JP2000355959A - 雨水調整および利用システム、並びに雨水調整および利用装置 - Google Patents

雨水調整および利用システム、並びに雨水調整および利用装置

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JP2000355959A
JP2000355959A JP11169010A JP16901099A JP2000355959A JP 2000355959 A JP2000355959 A JP 2000355959A JP 11169010 A JP11169010 A JP 11169010A JP 16901099 A JP16901099 A JP 16901099A JP 2000355959 A JP2000355959 A JP 2000355959A
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rainwater
tank
storage tank
pipe
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JP11169010A
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Inventor
Kiyoshi Kasuya
潔 粕谷
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CI Kasei Co Ltd
Original Assignee
CI Kasei Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/108Rainwater harvesting

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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 中水用貯水槽、雨水調整槽、および浸透槽
を設けることによって、中水の利用、雨水の調整、雨水
の地中への浸透を効率良く行うことができる。 【解決手段】 中水用貯水槽13には、雨水が収集され
て蓄えられて中水となり、この中水が給水ポンプにより
汲み上げられて、水洗トイレ用水、洗濯用水、あるいは
園芸用水等に使用される。前記中水用貯水槽13から溢
れる中水は、浸透槽15を介して地中に戻す。また、浸
透槽15から溢れた中水は、雨水調整槽14に貯水さ
れ、さらに、前記雨水調整槽14から溢れた中水は、下
水道17に流す。中水用貯水槽13および雨水調整槽1
4の水位は、検出されて、中水が不足の場合、上水また
は雨水調整槽14から前記中水用貯水槽13に補給され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、短時間に多量に降
る雨水の調整と、雨水を水洗トイレ用水、洗濯用水、園
芸用水等に有効利用するために貯水する雨水調整および
利用システム、並びに雨水調整および利用装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物の屋根および建築物の近傍
に降る雨水を貯水槽に貯水し、この水をポンプによって
汲み上げ、水洗トイレ用水、洗濯用水、あるいは園芸用
水等に使用していた。また、前記貯水槽の水が多い場
合、この余剰水は、浸透槽を介して、地中に浸透させる
ようにしていた。
【0003】たとえば、本出願人が提案した特開平9−
268607号公報における中水用貯留装置について説
明する。図3は従来例における中水の利用を説明するた
めの概念図である。図3において、各部の大きさは、概
念図であるため正確に描かれていない。図3に示す中水
利用システムは、雨水を収集する建築物11と、当該建
築物11に取り付けられている配管部12と、中水用貯
水槽13と、浸透升31と、逆流防止弁32と、前記浸
透升31から溢れ出た雨水を排出する排出管33と、下
水道34とから構成されている。
【0004】建築物11の屋根111により集められた
雨水は、樋112により配管部12に達する。配管部1
2には、第1フィルタ18が設けられ、主に大きな塵を
除去する。また、前記配管部12には、小型のマンホー
ル122があり、大きな塵の処理や第1フィルタ18の
