JPS5841919Y2 - 脱水洗たく機 - Google Patents
脱水洗たく機Info
- Publication number
- JPS5841919Y2 JPS5841919Y2 JP1981157390U JP15739081U JPS5841919Y2 JP S5841919 Y2 JPS5841919 Y2 JP S5841919Y2 JP 1981157390 U JP1981157390 U JP 1981157390U JP 15739081 U JP15739081 U JP 15739081U JP S5841919 Y2 JPS5841919 Y2 JP S5841919Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- box
- box body
- dehydrating
- washing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は脱水洗たく機に関するもので、特に箱体を合
成樹脂材料により成形した脱水洗たく機の構造に関する
ものである。
成樹脂材料により成形した脱水洗たく機の構造に関する
ものである。
1個の槽の中で洗たく、すすぎ及び脱水を行なう脱水洗
たく機は、洗たく装脱水用の槽、水かくはん装置及び駆
動装置より成る脱水洗たく機構部が外箱内に吊下げられ
ている。
たく機は、洗たく装脱水用の槽、水かくはん装置及び駆
動装置より成る脱水洗たく機構部が外箱内に吊下げられ
ている。
脱水洗たく機構部は洗たく水を含めて100 kg近い
重量を有する。
重量を有する。
このため、箱体の各吊下げ点には一点に集中して多大な
る荷重が作用している。
る荷重が作用している。
従来の鋼板製箱体ではこの荷重に耐えることができたが
、この箱体を合成樹脂材料により成形した場合、上記集
中荷重には到底耐えきれずに、破壊してしまう。
、この箱体を合成樹脂材料により成形した場合、上記集
中荷重には到底耐えきれずに、破壊してしまう。
箱体を合成樹脂材料により成形することは、防錆上有利
で、洗たく機において望ましいことであるが、上記欠点
のため未だ実用化されたものは存在しなかった。
で、洗たく機において望ましいことであるが、上記欠点
のため未だ実用化されたものは存在しなかった。
この考案は上記欠点を解消し、合成樹脂材料製箱体を備
えた錆びない脱水洗たく機を提供するものである。
えた錆びない脱水洗たく機を提供するものである。
図において10は箱体で、水平断面略矩形状をなすよう
に前面壁10a、左右両側面壁10 b 、10 C及
び後面壁10dが合成樹脂材料により一体成形されてい
る。
に前面壁10a、左右両側面壁10 b 、10 C及
び後面壁10dが合成樹脂材料により一体成形されてい
る。
各面壁はその上端縁に、各面壁よりも外方に突出し且つ
上方に延びた立上縁壁10 eを有し、また、箱体内に
向かって水平に張出した上部フランジ10 fを有する
。
上方に延びた立上縁壁10 eを有し、また、箱体内に
向かって水平に張出した上部フランジ10 fを有する
。
4個の立上縁壁10 eは各面壁の隅角部において互い
に直交し且つ一体に連続している。
に直交し且つ一体に連続している。
また上部フランジ10 fも1個の環状矩形平面を構成
するように互いに一体に連続している。
するように互いに一体に連続している。
立上縁壁10 eと上部フランジ10 fとは、上方に
向かって開放した1個の凹段部すなわち載置用の受は部
を構成している。
向かって開放した1個の凹段部すなわち載置用の受は部
を構成している。
また各面壁はその下端縁に、各面壁と同一平面上におい
て下方に向かって延長した下縁壁10 gを有し、更に
、箱体内に向かって水平に張出した下部フランジ10h
を有する。
て下方に向かって延長した下縁壁10 gを有し、更に
、箱体内に向かって水平に張出した下部フランジ10h
を有する。
4個の下縁壁10 gは各面壁の隅角部において互いに
直交し且つ一体に連続している。
直交し且つ一体に連続している。
また下部フランジ10hも1個の環状矩形平面を構成す
るように互いに一体に連続している。
るように互いに一体に連続している。
下縁壁10 gと下部フランジ10hとは、下方に向か
って開放した1個の凹段部を構成している。
って開放した1個の凹段部を構成している。
後面壁10dは開口11を有する。
立上縁壁10 e及び上部フランジ10f、下縁壁10
g及び下部フランジ10hはこの間口11の上下両開口
縁を橋渡している。
g及び下部フランジ10hはこの間口11の上下両開口
縁を橋渡している。
各面壁のなす4個の隅角部は1、一方の面壁に対して直
角な第1の補強壁10 iと、他方の面壁に対して直角
な第2の補強壁10 jとにより補強されている。
角な第1の補強壁10 iと、他方の面壁に対して直角
な第2の補強壁10 jとにより補強されている。
第1及び第2の補強壁10i、10jは、各面壁と一体
連続し且つ互いに直交して一体に連続し、また、立上縁
壁10 eと下縁壁10 gとを除いて各面壁の全長に
わたって延在している。
連続し且つ互いに直交して一体に連続し、また、立上縁
壁10 eと下縁壁10 gとを除いて各面壁の全長に
わたって延在している。
第1及び第2の補強壁10i、10.jは各面壁に対し
て内方へ凹むように位置し、4個の隅角部にそれぞれ凹
溝を構成している。
て内方へ凹むように位置し、4個の隅角部にそれぞれ凹
溝を構成している。
上記のように構成された箱体10はそれ自体強固な構造
を備える。
を備える。
