JPS584202B2 - オンドホシヨウツキリユウリヨウセイギヨソウチ - Google Patents
オンドホシヨウツキリユウリヨウセイギヨソウチInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は温度補償付流量制御装置に関するもので、作動
油の油温を一定温度に制御して絞りを通過させるように
して常に一定な流量を正確に得ることができるようにし
たものである。
油の油温を一定温度に制御して絞りを通過させるように
して常に一定な流量を正確に得ることができるようにし
たものである。
従来一般の温度補償付流量制御弁は、流量調整部に薄刃
オリフイスあるいは温感ロッドを用いて油温変化に対す
る流量変動を小さくしている。
オリフイスあるいは温感ロッドを用いて油温変化に対す
る流量変動を小さくしている。
しかしながら、流量が１０ｃｃ／ｍｉｎ程度の微少な流
量制御においては、流量調整部で粘性の影響を非常に受
けやすく、その結果流量変動が大きくなり、高精度な流
量制御が困難となっている。
量制御においては、流量調整部で粘性の影響を非常に受
けやすく、その結果流量変動が大きくなり、高精度な流
量制御が困難となっている。
すなわちこのことはシリンダスピードが変動し、それに
よって加工精度が低下して工作物の不良品が増加するこ
とになる。
よって加工精度が低下して工作物の不良品が増加するこ
とになる。
本発明は、上記欠点を除くべく改良したものであって、
ケース本体と、該ケース本体に穿設せられ作動油を流通
せしめるようにした流体通路と、前記ケース本体に設け
られ熱源または熱媒体によりケース本体を加熱もしくは
冷却する第１の熱交換部と、前記ケース本体の温度を検
出して該ケース本体の温度が一定に保持されるように前
記熱源または熱媒体を制倒する温度制御部と、前記流体
通路に形成せられ該流体通路を細溝状または細穴状の小
断面積の通路に変換して該細溝状または細穴状の通路を
流れる作動油をケース本体からの伝熱によってケース本
体とほぼ同一の温度まで加熱もしくは冷却する第２の熱
交換部と、該第２の熱交換部の後流の流体通路中にあっ
て該第２の熱交換部にて加熱もしくは冷却された作動油
の流量を制御する絞りからなる流量調整部とによって構
成された温度補償付流量制御装置であって、作動油の油
温を一定温度に制御して絞りを通過させるようにして常
に一定な流量を正確に得るようにしたものである。
ケース本体と、該ケース本体に穿設せられ作動油を流通
せしめるようにした流体通路と、前記ケース本体に設け
られ熱源または熱媒体によりケース本体を加熱もしくは
冷却する第１の熱交換部と、前記ケース本体の温度を検
出して該ケース本体の温度が一定に保持されるように前
記熱源または熱媒体を制倒する温度制御部と、前記流体
通路に形成せられ該流体通路を細溝状または細穴状の小
断面積の通路に変換して該細溝状または細穴状の通路を
流れる作動油をケース本体からの伝熱によってケース本
体とほぼ同一の温度まで加熱もしくは冷却する第２の熱
交換部と、該第２の熱交換部の後流の流体通路中にあっ
て該第２の熱交換部にて加熱もしくは冷却された作動油
の流量を制御する絞りからなる流量調整部とによって構
成された温度補償付流量制御装置であって、作動油の油
温を一定温度に制御して絞りを通過させるようにして常
に一定な流量を正確に得るようにしたものである。
以下本発明の第１実施例を第１図および第２図を用いて
説明する。
説明する。
本発明の第１実施例は、ケース本体と、該ケース本体に
内蔵された熱源としてのヒータにてケース本体を一定温
度に加熱する第１の熱交換部である加熱部と、前記ケー
ス本体内に設けられた細溝または細穴からなり、該細溝
または細穴を流れる圧力作動油をケース本体とほぼ同一
の温度まで加熱する第２の熱交換部と、該第２の熱交換
部にて加熱された作動油の流量を制御する絞りからなる
流量調整部とによって構成された温度補償付流量制御装
置である。
内蔵された熱源としてのヒータにてケース本体を一定温
度に加熱する第１の熱交換部である加熱部と、前記ケー
ス本体内に設けられた細溝または細穴からなり、該細溝
または細穴を流れる圧力作動油をケース本体とほぼ同一
