JPS5841449Y2 - フライトシユミレ−タ用航跡記録装置 - Google Patents

フライトシユミレ−タ用航跡記録装置

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JPS5841449Y2
JPS5841449Y2 JP18208579U JP18208579U JPS5841449Y2 JP S5841449 Y2 JPS5841449 Y2 JP S5841449Y2 JP 18208579 U JP18208579 U JP 18208579U JP 18208579 U JP18208579 U JP 18208579U JP S5841449 Y2 JPS5841449 Y2 JP S5841449Y2
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JP
Japan
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axis
pen
recording
recorder
flight simulator
Prior art date
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Application number
JP18208579U
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JPS5697717U (ja
Inventor
則夫 角田
Original Assignee
富士重工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフライトシュミレータ用航跡記録装置に関し、
フライトシュミレータを使って飛行訓練を行う際の航空
機の高度及び水平面上の位置(緯度、経度)等の情報を
有する航跡を記録する装置に用いて最適なものである。
この種のフライトシュミレータは、シュミレータ操作部
と、操作部に接続された計算装置と、計算装置に接続さ
れた表示部及び/または記録部とから構成されている。
表示または記録の形態としては、航法訓練時の飛行航跡
を記録するクロスカントリ−モードと、離着陸側゛練時
の飛行径路を記録するGCAモード等がある。
クロスカントリ−モードでは、高度、緯度、経度の航跡
情報を、例えば経度を共通パラメータとして、高度−経
度(高度記録)及び緯度−経度(水平位置記録)のグラ
フを表示または記録する。
またGCAモードでは、滑走路の長手方向をX軸パラメ
ータとして、高度−X軸(高度記録)及び水平位置−X
軸(水平位置記録)のグラフを表示または記録する。
このようなフライトシュミレータの表示装置として、C
RTグラフィック・ディスプレーが用いられることがあ
る。
これは多くの情報量を表示させることができるが、高価
であるために、X−Yレコーダ等の記録装置を表示及び
記録手段として使用することが多い。
この場合、上述のクロスカントリ−モード及びGCAモ
ードの夫々における高度記録及び水平位置記録を行うた
めに、2台のX−Yレコーダを一使用することがあるが
1.夫々の相対比較がしずらい欠点がある。
また1台の2ペン式X−Yレコーダを使用して、上述の
高度記録及び水平位置記録を行うことも知られている。
2ペン式レコーダとしては、第1図に示すようなX軸が
共通のX−Yl、Y2方式のものと、第2図に示すよう
な2つのX軸を有するXl−Yl:X2−Y2方式のも
のとの2種類がある。
前者のX−Yl、Y2方式の2ピン式レコーダは、第1
図に示すようにX軸バー1に沿って移動可能な¥1軸ア
ーム2及びY2軸アーム3を備えている。
各アーム2,3の先端には、Y1ペン4及びY2ピン5
が、X軸方向に微少間隔dだけ離れて取付けられ、Y1
軸アーム2及びY1ペン4から成るY1軸要素と、Y2
軸アーム3及びY2ペン5から成るY2軸要素とがX軸
バー1を互に交差して移動し得るように構成されている
このようなX−Yl、Y2方式のレコーダは、Y1ペン
2とY2ペン3との間にX軸方向のずれdがあるので、
記録面6に描かれるデータの相対比較がしずらく、また
テ゛−夕の解析に誤差が生じ易い欠点がある。
また後者のXI−Yl;X2−Y2方式の2ペン式レコ
ーダは、第2図に示すように、X1軸バー7、Y1軸ア
ーム2及びY1ペン4から成る第1チヤンネル要素と、
X2軸バー8、Y2軸アーム3及びY2ペン5から成る
第2チヤンネル要素とを夫々具備している。
X1軸バー7とX2軸バー8とを互に交差して移動する
ことができないので、記録データのX軸が交差したとき
には、電気的に第1チヤンネルと第2チヤンネルとの人
力信号を互に切換えて左右反転して動作するように構成
されている。
このためこのペンレコーダは、制御回路が複雑となって
コスI・高である。
なお上述の2種類の2ペン方式X−Yレコーダの記録範