交換あるいは保守等を行う。
【0005】前記配管部12を通過した雨水は、第2フ
ィルタ19によって、さらに、品質の良い中水となる。
第2フィルタ19は、L字型フランジをマンホールの突
出部に係止させると共に、マンホールの蓋123に吊り
ワイヤ191によって吊り下げられている。前記マンホ
ールの下端は、小孔201を多数備えた濾過筒20が図
3に示すように設けられている。
【0006】第2フィルタ19および濾過筒20を通過
した雨水は、中水用貯水槽13に蓄えられる。中水用貯
水槽13は、マンホール以外にマンホール124があ
り、蓋124′を開けることによって内部を点検できる
ようになっている。前記中水用貯水槽13の上部には、
オーバーフロー管132が浸透升31に接続されるよう
に設けられている。
【0007】雨水は、中水用貯水槽13が一杯になる
と、オーバーフロー管132を介して、前記浸透升31
に流入する。前記浸透升31の内部には、砕石等が充填
されている。また、前記浸透升31は、孔が開いてお
り、雨水が地中に浸透できるようになっている。また、
前記浸透升31の上部には、点検ができるマンホール1
25およびその蓋125′が設けられている。
【0008】前記浸透升31で地中に浸透できなかった
雨水は、雨水升35、逆流防止弁32、排出管33を通
って下水道34に流れる。逆流防止弁32は、下水道3
4の水圧が高い場合、浸透升31あるいは中水用貯水槽
13に下水が逆流するのを防止するためのものである。
また、下水道34は、点検のための縦管36を介して、
マンホール361に接続されている。各マンホール12
2、124、125、35、361は、地表面と同じ面
であり、その近傍を土や砂利37等によって平に整地さ
れている。これらの施設の上部は、ガレージあるいは庭
の一部に利用できる。
【0009】前記中水用貯水槽13に蓄えられた中水
は、図示されていないパイプおよびポンプによって、汲
み上げられて水洗トイレ用水、洗濯用水、あるいは園芸
用水等に使用される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】雨水を利用する中水用
貯水槽を大きくして、雨水の利用と雨水の調整を兼用で
きれば良いが、中水用貯水槽が大きくなり過ぎて、価格
も高価になる。近年、都会において、短時間に多量の雨
が降った場合、雨水が地中に浸透しないで起こす都市型
の災害が多く発生するようになった。そこで、各家庭等
においても、雨水の利用と、一時的な大雨に対する調整
とを兼ねた貯水槽を設けることが奨励されるようになっ
てきた。
【0011】しかし、雨水を利用する中水を溜め過ぎる
と、雨水を調整する際の容量が小さくなる。また、雨水
の調整を大きく取れるようにすると、雨水の利用量が少
なくなるという矛盾があった。さらに、中水用貯水槽が
小さい場合、水洗トイレ用水に使用される中水は、雨水
が少ない時期に使用する水が少なくなるという不便が生
ずる。駐車場の下部に浸透升を設置する場合、単にこの
領域を拡げても、地盤の沈下が問題になった。
【0012】以上のような課題を解決するために、本発
明は、中水用貯水槽、雨水調整槽、および浸透槽を設
け、これらを巧みにパイプで接続することによって、中
水の利用、雨水の調整、雨水の地中への浸透を効率良く
行うことができ、さらに、上部を駐車場に利用しても地
盤が沈下しないようにした雨水調整および利用システ
ム、並びに雨水調整および利用装置を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】(第1発明)第1発明の
雨水調整および利用システムは、中水用貯水槽および雨
水調整槽を有し、雨水を収集して前記中水用貯水槽に蓄
え、当該中水が前記中水用貯水槽の貯水量を超えた場
合、浸透槽を介して地中に戻し、中水が前記中水用貯水
槽の貯水量および浸透槽の浸透量を超えた場合、中水を
前記雨水調整槽に貯水し、前記雨水調整槽の貯水量を超
えた場合、溢れた中水を雨水道または下水道に流し、前
記中水用貯水槽および雨水調整槽の水位を検出して、中
水が不足の場合、上水または前記雨水調整槽から前記中
水用貯水槽に補給し、上水および中水を効率的に使用で
きることを特徴とする。
【0014】(第2発明)第2発明の雨水調整および利
用装置は、雨水を収集する中水用貯水槽13と、前記中
