JPS5842022B2 - 射出成形用金型 - Google Patents
射出成形用金型Info
- Publication number
- JPS5842022B2 JPS5842022B2 JP14164278A JP14164278A JPS5842022B2 JP S5842022 B2 JPS5842022 B2 JP S5842022B2 JP 14164278 A JP14164278 A JP 14164278A JP 14164278 A JP14164278 A JP 14164278A JP S5842022 B2 JPS5842022 B2 JP S5842022B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air vent
- gate
- injection
- closing means
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/34—Moulds having venting means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は射出成形用金型のエアーベントとゲートとの構
造に関し、キャビティ１内への射出時にはゲート２を開
口せしめると共に射出終了時にゲート２を閉じるゲート
閉塞手段３と、射出開始時より射出のほぼ終了時までは
エアーベント４を開口せしめると共に射出のほぼ終了時
にエアーベント４を閉じるエアーベント閉塞手段５と、
エアーベント４に連結して真空脱気する真空装置Ａとを
具備することを特徴とする射出成形用金型に係るもので
ある。
造に関し、キャビティ１内への射出時にはゲート２を開
口せしめると共に射出終了時にゲート２を閉じるゲート
閉塞手段３と、射出開始時より射出のほぼ終了時までは
エアーベント４を開口せしめると共に射出のほぼ終了時
にエアーベント４を閉じるエアーベント閉塞手段５と、
エアーベント４に連結して真空脱気する真空装置Ａとを
具備することを特徴とする射出成形用金型に係るもので
ある。
従来、熱可塑性合成樹脂や熱硬化性合成樹脂のような合
成樹脂を射出成形するに当って、射出成形用金型のキャ
ビティ内の空気及び成形材料中に混入した空気や揮発性
ガスなどのガスを排出するためにキャビティに連通ずる
エアーベントを設けていルカ射出終了時に近づくとエア
ーベントから成形材料が洩れて成形品にエアーベント跡
を生ずるという欠点があった。
成樹脂を射出成形するに当って、射出成形用金型のキャ
ビティ内の空気及び成形材料中に混入した空気や揮発性
ガスなどのガスを排出するためにキャビティに連通ずる
エアーベントを設けていルカ射出終了時に近づくとエア
ーベントから成形材料が洩れて成形品にエアーベント跡
を生ずるという欠点があった。
従来はエアーベント跡を小さくするためにエアーベント
の径を小さくしているので、ガス抜きの速度が遅くなり
、成形品に気泡が混入したり充填不足になるのを防ぐた
めには射出時間や加圧時間を長くする必要があるので成
形サイクルが長くなるという欠点があった。
の径を小さくしているので、ガス抜きの速度が遅くなり
、成形品に気泡が混入したり充填不足になるのを防ぐた
めには射出時間や加圧時間を長くする必要があるので成
形サイクルが長くなるという欠点があった。
またランナーとキャビティとはゲートを介して単に連通
していたので成形品にゲート跡のはりが残り、この部分
を切除する仕上げ処理が必要であった。
していたので成形品にゲート跡のはりが残り、この部分
を切除する仕上げ処理が必要であった。
本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本発
明の第１の目的とするところは射出終了時にゲートを閉
じるゲート閉塞手段とエアーベントを閉じるエアーベン
ト閉塞手段を具備することによりエアーベント跡及びゲ
ート跡にばつが残らず仕上げ処理を必要としない射出成
形用金型を提供するのにある。
明の第１の目的とするところは射出終了時にゲートを閉
じるゲート閉塞手段とエアーベントを閉じるエアーベン
ト閉塞手段を具備することによりエアーベント跡及びゲ
ート跡にばつが残らず仕上げ処理を必要としない射出成
形用金型を提供するのにある。
本発明の第２の目的とするところはエアーベントの径を
大きくしてガスが抜けやすいようにできて充填時間を短
縮して成形サイクルが短縮でき、また充填不良の削減が
計れる射出成形金型を提供するにある。
大きくしてガスが抜けやすいようにできて充填時間を短
縮して成形サイクルが短縮でき、また充填不良の削減が
計れる射出成形金型を提供するにある。
本発明の第３の目的とするところはエアーベントからエ
アーを真空吸引でき、一層成形サイクルの短縮や充填不
良防止が計れ、また電子部品の封入成形のように成形圧
力を非常に低くする必要のある成形や薄肉の成形が容易
にできる射出成形用金型を提供するにある。
アーを真空吸引でき、一層成形サイクルの短縮や充填不
良防止が計れ、また電子部品の封入成形のように成形圧
力を非常に低くする必要のある成形や薄肉の成形が容易
にできる射出成形用金型を提供するにある。