の温度まで加熱する第２の熱交換部と、該第２の熱交換
部にて加熱された作動油の流量を制御する絞りからなる
流量調整部とによって構成された温度補償付流量制御装
置である。
すなわち、本発明の第１実施例装置は第１の熱交換部と
しての加熱部Ａと、第２の熱交換部Ｂと、流量調整部Ｃ
とによって構成される。
しての加熱部Ａと、第２の熱交換部Ｂと、流量調整部Ｃ
とによって構成される。
前記加熱部Ａは熱伝導率の比較的高い例えばアルミ金属
のケース本体１とヒータ１６よりなり、該ヒータ１６は
絶縁された状態でケース本体１にコイル状に鋳込み鋳造
されている。
のケース本体１とヒータ１６よりなり、該ヒータ１６は
絶縁された状態でケース本体１にコイル状に鋳込み鋳造
されている。
ケース本体１には温度センサー１０１が埋込まれ、該温
度センサー１０１にてケース本体１の温度を検出する。
度センサー１０１にてケース本体１の温度を検出する。
温度センサー１０１は第３図に示すように定電圧電源１
０５に接続された温度制御ユニット１０２に導通され、
該温度制御ユニット１０２にて設定された温度よりも検
出温度（ケース本体温度）のほうが低いうちは、リレー
１０６の接点１０３が閉成されて電力がヒータ１６に供
給され、ヒータ１６は発熱する。
０５に接続された温度制御ユニット１０２に導通され、
該温度制御ユニット１０２にて設定された温度よりも検
出温度（ケース本体温度）のほうが低いうちは、リレー
１０６の接点１０３が閉成されて電力がヒータ１６に供
給され、ヒータ１６は発熱する。
逆にケース本体１の温度が設定温度を越えると前記リレ
ー１０６の接点１０３が開成され、ヒータ１６への電力
供給が停止される。
ー１０６の接点１０３が開成され、ヒータ１６への電力
供給が停止される。
このようにしてケース本体１は常に一定の温度状態に保
たれる。
たれる。
前記熱交換部Ｂはケース本体１の軸中心から等半径上に
等ピッチでその軸に平行な６個の長穴１７と、これらの
長穴１７にそれぞれ嵌装された外周に螺旋状溝１４を形
成した棒状部材６からなっている。
等ピッチでその軸に平行な６個の長穴１７と、これらの
長穴１７にそれぞれ嵌装された外周に螺旋状溝１４を形
成した棒状部材６からなっている。
棒状部材６の螺旋状溝１４には流入口７１より流路７２
を介して圧力作動油が流入される。
を介して圧力作動油が流入される。
圧力作動油が螺旋状溝１４を流れる際、前記ケース本体
１より熱エネルギーの供給を受けて温度上昇し、後述す
る絞りに達する。
１より熱エネルギーの供給を受けて温度上昇し、後述す
る絞りに達する。
また前記流量調整部Ｃは弁針２、ダイヤル３、ガイド４
および弁座５よりなっている。
および弁座５よりなっている。
弁針２はガイド４の穴４２に摺動および回転自在に取付
けられ、ピン９によってダイヤル３と一体になって動く
、また弁針２の弁頭２１は弁座５の絞り面５１とによっ
て絞りＥを形成し、該絞りＥにより前記第２の熱交換部
Ｂにて加熱された圧油の流出量を制御する。
けられ、ピン９によってダイヤル３と一体になって動く
、また弁針２の弁頭２１は弁座５の絞り面５１とによっ
て絞りＥを形成し、該絞りＥにより前記第２の熱交換部
Ｂにて加熱された圧油の流出量を制御する。
ガイド４の左端部に設けられたねじ４１がダイヤル３の
めねじ３１と螺合されており、ダイヤル３を回転せしめ
るとねじ４１の螺旋方向に沿って弁針２が進退し、前記
絞りＥが調整される。
めねじ３１と螺合されており、ダイヤル３を回転せしめ
るとねじ４１の螺旋方向に沿って弁針２が進退し、前記
絞りＥが調整される。
ガイド４はケース本体１と同一軸に５個のボルト８によ
って固着されている。
って固着されている。
弁座５は中心部に前記絞り面５１を有し、弁針２と同一
軸となるようケース本体１と同一軸にあけられた穴１９
にインロウハメアイにして取付けられている。
軸となるようケース本体１と同一軸にあけられた穴１９
にインロウハメアイにして取付けられている。
ケース本体１の右端には前記流入口７１が形成された側
ぶた７がねじ１１によって固着されている。
ぶた７がねじ１１によって固着されている。
上記構成よりなる第１実施例流量制御装置の作用効果に
ついて説明する。
ついて説明する。
