in the cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F1/42—Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads
- F02F1/4228—Helically-shaped channels
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B1/00—Engines characterised by fuel-air mixture compression
- F02B1/02—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
- F02B1/04—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は内燃機関のヘリカル型吸気ポートに関する。
従来より特にディーゼル機関においては吸気行程時に燃
焼室内に強力な旋回流を発生するためにほぼまっすぐに
延びる入口通路部と渦巻部とにより構成されるヘリカル
型吸気ポートが使用されている。
焼室内に強力な旋回流を発生するためにほぼまっすぐに
延びる入口通路部と渦巻部とにより構成されるヘリカル
型吸気ポートが使用されている。
しかしながらこのようなヘリカル型吸気ポートをガソリ
ン機関に応用し、機関低速運転時に必要な旋回流を燃焼
室内に発生できるようにディーゼル機関用ヘリカル型吸
気ポートに若干の変更を加えただけではガソリン機関の
使用回転数はディーゼル機関に比べてはるかに高いため
にヘリカル型吸気ポート内を流れる混合気の流れ抵抗が
大きくなり、斯くして機関高速高負荷運転時における充
填効率が低下するという問題がある。
ン機関に応用し、機関低速運転時に必要な旋回流を燃焼
室内に発生できるようにディーゼル機関用ヘリカル型吸
気ポートに若干の変更を加えただけではガソリン機関の
使用回転数はディーゼル機関に比べてはるかに高いため
にヘリカル型吸気ポート内を流れる混合気の流れ抵抗が
大きくなり、斯くして機関高速高負荷運転時における充
填効率が低下するという問題がある。
機関高速高負荷運転時における高い充填効率を確保しつ
つ機関低速運転時に強力な旋回流を発生せしめることの
できるヘリカル型吸気ポートとして、はぼまっすぐに延
びる入口通路部と渦巻部とにより構成され、該入口通路
部を形成する周壁面のうちで渦巻部渦巻軸線側に位置す
る入口通路側壁面を下方に向いた傾斜面に形成したヘリ
カル型吸気ポートが本出願人により出願された特願昭５
３−１１６６６６号明細書に開示されている。
つ機関低速運転時に強力な旋回流を発生せしめることの
できるヘリカル型吸気ポートとして、はぼまっすぐに延
びる入口通路部と渦巻部とにより構成され、該入口通路
部を形成する周壁面のうちで渦巻部渦巻軸線側に位置す
る入口通路側壁面を下方に向いた傾斜面に形成したヘリ
カル型吸気ポートが本出願人により出願された特願昭５
３−１１６６６６号明細書に開示されている。
このヘリカル型吸気ポートでは、吸気弁ステムガイドを
支持するためにほぼ一様の半径方向肉厚を有する円筒状
突起が渦巻部上部内壁面上に突出形成され、この円筒状
突起の周壁面に上述の頃斜面の上半分が滑らかに接続さ
れている。
支持するためにほぼ一様の半径方向肉厚を有する円筒状
突起が渦巻部上部内壁面上に突出形成され、この円筒状
突起の周壁面に上述の頃斜面の上半分が滑らかに接続さ
れている。
従って入口通路部内に吸入された混合気は円筒状突起周
りの渦巻部上壁面に沿って旋回し、それによって渦巻部
内に旋回流が発生せしめられる。
りの渦巻部上壁面に沿って旋回し、それによって渦巻部
内に旋回流が発生せしめられる。
しかしながらこのヘリカル型吸気ポートでは渦巻部上壁
面と上述の円筒状突起間に形成される混合気流通路の巾
が比較的広く、従って円筒状突起の周りを流れる混合気
の流速をさほど速めることができないために十分に強力
な旋回流を発生できないという問題がある。
面と上述の円筒状突起間に形成される混合気流通路の巾