以下本発明を実施例により詳述する。
上型６と下型７との間にキャビティ１が形成され、また
上型６と下型７の間にランナー９とエアーベント４とが
通路状に形成してあって、ランナー９はゲート２を介し
て、エアーベント４は直接キャピテイ１にそれぞれ連通
しである。
上型６と下型７の間にランナー９とエアーベント４とが
通路状に形成してあって、ランナー９はゲート２を介し
て、エアーベント４は直接キャピテイ１にそれぞれ連通
しである。
また下型７にはキャビティ１下方に対向するように上方
へ突出自在に突出ピン１０を取付げである。
へ突出自在に突出ピン１０を取付げである。
エアーベント４のキャビティ１への連通口８、ゲート２
にはそれぞれエアーベント閉塞手段５とゲート閉塞手段
３とを有している。
にはそれぞれエアーベント閉塞手段５とゲート閉塞手段
３とを有している。
かかるエアーベント閉塞手段５とゲート閉塞手段とは例
えば上下動自在なピンであって、本実施例の場合エアー
ベント閉塞手段５としてエアーベント閉塞ピン５ａをゲ
ート閉塞手段３としてゲート閉塞ピン３ａを用いている
。
えば上下動自在なピンであって、本実施例の場合エアー
ベント閉塞手段５としてエアーベント閉塞ピン５ａをゲ
ート閉塞手段３としてゲート閉塞ピン３ａを用いている
。
このエアーベント閉塞ピン５ａ及びゲート閉塞ピン３ａ
は油圧シリンダ、エアーシリンダ等のシリンダ装置にて
上下に駆動されてエアーベント閉塞ピンシとゲート閉塞
ピン３ａの先端で連通口８やゲート２を閉塞し得るよう
になっている。
は油圧シリンダ、エアーシリンダ等のシリンダ装置にて
上下に駆動されてエアーベント閉塞ピンシとゲート閉塞
ピン３ａの先端で連通口８やゲート２を閉塞し得るよう
になっている。
またエアーベント閉塞手段５とゲート閉塞手段３とは上
記のような上方に突出自在なピン以外、スライド扉や移
動ブロックであってもよい。
記のような上方に突出自在なピン以外、スライド扉や移
動ブロックであってもよい。
またエアーベント４は真空ポンプのような真空装置Ａを
連結してあって、常時又は樹脂の射出時の開駆動されて
真空吸引するようになっている。
連結してあって、常時又は樹脂の射出時の開駆動されて
真空吸引するようになっている。
しかして、先ず第１図のように下型７と上型６との型締
めを行ないランナー９より樹脂成形材料１１の射出を開
始する。
めを行ないランナー９より樹脂成形材料１１の射出を開
始する。
このときゲート閉塞手段３のゲート閉塞ピン３ａとエア
ーベント閉塞手段５のエアーベント閉塞ピン５ａとは下
降していてゲート２とエアーベント４の連通口８は大き
く開き、ゲート２よりキャビティ１内へ樹脂成形材料１
１が注入しやすくまたエアーベント４よりのガス抜きも
抜けやすい状態になっており、さらに真空装置Ａにてさ
らに脱気されている。
ーベント閉塞手段５のエアーベント閉塞ピン５ａとは下
降していてゲート２とエアーベント４の連通口８は大き
く開き、ゲート２よりキャビティ１内へ樹脂成形材料１
１が注入しやすくまたエアーベント４よりのガス抜きも
抜けやすい状態になっており、さらに真空装置Ａにてさ
らに脱気されている。
射出が８０φ〜１００％なされてキャビティ１内のガス
が追い出された時点でエアーベント閉塞手段５のエアー
ベント閉塞ピン５ａがシリンダ装置にて上方に駆動され
て第２図のようにエアーベント４の連通口８を閉じる。
が追い出された時点でエアーベント閉塞手段５のエアー
ベント閉塞ピン５ａがシリンダ装置にて上方に駆動され
て第２図のようにエアーベント４の連通口８を閉じる。
このようにしてエアーベント４より成形材料１が流出す
ることを防ぐ。
ることを防ぐ。
この場合、若干の間隙でエアーベント４を開いておいて
もよい。
もよい。
射出が完全に終了した時点でゲート閉塞手段３のゲート
閉塞ピン３ａがシリンダ装置にて上方に駆動されて第３
図のようにゲート２を閉じ、成形品１２からゲート口跡
を無くす。
閉塞ピン３ａがシリンダ装置にて上方に駆動されて第３
図のようにゲート２を閉じ、成形品１２からゲート口跡
を無くす。
最後にキャビティ１内の成形品１２が硬化した時点で上
型６と下型７とを割り、突出ピン１０を上方へ突き上げ
て第４図のように成形品１２を下型７より離型する。
型６と下型７とを割り、突出ピン１０を上方へ突き上げ
て第４図のように成形品１２を下型７より離型する。
本発明は叙述の如くキャビティ内へ射出終了時にエアー
ベント及びゲートを閉じるようにしであるので、成形品
にエアーベント跡やゲート口跡のぼりが残る虞れがなく
、この部分を切除するなどの仕上げ処理をする必要がな
い利点があり、しかもエアーベント及びゲートは射出開
始時より終了時までは開口して射出のほぼ終了時に閉じ
るようにしであるので、エアーベント及びゲートの径を
太きく形成してもエアーベント及びゲートの閉塞でエア
ーベントよりの成形材料の洩れを防止できるものであっ
て、径の大きなエアーベント及びゲートにより充填不良
の削減が計れ、射出圧力を低くできてばつの発生を防止
でき、急速充填が可能となり成形サイクルの短縮が計れ
、金型のエアーベント及びゲートの仕上げが不要なもの
であり、またエアーベントに真窯脱気する真空装置を連
結しであるので、エアーベントが開いているとき一層脱
