JPS5841714Y2 - 小型ヒユ−ズ - Google Patents

小型ヒユ−ズ

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JPS5841714Y2
JPS5841714Y2 JP11425781U JP11425781U JPS5841714Y2 JP S5841714 Y2 JPS5841714 Y2 JP S5841714Y2 JP 11425781 U JP11425781 U JP 11425781U JP 11425781 U JP11425781 U JP 11425781U JP S5841714 Y2 JPS5841714 Y2 JP S5841714Y2
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JP
Japan
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fuse
unit
small
carrier
electrodes
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Application number
JP11425781U
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English (en)
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JPS5820464U (ja
Inventor
恒助 高野
Original Assignee
株式会社 テ−アンテ−
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Publication date
Application filed by 株式会社 テ−アンテ− filed Critical 株式会社 テ−アンテ−
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は小型ヒユーズに係り、更に詳述すれば担持部
材の一面に電極とその間を接続するヒユーズリンク部を
フォトエツチングにより形成し、二つ折りした一対の小
型ヒユーズに関するものである。
従来より小型ヒユーズとしては、円筒状のガラス管の両
端に金属キャップを取付け、前記ガイド管内に挿通した
ヒユーズを前記金属キャップに半田付着により接続した
ものが一般的であり、この場合ヒユーズの直径に比し十
分に大きいガラス管に入れるため体積がどうしても大き
くなり、自動組立が出来にくく組立を人手にたよらざる
を得す製造コストが高く、かつまた電気的要因からでは
なく機械的要因により断線することが屡々あり、このよ
うな欠点を除去するために米国特許第3909767号
明細書に記載されている小型プラグインヒユーズのよう
にプラグイン端子とヒユーズリンク部を一体に形成させ
るようにしたものがあるが、小定格のヒユーズを作る場
合には、加工時ヒユーズリンク部が折れ易く取扱いが面
倒である。
いずれにしても、前者、後者共にヒユーズを取付ける場
合に専用のヒユーズソケットが必要であり取付ける場所
が限られ、しかも取付に当りかなり広い面積を必要とす
る等の欠点がある。
この考案は上述した欠点を除去することを目的とするも
ので、その第1の特徴とするところは可撓性を有する電
気絶縁性担持体の一面に2対の電極と、これら電極に連
接したヒユーズリンク部を全体としてほぼ口形に設ける
とともに、前記電極とリンク部で囲まれた担持体の空所
に透孔を設けて単位ヒユーズ体を形威し、この単位ヒユ
ーズ体の担持体を2つ折りし合掌状態を保持して二叉の
ヒユーズ板を構成し、このヒユーズ板を異種ソケットに
互換性よく差込んで小型ヒユーズとして使用できるよう
にしたことにある。
この考案の第2の特徴とするところは前記第1の特徴に
加えて前記単位ヒユーズ体の多数を連結部を介し、配列
形成してヒユーズシートを構成し、使用時に前記単位ヒ
ュ・−ズ体をそれぞれ連結部から切離して前記電極とリ
ンク部が外側になるように前記単位ヒユーズ体の担持体
を2つ折りし、合掌状態を保持して二叉のヒユーズ板を
構威し、このヒユーズ板を異種ソケットに互換性よく差
込んで小型ヒユーズとして使用できるようにしたことを
特徴とする小型ヒユーズを提供するものである。
以下この考案を図に示す一実施例について詳述する。
第1図aおよび第1図すは亜鉛合金、錫あるいはアルミ
箔を貼着した印刷回路用耐熱性金属箔張積層板11を用