が比較的広く、従って円筒状突起の周りを流れる混合気
の流速をさほど速めることができないために十分に強力
な旋回流を発生できないという問題がある。
本発明は高速高負荷運転時における高い充填効率を確保
しつつ低速運転時において一層強力な旋回流を燃焼室内
に発生せしめることのできるヘリカル型吸気ポートを提
供することにある。
しつつ低速運転時において一層強力な旋回流を燃焼室内
に発生せしめることのできるヘリカル型吸気ポートを提
供することにある。
以下添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第１図並びに第２図を参照すると、１はシリンダブロッ
ク、２はシリンダブロック１内で往復運動するピストン
、３はシリンダブロック１上に固定されたシリンダヘッ
ド、４はピストン２とシリンダヘッド３間に形成された
燃焼室、５は吸気弁６はシリンダヘッド３内に形成され
たヘリカル型吸気ポート、７は排気弁、８はシリンダヘ
ッド３内に形成された排気ポート、９は点火栓を夫々示
す。
ク、２はシリンダブロック１内で往復運動するピストン
、３はシリンダブロック１上に固定されたシリンダヘッ
ド、４はピストン２とシリンダヘッド３間に形成された
燃焼室、５は吸気弁６はシリンダヘッド３内に形成され
たヘリカル型吸気ポート、７は排気弁、８はシリンダヘ
ッド３内に形成された排気ポート、９は点火栓を夫々示
す。
なお第１図に示されるようにヘリカル型吸気ポート５の
上壁面上には弁ステムガイド１０を保持するために下方
に突出する筒状突起１１が一体形成され、この筒状突起
１１の先端部から弁ステムガイド１０の先端部が突出す
る。
上壁面上には弁ステムガイド１０を保持するために下方
に突出する筒状突起１１が一体形成され、この筒状突起
１１の先端部から弁ステムガイド１０の先端部が突出す
る。
第９図に示されるようにこの筒状突起１１の周壁面１１
ａは下方内向きにわずかに傾斜しており、また第４図並
びに第９図に示されるように渦巻軸線すと周壁面１１ａ
の上縁部との距離をＳとし、渦巻軸線すを通って吸気ポ
ート開口端部６ａ横断面に平行な直線をｙとすると、上
述の距離Ｓは渦巻開始地点Ｔから渦巻方向Ｃに向けて徐
々に大きくなって上述の直線ｙと周壁面１１ａの上縁部
との交点Ｗ付近で最大となり、次いでこの距離Ｓは渦巻
方向Ｃに向けて急速に小さくなる。
ａは下方内向きにわずかに傾斜しており、また第４図並
びに第９図に示されるように渦巻軸線すと周壁面１１ａ
の上縁部との距離をＳとし、渦巻軸線すを通って吸気ポ
ート開口端部６ａ横断面に平行な直線をｙとすると、上
述の距離Ｓは渦巻開始地点Ｔから渦巻方向Ｃに向けて徐
々に大きくなって上述の直線ｙと周壁面１１ａの上縁部
との交点Ｗ付近で最大となり、次いでこの距離Ｓは渦巻
方向Ｃに向けて急速に小さくなる。
第９図並びに第４図に前述の特願昭５３−１１６６６６
号明細書に開示された筒状突起周壁面並びにその上縁部
を破線Ｍ並びにＮで夫々示す。
号明細書に開示された筒状突起周壁面並びにその上縁部
を破線Ｍ並びにＮで夫々示す。
第４図並びに第９図から破線で示される上記特願昭５３
−１１６６６６号明細書に開示された筒状突起の肉厚に
比べて本発明における筒状突起１１の横方向肉厚は特に
交点Ｗの付近において大巾に厚く形成されていることが
わかる。
−１１６６６６号明細書に開示された筒状突起の肉厚に
比べて本発明における筒状突起１１の横方向肉厚は特に
交点Ｗの付近において大巾に厚く形成されていることが
わかる。
なお、図示しない気化器において形成された混合気は吸
気行程時にヘリカル型吸気ポート６並びに吸気弁５を介
して燃焼室４内に導入され、次いでこの混合気は圧縮行
程末期に点火栓９により着火される。
気行程時にヘリカル型吸気ポート６並びに吸気弁５を介
して燃焼室４内に導入され、次いでこの混合気は圧縮行
程末期に点火栓９により着火される。
第３図から第６図は第１図のヘリカル型吸気ポート６の
形状を図解的に示す。
形状を図解的に示す。
本発明によるヘリカル型吸気ポート６は第４図に示され
るように吸気ポート軸線がわずかに彎曲した入口通路部
