JP3541940B2 - 雨水貯留装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の屋根又は屋上に落下した雨水を貯留する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の貯留装置として、単一のタンクを仕切り板にて仕切ることにより沈殿槽及び貯水槽が形成され、この仕切り板の下端で沈殿槽及び貯水槽が連通され、沈殿槽に流入口と連通したフィルタ部が設けられ、貯水槽に給水用の給水管が設けられ、更に給水管の下端の汲上げ口が貯水槽の底部寄りに配設された貯水装置が開示されている(登録実用新案第3012118号)。この貯水装置では、貯水槽に水道水を供給可能な補給管が挿入され、この補給管の下端にはフロートのレベルにより補給管を開閉可能な開閉弁が取付けられる。また貯水槽の上部には大雨が降ったときに余分の雨水を下水道に排出するオーバフロー管が接続され、貯水槽の上面には給水管や補給管等の付近に位置するように点検用のマンホールが形成される。更に給水管の上端はポンプの吸入口に接続される。
このように構成された貯水装置では、雨水等が流入口からフィルタ部を通過した後に沈殿槽及び貯留槽に貯留されるため、常に清浄な水を清掃用水や水洗便所用水等として供給できる。また低水位時にはフロートが下がって補給管が開くので、補給管から貯水槽に水道水が補給される。この結果、渇水時にも必要最小限の水位を維持できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の登録実用新案第3012118号公報に示された貯水装置では、貯水槽に給水管、補給管、オーバフロー管等を取付けるため、上記給水管等を沈殿槽と一体の大きな貯水槽に取付けるには多くの工数や余分なスペースを必要とし、また上記給水管等の貯水槽への組付け時に施工不良によって貯水槽に水漏れの発生するおそれがある。
また、上記従来の貯水装置では、沈殿槽及び貯水槽を地下に埋設した場合、給水管等が地表に突出したり、ポンプが地表に設置されるため、沈殿槽及び給水槽の上方の地表を花壇や菜園等として利用するときに、上記給水管等が邪魔になったり、或いは給水管等を損傷するおそれもある。
また、上記従来の貯水装置では、この装置が故障したときに、沈殿槽と一体の大きな貯水槽全体をチェックしなければならず、故障箇所の発見が難しく、修理に多くの時間を要する問題点もあった。
更に、上記従来の貯水装置では、オーバフロー管を貯水槽の上部に接続しているため、貯水槽を地下に埋設した場合、オーバフロー管の勾配を大きくすることができず、余分な雨水を下水道にスムーズに排出できない問題点もある。
【0004】
本発明の第1の目的は、集中管理桝に流入管、汲上げ管、オーバフロー管等を集中させることにより、流入管等を比較的コンパクトにかつ容易に組付けることができ、施工不良による水漏れの発生を防止できる、雨水貯留装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、地下貯留槽上方の地表への突起物をなくすことにより、その地表を花壇、菜園、駐車場等としてフルに活用でき、故障時に比較的容易に故障箇所を発見でき、これにより比較的短時間で故障個所を修理できる、雨水貯留装置を提供することにある。
本発明の第3の目的は、地下貯留槽を地下に埋設しても、オーバフロー管の勾配を比較的大きく確保することができ、余分な雨水を下水道にスムーズに導くことができ、更に地震等に伴い万一、地下貯留槽及び集中管理桝が相対的に変位しても、連通管の破損を防止できる、雨水貯留装置を提供することにある。
本発明の第4の目的は、地下貯留槽及び集中管理桝の雨水が少なくなったときに地下貯留槽及び集中管理桝に自動的に水道水を補給でき、停電等により供給ポンプが作動しなくても簡単な切換え操作で地下貯留槽及び集中管理桝の雨水を手動で汲上げることができる、雨水貯留装置を提供することにある。