最初に構成の作用を述べると流入口７１に流入した油は
流路７２より螺旋状溝１４を通り、絞りＥで絞られて流
路４３を通って流出口１２から流出する。
流路７２より螺旋状溝１４を通り、絞りＥで絞られて流
路４３を通って流出口１２から流出する。
この場合油は螺旋状溝１４を通過する間に、ヒータ１６
、温度センサー１０１、温度制御ユニット１０２によっ
て常に一定温度（流入する油の最高温度より若干高い）
に制御されているケース本体１から熱エネルギーの供給
を受け、ほぼ、均一にそしてケース本体１とほとんど等
しい温度まで加熱されて絞りＥへ供給される。
、温度センサー１０１、温度制御ユニット１０２によっ
て常に一定温度（流入する油の最高温度より若干高い）
に制御されているケース本体１から熱エネルギーの供給
を受け、ほぼ、均一にそしてケース本体１とほとんど等
しい温度まで加熱されて絞りＥへ供給される。
したがって、絞りＥを通過する油の温度（粘度）が一定
となるため、流入口７１に流入する油の温度変化に拘ら
ず、絞り面積および圧力差一定の場合には流量変動は皆
無となる。
となるため、流入口７１に流入する油の温度変化に拘ら
ず、絞り面積および圧力差一定の場合には流量変動は皆
無となる。
以上のような作用によって微少流量制御が高精度におこ
なわれ、シリンダスピードも安定し、加工精度が向上し
て、流量変動の影響によっての不良品は皆無となる。
なわれ、シリンダスピードも安定し、加工精度が向上し
て、流量変動の影響によっての不良品は皆無となる。
また、油温変化するたびにシリンダスピードの再調整を
すね必要がなく労力の節約となる。
すね必要がなく労力の節約となる。
更に油圧源タンクの油温を一定に制御する場合と比較し
て微少な流量のみ温度制御をするため熱源が非常に小さ
くてすみ、電力消費が極めて少なくて経済的である。
て微少な流量のみ温度制御をするため熱源が非常に小さ
くてすみ、電力消費が極めて少なくて経済的である。
次に第１実施例の変形例としての第２実施例について説
明する。
明する。
これは第１実施例と構成がほぼ同じで異なっている個所
は第４図に示すごとく、第１実施例の第２の熱交換部Ｂ
の螺旋状溝付棒状部材６の代りに端而６２と端面６３と
に連通した細長穴６１を多数に形成した棒状部材６をケ
ース本体１の長穴１７に挿入して第２の熱交換部Ｂを構
成することにより、前述した第１実施例と同様の作用効
果を奏することができる。
は第４図に示すごとく、第１実施例の第２の熱交換部Ｂ
の螺旋状溝付棒状部材６の代りに端而６２と端面６３と
に連通した細長穴６１を多数に形成した棒状部材６をケ
ース本体１の長穴１７に挿入して第２の熱交換部Ｂを構
成することにより、前述した第１実施例と同様の作用効
果を奏することができる。
また、第１実施例の変形例としての第３実施例について
説明する。
説明する。
この第３実施例において、ケース本体を一定温度に加熱
する第１の熱交換部である加熱部は、上記第１実施例の
ようにケース本体にこれと一体的にコイル状に鋳込み鋳
造された熱源としてのヒータに限るものではなく、この
他に、加熱部は、中空状の温水パイプをコイル状にケー
ス本体に内蔵する構成と成して、該温水パイプに温水等
の熱媒体を導通することによりケース本体を一定温度に
加熱しても可能である。
する第１の熱交換部である加熱部は、上記第１実施例の
ようにケース本体にこれと一体的にコイル状に鋳込み鋳
造された熱源としてのヒータに限るものではなく、この
他に、加熱部は、中空状の温水パイプをコイル状にケー
ス本体に内蔵する構成と成して、該温水パイプに温水等
の熱媒体を導通することによりケース本体を一定温度に
加熱しても可能である。
次に第４実施例（第５図図示）について説明する。
これは第１実施例でヒータによってケース本体の温度制
御したが、熱源としてのヒータの代りにクーラの冷却パ
イプ１０４をケース本体１に鋳込み、常に始動時の低い
油の温度にケース本体１の温度を制御する。
御したが、熱源としてのヒータの代りにクーラの冷却パ
イプ１０４をケース本体１に鋳込み、常に始動時の低い
油の温度にケース本体１の温度を制御する。
すなわち、本発明の第４実施例は、ケース本体に内蔵さ
れたクーラにてケース本体を一定温度に冷却する第１の