すなわち、各面壁はその周囲4辺が上部フランジ10f
、下部フランジ10h及び第1.第2の補強壁10i、
10jによって、補強され、それ自体間げねじりなどの
外力に強い。
、下部フランジ10h及び第1.第2の補強壁10i、
10jによって、補強され、それ自体間げねじりなどの
外力に強い。
また、全面壁は、上部フランジ10f、下部フランジ1
0h、立上縁壁10 e及び下縁壁10gによって一定
の矩形状に保持される。
0h、立上縁壁10 e及び下縁壁10gによって一定
の矩形状に保持される。
後面壁10dの開口11は従来から知られた構造の後蓋
(図示せず)によって覆われる。
(図示せず)によって覆われる。
後蓋は洗たく機の修理点検のために取外しできるように
取付けられる。
取付けられる。
12は箱体10を載置するための基台で、合成樹脂材料
により成形されている。
により成形されている。
基台12は外周枠部分12 aと、その枠部分を内側か
ら補強する格子状部分12bとより成る。
ら補強する格子状部分12bとより成る。
枠部分12aは内外二重の側壁と天井壁とより成り、断
面が下面きコ字状のチャンネル状をなしている。
面が下面きコ字状のチャンネル状をなしている。
箱体10は下縁壁10 gを枠部分12 Hの外周に嵌
合すると共に下部フランジ10hを枠部分12 a上に
当接して基台12に載置され、下部フランジ10hを挿
通するネジ13によって固定される。
合すると共に下部フランジ10hを枠部分12 a上に
当接して基台12に載置され、下部フランジ10hを挿
通するネジ13によって固定される。
洗たく機を床面上に置くべく、基台12はその下面に複
数個の脚14を有する。
数個の脚14を有する。
15は後述する脱水洗たく機構部を箱体内に支持する枠
状の支持部材で、鋼板により製作されている。
状の支持部材で、鋼板により製作されている。
支持部材15は箱体10の立上縁10 eの内側と略一
致した矩形の枠状をなしている。
致した矩形の枠状をなしている。
支持部材15は、底壁15 aと、底壁の外側で直角に
立上った外縁壁15 bと、底壁の内側で直角に立上っ
た内縁壁15 Cとより成る。
立上った外縁壁15 bと、底壁の内側で直角に立上っ
た内縁壁15 Cとより成る。
外縁壁15b及び内縁壁15 eは支持部材15の全周
にわたって連続している。
にわたって連続している。
支持部材15は箱体10の隅角部と対応する隅角部にお
いて底壁15 aが、隅角部をなす相隣る両辺を橋渡す
ように、三角状15dとなっている。
いて底壁15 aが、隅角部をなす相隣る両辺を橋渡す
ように、三角状15dとなっている。
三角状面15dには、後述する吊下装置を受けるための
上向き凹球面の受は座16が凹設されている。
上向き凹球面の受は座16が凹設されている。
その受は座16は底部に透孔17を備える。
支持部材15は全体をプレス加工により一体に成形する
ことも可能であるが、4辺及び4隅角部をそれぞれ溶接
により接合して製作することも可能である。
ことも可能であるが、4辺及び4隅角部をそれぞれ溶接
により接合して製作することも可能である。
支持部材15は箱体10の立上縁壁10 eの内側に嵌
合され、上部フランジ10 f上に載置され、上部フラ
ンジ10 fにネジ18により固定される。
合され、上部フランジ10 f上に載置され、上部フラ
ンジ10 fにネジ18により固定される。
19は水受槽、20はその水受槽内に設けられた洗たく
装脱水用の槽、21はその槽20底部に設けられた水か
くはん用のパルセータ、22は水受槽下面に固定された
駆動装置である。
装脱水用の槽、21はその槽20底部に設けられた水か
くはん用のパルセータ、22は水受槽下面に固定された
駆動装置である。
これらは1個の脱水洗たく機構部を構成している。
23は吊下装置で、パネルを収容した筒部23 aと、
その筒部と同一軸線方向に延びる枠部23 bとより戒
る。
その筒部と同一軸線方向に延びる枠部23 bとより戒
る。
枠部23 bはその上端に下向き凸球面の上部球面体2
4を有する。
4を有する。
上部球面体24は支持部材15の受は座16に揺動可能
に収容され、それによって、枠部23 bは透孔17を
挿通して垂下し且つ揺動可能となっている。
に収容され、それによって、枠部23 bは透孔17を
挿通して垂下し且つ揺動可能となっている。
筒部23 aはその下端に上向き凸球面の下部球面体2
5を有し、水受槽19の側面に設けた腕26は、その下
部球面体25に対応して下向き凹球面の受は座27を有
する。
5を有し、水受槽19の側面に設けた腕26は、その下
部球面体25に対応して下向き凹球面の受は座27を有
する。
下部球面体25は腕26の受は座27に揺動可能に収容
される。
される。
それによって脱水洗たく機構部は吊下装置23により支
持部材15より揺動可能に吊下げられる。
持部材15より揺動可能に吊下げられる。
脱水洗たく機構部の荷量は、支持部材15に作用し、箱
体に局部的な集中荷重が作用することはない。
体に局部的な集中荷重が作用することはない。
特に大きな荷重が作用する箱体の隅角部分は、第1及び
第2の補強壁10i、10jによって補強されているか
ら、十分耐える。
第2の補強壁10i、10jによって補強されているか
ら、十分耐える。
基台12の脚14は補強壁10i、10jのま下に位置
していることによって、箱体10及び基台12に変形を
与えることなく荷重を受けることができる。
していることによって、箱体10及び基台12に変形を
与えることなく荷重を受けることができる。
28は箱体10の上面を覆う合成樹脂材料製の上蓋で、
