JPS5842531Y2 - 凍結防止用給排水器の自動開閉機構 - Google Patents

凍結防止用給排水器の自動開閉機構

Info

Publication number
JPS5842531Y2
JPS5842531Y2 JP1980051921U JP5192180U JPS5842531Y2 JP S5842531 Y2 JPS5842531 Y2 JP S5842531Y2 JP 1980051921 U JP1980051921 U JP 1980051921U JP 5192180 U JP5192180 U JP 5192180U JP S5842531 Y2 JPS5842531 Y2 JP S5842531Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water supply
valve stem
motor
drainage device
screw bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980051921U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56154464U (ja
Inventor
毅 小河
Original Assignee
狭山精密工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 狭山精密工業株式会社 filed Critical 狭山精密工業株式会社
Priority to JP1980051921U priority Critical patent/JPS5842531Y2/ja
Publication of JPS56154464U publication Critical patent/JPS56154464U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5842531Y2 publication Critical patent/JPS5842531Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、寒冷時、給水栓の凍結を防止するため使用
後は水栓柱内の貯溜水を排出しておくようにした給排水
器の自動開閉機構に関するものである。
この貯溜水排出を水栓柱から離れた場所で操作するもの
は実公昭50−17081号、特公昭50−16015
号に記載されている様に、操作ケーブル等にて給排水器
を作動させる機構等が知られていたが、操作ケーブルに
は取付は場所に制約があり、さらには操作ケーブルのワ
イヤーが正常に動くにはある一定内の距離である事が必
要であるので、本来の自動かつ遠隔用装置としてはほど
遠い機構であった。
そこで、以上の様な欠点に鑑みて本考案では一実施例と
して実公昭50−17081号、特公昭5016015
号に開示されている様な給排水器を用いて改良し、自動
的に遠隔の場所でも容易に給排水器を開閉する機構を提
供するもので、以下、本考案の一実施例の図面を参照に
しながら説明して行く。
第1図は従来例の給排水器1と操作ケーブル2が取付い
た状態を示す図で、3は水栓柱であって所要の給水を行
い、1はこの水栓柱に通ずる管路中に介設された給排水
器で、操作ケーブル2によって流路を開閉することが出
来る。
4はメーターからの給水管であり給排水器1に接続され
、5は給排水器1からの他の配分枝管、操作ケーブル2
は給排水器1より室内に取り付けられた把杆6を前後す
る事によって夜間等は水栓柱3への送水を停止し、かつ
水栓柱内の貯溜水を排出しておくことか゛できる。
本考案の遠隔操作不凍水抜栓は寒冷時、水栓柱1内の水
抜きを行うに当り、流路の開閉は弁棒7の昇降によって
行われる。
すなわち、供給水路に連なる流入側および水栓柱3に連
なる流出側を区画する隔壁の通孔に弁棒7が挿入され流
路を閉塞することによって流れは遮断される。
この弁棒7は内部に縦孔が透設され両端は弁棒7の側面
上下部にそれぞれ開口している。
またこの縦孔内には弁座が形成されボール弁よりなる逆
止弁があって下方への流下は阻止されるようになってい
る。
そしてこの縦孔の上部開口は弁棒が下降した際は、吐出
口に連通し給排水器1の外部に通ずるようになっている
給排水器1は上記構造(図示せず)を戒し、弁棒7が上
昇している時は、供給水路に連なる流入側からの水流は
隔壁の通孔を通って流出側を通って水栓柱3に通じ、水
栓柱3には常時給水されている。
次に弁棒7が下降した場合は、隔壁の通孔は閉さ゛され
水栓柱3に通じる流出側への給水は停止される。
同時に水栓柱3内の貯溜水は逆流して弁棒7内の縦孔内
に流入し逆止弁を押し上げて吐出口から外部に流出する
この様に弁棒7の昇降を自動的に行う場合、瞬時的な弁
棒7の昇降動作をするとウォーターハンマー現象が生じ
てしまう欠点があったので、本考案ではある一定時間内
で徐々に弁棒7の昇降動作が行なわれ給排水器1の流路
開閉が行なわれるので前記した現象等は生じない。
上記構造を有した給排水器1の弁棒7上端部と本考案の
開閉機構本体8とを連動させる為に外周にねじ部を有す
る連結軸9を介して連結部10によって連結させである
この開閉機構本体8はモータ11と減速装置12そして
制御部13より構成され、室内の適宜の場所に取付けら
れた操作盤14の切換え操作スイッチ30によって、モ
ータ11を駆動させて減速装置12の出力軸15の回転
運動を開閉駆動部16を介して連結軸9に直線の上下昇
降運動に変換し、給排水器1の弁棒7を上昇又は下降さ
せ流路を開閉する事が出来る。
開閉機構本体8の開閉駆動部16の具体的な構造につい
て説明すると、減速装置12の出力軸15にはスクリュ
ー軸17をピン18にて取付は固定する。
このスクリュー軸17の先端部には雄ねじ19を有し、
この雄ねじ19部がスクリュー軸受部20の円筒部の上
部内側に設けた雌ねじ21部と螺合する様に構成し、ス
クリュー軸受部20の円筒部の下部に連結軸受22を設
はスクリュー軸受部20と一体化しである。
本考案実施例ではスクリュー軸17及びスクリュー軸受
部20は樹脂にて成形した部品を使用しているので、ス
クリュー軸受部20に連結軸受22をインサート成形し
スクリュー軸受部20と一体部品として取付けられてい
る。
給排水器1の流路開閉を行う弁棒7の上端部を連結部1
0によって連結軸9に連結し、さらにこの連結軸9を連
結軸受22のねじ受部23に螺合し、ナツト24にて給
排水器1の弁棒7と開閉機構本体8との取付は位置の微
調整を行った後には位置固定を行い連結作業の組立が完
了する。
次に開閉駆動部16と給排水器1の流路の開閉を制御す
る為の制御部13との構成を説明すると、スクリュー軸
受部20の外筒にはつば25を設け、スクリュー軸受部
20と一体に成形されている。
このつば25には切欠部26を設け、モータ11の駆動
、停止を制御する為に上下にスイッチ27.28を取付
けたスイッチ取付は板29がそのつば25の切欠部26