熱交換部としての冷却部と、前記ケース本体内に設けら
れた細溝または細穴からなり該細溝または細穴を流れる
作動油をケース本体とほぼ同一の温度まで冷却する第２
の熱交換部と該第２の熱交換部にて冷却された圧油の流
量を制御する絞りからなる流量調整部とによって構成さ
れた温度補償付流量制御装置である。
れたクーラにてケース本体を一定温度に冷却する第１の
熱交換部としての冷却部と、前記ケース本体内に設けら
れた細溝または細穴からなり該細溝または細穴を流れる
作動油をケース本体とほぼ同一の温度まで冷却する第２
の熱交換部と該第２の熱交換部にて冷却された圧油の流
量を制御する絞りからなる流量調整部とによって構成さ
れた温度補償付流量制御装置である。
そして、本第４実施例において、温度制御ユニット１０
２にて設定された温度よりも検出温度（ケース本体温度
）の方が高い場合は、リレー１０６の接点が閉成されて
冷却パイプ１０４内の熱媒体としての冷却液の導通を許
容し、この冷却液にてケース本体１から熱エネルギーを
吸収してケース本体１を冷却する。
２にて設定された温度よりも検出温度（ケース本体温度
）の方が高い場合は、リレー１０６の接点が閉成されて
冷却パイプ１０４内の熱媒体としての冷却液の導通を許
容し、この冷却液にてケース本体１から熱エネルギーを
吸収してケース本体１を冷却する。
また、逆にケース本体１の温度が設定温度より低いと前
記リレー１０６の接点１０３が開成され、冷却パイプ１
０４内の冷却液の導通を断つのである。
記リレー１０６の接点１０３が開成され、冷却パイプ１
０４内の冷却液の導通を断つのである。
このようにしてケース本体１は常に一定の温度状態に保
たれる。
たれる。
よって、油はケース本体１内部の細溝または細穴を通過
する間にケース本体１から熱エネルギーの吸収が行なわ
れ、ほぼ均一にそしてケース本体１とほとんど等しい温
度まで冷却されて絞りＥへ供給される。
する間にケース本体１から熱エネルギーの吸収が行なわ
れ、ほぼ均一にそしてケース本体１とほとんど等しい温
度まで冷却されて絞りＥへ供給される。
この絞りＥを通過する油は、温度（粘度）が一定となる
ため、流入口７１に流入する油の温度変化に拘らず絞り
面積および圧力差一定の場合には流量変動は皆無となる
のである。
ため、流入口７１に流入する油の温度変化に拘らず絞り
面積および圧力差一定の場合には流量変動は皆無となる
のである。
次に、本発明の第５実施例について説明する。
これは、第１実施例および第４実施例と構成がほほ同じ
で、異なっている個所は第１実施例のヒータと第４実施
例のクーラとをそれぞれ装置本体内に併設した構成であ
る。
で、異なっている個所は第１実施例のヒータと第４実施
例のクーラとをそれぞれ装置本体内に併設した構成であ
る。
すなわち、本発明の第５実施例は、ケース本体に内蔵さ
れたヒータとクーラとを有してケース本体を一定温度に
保持すべく加熱もしくは冷却する第１の熱交換部として
加熱部ならびに冷却部と、前記ケース本体内に設けられ
た細溝または細穴からなり、該細溝または細穴を流れる
圧油をケース本体とほぼ同一の温度まで加熱もしくは冷
却する第２の熱交換部と、該第２の熱交換部にて加熱も
しくは冷却された圧油の流量を制御する絞りからなる流
量調整部とによって成る温度補償付流量制御装置である
。
れたヒータとクーラとを有してケース本体を一定温度に
保持すべく加熱もしくは冷却する第１の熱交換部として
加熱部ならびに冷却部と、前記ケース本体内に設けられ
た細溝または細穴からなり、該細溝または細穴を流れる
圧油をケース本体とほぼ同一の温度まで加熱もしくは冷
却する第２の熱交換部と、該第２の熱交換部にて加熱も
しくは冷却された圧油の流量を制御する絞りからなる流
量調整部とによって成る温度補償付流量制御装置である
。
上記構成より成る第５実施例の流量制御装置の作用効果
は、例えば、温度制御ユニットにて設定された温度より
も検出温度（ケース本体温度）の方が高い場合は、クー
ラ側のリレーの接点が閉成されて冷却パイプ内の冷却液
の導通を許容し、この冷却液にてケース本体から熱エネ
ルギを吸収してケース本体を冷却する。
は、例えば、温度制御ユニットにて設定された温度より
も検出温度（ケース本体温度）の方が高い場合は、クー