囲は記録面6の全体である。
このように従来のフライトシュミレータの航跡記録装置
としては、取扱、精度、テ゛−タ解析の容易さ及び価格
等の面で種々の欠陥を有していた。
本考案は上述の問題点にかんがみてなされたものであっ
て、上述の種々の欠陥を解消した、フライトシュミレー
タの航跡記録に用いて最適な記録装置を提供することを
目的としている。
以下本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第3図は本考案の実施例に用いられる2ペン式X−Yl
、Y2レコーダの略平面図である。
このX5.Yレコーダは、第1図のレコーダと同様に、
共通のX軸バー1にY1軸アーム2及びY1ペン4から
成るY1軸要素と、Y2軸アーム3及びY2ペン5から
成るY2軸要素を取付けたものである。
Y1ペン4及びY2ペン5のX軸方向の位置は、第3図
の一点鎖線で示すように互に一致している。
このため航跡の高度記録及び水平位置記録を行う際の高
度−経度及び緯度−経度のグラフの対応関係を、X軸(
経度)を基準にして明確にすることができ、記録テ゛−
夕の解析が容易となる。
また第1図のようにY1ペン4及びY2ペン5のX軸方
向のずれdによるテ゛−タ解析の誤差が生じないので、
極めて精度の良い解析を行うことができる。
更に、第1図の従来のペンレコーダは、Y1軸アーム2
とY2軸アーム3とがX軸バー1上を交差して移動し得
るように、X軸バー1が2本の平行ガイド(図示せず)
を具備し、Y1軸アーム2及びY2軸アーム3がこれら
のガイドの夫々に高さ方向に位置をずらして取付けられ
るように構成されている。
一方、本実施例のペンレコーダは、Y1ペン4とY2ペ
ン5との位置がX軸方向に一致しているので、これらを
X軸バー1に沿って交差して移動させることはできない
従って、X軸バー1のガイド部はY1軸アーム2及びY
2軸アーム3に関して共通であってよく、このためX軸
バー1の構造を簡単にすることができる。
第4図及び第5図は夫々第3図のペンレコーダによるフ
ライトシュミレータの航跡記録の一例を示している。
第4図は航法訓練時のクロスカントリ−モードでの記録
例で、記録面6は上下に2分され、上側の約115の領
域で高度記録9を行い、また下側の約415の領域で飛
行航路10の記録を行っている。
軸パラメータは、例えば経度情報が用いられ、Y1ペン
4によって高度−経度が記録されると共に、Y2ペン5
によって緯度−経度が記録される。
Y1ペン4及びY2ペン5のY軸方向の移動範囲は、夫
々フルスケールの115及びフルスケールの415であ
ってよい。
第5図は着陸訓練時のGCAモードでの記録例で、記録
面の上側の約215の領域で高度記録9を行い、また下
側の約315の領域で航路10の記録を行っている。
X軸パラメータは、例えば滑走路11の長手方向延長線
に取り、Y1ペン4によって高度−X軸が記録されると
共に、Y2ペン5によって水平位置−X軸が記録される
Y1ペン4及びY2ペン5のY軸方向の移動範囲は、夫
々フルスケールの215及びフルスケールの315であ
ってよい。
従ってY1ペン4及びY2ペン5の必要な移動範囲は、
上述の2つの訓練モードに関する最大値であり、夫々第
3図の矢印Y1及びYlで示すようにフルスケールの2
15及びフルスケールの415である。
即ち、Y1ペン4及びY2ペン5は記録面6の全体をカ
バーする必要がなく、第3図の2本の点線で示す範囲内
での共通部を持たせることにより、上述の2つのモード
での記録を十分にカバーすることができる。
なおX軸バー1は第3図の矢印Xで示すようにフルスケ
ールで移動する。
第6図は本実施例のフライトシュミレータのブロック図
である。
模擬操縦席を備えるフライトシュミレータ操作部13か
らの信号は計算機14に供給され、その計算部15にお
いて機体の位置が計算される。
計算部15から得られる経度、緯度及び高度の機体位置
情報X、Y、Zは、計算機14のスケーリング部16に
供給される。
スケーリング部16には制御パネル18からクロスカン
トリ−/GCAのモード切換信号及びオン・オフ信号等
の制御信号が供給され、これらの制御信号に応じて第4
図及び第5図の各グラフの範囲に合うように機体位置情
報のスケーリングの計算処理がスケーリング部16にお
いて行われる。
例えば゛、第4図に示すクロスカントリ−モードのとき
には、スケーリング部16から得られる緯度情報電圧E
yの振巾は接地電位からフルスケールの415の範囲の
値に制限され、また高度情報電圧E2には、接地電位か
らフルスケールの415のバイアス直流電圧が付加され
ると共に、その振巾がフルスケールの115の範囲の値
に制限される。
緯度情報電圧Ey及び高度情報電圧E2は、夫々XYl
、Y2ペンレコーダ17のY2軸サーボアンプ及びY1
軸サーボアンプに供給され、またスケーリング部16か
ら得られる経度情報電圧Exはペンレコーダ17のX軸