その外周縁に、箱体の立上縁壁10 e外周に嵌合する
周壁28 aを一体に有する。
その外周縁に、箱体の立上縁壁10 e外周に嵌合する
周壁28 aを一体に有する。
周壁28 aは、ネジ29により立上縁壁10 eを貫
通して枠部材15に固定、また枠部材15に関係なく立
上縁壁10eに固定される。
通して枠部材15に固定、また枠部材15に関係なく立
上縁壁10eに固定される。
上蓋28はその中央に、洗たく難脱水用の槽20と対向
した洗たく特設入口30を有する。
した洗たく特設入口30を有する。
以上のようにこの考案は、脚の上方に位置する箱体の四
隅部に補強壁を設け、この補強壁の上端に載置するとと
もに箱体に嵌合した支持部材に、洗たく難脱水用の槽及
び駆動装置等が一体的に設けられた脱水洗たく機構部を
、バネ等の弾性材を有する吊下装置により吊下げ支持し
たものであるから、特に大きな荷重が作用する箱体の隅
角部の変形や破壊を防止できるとともに箱体全体の曲げ
やねじりなどの外力に対する強度を増すことができる。
隅部に補強壁を設け、この補強壁の上端に載置するとと
もに箱体に嵌合した支持部材に、洗たく難脱水用の槽及
び駆動装置等が一体的に設けられた脱水洗たく機構部を
、バネ等の弾性材を有する吊下装置により吊下げ支持し
たものであるから、特に大きな荷重が作用する箱体の隅
角部の変形や破壊を防止できるとともに箱体全体の曲げ
やねじりなどの外力に対する強度を増すことができる。
また支持部材を箱体に嵌合するものであるから、従来の
ように三角形の金具を鋼板製箱体の四隅にそれぞれ溶接
するものに比して、組立が容易である。
ように三角形の金具を鋼板製箱体の四隅にそれぞれ溶接
するものに比して、組立が容易である。
第1図はこの考案の一実施例を示す脱水洗たく機の縦断
面図、第2図は外箱、支持部材及び基台を分解して示す
斜視図である。 図面に付した番号のうち 10は箱体、15は支持部材
、19は水受槽、20は洗たく難脱水用の槽、21は水
かくはん用のパルセータ、22は駆動装置、23は吊下
装置を示す。
面図、第2図は外箱、支持部材及び基台を分解して示す
斜視図である。 図面に付した番号のうち 10は箱体、15は支持部材
、19は水受槽、20は洗たく難脱水用の槽、21は水
かくはん用のパルセータ、22は駆動装置、23は吊下
装置を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 上面が開口され合成樹脂で一体成形された箱体と、 その箱体の下部に設けられた脚と、 前記箱体内に装着され洗たく装脱水用の槽、水かくはん
装置及び駆動装置等が一体的に設けられた脱水洗たく機
構部と、 前記脚の上方に位置するように箱体の四隅部に設けられ
た補強壁と、 前記箱体の隅角部と対応する各位置に吊下げ用の受は座
を有しかつその番受は座を互いに連結して枠状に構成さ
れ、前記補強壁上端の受は部に載置されて箱体に嵌合す
る支持部材と、 その支持部材に前記脱水洗たく機構部を吊下げ支持する
バネ等の弾性材を有する吊下装置と、を備える脱水洗た
く機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981157390U JPS5841919Y2 (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | 脱水洗たく機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981157390U JPS5841919Y2 (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | 脱水洗たく機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5799589U JPS5799589U (ja) | 1982-06-18 |
JPS5841919Y2 true JPS5841919Y2 (ja) | 1983-09-21 |
Family
ID=29949919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981157390U Expired JPS5841919Y2 (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | 脱水洗たく機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5841919Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4729915U (ja) * | 1971-04-27 | 1972-12-05 | ||
JPS489585U (ja) * | 1971-06-17 | 1973-02-02 |
-
1981
- 1981-10-22 JP JP1981157390U patent/JPS5841919Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4729915U (ja) * | 1971-04-27 | 1972-12-05 | ||
JPS489585U (ja) * | 1971-06-17 | 1973-02-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5799589U (ja) | 1982-06-18 |
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