本発明の第5の目的は、濁りの少ない雨水を供給ポンプにより汲上げることができる、雨水貯留装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、図1に示すように、地下に埋設され雨水収集手段11により収集された雨水15を貯留可能に形成された地下貯留槽12と、地下貯留槽12の側方に地下貯留槽12と間隔をあけて鉛直方向に延びて地中に埋設された集中管理桝13と、地下貯留槽12下部及び集中管理桝13下部を連通接続する連通管14と、下端が地下貯留槽12の上部に連通接続され上端が地上に突出するエア抜き管16とを備えた雨水貯留装置であって、集中管理桝13に雨水収集手段11により収集された雨水15が流入する流入管38が接続され、集中管理桝13及び地下貯留槽12に貯留された雨水15を汲上げる供給ポンプ39の吸入口に汲上げ管41の一端が接続され、汲上げ管41の他端が集中管理桝13に挿入又は接続され、集中管理桝13の上部に集中管理桝13からオーバフローした雨水15を系外に導くオーバフロー管57の一端が接続され、集中管理桝13の上面の開口部13bが蓋13cにより開放可能に閉止されることを特徴とする雨水貯留装置である。
【0006】
この請求項1に記載された雨水貯留装置では、集中管理桝13に流入管38、汲上げ管41、オーバフロー管57等が集中して設けられているので、集中管理桝13に上記流入管38等を比較的コンパクトにかつ容易に組付けることができる。この結果、施工不良による水漏れの発生を防止できる。また地下貯留槽12上方の地表への突起物が殆どないため、その地表を花壇、菜園、駐車場等としてフルに活用できる。更に雨水貯留装置10が老朽化により故障しても、その故障原因の大部分が集中管理桝13に集中しているため、比較的容易に故障箇所を発見できる。この結果、比較的短時間で故障個所を修理できる。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明であって、更に図1に示すように、連通管14の一部が地下貯留槽12及び集中管理桝13の相対的変位を吸収可能な弾性管37により構成されたことを特徴とする。
この請求項2に記載された雨水貯留装置では、地下貯留槽12及び集中管理桝13が相対的に変位しても、弾性管37が容易に変形するので、連通管14の破損を防止できる。
【0008】
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明であって、更に図1に示すように、集中管理桝13に補給用電磁弁45により開閉される水道水補給管43が接続され、地下貯留槽12及び集中管理桝13に貯留された雨水15の水位が下限値であるか否かを検出するレベルスイッチ44が集中管理桝13に設けられ、レベルスイッチ44の検出出力に基づいてコントローラ47が補給用電磁弁45を制御するように構成されたことを特徴とする。
この請求項3に記載された雨水貯留装置では、地下貯留槽12及び集中管理桝13に貯留された雨水15の水位が下限値未満になったことをレベルスイッチ44が検出すると、コントローラ47はこのレベルスイッチ44の検出出力に基づいて補給用電磁弁45を開くので、水道水が水道水補給管43から集中管理桝13及び地下貯留槽12に貯留される。この結果、地下貯留槽12及び集中管理桝13の雨水15が少なくなっても、地下貯留槽12及び集中管理桝13に自動的に水道水を補給できる。
【0009】
請求項4に係る発明は、請求項1ないし3いずれかに係る発明であって、更に図1に示すように、オーバフロー管57の一端が地下貯留槽12上端より高い位置の集中管理桝13の上部に取付けられたことを特徴とする。
この請求項4に記載された雨水貯留装置では、オーバフロー管57の一端を地表近傍の比較的高い位置の集中管理桝13に接続することにより、オーバフロー管57の勾配を大きく確保できる。この結果、地下貯留槽12及び集中管理桝13内の余分な雨水15を下水道にスムーズに導くことができる。
【0010】
請求項5に係る発明は、請求項1ないし4いずれかに係る発明であって、更に図1に示すように、汲上げ管41の途中に汲上げポンプ用手動開閉弁52により開閉される分岐汲上げ管53の一端が接続され、分岐汲上げ管53の他端に手動汲上げポンプ54の吸入口が接続されたことを特徴とする。
この請求項5に記載された雨水貯留装置では、停電等により供給ポンプ39が作動しなくても、汲上げポンプ用手動開閉弁52を開いて手動汲上げポンプ54を操作するだけで、地下貯留槽12及び集中管理桝13の雨水15を手動で汲上げることができる。
【0013】
請求項に係る発明は、請求項1ないし5いずれかに係る発明であって、更に図に示すように、汲上げ管241の他端が集中管理桝13及び連通管14を通って地下貯留槽12に挿入されたことを特徴とする。
