JPS5843453B2 - ストリップ温度制御方法 - Google Patents
ストリップ温度制御方法Info
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- JPS5843453B2 JPS5843453B2 JP53156728A JP15672878A JPS5843453B2 JP S5843453 B2 JPS5843453 B2 JP S5843453B2 JP 53156728 A JP53156728 A JP 53156728A JP 15672878 A JP15672878 A JP 15672878A JP S5843453 B2 JPS5843453 B2 JP S5843453B2
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- cooling
- strip
- air volume
- jet
- furnace
- Prior art date
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D11/00—Process control or regulation for heat treatments
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
- Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、多数のジェットクーラまたはバーナなどでス
トリップを通板中に冷却またハ加熱する設備におけるス
トリップの温度制御方法に関する。
トリップを通板中に冷却またハ加熱する設備におけるス
トリップの温度制御方法に関する。
連続焼純ライン等金属ストリップの連続熱処理設備では
ストリップの通板性を良好に保つことが甚だ困難である
。
ストリップの通板性を良好に保つことが甚だ困難である
。
その理由は炉内では急速に加熱、冷却が行なわれるため
ス)+Jツブの板幅方向の温度分布が一定にならず各部
のストリップの伸びが一様でないためにストリップQ長
手方向に平行なしわが出来、このしわがヘルパーロール
又はハースロール等と呼ばれるストリップ搬送用のロー
ルに巻き込まれるとストリップはしわ部分が折り込まれ
て(=状になる)しまい、板破断が起って通板不能にな
るか、形状不良が発生し通板速度の低下なよぎなくされ
る。
ス)+Jツブの板幅方向の温度分布が一定にならず各部
のストリップの伸びが一様でないためにストリップQ長
手方向に平行なしわが出来、このしわがヘルパーロール
又はハースロール等と呼ばれるストリップ搬送用のロー
ルに巻き込まれるとストリップはしわ部分が折り込まれ
て(=状になる)しまい、板破断が起って通板不能にな
るか、形状不良が発生し通板速度の低下なよぎなくされ
る。
この現象は加熱もしくは冷却が急激である場合、即ちス
トリップ温度の変化率が高い場合に発生し易い。
トリップ温度の変化率が高い場合に発生し易い。
本発明は連続焼鈍ラインなど金属ストリップの連続熱処
理設備の加熱、冷却炉において、加熱、冷却速度を緩漫
にすることにより以上に述べた現象(以後この現象なヒ
ートバックルと称す)を防止せんとするものである。
理設備の加熱、冷却炉において、加熱、冷却速度を緩漫
にすることにより以上に述べた現象(以後この現象なヒ
ートバックルと称す)を防止せんとするものである。
ストリップの連続焼鈍炉は一般に加熱帯、均熱帯、冷却
帯で構成されており被熱処理ストリップの品質面から定
められた特有の熱サイクルを高精度に実行することが要
求されている。
帯で構成されており被熱処理ストリップの品質面から定
められた特有の熱サイクルを高精度に実行することが要
求されている。
連続焼鈍炉における冷却装置としては冷風をストリップ
に吹きつげるジェットクーラが多用される。
に吹きつげるジェットクーラが多用される。
ジェットクーラを用いた連続焼鈍炉板温制御は従来次の
ようにして行なわれていた。
ようにして行なわれていた。
即ち、ジェットクール方式の冷却帯は通常多数のジェッ
トクーラがストリップ通板方向に接続して配置されるこ
とにより構成されており、第1図にその一例を示す。