Ａと渦巻部Ｂとにより横取される。
るように吸気ポート軸線がわずかに彎曲した入口通路部
Ａと渦巻部Ｂとにより横取される。
入口通路部Ａの開口端部は第７図に示されるように矩形
状に形成され、一方渦巻部Ｂの混合気出口部１３は渦巻
部Ｂの渦巻軸線すと中心とする円筒状に形成される。
状に形成され、一方渦巻部Ｂの混合気出口部１３は渦巻
部Ｂの渦巻軸線すと中心とする円筒状に形成される。
第１図に示すように渦巻軸線ｂ１即ち吸気弁の軸線はシ
リンダ軸線に対してほぼ２３度程度傾斜しており、一方
入口通路部Ａはほぼ水平方向に延びる。
リンダ軸線に対してほぼ２３度程度傾斜しており、一方
入口通路部Ａはほぼ水平方向に延びる。
入口通路部Ａの渦巻軸線から離れた方の第１側壁面１４
はほぼ垂直に配置さ札この側壁面１４は渦巻軸線すを中
心として彎曲する渦巻部Ｂの側壁面１５に滑らかに接続
する。
はほぼ垂直に配置さ札この側壁面１４は渦巻軸線すを中
心として彎曲する渦巻部Ｂの側壁面１５に滑らかに接続
する。
この側壁面１５は第６図或いは第９図に示されるように
円筒状出口部１３よりも外方に膨出しており、更にこの
側壁面１５は側壁面１５と渦巻軸線すとの距離Ｒが始め
はほぼ一定であるが矢印Ｃで示す渦巻方向に行くに従っ
て徐々に小さくなりかつ渦巻終端部Ｅにおいて円筒状出
口部１３の半径ｒとほぼ等しくなるように形成される。
円筒状出口部１３よりも外方に膨出しており、更にこの
側壁面１５は側壁面１５と渦巻軸線すとの距離Ｒが始め
はほぼ一定であるが矢印Ｃで示す渦巻方向に行くに従っ
て徐々に小さくなりかつ渦巻終端部Ｅにおいて円筒状出
口部１３の半径ｒとほぼ等しくなるように形成される。
一方、入口通路部Ａの渦巻軸線すに近い方の第２側壁面
１６の上方側壁面部分は下方を向いた傾斜面１６ａに形
成され、この傾斜面１６ａの巾は渦巻部Ｂに近づくに従
って広くなって入口通路部Ａと渦巻部Ｂとの接続部、即
ち渦巻開始地点Ｔにおいては第８図に示すように第２側
壁面１６の全体が下方に向いた傾斜面１６ａに形成され
る。
１６の上方側壁面部分は下方を向いた傾斜面１６ａに形
成され、この傾斜面１６ａの巾は渦巻部Ｂに近づくに従
って広くなって入口通路部Ａと渦巻部Ｂとの接続部、即
ち渦巻開始地点Ｔにおいては第８図に示すように第２側
壁面１６の全体が下方に向いた傾斜面１６ａに形成され
る。
従って渦巻開始地点Ｔにおける入口通路部Ａの断面形状
はほぼ台形状をなす。
はほぼ台形状をなす。
傾斜面１６ａの上半分は第１図に示す筒状突起１１の周
壁面１１ａの最大肉厚部まで延設されて周壁面１１ａの
最大肉厚部に滑らかに接続され、一方傾斜面１６ａの下
半分は渦巻部Ｂの渦巻終端部Ｅにおいて渦巻部Ｂの側壁
面１５に接続される。
壁面１１ａの最大肉厚部まで延設されて周壁面１１ａの
最大肉厚部に滑らかに接続され、一方傾斜面１６ａの下
半分は渦巻部Ｂの渦巻終端部Ｅにおいて渦巻部Ｂの側壁
面１５に接続される。
入口通路部Ａの上壁面１７は第１図並びに第５図に示す
ように入口通路部Ａの開口端部から渦巻部Ｂに向けてほ
ぼ水平に延び、次いで渦巻部Ｂの上壁面１８は渦巻方向
Ｃ（第４図）に沿って徐々に下降し、次いでこの傾斜上
壁面１８は入口通路部Ａの傾斜面１６ａに接続する。
ように入口通路部Ａの開口端部から渦巻部Ｂに向けてほ
ぼ水平に延び、次いで渦巻部Ｂの上壁面１８は渦巻方向
Ｃ（第４図）に沿って徐々に下降し、次いでこの傾斜上
壁面１８は入口通路部Ａの傾斜面１６ａに接続する。
前述したように入口通路部Ａの傾斜面１６ａの巾が渦巻
部Ｂに向けて徐々に広がるように形成されているので入
口通路部Ａの土壁面１７の巾は渦巻部Ｂに近づくに従っ
て徐々に狭くなり、一方、渦巻部Ｂの上壁面１８の巾は
渦巻開始地点から渦巻方向Ｃに向けて交点Ｗに達するま
で徐々に狭くなり、次いでこの交点を越えると上壁面１
８の巾は１時的に広くなり、次いで渦巻終端部Ｅに向け
て再び徐々に狭くなる。
部Ｂに向けて徐々に広がるように形成されているので入
口通路部Ａの土壁面１７の巾は渦巻部Ｂに近づくに従っ
て徐々に狭くなり、一方、渦巻部Ｂの上壁面１８の巾は
渦巻開始地点から渦巻方向Ｃに向けて交点Ｗに達するま