気できて一層成形サイクルを短縮できると共に充填不良
を削減できるものであり、しかも真空脱気されるので空
気やその他の揮発性ガスが逃げる前に脱気孔を塞ぎやす
い場合、空気が残りやすい構造の場合、成形品に極薄内
部がある場合、電子部品の封入成形のように成形圧力を
非常に低くする必要のある場合、空気を包含している部
品の封入成形の場合等でも容易に成形できるものであり
、さらに真空脱気により完全充填ばかりか成形品の表面
光沢が良くなるものである。
ベント及びゲートを閉じるようにしであるので、成形品
にエアーベント跡やゲート口跡のぼりが残る虞れがなく
、この部分を切除するなどの仕上げ処理をする必要がな
い利点があり、しかもエアーベント及びゲートは射出開
始時より終了時までは開口して射出のほぼ終了時に閉じ
るようにしであるので、エアーベント及びゲートの径を
太きく形成してもエアーベント及びゲートの閉塞でエア
ーベントよりの成形材料の洩れを防止できるものであっ
て、径の大きなエアーベント及びゲートにより充填不良
の削減が計れ、射出圧力を低くできてばつの発生を防止
でき、急速充填が可能となり成形サイクルの短縮が計れ
、金型のエアーベント及びゲートの仕上げが不要なもの
であり、またエアーベントに真窯脱気する真空装置を連
結しであるので、エアーベントが開いているとき一層脱
気できて一層成形サイクルを短縮できると共に充填不良
を削減できるものであり、しかも真空脱気されるので空
気やその他の揮発性ガスが逃げる前に脱気孔を塞ぎやす
い場合、空気が残りやすい構造の場合、成形品に極薄内
部がある場合、電子部品の封入成形のように成形圧力を
非常に低くする必要のある場合、空気を包含している部
品の封入成形の場合等でも容易に成形できるものであり
、さらに真空脱気により完全充填ばかりか成形品の表面
光沢が良くなるものである。
第１図乃至第４図は本発明金型による射出成形を示す断
面図であって、１はキャビティ、２はゲート、３はゲー
ト閉塞手段、４はエアーベント、５はエアーベント閉塞
手段、Ａは真空装置である。
面図であって、１はキャビティ、２はゲート、３はゲー
ト閉塞手段、４はエアーベント、５はエアーベント閉塞
手段、Ａは真空装置である。
Claims (1)
- １ キャビティ内への射出時にはゲートを開口せしめる
と共に射出終了時にゲートを閉じるゲート閉塞手段と、
射出開始時より射出のほぼ終了時まではエアーベントを
開口せしめると共に射出のほぼ終了時にエアーベントを
閉じるエアーベント閉塞手段と、エアーベントに連結し
て真空脱気する真空装置とを具備することを特徴とする
射出成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14164278A JPS5842022B2 (ja) | 1978-11-16 | 1978-11-16 | 射出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14164278A JPS5842022B2 (ja) | 1978-11-16 | 1978-11-16 | 射出成形用金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5567429A JPS5567429A (en) | 1980-05-21 |
| JPS5842022B2 true JPS5842022B2 (ja) | 1983-09-16 |
Family
ID=15296786
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14164278A Expired JPS5842022B2 (ja) | 1978-11-16 | 1978-11-16 | 射出成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5842022B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3042052C2 (de) * | 1980-11-07 | 1984-08-09 | MTU Motoren- und Turbinen-Union München GmbH, 8000 München | Vorrichtung zum Spritzgießen von Präzisionsteilen |
| JPS61283516A (ja) * | 1985-06-08 | 1986-12-13 | Sankyo Kasei Kk | 型内真空射出成形機 |
| JP2018051776A (ja) * | 2016-09-26 | 2018-04-05 | 日本電産サンキョー株式会社 | 射出成形金型のエア抜き機構 |
-
1978
- 1978-11-16 JP JP14164278A patent/JPS5842022B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5567429A (en) | 1980-05-21 |
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