この請求項に記載された雨水貯留装置では、供給ポンプ39を駆動すると、地下貯留槽12から雨水15が汲上げ管241を通って汲上げられる。このとき地下貯留槽12内の雨水15は静止して殆ど濁っていないため、濁りの少ない雨水15を汲上げることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に本発明の第1の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、雨水貯留装置10は雨水収集手段11により収集された雨水15を貯留可能に形成された地下貯留槽12と、この地下貯留槽12の側方に地下貯留槽12と間隔をあけて鉛直方向に延びて地中に埋設された集中管理桝13と、地下貯留槽12下部及び集中管理桝13下部を連通接続する連通管14と、下端が地下貯留槽12の上部に連通接続され上端が地上に突出するエア抜き管16とを備える。雨水収集手段11は家屋17の屋根17a周囲に設けられたほぼ水平な雨樋18と、上端が雨樋18に接続されて鉛直下方に延びる第1導入管21と、この第1導入管21内の雨水15を下水道(図示せず)及び地下貯留槽12に分流させる雨水分流機構23とを有する。雨樋18は屋根17に降った雨を受けるように横断面略U字状に形成され、第1導入管21の下端は雨水分流機構23の上端に接続される。
【0015】
雨水分流機構23は図3に示すように、上端が上記第1導入管21の下端に接続され下端側部が雨水排出管24を介して下水道に接続された外管26と、上部が外管26の下面からこの外管26の内部に挿入され下端が第2導入管22を介して地上タンク27の上端に接続された内管28と、内管28の上端より所定の距離だけ上方の外管26の鉛直部内周面に設けられたリング状の分流具29とを有する。雨水分流機構23は塩化ビニール樹脂等により形成されることが好ましい。分流具29は外管26の鉛直部内周面に沿って流下した雨水15を受けるリング状の凹溝29aと、この凹溝29aの底部に周方向に並んで形成され凹溝29a内の雨水15を雨水排出管24に導く複数の通孔29bと、下方に向うに従って内径が小さくなるテーパ状に形成され凹溝29aからあふれた雨水15を内管28に導く内周壁29cとを有する。上記分流具29には通孔29bを周方向に横切るスリット29dが形成され、このスリット29dに通孔29bの開孔率を調整可能な調整リング29eが回動可能に挿入される。また分流具29より上方の外管26内にはこの外管26の内周面から隙間をあけてゴム製の整流具31が設けられる。この整流具31は第1導入管21から外管26に流入した雨水15を外管26の内周面に付着して流下させる機能を有する。なお、図3の符号32は内管28の上端に挿着された漏斗であり、上方に向うに従って末広がりに形成される。
【0016】
図1に戻って、地上タンク27はプラスチック、金属又はコンクリートにより箱状又は円筒状に形成され、家屋17の外側面近傍の地上に設置された架台33に載置される。また地上タンク27の側面下部には給水用手動バルブ34が設けられ、地上タンク27の側面上部にはオーバフロー孔(図示せず)が形成される。地下貯留槽12はプラスチック、金属又はコンクリートにより扁平の箱状に形成され、その上面が地表から300〜500mmの深さとなるように地下に埋設される。この地下貯留槽12はこの実施の形態では庭36に埋設され、この庭36には花壇、菜園、駐車場等が設けられる。上記地上タンク27内の雨水は給水用手動バルブ34を開きホース(図示せず)を用いて、庭36に撒いたり或いは自動車(図示せず)を洗浄するために用いられる。また地下貯留槽12の上面に接続されたエア抜き管16は地上タンク27の直下から地上に突設し、その上端は塵埃等の侵入防止のため略逆U字状に湾曲して形成される。
【0017】
一方、集中管理桝13はプラスチック、金属又はコンクリートにより底壁13aを有する縦長の角筒状又は円筒状に形成され、その上面を施工依頼者の希望に合せて地表から突出するか、又は地表面と同一にするか、或いは地表から突出させないようにして地中に埋設される。この実施の形態では集中管理桝13の上面は地表から突出するように構成される。この集中管理桝13の下面は地下貯留槽12の下面よりやや下方に位置するように埋設される、即ち集中管理桝13は地下貯留槽12より深く埋設される。集中管理桝13の上面の開口部13bは蓋13cにより開放可能に閉止される。また連通管14の一端は地下貯留槽12の下面に接続され、連通管14の他端は集中管理桝13の下部側面に接続される。この連通管14は塩化ビニルパイプ又は鋼管等により形成され、その一部は弾性管37により構成される。この弾性管37はこの実施の形態ではゴム又は塩化ビニル等により形成されかつ容易に潰れない弾性変形可能な蛇腹管により形成される。なお、弾性管は肉厚が比較的大きく形成されかつ容易に潰れない弾性変形可能なゴムチューブ又は樹脂チューブ等又はその他の弾性管により形成してもよい。