水用貯水槽13の水位を検出する第1水位センサ21
と、前記中水用貯水槽13の中水13′を利用する第1
給水管24と、前記中水用貯水槽13に上水を供給する
補給水管23と、前記中水用貯水槽13から溢れ出た中
水13′を地中に戻す浸透槽15と、前記浸透槽15が
飽和して溢れ出た水を貯水する雨水調整槽14と、前記
雨水調整槽14の水位を検出する第2水位センサ22
と、前記雨水調整槽14の中水を利用する第2給水管2
5とから構成されていることを特徴とする。
【0015】(第3発明)第3発明の雨水調整および利
用装置は、前記中水用貯水槽13における水位の減少を
検出する前記第1水位センサ21からの信号によって、
前記第1給水管24のバルブを閉め、前記雨水調整槽1
4における第2給水管25のバルブを開け、前記雨水調
整槽14における水位の減少を検出する前記第2水位セ
ンサ22からの信号によって、前記第1給水管24のバ
ルブを開け、前記第2給水管25のバルブを閉め、前記
補給水管23から上水が前記中水用貯水槽13に補給さ
れることを特徴とする。
【0016】(第4発明)第4発明の雨水調整および利
用装置は、雨水を収集する中水用貯水槽13と、前記中
水用貯水槽13の水位を検出する水位センサ21′と、
前記中水用貯水槽13の中水を利用する給水管24′
と、前記中水用貯水槽13に上水を供給する補給水管2
3と、前記中水用貯水槽13から溢れ出た中水を地中に
戻す浸透槽15と、前記浸透槽15が飽和して溢れ出た
水を貯水する雨水調整槽14とから構成されていること
を特徴とする。
【0017】(第5発明)第5発明の雨水調整および利
用装置は、前記中水用貯水槽13における水位の減少を
検出する前記水位センサ21′からの信号によって、モ
ータバルブ29を開にして、前記雨水調整槽14におけ
る中水を前記中水用貯水槽13に流入させ、モータバル
ブ29が開であっても、前記水位センサ21′からの信
号により、前記中水用貯水槽13の水位が低い場合、前
記モータバルブ29を閉にして、補給水管23のバルブ
を開けて、前記補給水管23から上水が前記中水用貯水
槽13に補給されることを特徴とする。
【0018】(第6発明)第6発明の雨水調整および利
用装置は、前記中水用貯水槽13から溢れ出る中水を浸
透槽15に流す中水排出管26が雨水調整槽14の上部
を通過して浸透槽15に達していると共に、雨水調整槽
14において、前記中水排出管26の一部に溢出口26
1が設けられていることを特徴とする。
【0019】(第7発明)第7発明の雨水調整および利
用装置において、雨水調整槽14には、前記中水排出管
26より上部に雨水道または下水道17に通じる調整孔
141が備えられていることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1発明)中水用貯水槽には、
雨水が収集されて蓄えられる。そして、給水ポンプによ
り汲み上げた中水用貯水槽の中水は、水洗トイレ用水、
洗濯用水、あるいは園芸用水等に使用される。前記中水
用貯水槽から溢れ出る中水は、浸透槽を介して地中に戻
される。また、浸透槽から溢れ出た中水は、雨水調整槽
に貯水され、さらに、前記雨水調整槽から溢れ出た中水
は、雨水道または下水道に流される。
【0021】中水用貯水槽および雨水調整槽の水位は、
絶えず検出されて、中水が不足の場合、上水または雨水
調整槽から前記中水用貯水槽に補給される。したがっ
て、第1発明は、中水用貯水槽、雨水調整槽、浸透槽が
それぞれ役割分担をハッキリすると共に、互いに調整で
きるようになっているため、比較的小型のタンクであっ
ても、上水および中水を効率的に使用することができ
る。
【0022】(第2発明)中水用貯水槽には、建築物や
その周辺部から雨水が収集され、所定の量が貯水され
る。前記中水用貯水槽には、水位を検出する第1水位セ
ンサと、中水を利用するための第1給水管と、上水を供
給する補給水管とが設けられている。前記中水用貯水槽
は、パイプによって浸透槽に接続されており、前記中水
用貯水槽から溢れ出た中水が浸透槽を介して、地中に戻
されるようになっている。雨水調整槽は、前記パイプに
よって前記浸透槽と接続されており、浸透槽から溢れ出
た水が雨水調整槽に貯水されるようになっている。前記
雨水調整槽には、水位を検出する第2水位センサと、前