で徐々に狭くなり、次いでこの交点を越えると上壁面１
８の巾は１時的に広くなり、次いで渦巻終端部Ｅに向け
て再び徐々に狭くなる。
従って第４図に示されるように筒状突起１１の周壁面１
１ａの最大肉厚部と渦巻部Ｂの側壁面１５間には狭窄部
Ｆが形成され、渦巻部Ｂの上壁面１Ｂの巾は狭窄部Ｆを
堺として入口通路部Ａおよび渦巻方向Ｃの双方に向けて
拡開する。
１ａの最大肉厚部と渦巻部Ｂの側壁面１５間には狭窄部
Ｆが形成され、渦巻部Ｂの上壁面１Ｂの巾は狭窄部Ｆを
堺として入口通路部Ａおよび渦巻方向Ｃの双方に向けて
拡開する。
第１図並びに第５図に示すように入口通路部Ａの下壁面
１９は上壁面１７とほぼ平行をなして渦巻部Ｂに向けて
ほぼ水平に延び、次いで第１図に示されるように滑らか
な曲壁面２０を経て円筒状出口部１３に接続される。
１９は上壁面１７とほぼ平行をなして渦巻部Ｂに向けて
ほぼ水平に延び、次いで第１図に示されるように滑らか
な曲壁面２０を経て円筒状出口部１３に接続される。
なお、第４図かられかるように下壁面１９の巾は渦巻部
Ｂに近づくに従って徐々に狭くなる。
Ｂに近づくに従って徐々に狭くなる。
機関運転時、入口通路部Ａ内に送り込まれた混合気の一
部は第１図において矢印にで示すように上壁面１７．１
８に沿って進行し、他の混合気は入口通路部Ａの傾斜面
１６ａに衝突して下向きの力を与えられて第１図におい
て矢印りに示すように旋回することなく円筒状出口部１
３内に流入する。
部は第１図において矢印にで示すように上壁面１７．１
８に沿って進行し、他の混合気は入口通路部Ａの傾斜面
１６ａに衝突して下向きの力を与えられて第１図におい
て矢印りに示すように旋回することなく円筒状出口部１
３内に流入する。
第４図に示されるように上壁面１７．１８の巾は狭窄部
Ｆに向けて徐々に狭くなるために上壁面１７．１８に沿
って流れる混合気の流路は次第に狭ばまり、斯くして混
合気流は増速されつつ狭窄部Ｆに向かう。
Ｆに向けて徐々に狭くなるために上壁面１７．１８に沿
って流れる混合気の流路は次第に狭ばまり、斯くして混
合気流は増速されつつ狭窄部Ｆに向かう。
次いでこの狭窄部を通過すると混合気流は筒状突起周壁
面１１ａによって矢印Ｚで示すように強制的に渦巻部Ｂ
の側壁面１５上に押しやられ、斯くして上壁面１７．１
８に沿って狭窄部Ｆに向かってきた混合気全体が側壁面
１５に沿って渦巻方向Ｃに旋回することになる。
面１１ａによって矢印Ｚで示すように強制的に渦巻部Ｂ
の側壁面１５上に押しやられ、斯くして上壁面１７．１
８に沿って狭窄部Ｆに向かってきた混合気全体が側壁面
１５に沿って渦巻方向Ｃに旋回することになる。
斯くして渦巻部Ｂ内には旋回しつつ下降する旋回流が発
生せしめられ、この旋回流によって第１図において矢印
りで示すように円筒状出口部１３内に流入した混合気に
旋回流が与えられることになる。
生せしめられ、この旋回流によって第１図において矢印
りで示すように円筒状出口部１３内に流入した混合気に
旋回流が与えられることになる。
次いで旋回しつつ下降する旋回流は円筒状出口部１３の
内壁面に沿って何ら抵抗を受けることなく滑らかに旋回
することにより渦巻軸線す回りの強力な旋回流が円筒状
出口部１３において形成されることになる。
内壁面に沿って何ら抵抗を受けることなく滑らかに旋回
することにより渦巻軸線す回りの強力な旋回流が円筒状
出口部１３において形成されることになる。
次いでこの旋回混合気は吸気弁５とその弁座間に形成さ
れた隙間を通して燃焼室４内に流入し、燃焼室４内に強
力な旋回流を発生せしめることになる。
れた隙間を通して燃焼室４内に流入し、燃焼室４内に強
力な旋回流を発生せしめることになる。
前記特願昭５３−１１６６６６号明細書に記載されたヘ
リカル型吸気ポートのように、即ち第４図および第９図
において夫々破線Ｎ、Ｍで示すように筒状突起１１がほ
ぼ円部状をなす場合には渦巻部側壁面１５と筒状突起１
１間の間隔が比較的広いために筒状突起１１周りを流れ
る混合気流の増速作用が十分に行なわれず、斯くしてさ
ほど強力な旋回流を得ることができない。
リカル型吸気ポートのように、即ち第４図および第９図