に差し込まれている。
これは、モータ11が始動すると減速装置12の出力軸
15も回転し、同時にスクリュー軸17も回転運動を行
うのでスクリュー軸受部20はモータ11の正逆回転に
倣い回転移動を行うが、スクリュー軸受部20と一体と
成っているつば25の切欠部26によって案内されるス
イッチ取付は板29がスクリュー軸受部20の回り止め
の役目をするので、モータ11の回転運動が直線運動に
変換され、連結軸9を介して連結された弁棒7もこれに
倣い昇降運動する事によって給排水器1の流路開閉が行
える事になる。
給排水器1より離れた室内の適宜な場所に例えば操作盤
14を取付け、この操作盤14に設けた切換え操作スイ
ッチ30にてモータ11の始動と正逆の回転を切換える
事が出来る様にして、正回転の時はスクリュー軸受部2
0すなわち連結された弁棒7が下降し、逆回転の時は弁
棒7が上昇する様に取付けておけば、この切換え操作ス
イッチ30の操作にて自動的に給排水器1の流路開閉を
遠隔的に行う事が出来るので、開閉機構本体8と操作盤
14との結線だけで良く、例え曲りくねった場所でも自
在に取付ける事が出来る。
32は給排水器1の本体円筒部で内部に設けた弁棒7が
上方に延び開閉機構本体8と連動され、本体円筒部32
と開閉機構本体カバー33とを連結してい。
本体円筒部32は土中に埋められ、開閉機構本体カバー
33は突出している状態で設置される。
給排水器1の流路を開閉する弁棒7の制御動作に付いて
説明すると、スイッチ取付板29の上下には排水終了確
認スイッチ27と給水終了確認スイッチ28が設けられ
、第2図の状態は給排水器1が排水状態の時を示し、こ
の時は弁棒7が上昇している。
つまり、つば25も上昇して排水終了確認スイッチ27
を押しているのでモータ11は停止している状態となっ
ている、次に第2図の状態より第3図に示されている給
水状態に切換える場合は切換え操作スイッチ30を操作
してスイッチを切換えるとモータ11が駆動し正回転の
状態でスクリュー軸17を回転させると、スクリュー軸
受部20が直線的に下降移動を始める。
ある一定量のストロークをスクリュー軸受部20が下降
するとつば25にて排水終了確認スイッチ27を押して
いた状態が開放され、スクリュー軸受部20のつば25
が給水終了確認スイッチ28を押す位置に来ると、モー
タ11の回転は自動的に停止し、この時給排水器1の弁
棒7は下降し給水状態になる。
又、第3図の給水状態より第2図の夜間又は未使用時等
の凍結防止を行う水抜状態とするには、前記した逆の手
順にて行えば良い、つまり切換え操作スイッチ30を逆
に切換える事によってモータ11が停止していた状態か
ら開放され始動し、回転が逆回転となりスクリュー軸1
7もそれに倣い回転するのでスクリュー軸受部20のつ
ば25が給水終了確認スイッチ28を押していた状態か
ら離れ、一定量のストロークの上昇移動を続けると、つ
ば25が排水終了確認スイッチ27を押す位置迄はモー
タ11の回転運動が続き、今度はスイッチ27を押す事
によってモータ11の駆動が停止し、弁棒7が上昇して
給排水器1に於て水抜きが行なわれる。
以上の様に制御部13のスイッチ27.28は弁棒7の
昇降終了動作感知とモータ駆動停止の機能を有する制御
スイッチの役割を果すもので、このスイッチ27と28
の取付は位置の距離が給排水器1を開閉する為の弁棒7
のスl〜ローク量となっている。
本考案では弁棒7の昇降運動をスイッチ操作にて自動的
に行い、給排水器1の流路開閉を行うのに、モータの正
逆回転をスクリュー軸17とスクリュー軸受部20を介
する事によって弁棒7を直線の昇降運動にと変換し給排
水器1の流路開閉を自動的に行う事が出来るので、スイ
ッチの遠隔操作によって自動的に必要に応じて流路の開
閉が変換出来る等の実用効果大なる考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の給排水器と操作ケーブルの取付は図、第
2図は開閉機構本体部の断面図で排水状態を示す、第3
図は開閉機構本体部の断面図で給水状態を示す、第4図
はA−A’線断面の要部拡大図、第5図は本考案の概略
の構成を示す説明図、第6図は本考案制御部の一実施例
を示す回路図。 1・・・・・・給排水器、7・・・・・・弁棒、9・・
・・・・連結軸、11・・・・・・モータ、12・・・
・・・減速装置、13・・・・・・制御部、16・・・
・・・開閉駆動部、17・・・・・・スクリュー軸、2
0・・・・・・スクリュー軸受部、22・・・・・・連
結軸受、23・・・・・・ねじ受部、25・・・・・・
つば、26・・・・・・切欠部、27・・・・・・排水
終了確認スイッチ、28・・・・・・給水終了確認スイ
ッチ、29・・・・・・スイッチ取付は板、30・・・
・・・切換え操作スイッチ、31・・・・・・給排水器
の動作確認用発光ダイオードのランプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 凍結防止用給排水器1の弁棒7が昇降する事によって流
    路を開閉する装置に於て、弁棒7の上端部と給排水器1
    の開閉駆動を制御する本体とを連結させ、開閉駆動を行
    うに際しモータの正逆回転を切換える始動用の切換え操
    作スイッチ30と弁棒7の昇降動作の終了を確認する為
    の制御スイッチを設け、モータの出力軸にスクリュー軸
    17を取付け、このスクリュー軸17と螺合するスクリ
    ュー軸受部20を設ける、スクリュー軸受部20にはモ
    ータの回転によるスクリュー軸受部20の回転運動を阻
    止する機構を設けて、モータの正逆回転をスクリュー軸
    受部20の直線の昇降ストローク運動として変換させて
    弁棒7に伝達する様にし、スクリュー軸受部20と一体
    にして設けた突出部によって給排水器1の流路開閉を行
    う弁棒7の昇降終了確認スイッチを制御する様にした事
    を特徴とした凍結防止用給排水器の自動開閉機構。
JP1980051921U 1980-04-18 1980-04-18 凍結防止用給排水器の自動開閉機構 Expired JPS5842531Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980051921U JPS5842531Y2 (ja) 1980-04-18 1980-04-18 凍結防止用給排水器の自動開閉機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980051921U JPS5842531Y2 (ja) 1980-04-18 1980-04-18 凍結防止用給排水器の自動開閉機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56154464U JPS56154464U (ja) 1981-11-18
JPS5842531Y2 true JPS5842531Y2 (ja) 1983-09-27