記雨水調整槽の中水を利用する第2給水管とが設けられ
ている。
【0023】第2発明は、通常の雨量であれば、雨水調
整槽に中水が蓄えられることがなく、殆どの中水が利用
されるか、あるいは浸透槽を介して地中に戻される。そ
のため、雨水調整槽は、常に、雨水を調整できる状態で
待機させることができる。また、雨量が多く、雨水調整
槽に中水が蓄えられた場合でも、第2給水管によって中
水を利用することができる。
【0024】(第3発明)前記中水用貯水槽に設けられ
ている第1水位センサは、その水位の減少を検出する。
前記第1水位センサからの信号は、前記第1給水管のバ
ルブを閉め、前記雨水調整槽における第2給水管のバル
ブを開けて、雨水調整槽の中水を利用する。前記雨水調
整槽に設けられている第2水位センサは、その水位の減
少を検出する。前記第2水位センサからの信号は、前記
第1給水管のバルブを開け、前記第2給水管のバルブを
閉め、前記補給水管から上水が前記中水用貯水槽に補給
される。すなわち、上水は、前記中水用貯水槽に所定量
(第1水位センサによって予め決められている)補給さ
れて、水洗トイレ用水、洗濯用水、あるいは園芸用水と
して利用される。このような装置がないと、中水がなく
なった場合、水洗トイレの使用が困難になる。
【0025】(第4発明)第4発明の中水用貯水槽に
は、雨水が収集される。そして、前記中水用貯水槽は、
水位を検出する水位センサと、中水を利用する給水管
と、上水を供給する補給水管とが設けられている。浸透
槽は、前記中水用貯水槽から溢れ出た中水が地中に戻さ
れるようになっている。雨水調整槽は、前記浸透槽が飽
和して溢れ出た水を貯水することができる。
【0026】(第5発明)前記中水用貯水槽に設けられ
ている水位センサは、その水位の減少を検出する。前記
水位センサからの信号は、前記中水用貯水槽と雨水調整
槽との境にあるモータバルブを開にして、前記雨水調整
槽に中水があれば、当該中水を前記中水用貯水槽に流入
させる。前記モータバルブを開にして、前記雨水調整槽
の中水を前記中水用貯水槽に移した結果、前記水位セン
サからの信号により、前記中水用貯水槽の水位がまだ、
低い場合、前記モータバルブを閉にして、補給水管から
上水が補給される。
【0027】前記補給水管の上水は、前記中水用貯水槽
に所定量補給される。前記上水は、中水用貯水槽に余り
多く補給すると、その後に雨が降ると無駄になるため、
水洗トイレ用水等通常使用する最低限の量とするのが望
ましい。なお、上記モータバルブは、汲み上げポンプと
開閉弁が一緒に組み込まれたものである。
【0028】(第6発明)第6発明における中水排出管
は、前記中水用貯水槽から溢れ出る中水を浸透槽に流
す。また、前記中水排出管は、雨水調整槽の上部を通過
して浸透槽に達していると共に、雨水調整槽において、
前記中水排出管の一部に溢出口が設けられている。この
ような構成は、一本のパイプによって、中水用貯水槽か
ら溢れる中水を浸透槽へ、また、浸透槽から溢れる中水
を雨水調整槽へ流すことができる。
【0029】(第7発明)第7発明における雨水調整装
置には、前記中水排出管より上部に雨水道または下水道
に通じる調整孔が備えられている。前記中水排出管は、
その上部に設けられているため、雨水調整槽が満杯にな
るまで、雨水調整機能を持たせることができる。
【0030】
【実 施 例】図1は本発明の第一実施例である雨水調
整および利用システムを説明するための概念図である。
図1において、各部の大きさは、概念図であるため正確
に描かれていない。図1に示す雨水調整および利用シス
テムは、雨水を収集する建築物11と、当該建築物11
に取り付けられている配管部12と、中水用貯水槽13
と、雨水調整槽14と、浸透槽15と、雨水升16と、
雨水道または下水道17とから構成されている。
【0031】建築物11の屋根111により集められた
雨水は、樋112により配管部12に達する。配管部1
2には、第1フィルタ18が設けられ、主に大きな塵を
除去する。また、前記配管部12には、小型のマンホー
ル122があり、大きな塵の処理や第1フィルタ18の
交換あるいは保守等を行う。
【0032】前記中水用貯水槽13は、第2フィルタ1
9と、第1水位センサ21と、補給水管23と、第1給
水管24と、中水排出管26とが設けられている。第2
フィルタ19は、濾過筒20の一部に設けられたリング