【0018】
集中管理桝13の地表に突出した上部側面には、上端が地上タンク27のオーバフロー孔に接続された流入管38と、一端が供給ポンプ39の吸入口に接続された汲上げ管41と、上水管42から分岐し補給用電磁弁45により開閉される水道水補給管43とがそれぞれ接続される。流入管38、汲上げ管41及び水道水補給管43は集中管理桝13の上部側面から集中管理桝13内にそれぞれ接続される。汲上げ管41の他端は集中管理桝13に接続した後に、集中管理桝13の底壁13a近傍まで達するように集中管理桝13に挿入される。なお、汲上げ管の他端は集中管理桝内に挿入せずに、集中管理桝の外部から底部又は底部近傍外周面に接続してもよい。また水道水補給管43は集中管理桝13に接続した後、後述するオーバフロー管57より高い位置まで挿入される。これは水道水補給管43が集中管理桝13に貯留された雨水(雑用水)に接触するのを阻止するためである。
【0019】
補給用電磁弁45はコントローラ47の制御出力に接続される。また集中管理桝13には地下貯留槽12及び集中管理桝13に貯留された雨水15の水位が下限値であるか否かを検出するレベルスイッチ44が挿入される。このレベルスイッチ44は上記雨水15の水位が次第に低下して下限値未満になったことを検出するロアスイッチ部(図示せず)と、集中管理桝13及び地下貯留槽12に水道水が供給されて水位が次第に上昇し予め設定された上限値に達したことを検出するアッパスイッチ部(図示せず)とを有する。上記ロアスイッチ部及びアッパスイッチ部のリード線44aは集中管理桝13の地上に突出した上部側面を通ってコントローラ47の制御入力に接続される。上記ロアスイッチ部及びアッパスイッチ部は、小径のパイプ44bに遊嵌されかつ磁石が内蔵されたロアフロート44c及びアッパフロート44dが雨水15の水位の変動により所定の距離だけ上下動し、これらのフロート44c,44dの上下動によりそれぞれオンオフするように構成される。
【0020】
供給ポンプ39はコントローラ47の制御出力に接続された電動モータ46により駆動され、供給ポンプ39の吸入口近傍の汲上げ管41には供給ポンプ用手動開閉弁51が設けられる。汲上げ管41の途中には汲上げポンプ用手動開閉弁52により開閉される分岐汲上げ管53の一端が接続され、この分岐汲上げ管53の他端には手動汲上げポンプ54の吸入口が接続される。水道水補給管43が接続された上水管42の先端には蛇口56が設けられる。また集中管理桝13の地表近傍に埋設された上部側面にはオーバフロー管57の一端が接続され、このオーバフロー管57の他端は下水道に導かれてこの下水道に接続される。このオーバフロー管57は下水道に向うに従って比較的大きな勾配で下るように形成される。なお、オーバフロー管57の一端は地上からの深さが100〜150mmとなるように集中管理桝13の上部側面に接続されることが好ましい。またオーバフロー管の他端は下水道ではなく、地下浸透桝、池、沼、湖、沢、河川、海などに導いてもよく、或いは雨水貯留装置の外部(系外)であれば、オーバフロー管より低い地表に導いてもよい。
【0021】
一方、供給ポンプ39の吐出口には供給管58を介して屋根17aの頂部近傍に設けられた散水用のスプリンクラー59が接続され、上記供給管58には散水用手動開閉弁63が設けられる。供給ポンプ39の吐出口近傍の供給管58には逆止弁64が設けられる。この逆止弁64は供給ポンプ39からスプリンクラー59に向う雨水15の流れを許容し、その逆の流れを阻止するように構成される。また上記逆止弁64と散水用手動開閉弁63との間の供給管58には第1及び第2洗浄用分岐管61,62の基端がそれぞれ接続され、これらの分岐管61,62の先端は第1及び第2トイレ用タンク71,72にそれぞれ挿入される。第1及び第2トイレ用タンク71,72は同一に構成され、第1トイレ用タンク71は1階の第1便器(図示せず)に接続され、第2トイレ用タンク72は2階の第2便器(図示せず)に接続される。
【0022】