トクーラがストリップ通板方向に接続して配置されるこ
とにより構成されており、第1図にその一例を示す。
この図は一般的な縦型連続焼鈍炉における冷却帯の概要
を示し、2が冷却帯、1は冷却帯2の前面の炉部、一般
には均熱帯である。
を示し、2が冷却帯、1は冷却帯2の前面の炉部、一般
には均熱帯である。
この均熱帯1を通過したストリップ4は冷却帯2に導び
かへ複数のハースロール3によりつくられた各通板路を
蛇行状に通過して炉外に抜ける。
かへ複数のハースロール3によりつくられた各通板路を
蛇行状に通過して炉外に抜ける。
冷却帯2の各通板路には通板方向に沿って縦続して多数
のジェットクーラ5が配置されており、これらのジェッ
トクー25群を通過する際にストリップ4は冷却される
。
のジェットクーラ5が配置されており、これらのジェッ
トクー25群を通過する際にストリップ4は冷却される
。
冷却帯2における板温制御方法としては一般に被処理ス
トリップ4を目標出口温度迄冷却するに要する操炉設定
値(冷却量)を予測してプロセスに設定する初期設定(
以下プリセットと称す)と、通板速度や入側板温の変動
など検出可能な外乱に対する動的な補償のために操炉設
定値を修正する制御(以下フィードフォワード制御と称
す)と、出側板温を検出して目標値との偏差から動的に
操炉設定値を修正する制御(以下フィードバック制御と
称す)とがある。
トリップ4を目標出口温度迄冷却するに要する操炉設定
値(冷却量)を予測してプロセスに設定する初期設定(
以下プリセットと称す)と、通板速度や入側板温の変動
など検出可能な外乱に対する動的な補償のために操炉設
定値を修正する制御(以下フィードフォワード制御と称
す)と、出側板温を検出して目標値との偏差から動的に
操炉設定値を修正する制御(以下フィードバック制御と
称す)とがある。
従来のプリセットでは材料情報、目標熱サイクル及び通
板速度から演算された所要冷却能力をジェットクーラ5
群に、その炉前面側(入側)又は炉径面側(出側)のも
のから順次オンにし、全体として所要冷却能力となるよ
うにして割り当てている。
板速度から演算された所要冷却能力をジェットクーラ5
群に、その炉前面側(入側)又は炉径面側(出側)のも
のから順次オンにし、全体として所要冷却能力となるよ
うにして割り当てている。
この様にして得られたプリセットパターンの1例を第3
図ateに示す。
図ateに示す。
同図は全体で29台のジェットクーラ1〜29(1〜2
9は炉尻側から順次付されたゾーン番号でここではジェ
ットクーラ番号である。
9は炉尻側から順次付されたゾーン番号でここではジェ
ットクーラ番号である。
)にて構成された冷却帯を横方向に展開して示し、29
台の内19台で目標能力が得られると予測された場合の
プリセットパターンを示している。
台の内19台で目標能力が得られると予測された場合の
プリセットパターンを示している。
aはこのブリセットハターン’dP後面側Bから割り振
った場合であり、100q6で示したA1−19がオン
(稼動)の、0優で示したA20〜29がオフ(非稼動
)のジェットクーラである。
った場合であり、100q6で示したA1−19がオン
(稼動)の、0優で示したA20〜29がオフ(非稼動
)のジェットクーラである。
第3図すは冷却帯内に存在するストリップの長さ方向板
温分布を示しており、実線で示したのがaのプリセット
パターン時の板温分布である。
温分布を示しており、実線で示したのがaのプリセット
パターン時の板温分布である。
これを見てわかる様にジェットクーラが運転していない
420〜29では自然冷却であるため板温は徐々に下降
するだけであるが、ジェットクーラが運転しているA1
9ゾーンに銅帯が来ると急激に板温降下が起こり、その
温度勾配は炉尻側に行くに従ってだんだん緩漫になって
くる。
420〜29では自然冷却であるため板温は徐々に下降
するだけであるが、ジェットクーラが運転しているA1
9ゾーンに銅帯が来ると急激に板温降下が起こり、その
温度勾配は炉尻側に行くに従ってだんだん緩漫になって
くる。
これはジェットクーラによって吹きつけられる空気の温
度ははg一定であるため炉前面側に近い程吹きつげられ
る空気と被熱処理材であるストリップの板温との温度差