状フランジに載置できる断面L字型の鍔を有する。第2
フィルタ19は、上記鍔をリング状フランジに載置する
と共に、マンホール123の蓋に吊りワイヤ191によ
って吊り下げられている。吊りワイヤ191は、第2フ
ィルタ19の清掃あるいは点検等の場合にマンホール1
23から上部に引き上げるためのものである。
【0033】前記配管部12を通過した雨水は、第2フ
ィルタ19および濾過筒20を介して、中水用貯水槽1
3に中水13′として貯水される。また、中水用貯水槽
13に設けられた第1水位センサ21は、たとえば、3
本の導体から構成され、一番長い導体と中間の導体とが
電気的に接続されている場合、少なくとも、この部分ま
で中水が蓄えられていることを検出する。したがって、
この導体は、中水用貯水槽13の最低水位が検出できる
位置に配置される。
【0034】一番短い導体と中間の長さの導体(または
一番長い導体)とが電気的に接続されている場合、後述
の補給水管からの上水の供給が停止される。上水は、中
水用貯水管13の上部まで補給されると、その後、雨が
降った場合、浸透槽15に排出されるため、無駄にな
る。そこで、上記のように補給水の上限を設けておく。
【0035】補給水管23は、前述の中水用貯水槽13
において、第1水位センサ21が最低水位を検出した場
合、図示されていないコックを自動的に開き、上水を所
定の水位までいれるためのものである。第1給水管24
は、中水用貯水槽13の中水13′を利用するために、
水洗トイレ、洗濯場、あるいは庭等の蛇口に接続されて
いると共に、図示されていない汲み上げポンプが備えら
れている。
【0036】中水排出管26は、中水用貯水槽13の上
部から雨水調整槽14の内部を通過して浸透槽15の上
部に達するような構成になっている。また、前記中水排
出管26は、中水用貯水槽13の溢れ出る中水13′を
浸透槽15に送る。さらに、前記中水排出管26は、雨
水調整槽14の上部において、上方を向いた溢出口26
1が設けられている。前記溢出口261は、浸透槽15
に浸透力がなくなり、溢れ出る中水を雨水調整槽14に
蓄えるためのものである。
【0037】前記雨水調整槽14に設けられている第2
水位センサ22は、第1水位センサ21と同じものであ
り、たとえば、長さの異なる3本の導体からなり、最低
水位、あるいは所定の水位を検出できるようになってい
る。第2給水管25は、雨水調整槽14に蓄えられた中
水13′、特に、浸透槽15から溢れ出たものを利用す
るために設けられている。また、前記雨水調整槽14の
上部で溢出口261より、さらに上部に調整孔141が
設けられている。前記調整孔141は、雨水調整槽14
に蓄えられた中水13′が溢れ出て、雨水道または下水
道17に排出されるようになっている。
【0038】浸透槽15は、中水排出管26の先端部に
レデューサ27が設けられている。前記レデューサ27
は、小孔が多数ある中筒272と、底部を覆うキャップ
271と、内部で水に浮く浮き273とから構成されて
いる。また、浸透槽15は、たとえば、水を通す不織布
のようなものを地中に敷き、レデューサ27を入れるマ
ンホール126から延長されている筒状体の部分を除
き、その中に砕石152を充填する。浸透槽15は、不
織布の代わりに、小孔151の開いた容器にすることも
できる。
【0039】中水用貯水槽13および雨水調整槽14か
ら溢れ出た雨水は、雨水調整槽14に設けられた調整孔
141から雨水調整管161を介して、雨水升16に入
り、さらに、排出管162を介して、雨水道または下水
道17に入る。また、建築物11から配管部12に入ら
ず、溢れ出た雨水は、バイパス管121を通過して雨水
道または下水道17に排出される。
【0040】第2フィルタ19および濾過筒20を通過
した雨水は、中水用貯水槽13に蓄えられる。中水用貯
水槽13は、マンホール123以外にマンホール124
があり、蓋124′を開けることによって内部を点検で
きるようになっている。また、雨水調整槽14および浸
透槽15には、内部が点検できるマンホール125、1
26およびその蓋125′、126′が設けられてい
る。
【0041】前記雨水道または下水道17に流れ出た雨
水は、その量が多いと前記雨水道または下水道17の水
圧が高くなり、中水用貯水槽13、雨水調整槽14、浸
透槽15および雨水升16に逆流する恐れがある。これ