また上記逆止弁64と第1洗浄用分岐管61の接続部との間の供給管58には圧力用分岐管65の基端が接続され、この圧力用分岐管65の先端には圧力タンク66が接続され、更に圧力タンク66には圧力スイッチ67が接続される。圧力タンク66には空気が貯留され、圧力スイッチ67は圧力タンク66のエア圧、即ち供給ポンプ39の吐出側の水圧が所定値未満になったか否かを検出するように構成される。この圧力スイッチ67の検出出力はコントローラ47の制御入力に接続される。なお、上記供給ポンプ39、圧力タンク66、圧力スイッチ67及び逆止弁64により1つのユニットが構成される。
【0023】
一方、上水管42には上水用分岐管73が接続される。この上水用分岐管73は尻洗浄用分岐管74、第1手洗用分岐管81及び第2手洗用分岐管82にそれぞれ分岐し、尻洗浄用分岐管74は尻洗浄用ノズル76に接続され、第1及び第2手洗用分岐管81,82は第1及び第2洗浄用分岐管61,62の挿入位置より低い位置から第1及び第2トイレ用タンク71,72にそれぞれ挿入される。尻洗浄用分岐管74にはこの分岐管74を開閉する尻洗浄用電磁弁77が設けられる。
【0024】
図2に示すように、第1トイレ用タンク71に挿入された第1洗浄用分岐管61の先端には第1洗浄用開閉弁91aが設けられ、この開閉弁91aは第1トイレ用タンク71内の水位の変化に応じて第1洗浄用フロート91bが回動することにより開閉されるように構成される。また第1トイレ用タンク71に挿入された第1手洗用分岐管81の先端には第1手洗用開閉弁91cが設けられ、この開閉弁91cは第1トイレ用タンク71内の水位の変化に応じて第1手洗用フロート91dが回動することにより開閉されるように構成される。一方、第2トイレ用タンク72に挿入された第2洗浄用分岐管62の先端には第2洗浄用開閉弁92aが設けられ、この開閉弁92aは第2トイレ用タンク72内の水位の変化に応じて第2洗浄用フロート92bが回動することにより開閉されるように構成される。また第2トイレ用タンク72に挿入された第2手洗用分岐管82の先端には第2手洗用開閉弁92cが設けられ、この開閉弁92cは第2トイレ用タンク72内の水位の変化に応じて第2手洗用フロート92dが回動することにより開閉されるように構成される。図2の符号91e及び92eは第1及び第2手洗用開閉弁91c,92cの出口にそれぞれ接続された第1及び第2手洗用パイプである。
【0025】
なお、図1の符号71a及び72aは第1及び第2トイレ用タンク71,72内の水を第1及び第2便器にそれぞれ供給するためのレバーであり、符号83は排便後に尻洗浄用ノズル76から水道水84を噴射して尻を洗浄するためにトイレ使用者が操作する尻洗浄スイッチである。この尻洗浄用スイッチ83はコントローラ47の制御入力に接続される。更に図1の符号87は第2洗浄用分岐管62の接続部と散水用手動開閉弁63との間の供給管58に接続された水抜き管であり、この水抜き管87には水抜用手動開閉弁86が設けられる。冬場に水抜用手動開閉弁86を開いて水抜き管87より上方の供給管58に溜った雨水15を抜くことにより、供給管58内の雨水の凍結が防止できるようになっている。
【0026】
このように構成された雨水貯留装置10の動作を説明する。
雨が降り始めたばかりの小雨時には、屋根17aに積もった砂や塵埃を多く含む雨水15が雨樋18及び第1導入管21を通り、図3の破線矢印で示すように分流具29の通孔29bを通り、更に雨水排出管24を通って全て下水道に流れるので、地上タンク27、集中管理桝13及び地下貯留槽12に汚れた雨水15が流入するのを防止できる。このとき雨樋18と分流管29との距離が短くても、整流具31が図3の実線矢印で示すように雨水15を外管26の内周面に付着して流下させるので、雨水15が地上タンク27に流入することはない。降雨強度が大きくなると、分流具29の凹溝29aからあふれた雨水15が図3の二点鎖線矢印で示すように内周壁29cを伝わって内管28に導かれ、第2導入管22を通って地上タンク27に流入する。なお、調整リング29eを回動して通孔29bの開孔率を調整すれば、分流具29の通孔29bを通過する雨水15の量を調整できる。具体的には屋根17aに積もった砂や塵埃が流れた後も小雨が降り続いた場合に、通孔29bの開孔率を小さくすれば、凹溝29aからあふれて地上タンク27に流入する雨水15が増大する。地上タンク27内の雨水15の水位がオーバフロー孔に達すると、余分な雨水15が流入管38を通って集中管理桝13に流入し、更に連通管14を通って地下貯留槽12に流入する。地下貯留槽12内の空気はエア抜き管16から排出されるので、地下貯留槽12及び集中管理桝13内の雨水15の水位は同一レベルで上昇する。