サーボアンプに供給される。
この結果、第4図及び第5図に示すようなりロスカント
リーモード及びGCAモードでの記録が行われる。
上述のように本実施例の記録装置では、Y軸の記録範囲
を必要範囲に限定しているので分解能の向上を図ること
ができる。
即ち、第3図に示すように、Y1ペン4の移動範囲Y1
(フルスケールの215)及びY2ペン5の移動範囲Y
2(フルスケールの415)が、記録面6のY軸方向フ
ルスケールより小さくなるように予め計算機14におい
てスケーリング処理を行っている。
このためY1ペン4及びY2ペン5が記録面6全体をカ
バーしていないので、ペンレコーダ17のサーボアンプ
における定常誤差が少なく、良好な分解能を得ることが
できる。
例えば、100 mVの分解能を有するサーボアンプを
使用する場合、フルスケールが500mmの記録と20
0mmの記録とを同じフルスケール入力電圧、例えば1
0■で記録させるようにすると、分解能は前者では5m
mとなり、後者では2mmとなる。
即ち、同じ分解能のサーボアンプを使う場合には、記録
範囲が狭いほうが分解能を向上させることができる。
本考案は上述の如く、第1及び第2のY軸要素(実施例
におけるY1軸アーム2及びY1ペン4と、Y2軸アー
ム3及びY2ペン5)が共通のX軸要素(X軸バー1)
に沿って互に交差することなく移動し、かつ第1及び第
2のY軸要素による記録位置がX軸方向に一致している
2ペン式レコーダでもってフライトシュミレータによる
航空機の位置情報を記録し、上記第1及び第2のY軸要
素の夫々のY軸方向の移動範囲(第3図Y1及びY2)
がフルスケール量よりも小さくなるように上記位置情報
を上記2ペン式レコーダの入力信号に変換するようにし
た。
故にフライトシュミレータ用の航跡記録装置として低価
格のペンレコーダを使用することができ、しかも2つの
Y軸要素の記録位置を一致させているので、航空機の高
度記録及び水平位置記録のグラフの相互の対応関係を明
確にすることができ、デ皮ノの解析が容易である上に、
解析精度を向上さぜることかできる。
またY軸要素の移動範囲(を制限しているので、記録の
分解能を向上させることかで゛きる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の2ペン式X−Yレコーダの略
平面図、第3図は本考案の実施例に用いられる2ペン式
X−Yl、Y2レコーダの略平面図、第4図及び第5図
は夫々第3図のペンレコーダによるフライトシュミレー
タの航跡記録の例を示す記録面の平面図、第6図は本実
施例のフライトシュミレータのブロック図である。 なお図面に用いられている符号において、1・・・・・
・X軸バー、2・・・・・・Y1軸アーム、3・・・・
・・Y2軸アーム、4・・・・・・Y1ペン、5・・・
・・・Y2ペン、6・・・・・・記録面、16・・・・
・・スケーリング部、17・・・・・・X−Yl、Y2
レコーダである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1及び第2のY軸要素が共通のX軸要素に沿って互に
    交差することなく移動しかつ第1及び第2のY軸要素に
    よる記録位置がX軸方向に一致している2ペン式ペンレ
    コーダと、上記第1及び第2のY軸要素の夫々のY軸方
    向の移動範囲がフルスケール量よりも小さくなるように
    、航空機の位置情報を上記2ペン式レコーダの入力信号
    に変換する計算手段とを夫々具備するフライトシュミレ
    ータ用航跡記録装置。
JP18208579U 1979-12-27 1979-12-27 フライトシユミレ−タ用航跡記録装置 Expired JPS5841449Y2 (ja)

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JP18208579U JPS5841449Y2 (ja) 1979-12-27 1979-12-27 フライトシユミレ−タ用航跡記録装置

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JPS5697717U JPS5697717U (ja) 1981-08-03
JPS5841449Y2 true JPS5841449Y2 (ja) 1983-09-19

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2525790Y2 (ja) * 1990-03-06 1997-02-12 三菱プレシジョン株式会社 航空機運動記録解析評価再現装置
JP2734296B2 (ja) * 1992-07-08 1998-03-30 ソニー株式会社 スイッチング電源装置

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