ラ側のリレーの接点が閉成されて冷却パイプ内の冷却液
の導通を許容し、この冷却液にてケース本体から熱エネ
ルギを吸収してケース本体を冷却する。
このときヒータ側のリレーの接点が開成されヒータへの
電力供給が停止されるのである。
電力供給が停止されるのである。
また、逆にケース本体の温度が設定温度より低いと前記
クーラ側のリレーの接点が開成され冷却パイプ内の冷却
液の導通を断つとともに、一方ヒータ側のリレーの接点
が閉成されて電力がヒータに供給されヒータは発熱しケ
ース本体に熱エネルギーを付与するのである。
クーラ側のリレーの接点が開成され冷却パイプ内の冷却
液の導通を断つとともに、一方ヒータ側のリレーの接点
が閉成されて電力がヒータに供給されヒータは発熱しケ
ース本体に熱エネルギーを付与するのである。
このようにしてケース本体は常に一定の温度状態に保た
れる。
れる。
よって油はケース本体１内部の細溝または細穴を通過す
る間にケース本体１から熱エネルギの吸収が行なわれ、
ほぼ均一に、そしてケース本体１とほとんど等しい温度
に保持されて絞りＥへ供給される。
る間にケース本体１から熱エネルギの吸収が行なわれ、
ほぼ均一に、そしてケース本体１とほとんど等しい温度
に保持されて絞りＥへ供給される。
この絞りＥを通過する油は、温度（粘度）が一定となる
ため、流入口７１に流入する油の温度変化に拘らず絞り
面積および圧力差一定の場合には流量変動は皆無となる
のである。
ため、流入口７１に流入する油の温度変化に拘らず絞り
面積および圧力差一定の場合には流量変動は皆無となる
のである。
なお、本発明の流量制御装置は、前記第５実施例のよう
に、第１の熱交換部が装置本体内に加熱部ならびに冷却
部との両者をそれぞれ独立して併設した実施態様に限る
ものではなく、この他に、熱伝導性良好な材料より成る
中空パイプを圧油の移送通路周囲にコイル状となしてケ
ース本体に内蔵するとともに、前記中空パイプに加熱流
体と冷却液とのいずれか一方をケース本体の温度変化に
応じて導通切替すべき流路切替部を設ける構成となすこ
とにより、ケース本体の温度が所定温度より高ければ、
前記中空パイプ内に冷却液を導通する一方また、逆にケ
ース本体の温度が所定温度より低ければ前記中空パイプ
に加熱流体を導入してケース本体に熱エネルギを吸収ま
たは付与するのである。
に、第１の熱交換部が装置本体内に加熱部ならびに冷却
部との両者をそれぞれ独立して併設した実施態様に限る
ものではなく、この他に、熱伝導性良好な材料より成る
中空パイプを圧油の移送通路周囲にコイル状となしてケ
ース本体に内蔵するとともに、前記中空パイプに加熱流
体と冷却液とのいずれか一方をケース本体の温度変化に
応じて導通切替すべき流路切替部を設ける構成となすこ
とにより、ケース本体の温度が所定温度より高ければ、
前記中空パイプ内に冷却液を導通する一方また、逆にケ
ース本体の温度が所定温度より低ければ前記中空パイプ
に加熱流体を導入してケース本体に熱エネルギを吸収ま
たは付与するのである。
このようにしてケース本体は常に一定の温度状態に保持
することができる。
することができる。
以上要するに、本発明は、ケース本体と、該ケース本体
に穿設せられ作動油を流通せしめるようにした流体通路
と、前記ケース本体に設けられ熱源または熱媒体により
ケース本体を加熱もしくは冷却する第１の熱交換部と、
前記ケース本体の温度を検出して該ケース本体の温度が
一定に保持されるように前記熱源または熱媒体を制御す
る温度制御部と、前記流体通路に形成せられ該流体通路
を細溝状または細穴状の小断面積の通路に変換して該細
溝状または細穴状の通路を流れる作動油をケース本体か
らの伝熱によってケース本体とほぼ同一の温度まで加熱
もしくは冷却する第２の熱交換部と、該第２の熱交換部
の後流の流体通路中にあって該第２の熱交換部にて加熱
もしくは冷却された作動油の流量を制御する絞りからな
る流量調整部とによって構成された温度補償付流量制御
装置であって、油温を一定温度に制御して絞りを通過さ
せるようにして常に一定の流量を正確に得ることができ
るものである。
に穿設せられ作動油を流通せしめるようにした流体通路
と、前記ケース本体に設けられ熱源または熱媒体により