が大きく、高い冷却効率が得られるためである。
度ははg一定であるため炉前面側に近い程吹きつげられ
る空気と被熱処理材であるストリップの板温との温度差
が大きく、高い冷却効率が得られるためである。
このため第3図a、bの例では419.18ゾーンが特
に高い温度勾配を示している。
に高い温度勾配を示している。
これでも温度勾配は緩い方d第3図eのようにプリセッ
トを炉前面側から割り振った場合は先頭のA29.28
ゾーンの板温勾配はaの場合のA19,18ゾーンのそ
れよりも更に太き(なる。
トを炉前面側から割り振った場合は先頭のA29.28
ゾーンの板温勾配はaの場合のA19,18ゾーンのそ
れよりも更に太き(なる。
これはaの場合は應19ゾーンに来る迄に自然冷却によ
り板温か低くなっているがeの場合にA29ゾーンに入
って来るストリップは均熱帯1を出たばかりで高い板温
を持っているからである。
り板温か低くなっているがeの場合にA29ゾーンに入
って来るストリップは均熱帯1を出たばかりで高い板温
を持っているからである。
しかしaの場合でもAl 9 t 18ゾーンはかなり
高い板温勾配を示している。
高い板温勾配を示している。
前は述べた如く板温勾配が高いとストリップの板幅方向
の板温分布が不均一になり、ヒートバックルを起こし易
い。
の板温分布が不均一になり、ヒートバックルを起こし易
い。
第3図aに示すパターンでプリセットされたジェットク
ーラ群でフィードフォワードt[制御及びフィードバッ
ク制御を行なゐにはプリセットされたジェットクーラ群
の先頭位置(この例では19番目)を前方又は後方へず
らす。
ーラ群でフィードフォワードt[制御及びフィードバッ
ク制御を行なゐにはプリセットされたジェットクーラ群
の先頭位置(この例では19番目)を前方又は後方へず
らす。
例えばaの例では第1〜第19のジェットクーラが10
0係で稼動中であるから総計1900%の風量であるが
、この状態からフィードフォワード制御系又はフィード
バック制御系により2200%の風量が要求された場合
はA19ゾーンがA22ゾーンに移り、第3図fに示す
パターンになる。
0係で稼動中であるから総計1900%の風量であるが
、この状態からフィードフォワード制御系又はフィード
バック制御系により2200%の風量が要求された場合
はA19ゾーンがA22ゾーンに移り、第3図fに示す
パターンになる。
また逆に1800係への風量の減少が要求された場合の
パターンが第3図Qに示しである。
パターンが第3図Qに示しである。
この様にフィードフォワード制御、フィードバック制御
によって冷却パターンが変更されても、それはオンジ手
ットクーラ群の先頭位置が変るだけで、該先頭位置付近
部ちfで&u6.22,21ゾーン付近、gではA18
゜17ゾーン付近でのストリップ急冷は避けられず、こ
の付近でストリップの幅方向の板温分布が不均一になり
、通板性が悪くなる。
によって冷却パターンが変更されても、それはオンジ手
ットクーラ群の先頭位置が変るだけで、該先頭位置付近
部ちfで&u6.22,21ゾーン付近、gではA18
゜17ゾーン付近でのストリップ急冷は避けられず、こ
の付近でストリップの幅方向の板温分布が不均一になり
、通板性が悪くなる。
本発明は上記欠点を解決するために冷却または加熱の設
定パターンの先頭部に傾斜を持たせ、ストリップが急冷
または急加熱されるのを防いで通板性が劣化するのを回
避出来るようにした板温制御方法を提供するものである
。
定パターンの先頭部に傾斜を持たせ、ストリップが急冷
または急加熱されるのを防いで通板性が劣化するのを回
避出来るようにした板温制御方法を提供するものである
。
以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第2図は連続焼鈍炉の冷却帯に適用した本発明の実施例
を示すもので、該冷却帯2およびその前段の均熱帯10
部分は先に説明し第1図と同じである。
を示すもので、該冷却帯2およびその前段の均熱帯10
部分は先に説明し第1図と同じである。
13.16はハースロール3に連結されて回転し、スト
リップ4の移動速度および移動量を示すパルスを出力す
る通板速度検出器およびパルス発信器である。