において夫々破線Ｎ、Ｍで示すように筒状突起１１がほ
ぼ円部状をなす場合には渦巻部側壁面１５と筒状突起１
１間の間隔が比較的広いために筒状突起１１周りを流れ
る混合気流の増速作用が十分に行なわれず、斯くしてさ
ほど強力な旋回流を得ることができない。
しかしながら本発明によるヘリカル型吸気ポート６では
交点Ｗ（第４図）付近において筒状突起１１が肉厚に形
成されてそるので渦巻部側壁面１５と筒状突起１１間の
間隔が狭くなっている。
交点Ｗ（第４図）付近において筒状突起１１が肉厚に形
成されてそるので渦巻部側壁面１５と筒状突起１１間の
間隔が狭くなっている。
その結果、筒状突起１１周りを流れる混合気流が十分に
増速され、しかも増速された混合気流が渦巻部Ｂの側壁
面１５に沿って同一方向に旋回せしめられるので機関低
速運転時であっても燃焼室４内に強力な旋回流を発生せ
しめることができる。
増速され、しかも増速された混合気流が渦巻部Ｂの側壁
面１５に沿って同一方向に旋回せしめられるので機関低
速運転時であっても燃焼室４内に強力な旋回流を発生せ
しめることができる。
また上述したように傾斜面１６ａを設けることによって
入口通路部Ａ内に送り込まれた混合気の一部は通常の吸
気ポート内を流れる混合気と同様に旋回することなく滑
らかな曲壁面２０に沿って円筒状出口部１３内に流入す
るために流入抵抗は小さくなり、斯くして高速高負荷運
転時においても充填効率が低下することはない。
入口通路部Ａ内に送り込まれた混合気の一部は通常の吸
気ポート内を流れる混合気と同様に旋回することなく滑
らかな曲壁面２０に沿って円筒状出口部１３内に流入す
るために流入抵抗は小さくなり、斯くして高速高負荷運
転時においても充填効率が低下することはない。
以上述べたように本発明によれば新規な形状のヘリカル
型吸気ポートによって機関高速高負荷運転時における高
い充填効率を確保しつつ機関低負荷運転時に強力な旋回
流を燃焼室内に発生させることができる。
型吸気ポートによって機関高速高負荷運転時における高
い充填効率を確保しつつ機関低負荷運転時に強力な旋回
流を燃焼室内に発生させることができる。
第１図は本発明によるヘリカル型吸気ポートを具えた内
燃機関の側面断面図、第２図は第１図の■−■線に沿っ
てみた断面図、第３図は第１図のヘリカル型吸気ポート
の形状を示す斜視図、第４図は第３図の矢印■に沿って
みた平面図、第５図は第３図の矢印■に沿ってみた側面
図、第６図は第３図の矢印■に沿ってみた側面図、第７
図は第４図の■−■線に沿ってみた断面図、第８図は第
４図の■−■線に沿ってみた断面図、第９図は第４図の
Ｎ−ＩＸ線に沿ってみた断面図である。 ６・・・・・・ヘリカル型吸気ポート、１１・−・・・
・筒状突起、１１ａ・・・・・・周壁面、１３・・・・
・・円筒状出口部、１４．１５，１６・・・・・・側壁
面、１６ａ・・・・・・傾斜面、１７．１８・・・・・
・上壁面、１９・・・・・・下壁面。
燃機関の側面断面図、第２図は第１図の■−■線に沿っ
てみた断面図、第３図は第１図のヘリカル型吸気ポート
の形状を示す斜視図、第４図は第３図の矢印■に沿って
みた平面図、第５図は第３図の矢印■に沿ってみた側面
図、第６図は第３図の矢印■に沿ってみた側面図、第７
図は第４図の■−■線に沿ってみた断面図、第８図は第
４図の■−■線に沿ってみた断面図、第９図は第４図の
Ｎ−ＩＸ線に沿ってみた断面図である。 ６・・・・・・ヘリカル型吸気ポート、１１・−・・・
・筒状突起、１１ａ・・・・・・周壁面、１３・・・・
・・円筒状出口部、１４．１５，１６・・・・・・側壁
面、１６ａ・・・・・・傾斜面、１７．１８・・・・・
・上壁面、１９・・・・・・下壁面。
Claims (1)
- １ はぼまっすぐに延びる入口通路部と渦巻部とにより
構成されたヘリカル型吸気ポートであって、該入口通路
部が渦巻部渦巻軸線から離れた側に位置するほぼ垂直配
置の第１側壁面と、該渦巻軸線側に位置しかつ該第１側
壁面に対面するほぼ垂直配置の第２側壁面と、はぼ水平
面内を延びる土壁面および下壁面とにより構成され、そ
れによって該入口通路部が全長に亘ってほぼ矩形断面形