【0027】
地下貯留槽12及び集中管理桝13内の雨水15の水位が下限値より上方にあり、供給ポンプ用手動開閉弁51を開き、更に汲上げポンプ用手動開閉弁52及び散水用手動開閉弁63を閉じた状態で、例えば1階の水洗便所で排便した後に、トイレ使用者が尻洗浄用スイッチ83を押すと、コントローラ47は尻洗浄用電磁弁77を所定時間だけ開くので、尻洗浄用ノズル76から水道水が噴射され、この噴射された水道水によりトイレ使用者の尻が洗浄される。その後、トイレ使用者が第1トイレ用タンク71のレバー71aを操作すると、第1トイレ用タンク71内の水(雨水15及び水道水84(図2))が第1便器に供給され、この水により第1便器内の汚物が洗い流される。このとき第1トイレ用タンク71内は空になるので、第1洗浄用フロート91b及び第1手洗用フロート91dが下方に回転し、第1洗浄用開閉弁91a及び第1手洗用開閉弁91cが開く。このため供給ポンプ39の吐出側の雨水15の圧力が低下し、この圧力低下を圧力スイッチ67が検出するので、コントローラ47は圧力スイッチ67の検出出力に基づいて供給ポンプ39を作動させる。この結果、地下貯留槽12及び集中管理桝13内の雨水15が供給ポンプ39により汲上げ管41、供給管58及び第1洗浄用分岐管61を通って第1トイレ用タンク71に供給される(図2(a))。
【0028】
一方、第1手動用開閉弁91cが開くと、上水管42内の水道水84が上水用分岐管73、第1手洗用分岐管81及び第1手洗用パイプ91eを通って第1トイレタンク71に供給される(図2(a))。ここで、第1手洗用分岐管81は第1洗浄用分岐管61より第1トイレ用タンク71の低い位置に挿入される、即ち第1手洗用フロート91dは第1洗浄用フロート91bより第1トイレ用タンク71内の水位が低い位置で開閉される。このため、第1トイレ用タンク71内に雨水15及び水道水84が溜り始めて十数秒で上記第1手洗用フロート91dが上方に回転して第1手洗用開閉弁91cが閉じるので(図2(b))、トイレ使用者はこの十数秒の間に第1手洗用パイプ91eから出てくる水道水84で手を洗う。第1トイレ用タンク71内の雨水15及び水道水84の水位が所定値まで達すると、第1洗浄用フロート91bが上方に回転して第1洗浄用開閉弁91aが閉じる(図2(c))。このようにトイレ使用者の尻及び手の洗浄には水道水84が用いられるので、極めて衛生的であり、第1トイレ用タンク71に貯留される水の大部分は雨水15であるので、極めて経済的である。また第1洗浄用開閉弁91aが閉じると、圧力タンク66内のエア圧、即ち供給ポンプ39の吐出側の水圧が所定値以上になり、この圧力を圧力スイッチ67が検出するので、コントローラ47はこの圧力スイッチ67の検出出力に基づいて供給ポンプ39を停止させる。更に2階の水洗便所を使用した場合には、尻洗浄用スイッチや尻洗浄用電磁弁等がないことを除いて、動作は上記と略同様であるので、繰返しの説明を省略する。
【0029】
なお、この実施の形態の雨水貯留装置10では、地下貯留槽12より小型で縦長の集中管理桝13に流入管38、汲上げ管41、オーバフロー管57等が集中して設けられているので、集中管理桝13に上記流入管38等を比較的コンパクトにかつ容易に組付けることができる。この結果、施工不良による水漏れの発生を防止できる。
また地下貯留槽12上方の地表への突起物が殆どないため(エア抜き管16は地上タンク27の下方で地上に突出している。)、その地表を花壇、菜園、駐車場等としてフルに活用できる。
また雨水貯留装置10が老朽化により故障しても、その故障原因の大部分が上記集中管理桝13に集中しているため、比較的容易に故障箇所を発見できる。この結果、比較的短時間で故障個所を修理できる。
【0030】
また地震等が発生して地下貯留槽12及び集中管理桝13が相対的に変位しても、弾性管37が容易に変形するので、連通管14の破損を防止できる。