リップ4の移動速度および移動量を示すパルスを出力す
る通板速度検出器およびパルス発信器である。
15は風量パターン設定装置で、初期風量演算装置14
、フィードフォワード板温制御装置8、フィードバック
板温制御装置10、およびス) IJツブ位置追跡装置
11からの信号を受け、ジェットクーラ5の各々に対す
る制御装置12に制御信号を送る。
、フィードフォワード板温制御装置8、フィードバック
板温制御装置10、およびス) IJツブ位置追跡装置
11からの信号を受け、ジェットクーラ5の各々に対す
る制御装置12に制御信号を送る。
ジェットクーラは炉内雰囲気を吸気し、熱交換器を通し
て冷却し、この冷却した雰囲気をブロワ−で炉内に送り
込み、ストリップ表面に吹き当てて冷却するという構成
をとっており、このブロワ−の駆動モータには第1図a
特に示した従来のオンオフ型の制御を行なうものでは一
定速モータを使用するが、本発明では少なくとも一部に
は(詳しくは冷却パターンの先頭部となることがある部
分には)直流または交流の可変速モータを使用し、制御
装置12は起動停止信号の他たその速度制御信号を出力
する。
て冷却し、この冷却した雰囲気をブロワ−で炉内に送り
込み、ストリップ表面に吹き当てて冷却するという構成
をとっており、このブロワ−の駆動モータには第1図a
特に示した従来のオンオフ型の制御を行なうものでは一
定速モータを使用するが、本発明では少なくとも一部に
は(詳しくは冷却パターンの先頭部となることがある部
分には)直流または交流の可変速モータを使用し、制御
装置12は起動停止信号の他たその速度制御信号を出力
する。
第3図を参照しながら本発明の制御方法を説明すると、
前述のよらにateは冷却帯2の出口板温を目標値T。
前述のよらにateは冷却帯2の出口板温を目標値T。
に保つに必要な総計風量が100係×19台=1900
%である場合に従来方法でプリセットした風量パターン
を示したものであるが、これを本発明の方法でプリセッ
トした一例が同図Cである。
%である場合に従来方法でプリセットした風量パターン
を示したものであるが、これを本発明の方法でプリセッ
トした一例が同図Cである。
本図で見る様に本発明では運転しているジェットクーラ
の先頭(炉前側)付近の数台を徐冷クーラとし、徐冷ゾ
ーン内の各風量設定は炉前側から炉尻側に行くに従い徐
々に設定値を増加させて100%に近付けかつ総計風量
は当該部分の必要総風量に一致させる。
の先頭(炉前側)付近の数台を徐冷クーラとし、徐冷ゾ
ーン内の各風量設定は炉前側から炉尻側に行くに従い徐
々に設定値を増加させて100%に近付けかつ総計風量
は当該部分の必要総風量に一致させる。
第3図Cの例では徐冷ゾーンをA18〜2104台のジ
ェットクーラに割りあて1番炉前側のジェットクーラ煮
21の風量設定値はジェットクーラ能力の20%、2番
目のA20ジエツトクーラは40多、A19ジエツトク
ーラは60多、A18ジエツトクーラは80%と順次炉
尻側に行くに従い風量設定値を増加させている。
ェットクーラに割りあて1番炉前側のジェットクーラ煮
21の風量設定値はジェットクーラ能力の20%、2番
目のA20ジエツトクーラは40多、A19ジエツトク
ーラは60多、A18ジエツトクーラは80%と順次炉
尻側に行くに従い風量設定値を増加させている。
徐冷ゾーン内の風屋設定量の総計は200条(=20+
40+60+80)であるから履1〜17のジェットク
ーラの風量1700係と合わせて総計で1900%の風
量となり、第3図a又はeの総計風量と一致し、冷却部
内での冷却能力には2変化はないから、冷却入口板温T
Tiが変わらなげれば冷却炉出口板温T。
40+60+80)であるから履1〜17のジェットク
ーラの風量1700係と合わせて総計で1900%の風
量となり、第3図a又はeの総計風量と一致し、冷却部
内での冷却能力には2変化はないから、冷却入口板温T
Tiが変わらなげれば冷却炉出口板温T。
は従来法で得られる値とは丈同じ値が得られる。
第3図aのプリセットパターンの場合は冷却炉内板温分
布は先に述べた如く第3図すの実線で示した様になる。
布は先に述べた如く第3図すの実線で示した様になる。
しかるに第3図Cのパターンで冷却するとその板温分布