を防止するために、必要かあれば、逆流防止弁が設けら
れる。また、中水用貯水槽13、雨水調整槽14、浸透
槽15および雨水升16の上部およびこれらのマンホー
ルの周囲は、土砂28を入れて固められ、地表面30と
同じ面にする。これらの近傍は、ガレージに使用して
も、地盤の沈下がないように整地される。
【0042】このような構成の雨水調整および利用シス
テムは、雨水が配管部12、第1フィルタ18および第
2フィルタ19を通って、中水用貯水槽13に中水1
3′を蓄える。第1水位センサ21は、中水用貯水槽1
3に所定の中水13′があることを検出すると、図示さ
れていない第2給水管25のバルブを閉め、第1給水管
24のバルブを開ける。そして、図示されていないポン
プによって、中水用貯水槽13の中水13′は、汲み上
げられ、水洗トイレ用水、洗濯用水、あるいは園芸用水
等に使用される。
【0043】雨が降った場合、建築物11からの雨水
は、配管部12、第1フィルタ18、第2フィルタ1
9、および濾過筒20を通り、中水用貯水槽13に中水
13′として蓄えられる。雨量が多い場合、中水用貯水
槽13の上部に達した中水13′は、中水排出管26か
ら浸透槽15のレデューサ27に注ぎ込まれる。レデュ
ーサ27に注ぎ込まれた中水13′は、中筒272の小
孔、および外筒の小孔126″から砕石152中に流
れ、砕石152の間を通過しながら、開口151を通過
して地中に浸透する。
【0044】さらに、雨量が多い場合、中水用貯水槽1
3からの中水13′は、浸透槽15において、浸透しき
れなくなる。このような場合、レデューサ27に中水1
3′が溜まることになり、内部に入っている球状の浮き
273が浮き上がり、中水排出管26の上部を塞ぐこと
になる。中水13′は、出口を塞がれたため、雨水調整
槽14に設けられている溢出口261から雨水調整槽1
4に注がれることになる。なお、レデューサ27は、必
要により設けられるものであり、浸透槽15において、
浸透しきれなかった、中水13′が溢出口261から溢
れ出るような構造にしておくと良い。
【0045】このようにして、短時間に降る多量の降水
量は、雨水調整槽14に蓄えられる。その後、さらに、
降水が続いた場合、雨水調整槽14の上部に設けられて
いる調整孔141から雨水道または下水道17に余分な
中水13′が排出される。その結果、短時間に集中して
降った雨水は、雨水道または下水道17に集中する時間
を遅らせることができ、都市型の災害を未然に防止する
ことができる。
【0046】雨水調整槽14に蓄えられた中水13′
は、中水用貯水槽13の中水13′が第1水位センサ2
1によって減少していることを検出すると、図示されて
いないポンプによって第2給水管25から汲み上げら
れ、水洗トイレ用水、洗濯用水、あるいは園芸用水等に
使用される。第2給水管25が使用されている場合、第
1給水管24のバルブは、閉鎖され、第2給水管25の
バルブは開放状態になっている。
【0047】渇水期になると、中水用貯水槽13および
雨水調整槽14の中水13′が減少する。第1水位セン
サ21および第2水位センサ22における水位が減少し
ていることを検出した場合、第1給水管24のバルブを
開放し、第2給水管25のバルブを閉鎖する。そして、
補給水管23のバルブは、開放されて、上水が中水用貯
水槽13に注がれる。第1水位センサ21は、上水が所
定の量になった時、これを検出して、上水の給水を停止
する。そして、中水用貯水槽13の中水13′は、利用
される。
【0048】図2は本発明の第二実施例である雨水調整
および利用システムを説明するための概念図である。図
2において、各部の大きさは、概念図であるため正確に
描かれていない。図1に示す雨水調整および利用システ
ムと図2に示す雨水調整および利用システムとの相違点
は、図1における第2水位センサ22および第2給水管
25を無くした代わりに、中水用貯水槽13と雨水調整
槽14との間にモータバルブ29を設けた点にある。
【0049】モータバルブ29は、水中ポンプとバルブ
が一体になったものであり、電気信号により、図示され
ていない水中ポンプを動作させて、雨水調整槽14の中
水13′を中水用貯水槽13に供給できるようにポンプ
およびバルブが動作する。図2に示す雨水調整および利
用システムは、給水管24′によって、中水13′を中