また地下貯留槽12及び集中管理桝13に貯留された雨水15の水位が下限値未満になったことをレベルスイッチ44のロア検出部が検出すると、コントローラ47はこのロアスイッチ部の検出出力に基づいて補給用電磁弁45を開くので、水道水が水道水補給管43から集中管理桝13及び地下貯留槽12に貯留される。地下貯留槽12及び集中管理桝13内の雨水15及び水道水の水位が上限値に達したことをレベルスイッチ44のアッパ検出部が検出すると、コントローラ47はこのアッパスイッチ部の検出出力に基づいて補給用電磁弁45を閉じる。この結果、渇水等により地下貯留槽12及び集中管理桝13の雨水が少なくなっても、自動的に水道水を地下貯留槽12及び集中管理桝13に補給できる。
【0031】
また梅雨時や台風の到来により雨が降り続いたり、或いは大雨が降ったりすると、地下貯留槽12及び集中管理桝13内の雨水15の水位が上昇し、オーバフロー管57から下水道に排出される。このときオーバフロー管57の勾配が集中管理桝13から下水道に向うに従って下るように比較的大きく形成されているため、地下貯留槽12及び集中管理桝13内の余分な雨水15を下水道にスムーズに導くことができる。
また停電等により供給ポンプ39が作動しなくても、供給ポンプ用手動開閉弁51を閉じて汲上げポンプ用手動開閉弁52を開いた後に、手動汲上げポンプ54を操作すると、地下貯留槽12及び集中管理桝13に貯留された雨水15が汲上げ管41及び分岐汲上げ管53を通って手動で汲上げることができる。
更に夏の暑い時期に散水用手動開閉弁63を開くと、供給管58内の水圧が低下して供給ポンプ39が作動するので、屋根17aのスプリンクラー59から雨水15が散布される。この結果、屋根17aがその雨水15により冷されるとともに、その雨水15が蒸発時に周囲から気化熱を奪うので、家屋17内が涼しくなる。
【0033】
は本発明の第の実施の形態を示す。図において図1と同一符号は同一部品を示す。
この実施の形態では、汲上げ管241の一端が供給ポンプ39の吸入口に接続され、かつ汲上げ管241の他端が集中管理桝13及び連通管14を通って地下貯留槽12に挿入される。一端が供給ポンプ39の吸入口に接続された汲上げ管241は地表に沿って配管され、集中管理桝13に接続された後に集中管理桝13に挿入され、更に連通管14内及び弾性管37内を通り、汲上げ管241の先端は地下貯留槽12の底部近傍に挿入される。上記以外は第1の実施の形態と同一に構成される。
このように構成された雨水貯留装置210では、供給ポンプ39を駆動すると、地下貯留槽12から雨水15が汲上げ管241を通って汲上げられる。このとき地下貯留槽12内の雨水15は静止しているので、殆ど濁っていない。この結果、濁りの少ない雨水15をトイレ用タンク71,72に供給することができる。上記以外の動作は第1の実施の形態の動作と略同様であるため、繰返しの説明を省略する。
【0034】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、地下貯留槽下部及び集中管理桝下部を連通管により連通接続し、雨水収集手段により収集された雨水が流入する流入管を集中管理桝に接続し、集中管理桝及び地下貯留槽に貯留された雨水を汲上げる供給ポンプの吸入口に汲上げ管の一端を接続し、この汲上げ管の他端を集中管理桝に挿入又は接続し、集中管理桝からオーバフローした雨水を系外に導くオーバフロー管の一端を集中管理桝の上部に接続し、更に集中管理桝の上面の開口部を蓋により開放可能に閉止したので、集中管理桝に流入管等が集中して設けられる。この結果、上記流入管等を集中管理桝に比較的コンパクトにかつ容易に組付けることができるので、雨水貯留装置の施工不良による水漏れの発生を防止できる。
【0035】
また地下貯留槽上方の地表への突起物が殆どないため、その地表を花壇、菜園、駐車場等としてフルに活用できる。
また雨水貯留装置が老朽化により故障しても、故障原因の大部分が集中管理桝に集中するため、比較的容易に故障箇所を発見できる。この結果、比較的短時間で故障個所を修理できる。
また連通管の一部を、地下貯留槽及び集中管理桝の相対的変位を吸収可能な弾性管により構成すれば、地下貯留槽及び集中管理桝が相対的に変位しても、弾性管が容易に変形するので、連通管の破損を防止できる。
【0036】
また補給用電磁弁にて開閉される水道水補給管を集中管理桝に接続し、地下貯留槽及び集中管理桝に貯留された雨水の水位が下限値であるか否かを検出するレベルスイッチを集中管理桝に設け、更にレベルスイッチの検出出力に基づいてコントローラが補給用電磁弁を制御すれば、地下貯留槽及び集中管理桝に貯留された雨水の水位が下限値未満になると、コントローラがレベルスイッチの検出出力に基づいて補給用電磁弁を開くので、地下貯留槽及び集中管理桝に水道水を自動的に補給できる。