は第3図す破線で示す如くなる。
は第3図す破線で示す如くなる。
即ち徐冷ゾーンにおいては板温の冷却勾配がゆるやかに
なり高温付近での急冷が避けられ、よってストリップの
幅方向板温分布が均一になるからヒートバックルが起き
にくくなる。
なり高温付近での急冷が避けられ、よってストリップの
幅方向板温分布が均一になるからヒートバックルが起き
にくくなる。
第2図の初期風量設定演算装置14は初期風量設定条件
Sに基いて冷却帯2の出口板温T。
Sに基いて冷却帯2の出口板温T。
を目標値にするのに必要な初期風量W。
(前記の例では1900%)を演算する。
初期風量設定条件Sとは冷却帯20入口板温Ti、出口
目標板温Ts、通板速度Vなど、冷却風量を決定するに
必要な外的条件である。
目標板温Ts、通板速度Vなど、冷却風量を決定するに
必要な外的条件である。
演算装置14で初期冷却風量W。が決定されると、この
風量W。
風量W。
は風量パターン設定装置15に入力される。
この設定装置15では、徐冷ゾーンの総計風量なWR(
第3図Cの例では200%、以下括弧内は第3図Cの例
を示す)とすると、(WO−wR)、/100により1
00%風量の台数(17台)を決定し、これを炉尻側B
のジェットクーラから割り当てる。
第3図Cの例では200%、以下括弧内は第3図Cの例
を示す)とすると、(WO−wR)、/100により1
00%風量の台数(17台)を決定し、これを炉尻側B
のジェットクーラから割り当てる。
こうして割り当てられた1 00%金量のジェットクー
ラ(A 1〜417)の先頭付近の数台(A18〜A2
1)を徐冷ゾーン用とする。
ラ(A 1〜417)の先頭付近の数台(A18〜A2
1)を徐冷ゾーン用とする。
徐冷ゾーンのパターンは必ずしも第3図Cで示した20
%ずつ変化するパターンでなくても良いが、制御の簡単
化のため各ケースとも同一の固定パターンとする。
%ずつ変化するパターンでなくても良いが、制御の簡単
化のため各ケースとも同一の固定パターンとする。
こうして決定された1台、1台のジェットクーラの風量
(A1−17に対しては100%、A i 8 t 1
9 。
(A1−17に対しては100%、A i 8 t 1
9 。
20.21に対しては80条、60条、40条。
20%)はそれぞれのジェットクーラに対するジェット
クーラ速度基準値JttJ2 、としてジェットクー
ラ回転速度制御装置12.12へ出力する。
クーラ速度基準値JttJ2 、としてジェットクー
ラ回転速度制御装置12.12へ出力する。
これらの速度基準値を出力するタイミングの決定にはス
トリップ位置追跡装置11を利用する。
トリップ位置追跡装置11を利用する。
この追跡装置11は板搬送用のロール5に取りつげられ
たパルス発信器16からのパルスをカウントすることに
よりストリップ4の位置を追跡するものである。
たパルス発信器16からのパルスをカウントすることに
よりストリップ4の位置を追跡するものである。
初期風量設定パターンを新たな初期風量設定パターンに
変更する場合の代表的な例としては板厚変化、炉温変更
などがあるが、例えば今までの薄い銅帯から厚いストリ
ップに変わる場合はその板厚変化点が冷却帯に進入する
時点で、冷却パターンを逐次変更する必要があり、これ
には板厚変化点を追跡する必要があるが、該追跡をスト
リップ追跡装置11が行なう。
変更する場合の代表的な例としては板厚変化、炉温変更
などがあるが、例えば今までの薄い銅帯から厚いストリ
ップに変わる場合はその板厚変化点が冷却帯に進入する
時点で、冷却パターンを逐次変更する必要があり、これ
には板厚変化点を追跡する必要があるが、該追跡をスト
リップ追跡装置11が行なう。
即ち板厚変更点が冷却部2に入るとき(この検出は厚み
検出計、その他適宜の手段で行なう)からパルス発信器
16の出力パルスをストリップ追跡装置11のカウンタ
が計数すれば、その計数値が板厚変更点の現在位置を示
す。
検出計、その他適宜の手段で行なう)からパルス発信器
16の出力パルスをストリップ追跡装置11のカウンタ
が計数すれば、その計数値が板厚変更点の現在位置を示
す。
こうしてストリップ4上の板厚変更点をストリップ位置
追跡装置11で追跡し、その変更点が各ゾーン(ジェッ