ケース本体を加熱もしくは冷却する第１の熱交換部と、
前記ケース本体の温度を検出して該ケース本体の温度が
一定に保持されるように前記熱源または熱媒体を制御す
る温度制御部と、前記流体通路に形成せられ該流体通路
を細溝状または細穴状の小断面積の通路に変換して該細
溝状または細穴状の通路を流れる作動油をケース本体か
らの伝熱によってケース本体とほぼ同一の温度まで加熱
もしくは冷却する第２の熱交換部と、該第２の熱交換部
の後流の流体通路中にあって該第２の熱交換部にて加熱
もしくは冷却された作動油の流量を制御する絞りからな
る流量調整部とによって構成された温度補償付流量制御
装置であって、油温を一定温度に制御して絞りを通過さ
せるようにして常に一定の流量を正確に得ることができ
るものである。
図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は第１実施
例における温度補償付流量制御装置の断面図、第２図は
第１図の■−■線に沿って切断した半断面図、第３図は
第１実施例における温度制御回路図、第４図は第２実施
例を示す上記第１実施例の棒状部材の変形図、第５図は
第４実施例を示す温度制御回路図である。 なお、図中Ａは第１の熱交換部としての加熱部、Ｂは第
２の熱交換部、Ｃは流量調整部、１はケース本体、１６
はヒータ、１０４は冷却パイプ、６は棒状部材、１４は
螺旋状溝（細溝）、６１は細長穴（細穴）、Ｅは絞り部
である。
例における温度補償付流量制御装置の断面図、第２図は
第１図の■−■線に沿って切断した半断面図、第３図は
第１実施例における温度制御回路図、第４図は第２実施
例を示す上記第１実施例の棒状部材の変形図、第５図は
第４実施例を示す温度制御回路図である。 なお、図中Ａは第１の熱交換部としての加熱部、Ｂは第
２の熱交換部、Ｃは流量調整部、１はケース本体、１６
はヒータ、１０４は冷却パイプ、６は棒状部材、１４は
螺旋状溝（細溝）、６１は細長穴（細穴）、Ｅは絞り部
である。
Claims (1)
- １ ケース本体と、該ケース本体に穿設せられ作動油を
流通せしめるようにした流体通路と、前記ケース本体に
設けられ熱源または熱媒体によりケース本体を加熱もし
くは冷却する第１の熱交換部と、前記ケース本体の温度
を検出して該ケース本体の温度が一定に保持されるよう
に前記熱源または熱媒体を制御する温度制御部と、前記
流体通路に形成せられ該流体通路を細溝状または細穴状
の小断面積の通路に変換して該細溝状または細穴状の通
路を流れる作動油をケース本体からの伝熱によってケー
ス本体とほぼ同一の温度まで加熱もしくは冷却する第２
の熱交換部と、該第２の熱交換部の後流の流体通路中に
あって該第２の熱交換部にて加熱もしくは冷却された作
動油の流量を制御する絞りからなる流量調整部とによっ
て構成された温度補償付流量制御装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP47117531A JPS584202B2 (ja) | 1972-11-22 | 1972-11-22 | オンドホシヨウツキリユウリヨウセイギヨソウチ |
| GB5246673A GB1455424A (en) | 1972-11-22 | 1973-11-12 | Flow rate control device |
| DE2358125A DE2358125A1 (de) | 1972-11-22 | 1973-11-21 | Durchflussmengen-regeleinrichtung |
| FR7341645A FR2212053A5 (ja) | 1972-11-22 | 1973-11-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP47117531A JPS584202B2 (ja) | 1972-11-22 | 1972-11-22 | オンドホシヨウツキリユウリヨウセイギヨソウチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS4976123A JPS4976123A (ja) | 1974-07-23 |
| JPS584202B2 true JPS584202B2 (ja) | 1983-01-25 |