い、金属箔部分12を周知の印刷配線技術すなわち、金
属箔部分に耐酸感光剤を塗布したあと端子部およびヒユ
ーズリンク部をマスクするマスクパターンを重合露光さ
せ焼付現像し、しかる後にエツチングにより対をなす電
極13a。
13bおよび13 C,13dとこの間を連接する定格
電流に対する断面積を有する対をなすヒユーズリンク部
14.14および14 a 、14 aからなるヒユー
ズ形成部15(全体として口形としである)を残して他
の金属箔を除去し、前記ヒユーズ形成部15上の耐酸膜
を除去することにより定尺積層板上に多数個の単位ヒユ
ーズ体17を構成したものであるが、この単位ヒユーズ
体17は前記各図に示すように各担持体16の連結部1
8で多数連結されており、全体としてヒユーズシートS
を構成しである。
そして前記連結部から切離せば切目19部分より個別に
分離できるよう連結部18に凹凸16bを構成しである
また、各電極131〜13dで囲まれた空所には透孔2
0が設けられ、担持体16を2つ折りした際に二叉のヒ
ユーズ板21を構成するようにしである。
なお、前記実施例では単位ヒユーズ体17を連結部から
切離すものにつき述べたが、この単位ヒユーズ体はあら
かじめ個別に切離して構成してもよい。
この単位ヒユーズ体は第2図に示すように両電極13
a 、13 b側より二つ折りし、第3図に示すような
単位ヒユーズ体17を形成するのであるが、長さ方向を
部分する位置で端縁17 a 、17 bが一致するよ
う二つ折りし、この折曲げ時折曲げ端13のV字状の切
欠部16aでテーパ部分を形威し、エツジ部分を斜めに
したものである。
第3図に示す可撓性担持体16上にヒユーズ形成部15
を形成した単位ヒユーズ体17は印刷配線板の銅箔回路
間にリンク部14を設け、電極の二つ折り部にリンク部
14 aを構成し、二つ折りして二叉のヒユーズ板21
を構成して使用するものである。
このようにすればフェースダウンボンデング手法による
取付けが可能である。
第4図および第5図に鎖線で示すハウジング3は注形合
成樹脂をもってモールドにより形成されたもので、握持
部31の一面に電極の外径寸法と等しい大きさの電極を
挿着するための電極挿着穴32を有するものである。
このように構成されているハウジング3は第3図に示す
ように前記挿着穴32の下側より電極挿着穴32内に圧
挿穴することにより抜は止め兼用凹凸16bがハウジン
グの内面に係止され、プラグイン形式の小型ヒユーズと
して用いることができる。
この場合、電極の外形寸法と略等しい電極挿入穴内に無
理に電極は挿入されているため、ハウジング3に対し堅
固に取付くので接着剤は不要である。
この小型ヒユーズは第5図に示すようにソケット24の
弾性接片25 a 、25 bにヒユーズ形成部15の
電極13 a〜13dを接触するように挿入し、ソケッ
トの端子部26に導通させて用いることができ、またこ
のプラグイン形式の小型ヒユーズは自動車等の電気系の
過電流防止用に使用されるもので、第5図に示すように
一対の接片25 a 、25 bをハウジング23内に
取付けたヒユーズソケット24に挿着されて使用される
取替えに当ってはハウジング3の握持部31を持つこと
により電極およびリンク部に触れることなくヒユーズソ
ケット24より抜脱が容易にできる。
次に第3図、第4図に示すようなこの考案のヒユーズを
第6図aに示すような弾性接片6a、6bを有するソケ
ット5の前記各接片6a、6b間に前記担持体16の表
面に形成した電極13a〜13dを差し込んで使用した
場合は、前記各弾性接片の6 a 、6 bのうち6
a 、6 a同志と6 b 、6 b同志が互いに接続
されているので端子部7 a 、7 b間に過電流が流
れたときには前記各リンク部14.14aのうち、主と
してリンク部14.14 aが溶断する。
また、第6図すに示すような左右の弾性接片6゜6間に
前記電極13a〜13dを差し込んで使用した場合は、
前記左右の接片6,6間に端子部7,7を経て過電流が
流れた場合は前記リンク部14,143のうちリンク部
14だけが溶断する。
また電流容量を表示する文字や色分は表示部10Aを付
設すれば使用に当り便利である。
なお、前記リンク部14,14.14 a 、14 a
は14,14aを1個ずつ形成しただけでもよいが、こ
の場合は他の同等部分は切離し状態となしておく。
以上述べたようにこの考案は可撓性を有する電気絶縁性
担持体の一面に2対の電極と、これら電極に連接したヒ
ユーズリンク部を全体としてほぼ口形に設けるとともに