トクーラ)を通過する毎に風量パターン設定装置15は
新たな風量パターンとして決定された各ジェットクーラ
の速度基準値J 29 j J28.を出力してゆき、
変更点が冷却帯2を通過し終った時点で新たな初期風量
パターンの設定が完了するようにする。
追跡装置11で追跡し、その変更点が各ゾーン(ジェッ
トクーラ)を通過する毎に風量パターン設定装置15は
新たな風量パターンとして決定された各ジェットクーラ
の速度基準値J 29 j J28.を出力してゆき、
変更点が冷却帯2を通過し終った時点で新たな初期風量
パターンの設定が完了するようにする。
これにより設定変更による過渡的な板温変動を抑制する
ことが出来る。
ことが出来る。
フィードバック制御は冷却帯の出口板温計7によって検
出した出口板温T。
出した出口板温T。
をフィードバック板温制御装置10で板温基準T8と比
較し、その偏差を除去すべき風量変更量WB換算し゛諷
量パターン設定装置15に入力することで行なう。
較し、その偏差を除去すべき風量変更量WB換算し゛諷
量パターン設定装置15に入力することで行なう。
風量パターン設定装置15では風量変更量WBをジェッ
トクーラ運転個数に換算してその増減分を考慮して全体
の風量パターンを決定しその修正ジェットクーラ速度基
準値Jl 、J2を出力する。
トクーラ運転個数に換算してその増減分を考慮して全体
の風量パターンを決定しその修正ジェットクーラ速度基
準値Jl 、J2を出力する。
一方フイードフォワード制御は、冷却帯2の入口板温計
6て検出される炉入口板温Ti及び通板速度検出器13
で検出される通板速度Vの変動に起因して発生する冷却
帯2の出口板温偏差を制御するために、フィードフォワ
ード板温制御装置8に入口板温Ti及び通板速度Vを入
力し、ここで出口板温偏差を最小にすべき風量変更量W
Fを算出してこれを風量パターン設定装置15に入力す
ることで行なう。
6て検出される炉入口板温Ti及び通板速度検出器13
で検出される通板速度Vの変動に起因して発生する冷却
帯2の出口板温偏差を制御するために、フィードフォワ
ード板温制御装置8に入口板温Ti及び通板速度Vを入
力し、ここで出口板温偏差を最小にすべき風量変更量W
Fを算出してこれを風量パターン設定装置15に入力す
ることで行なう。
第3図dは本発明の方法で1900%にプリセットされ
た第3図Cの冷却パターンがフィードフォワード制御も
しくはフィードバック制御の結果2200%に設定替さ
れた状態を示す。
た第3図Cの冷却パターンがフィードフォワード制御も
しくはフィードバック制御の結果2200%に設定替さ
れた状態を示す。
この場合の風量増減量は+300%、づまりジェットク
ーラ3台分増加であるので、冷却パターンはクーラ3台
分だけ炉入口側へ張り出し、かつその先頭部の漸増冷却
パターン形状は不変である。
ーラ3台分増加であるので、冷却パターンはクーラ3台
分だけ炉入口側へ張り出し、かつその先頭部の漸増冷却
パターン形状は不変である。
ジェットクーラに対する制御信号の決定法は、上記の説
明から明らかなように、所要冷却量からジェットクーラ
運転台数を求め、それがN個となったら、徐冷部のジェ
ットクーラ数Mの半数M/2を引いてN−M/2個のジ
ェットクーラに100%運転指令を発し、徐冷部ではN
+M/2番目のジェットクーラからN−M/2番目のジ
ェットクーラまでに対し、100/M、200/M、・
・・各%の運転指令を出合ムイo 100 %の運転指
令を出すジェットクーラは前述の理由で炉尻側から選ぶ
のがよいが、操業、制御上の理由、もしくはジェットク
ーラの故障などによっては必ずしも完全に後すめにする
必要はない。
明から明らかなように、所要冷却量からジェットクーラ
運転台数を求め、それがN個となったら、徐冷部のジェ
ットクーラ数Mの半数M/2を引いてN−M/2個のジ
ェットクーラに100%運転指令を発し、徐冷部ではN
+M/2番目のジェットクーラからN−M/2番目のジ
ェットクーラまでに対し、100/M、200/M、・
・・各%の運転指令を出合ムイo 100 %の運転指
令を出すジェットクーラは前述の理由で炉尻側から選ぶ
のがよいが、操業、制御上の理由、もしくはジェットク