Family

ID=29646803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980051921U Expired JPS5842531Y2 (ja) 1980-04-18 1980-04-18 凍結防止用給排水器の自動開閉機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5842531Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5186218A (ja) * 1975-01-25 1976-07-28 Sanko Kinzoku Kogyo Kk Bantainotaikamejisochi

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5186218A (ja) * 1975-01-25 1976-07-28 Sanko Kinzoku Kogyo Kk Bantainotaikamejisochi

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56154464U (ja) 1981-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080047060A1 (en) Control for a bathtub waste water drain
US6431204B1 (en) Solenoid actuated wall hydrant
JPS5842531Y2 (ja) 凍結防止用給排水器の自動開閉機構
CA1162804A (en) Control valve for solar heating systems
US20070044840A1 (en) Motor actuated wall hydrant
JP4389345B2 (ja) 排水栓の駆動装置
JPS6343076A (ja) 不凍栓制御装置
US4873650A (en) Water flow controller
KR200215632Y1 (ko) 하수맨홀용 개폐밸브
CN2138217Y (zh) 流量可调式脚手通用阀
JPS5841248Y2 (ja) 不凍給水栓
JP3541940B2 (ja) 雨水貯留装置
KR200436606Y1 (ko) 세면대용 물탱크 원터치 급배수 구조
JPH0444687Y2 (ja)
JPH0512382Y2 (ja)
CN221401803U (zh) 双水路阀芯座及双控感应水龙头
EP1201834B1 (en) Device for domestic exploitation of rain water
CN201053770Y (zh) 无静压式电热水器
JPH0354205Y2 (ja)
KR100304419B1 (ko) 급수용구
JPS6011360Y2 (ja) 給湯器用ドレンバルブ
KR200280511Y1 (ko) 건물의 빗물 낙수관에 부설된 제어밸브 개폐장치
JPH11247272A (ja) 低水位排水設備
CN100526746C (zh) 无静压电热水器
JPH0336975B2 (ja)