状を有するヘリカル型吸気ポートを具備した内燃機関に
おいて、上記渦巻軸線側に位置する第２側壁面の上方部
を下向きの傾斜面に形成すると共に該傾斜面の巾を上記
渦巻部に近づくにつれて次第に広くしかつ渦巻開始地点
における第２側壁面のほぼ全体を下向きの傾斜面に形成
して該渦巻開始地点における入口通路部の断面形状を上
壁面の巾が下壁面の巾よりも狭い台形状に形成し、吸気
弁ステムガイドを支持するために該渦巻部の土壁面から
下方に突出して該弁ステムガイド周りを包囲する筒状突
起の横方向肉厚を渦巻開始地点から渦巻方向に向けて徐
々に厚くすると共に該入口通路部の開口端横断面に平行
でかつ上記渦巻軸線を通る直線が該筒状突起周壁面と渦
巻開始地点側において互いに交わる交点付近において最
大肉厚となるように形成して上記傾斜面を該筒状突起の
最大肉厚周壁面まで延設し、該最大肉厚周壁面と渦巻部
側壁面間に狭窄部を形成すると共に該狭窄部を堺として
渦巻部上壁面の巾を入口通路部および渦巻方向の双方に
向けて拡開するようにした内燃機関のヘリカル型吸気ポ
ート。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54076698A JPS5843566B2 (ja) | 1979-06-20 | 1979-06-20 | 内燃機関のヘリカル型吸気ポ−ト |
| US06/072,159 US4308832A (en) | 1979-06-20 | 1979-09-05 | Helically shaped intake port of an internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54076698A JPS5843566B2 (ja) | 1979-06-20 | 1979-06-20 | 内燃機関のヘリカル型吸気ポ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS562422A JPS562422A (en) | 1981-01-12 |
| JPS5843566B2 true JPS5843566B2 (ja) | 1983-09-28 |
Family
ID=13612707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54076698A Expired JPS5843566B2 (ja) | 1979-06-20 | 1979-06-20 | 内燃機関のヘリカル型吸気ポ−ト |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4308832A (ja) |
| JP (1) | JPS5843566B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5874827A (ja) * | 1981-10-29 | 1983-05-06 | Nissan Motor Co Ltd | 内燃機関の吸気ポ−ト |
| JPS58195016A (ja) * | 1982-05-11 | 1983-11-14 | Toyota Motor Corp | ヘリカル型吸気ポ−ト |
| AU542150B2 (en) * | 1982-09-08 | 1985-02-07 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Helical intake port |
| JP3562165B2 (ja) * | 1996-09-17 | 2004-09-08 | 日産自動車株式会社 | ディーゼルエンジンの吸気ポート |
| US6109234A (en) * | 1998-10-16 | 2000-08-29 | Ford Global Technologies, Inc. | Cylinder head intake system |