水用貯水槽13から、図示されていないポンプによって
汲み上げ、水洗トイレ用水、洗濯用水、あるいは園芸用
水等に使用する。水位センサ21′は、中水用貯水槽1
3の水位が減少したことを検出する。
【0050】前記検出信号は、図示されていない制御装
置により、モータバルブ29のバルブを開けると同時に
モータによりポンプを動作させて、雨水調整槽14の中
水13′を中水用貯水槽13に汲み上げる。雨水調整槽
14に中水13′が無い場合、モータバルブ29が動作
しているにもかかわらず、水位センサ21′の検出信号
は、依然減少していることを表す。前記制御装置は、こ
のような状態を検出して、補給水管23のバルブを開け
ることによって、上水が所定量中水用貯水槽13に入れ
られる。
【0051】以上、本実施例を詳述したが、本発明は、
前記実施例に限定されるものではない。そして、特許請
求の範囲に記載された本発明を逸脱することがなけれ
ば、種々の設計変更を行なうことが可能である。本実施
例に使用する制御装置、汲み上げポンプ、水位センサ等
は、公知または周知のものであれば、如何なるものでも
使用することができる。
【0052】本実施例における浸透槽に入れる砕石等
は、大きさを変えたり、あるいは材質を変えることも可
能である。特に、雨水の酸性を中和するような性質の物
質と砕石とを混合して入れると、酸性雨が降っても、地
下水が酸性化しない。管どうしの接合、あるいは槽と管
の接合は、公知まはた周知の技術を利用することができ
る。
【0053】本実施例における中水用貯水槽および雨水
調整槽は、同じ大きさおよび形状にして、作製のコスト
を安価にすることができる。また、中水用貯水槽および
雨水調整槽に設けられた水位センサの種類、あるいは水
位の設定等は、任意に選択することができる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、中水用貯水槽、雨水調
整槽、浸透槽は、それぞれ役割の分担がハッキリしてい
ると共に、一本のパイプによって、その量を互いに調整
できるようになっているため、比較的小型のタンクであ
っても、上水および中水を効率的に使用することができ
る。
【0055】本発明によれば、通常の雨量であれば、雨
水調整槽に雨水が蓄えられることがないため、雨水調整
槽は、常に、雨水を調整できる状態で待機させることが
できる。また、雨量が比較的多く、雨水調整槽に中水が
蓄えられている場合でも、第2給水管によって、この中
水を利用することができる。
【0056】本発明によれば、前記中水用貯水槽に所定
量の中水が無くなった場合、上水が前記中水用貯水槽に
補給されて、水洗トイレ用水、洗濯用水、あるいは園芸
用水として利用される。本発明は、渇水期に中水がなく
なった場合でも、安心して水洗トイレ等を使用すること
ができる。
【0057】本発明によれば、前記中水用貯水槽に補給
される上水は、補給直後に、雨が降ると無駄になるが、
水洗トイレ用水等通常使用する最低限の量とすることが
できるため、無駄にならない。
【0058】本発明によれば、一本のパイプによって、
中水用貯水槽から溢れる中水を浸透槽へ、また、浸透槽
から溢れる雨水を雨水調整槽へ流すことができる。ま
た、中水排出管は、その上部に設けられているため、雨
水調整槽が満杯になるまで、雨水調整機能を持たせるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例である雨水調整および利用
システムを説明するための概念図である。
【図2】本発明の第二実施例である雨水調整および利用
システムを説明するための概念図である。
【図3】従来例における中水の利用を説明するための概
念図である。
【符号の説明】
11・・・建築物 111・・屋根 112・・樋 12・・・配管部 121・・バイパス管 13・・・中水用貯水槽 13′・・中水 14・・・雨水調整槽 15・・・浸透槽 16・・・雨水升 17・・・雨水道または下水道 18・・・第1フィルタ 19・・・第2フィルタ 20・・・濾過筒 21・・・第1水位センサ 22・・・第2水位センサ 23・・・補給水管 24・・・第1給水管 25・・・第2給水管 26・・・中水排出管 27・・・レデューサ 28・・・土砂 29・・・モータバルブ 30・・・地上