ーラの故障などによっては必ずしも完全に後すめにする
必要はない。
又徐冷ゾーンよりも炉尻側のジェットクーラのすべてが
100%風量(もしくは0%風量)に設定される必要も
ない。
100%風量(もしくは0%風量)に設定される必要も
ない。
第3図りの例は総風量1900%であって徐冷ゾーンが
煮20〜A23のジェットクーラで&4は故障の為停止
、A1〜Jf6.2は操業上の理由で50%に設定され
た例である。
煮20〜A23のジェットクーラで&4は故障の為停止
、A1〜Jf6.2は操業上の理由で50%に設定され
た例である。
以上詳細に説明したように本発明によれば入口側の冷却
または加熱を漸増的に行なうという簡単な手段によりス
トリップのヒートバックルを阻止することができ、スト
リップ処理プロセスにおいて通板不能などの障害発生を
阻止し得て甚だ有効である。
または加熱を漸増的に行なうという簡単な手段によりス
トリップのヒートバックルを阻止することができ、スト
リップ処理プロセスにおいて通板不能などの障害発生を
阻止し得て甚だ有効である。
なお実施例では冷却の場合を挙げたがバーナ等によるス
トリップ加熱炉にも本発明方法は適用して有効である。
トリップ加熱炉にも本発明方法は適用して有効である。
第1図は従来の温度制御を説明するための図、第2図は
本発明の実施例を示す説明図、第3図a〜hは冷却パタ
ーンの説明図である。 図面で3はストリップ通板路を構成するロール、5は温
度制御部材、4はストリップである。
本発明の実施例を示す説明図、第3図a〜hは冷却パタ
ーンの説明図である。 図面で3はストリップ通板路を構成するロール、5は温
度制御部材、4はストリップである。
Claims (1)
- 1 ストリップ通板路に沿って多数配設した冷却装置ま
たは加熱装置により移動中のストリップを冷却または加
熱する設備における該ストリップの温度制御方法におい
て、少なくとも入側の複数の冷却装置または加熱装置の
冷却能力または加熱能力を可変とし、所要冷却能力また
は所要加熱能力に応じて冷却装置または加熱装置の必要
稼動数を決定するとともに、該必要稼動数の冷却装置ま
たは加熱装置のうちの入側の所定数の冷却装置または加
熱装置の冷却能力または加熱能力を次第に高く設定する
ことを特徴とするストリップ温度制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53156728A JPS5843453B2 (ja) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | ストリップ温度制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53156728A JPS5843453B2 (ja) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | ストリップ温度制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5582734A JPS5582734A (en) | 1980-06-21 |
JPS5843453B2 true JPS5843453B2 (ja) | 1983-09-27 |
Family
ID=15634024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53156728A Expired JPS5843453B2 (ja) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | ストリップ温度制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5843453B2 (ja) |
-
1978
- 1978-12-15 JP JP53156728A patent/JPS5843453B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5582734A (en) | 1980-06-21 |
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