Family
ID=14714080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP47117531A Expired JPS584202B2 (ja) | 1972-11-22 | 1972-11-22 | オンドホシヨウツキリユウリヨウセイギヨソウチ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS584202B2 (ja) |
| DE (1) | DE2358125A1 (ja) |
| FR (1) | FR2212053A5 (ja) |
| GB (1) | GB1455424A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5145332A (en) * | 1974-10-16 | 1976-04-17 | Toyoda Chuo Kenkyusho Kk | Ryuryoseigyosochino ondohoshokiko |
| JPS5917320B2 (ja) * | 1975-03-06 | 1984-04-20 | 住友電気工業株式会社 | 流量調節装置 |
| JPS5788232A (en) * | 1980-11-20 | 1982-06-02 | Hino Motors Ltd | Hydraulically operated type fuel injection timing adjusting device |
| JPS5788234A (en) * | 1980-11-20 | 1982-06-02 | Hino Motors Ltd | Hydraulic actuator type fuel injection timing regulator |
| JPS5788231A (en) * | 1980-11-20 | 1982-06-02 | Hino Motors Ltd | Hydraulically operated type fuel injection timing adjusting device |
| GB8615576D0 (en) * | 1986-06-23 | 1986-07-30 | Rees J E | Removing heat from hydraulic circuits |
| CN106050820B (zh) * | 2016-08-17 | 2018-11-13 | 四川英发太阳能科技有限公司 | 一种太阳能电池的丝印检测系统 |
| ES2718945A1 (es) * | 2018-01-05 | 2019-07-05 | Comercial De Utiles Y Moldes Sa | Cilindro hidráulico |
| CN113028135B (zh) * | 2021-03-18 | 2023-03-31 | 江苏孚杰高端装备制造(集团)股份有限公司 | 一种用于高温状态下具有散热功能的阀盖 |
-
1972
- 1972-11-22 JP JP47117531A patent/JPS584202B2/ja not_active Expired
-
1973
- 1973-11-12 GB GB5246673A patent/GB1455424A/en not_active Expired
- 1973-11-21 DE DE2358125A patent/DE2358125A1/de active Pending
- 1973-11-22 FR FR7341645A patent/FR2212053A5/fr not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE2358125A1 (de) | 1974-06-12 |
| FR2212053A5 (ja) | 1974-07-19 |
| JPS4976123A (ja) | 1974-07-23 |
| GB1455424A (en) | 1976-11-10 |
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