、前記電極とリンク部で囲まれた担持体の空所に透孔を
設けて単位ヒユーズ体を形成し、この単位ヒユーズ体の
担持体を2つ折りし合掌状態を保持して二叉のヒユーズ
板を構成し、このヒユーズ板を異種ソケットに互換性よ
く差込んで小型ヒユーズとして使用できるようにしたの
で、小容量の定格電流値から大容量の定格値のものまで
簡単にかつ大量製造できるので非常に安価になり、機械
的に強く、使用に当り場所を取らず、しかも異種類のソ
ケットに互換性よく取付は得る等の効果を有する。
さらにこの考案は前記の効果に加えて第2の効果として
前記単位ヒユーズ体の多数を連結部を介し配列形成して
ヒユーズシートを構成し、使用時に前記単位ヒユーズ体
をそれぞれ連結部から切離して前記電極とリンク部が外
側になるように前記単位ヒユーズ体の担持体を2つ折り
し、合掌状態を保持して三叉のヒユーズ板を構成し、こ
のヒユーズ板を異種ソケットに互換性よく差込んで小型
ヒユーズとして使用できるようにしたので、小容量の定
格電流値から大容量の定格値のものまで簡単に、かつ大
量製造出来るので非常に安価になり、機械的に強く、シ
かもロール状に巻装することができ使用時に切断して二
つ折りして使用することにより保管に当り場所を取らず
にしかも異種類のソケットに互換性よく取付は得る等の
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの考案の一実施例を示すもので、第1図
aは可撓性の担持体上にヒユーズ形成部を形成せしめた
状態の斜視図、第1図すは連続する単位ヒユーズ体の拡
大斜視図、第2図は単位ヒユーズ体を折曲する状態の斜
視図、第3図は二つ折りした単位ヒユーズ体の斜視図、
第4図は単位ヒユーズ体にハウジングを取付けた斜視図
、第5図はヒユーズをソケットに挿着した使用時の断面
図、第6図aおよび第6図すはそれぞれ異種のソケット
の一部切欠した斜視図である。 3.23・・・・・・ハウジング、11・・・・・・金
属箔張積層板、12・・・・・・金属箔部分、13 a
〜13d・・・・・・電極、14,14a・・・・・・
ヒユーズリンク部、15・・・・・・ヒユーズ形成部、
16・・・・・・担持体、17・・・・・・単位ヒユー
ズ体、17 a 、17 b・・・・・・端縁、20・
・・・・・透孔、21・・・・・・二叉のヒユーズ板、
31・・・・・・握持部、32・・・・・・端子挿着穴
、5,24・・・・・・ソケット、6,6a、6b、2
5a、25b・・・・・・接片、7,26・・・・・・
ソケットの端子部、S・・・・・・ヒユーズシート。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)可撓性を有する電気絶縁性担持体の一面に2対の
    電極と、これら電極に連接したヒユーズリンク部を全体
    としてほぼ口形に設けるとともに、前記電極とリンク部
    で囲まれた担持体の空所に透孔を設けて単位ヒユーズ体
    を形成し、この単位ヒユーズ体の担持体を2つ折りし合
    掌状態を保持して二叉のヒユーズ板を構成し、このヒユ
    ーズ板を異種ソケットに互換性よく差込んで小型ヒユー
    ズとして使用できるようにしたことを特徴とする小型ヒ
    ユーズ。
  2. (2)前記実用新案登録請求の範囲第1項記載のものに
    おいて、前記単位ヒユーズ体の多数を連結部を介して配
    列形成してヒユーズシートを構成し、使用時に前記単位
    ヒユーズ体をそれぞれ連結部から切離して前記電極とリ
    ンク部が外側になるように前記単位ヒユーズ体の担持体
    を2つ折りし合掌状態を保持して三叉のヒユーズ板を構
    威し、このヒユーズ板を異種ソケットに互換性よく差込
    んで小型ヒユーズとして使用できるようにしたことを特
    徴とする小型ヒユーズ。
JP11425781U 1981-07-31 1981-07-31 小型ヒユ−ズ Expired JPS5841714Y2 (ja)

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JP11425781U JPS5841714Y2 (ja) 1981-07-31 1981-07-31 小型ヒユ−ズ

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JPS5820464U JPS5820464U (ja) 1983-02-08
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