またオーバフロー管の一端を地下貯留槽上端より高い位置の集中管理桝の上部に取付ければ、オーバフロー管の勾配を大きく確保できるので、地下貯留槽及び集中管理桝内の余分な雨水を下水道にスムーズに導くことができる。
【0037】
更に汲上げ管の途中に汲上げポンプ用手動開閉弁により開閉される分岐汲上げ管の一端を接続し、分岐汲上げ管の他端に手動汲上げポンプの吸入口を接続すれば、停電等により供給ポンプが作動しなくても、汲上げポンプ用手動開閉弁を開き手動汲上げポンプを操作するだけで、地下貯留槽及び集中管理桝の雨水を手動で汲上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施形態の雨水貯留装置を示す構成図。
【図2】トイレ用タンク内の手洗用フロート及び洗浄用フロートの動きによる手洗用開閉弁及び洗浄用開閉弁の開閉動作を示すトイレ用タンクの縦断面図。
【図3】屋根に落下した雨水を下水道又は地下貯留槽に分流させる雨水分流機構の縦断面図。
図4】本発明の第実施形態の雨水貯留槽を示す図1に対応する構成図。
【符号の説明】
10,210 雨水貯留装置
11 雨水収集手段
12 地下貯留槽
13 集中管理桝
14 連通管
15 雨水
16 エア抜き管
37 弾性管
38 流入管
39 供給ポンプ
41,241 汲上げ管
43 水道水補給管
44 レベルスイッチ
45 補給用電磁弁
47 コントローラ
52 汲上げポンプ用手動開閉弁
53 分岐汲上げ管
54 手動汲上げポンプ
57 オーバフロー管

Claims (6)

  1. 地下に埋設され雨水収集手段(11)により収集された雨水(15)を貯留可能に形成された地下貯留槽(12)と、
    前記地下貯留槽(12)の側方に前記地下貯留槽(12)と間隔をあけて鉛直方向に延びて地中に埋設された集中管理桝(13)と、
    前記地下貯留槽(12)下部及び前記集中管理桝(13)下部を連通接続する連通管(14)と、
    下端が前記地下貯留槽(12)の上部に連通接続され上端が地上に突出するエア抜き管(16)と
    を備えた雨水貯留装置であって、
    前記集中管理桝(13)に前記雨水収集手段(11)により収集された雨水(15)が流入する流入管(38)が接続され、
    前記集中管理桝(13)及び前記地下貯留槽(12)に貯留された雨水(15)を汲上げる供給ポンプ(39)の吸入口に汲上げ管(41,241)の一端が接続され、
    前記汲上げ管(41,241)の他端が前記集中管理桝(13) 挿入又は接続され、
    前記集中管理桝(13)の上部に前記集中管理桝(13)からオーバフローした雨水(15)を系外に導くオーバフロー管(57)の一端が接続され、
    前記集中管理桝(13)の上面の開口部(13b)が蓋(13c)により開放可能に閉止される
    ことを特徴とする雨水貯留装置。
  2. 連通管(14)の一部が地下貯留槽(12)及び集中管理桝(13)の相対的変位を吸収可能な弾性管(37)により構成された請求項1記載の雨水貯留装置。
  3. 集中管理桝(13)に補給用電磁弁(45)により開閉される水道水補給管(43)が接続され、
    地下貯留槽(12)及び前記集中管理桝(13)に貯留された雨水(15)の水位が下限値であるか否かを検出するレベルスイッチ(44)が前記集中管理桝(13)に設けられ、
    前記レベルスイッチ(44)の検出出力に基づいてコントローラ(47)が前記補給用電磁弁(45)を制御するように構成された請求項1又は2記載の雨水貯留装置。
  4. オーバフロー管(57)の一端が地下貯留槽(12)上端より高い位置の集中管理桝(13)の上部に取付けられた請求項1ないし3いずれか1項に記載の雨水貯留装置。
  5. 汲上げ管(41,241)の途中に汲上げポンプ用手動開閉弁(52)により開閉される分岐汲上げ管(53)の一端が接続され、前記分岐汲上げ管(53)の他端に手動汲上げポンプ(54)の吸入口が接続された請求項1ないし4いずれか1項に記載の雨水貯留装置。
  6. 集中管理桝 (13) に挿入された汲上げ管(241)の他端が更に連通管(14)を通って地下貯留槽(12)に挿入された請求項1ないし5いずれか1項に記載の雨水貯留装置。
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