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中水用貯水槽および雨水調整槽を有する
    雨水調整および利用システムにおいて、 雨水を収集して前記中水用貯水槽に蓄え、当該中水が前
    記中水用貯水槽の貯水量を超えた場合、浸透槽を介して
    地中に戻し、 中水が前記中水用貯水槽の貯水量および浸透槽の浸透量
    を超えた場合、中水を前記雨水調整槽に貯水し、前記雨
    水調整槽の貯水量を超えた場合、溢れた中水を雨水道ま
    たは下水道に流し、 前記中水用貯水槽および雨水調整槽の水位を検出して、
    中水が不足の場合、上水または前記雨水調整槽から前記
    中水用貯水槽に補給し、 上水および中水を効率的に使用することを特徴とする雨
    水調整および利用システム。
  2. 【請求項2】 雨水を収集する中水用貯水槽と、 前記中水用貯水槽の水位を検出する第1水位センサと、 前記中水用貯水槽の中水を利用する第1給水管と、 前記中水用貯水槽に上水を供給する補給水管と、 前記中水用貯水槽から溢れ出た中水を地中に戻す浸透槽
    と、 前記浸透槽が飽和して溢れ出た水を貯水する雨水調整槽
    と、 前記雨水調整槽の水位を検出する第2水位センサと、 前記雨水調整槽の中水を利用する第2給水管と、 から構成されていることを特徴とする雨水調整および利
    用装置。
  3. 【請求項3】 前記中水用貯水槽における水位の減少を
    検出する前記第1水位センサからの信号によって、前記
    第1給水管のバルブを閉め、前記雨水調整槽における第
    2給水管のバルブを開け、 前記雨水調整槽における水位の減少を検出する前記第2
    水位センサからの信号によって、前記第1給水管のバル
    ブを開け、前記第2給水管のバルブを閉め、前記補給水
    管から上水が前記中水用貯水槽に補給されることを特徴
    とする請求項2記載の雨水調整および利用装置。
  4. 【請求項4】 雨水を収集する中水用貯水槽と、 前記中水用貯水槽の水位を検出する水位センサと、 前記中水用貯水槽の中水を利用する給水管と、 前記中水用貯水槽に上水を供給する補給水管と、 前記中水用貯水槽から溢れ出た中水を地中に戻す浸透槽
    と、 前記浸透槽が飽和して溢れ出た水を貯水する雨水調整槽
    と、 から構成されていることを特徴とする雨水調整および利
    用装置。
  5. 【請求項5】 前記中水用貯水槽における水位の減少を
    検出する前記水位センサからの信号によって、モータバ
    ルブを開にして、前記雨水調整槽における中水を前記中
    水用貯水槽に流入させ、モータバルブが開であっても、
    前記水位センサからの信号により、前記中水用貯水槽の
    水位が低い場合、前記モータバルブを閉にして、補給水
    管のバルブを開けて、前記補給水管から上水が前記中水
    用貯水槽に補給されることを特徴とする請求項4記載の
    雨水調整および利用装置。
  6. 【請求項6】 前記中水用貯水槽から溢れ出る中水を浸
    透槽に流す中水排出管が雨水調整槽の上部を通過して浸
    透槽に達していると共に、雨水調整槽において、前記中
    水排出管の一部に溢出口が設けられていることを特徴と
    する請求項2ないし請求項5のいずれかに記載された雨
    水調整および利用装置。
  7. 【請求項7】 前記雨水調整槽には、前記中水排出管よ
    り上部に雨水道または下水道に通じる調整孔が備えられ
    ていることを特徴とする請求項2ないし請求項5のいず
    れかに記載された雨水調整および利用装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101064446B1 (ko) 2011-04-29 2011-09-14 케이원에코텍 주식회사 빗물 오염물질의 저감과 단계별 여과 빗물의 활용이 가능한 빗물 저장탱크
CN102603109A (zh) * 2012-04-12 2012-07-25 河海大学常州校区 节能型住宅的水处理及综合利用系统
CN111561019A (zh) * 2020-05-29 2020-08-21 丽水学院 一种生态雨水循环收集系统

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