| IT1305199B1 (it) * | 1998-11-23 | 2001-04-10 | Fiat Auto Spa | Motore alternativo a combustione interna, particolarmente del tipo adiniezione diretta, e condotto d'aspirazione di riempimento di un suo |
| JP3523529B2 (ja) * | 1999-06-15 | 2004-04-26 | 株式会社クボタ | エンジンのダイレクト型吸気ポート、およびヘリカル型吸気ポート |
| US7556031B2 (en) | 2005-12-12 | 2009-07-07 | Global Sustainability Technologies, LLC | Device for enhancing fuel efficiency of and/or reducing emissions from internal combustion engines |
| US7412974B2 (en) * | 2005-12-12 | 2008-08-19 | Gas Gorilla, Llc | Device for enhancing fuel efficiency of internal combustion engines |
Family Cites Families (7)
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|---|---|---|---|---|
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| DE1291945B (de) * | 1964-04-25 | 1969-04-03 | Motoren Werke Mannheim Ag | Einlasskanal fuer Brennkraftmaschinen, insbesondere Dieselmaschinen |
| US3273551A (en) * | 1964-09-30 | 1966-09-20 | Gen Motors Corp | Cylinder inlet passage for an internal combustion engine |
| DE1956351B2 (de) * | 1969-11-08 | 1977-11-17 | Süddeutsche Bremsen-AG, 8000 München | Drallerzeugender einlasskanal |
| CH524763A (de) * | 1970-06-05 | 1972-06-30 | Saurer Ag Adolph | Zylinderkopf einer Kolbenbrennkraftmaschine mit Lufteinlasskanal |
| AT336347B (de) * | 1973-06-08 | 1977-04-25 | List Hans | Brennkraftmaschine, insbesondere dieselmotor |
| US3945363A (en) * | 1973-08-28 | 1976-03-23 | Elsbett L | Reciprocating piston internal combustion engine with twist forming conduit means, especially in the intake system thereof |
-
1979
- 1979-06-20 JP JP54076698A patent/JPS5843566B2/ja not_active Expired
- 1979-09-05 US US06/072,159 patent/US4308832A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS562422A (en) | 1981-01-12 |
| US4308832A (en) | 1982-01-05 |
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