JPS5840968Y2 - 可搬型鉄筋屈曲機 - Google Patents

可搬型鉄筋屈曲機

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Publication number
JPS5840968Y2
JPS5840968Y2 JP1980104838U JP10483880U JPS5840968Y2 JP S5840968 Y2 JPS5840968 Y2 JP S5840968Y2 JP 1980104838 U JP1980104838 U JP 1980104838U JP 10483880 U JP10483880 U JP 10483880U JP S5840968 Y2 JPS5840968 Y2 JP S5840968Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output shaft
motor
shaft
casing
reinforcing bar
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980104838U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5732719U (ja
Inventor
栄二 曽根
Original Assignee
株式会社 曽根工具製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 曽根工具製作所 filed Critical 株式会社 曽根工具製作所
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Publication of JPS5732719U publication Critical patent/JPS5732719U/ja
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Publication of JPS5840968Y2 publication Critical patent/JPS5840968Y2/ja
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は可搬型鉄筋屈曲機に関するものである。
可搬鉄筋屈曲機自体の要件は鉄筋を屈曲させる主目的は
熱論のこと、移送に便するように小型であること、軽量
であること等が第1にあげられ、第2に使用し易いこと
である。
従来の可搬鉄筋屈曲機はその主原動力にクラッチモータ
が使用されていた。
このクラッチモータの使用目的は使用上操作ならびにそ
の作用等のいくつかの要件に基いてのものであったが、
利点も多い半面欠点も少なくない。
その欠点とは、該クラッチモータ自体にあり、第1に重
量が犬で可搬式器機に適さない。
第2にその形状が大きく、従って、該モータを使用する
ことによって目的器機全体が大型となり、且つ、これを
被覆するケーシングも当然大型となり、モータの重量大
なるに加えケーシングそのものの大型の重量も加算され
て可搬式器機に適さない。
第3にクラッチモータ自体の価格が同出力の一般モータ
に比してすこぶる高価である点等があげられる。
このように価格の面のみでも、前記のようにケーシング
の大型分によるものも加わると、クラッチモータを使用
することによって使用面での利点も犬であることも見逃
がすこともできないが、該利点を上廻る欠点が犬なるも
ので、従って結局のところクラッチモータを使用するこ
とは利が少ないということになる。
この考案の鉄筋屈曲機は、その原動力を提供する原動機
の機種において、従来より使用されているクラッチモー
タの使用を排除し、一般のモータを使用し、クラッチモ
ータを使用して得ていた利点を上部る効果を得ることを
目的としたものである。
上述のように、従来のクラッチモータを用いていた作用
について少しく触れてみれば、所望するモータの動作が
完了すると該モータと出力伝達軸との間のクラッチが作
動し、モータと関係を断った原動軸をモータの力で引き
伸ばされたスプリングの復元力で原位置に復帰させてい
たものであるが、この考案においては原動軸の正・逆回
転をすべて装置したモータによって作動させようとする
ものである。
次にこの考案の一実施例を図面と共に説明すれば、1は
鉄筋屈曲機本体のケーシングを示すもので、該ケーシン
グ1の一部に固定したモータ2の出力軸と減速機構3の
入力軸のそれぞれに固着した歯車(いずれも図示せず)
を噛合させ、且つ、該減速機構3で所定の減速作用が達
成できる歯車群を組み合せて最終的噛合する入力歯車1
7を固着した出力軸4を垂直に維持できるようにケーシ
ング1の一部で軸支すると共に、その上端をケーシング
1の上板5を貫通して上部に突出し、突出した軸端に中
央軸6を装着する。
上板5の下面の前記出力軸4には曲げ腕7の根部を固着
すると共に、該曲げ腕1の先端に垂直方向に起立して設
けた作動軸8を上板5に出力軸4を中心とした半円形に
穿設した軸走行溝9より上板5の上方に突出し、且つ、
該突出した部分に作動輪10を装着する。
このようにした上板5上の構成については従来の鉄筋屈
曲機の構成と全く同様である。
出力軸4において、前記曲げ腕7の装着下部に固着した
異形カム11は、ケーシング1の正面の操作部12に設
けた曲げ角度設定バンドル13の軸、に固着したピニオ
ンを水平動できるようにした調整軸14に設けたラック
歯に噛合させ、該調整軸14の先端に電気的開閉を司ど
る制限開閉器15を備えた一連の曲げ角度設定手段16
を作動させるものである。
出力軸4に固定した入力歯車11の平面部の一部、また
は、出力軸4の外周のいずれか任意位置に接点18を設
け、出力軸4が作動開始するスタート時まで該接点18
に接触できる位置にスイッチ機構19を設け、そのスイ
ッチを接点18に接触させておく。
なお、ケーシング1内には電気系統の断接および切換動
作を司どる制御機構20を設けて電源回路を接続し、操
作部10におけるスタート釦、角度設定手段16におけ
る制限開閉器、スイッチ機構19およびモータ2のそれ
ぞれに結線して電気的回路を構成し、スタート釦によっ
て閉じられた回路構成によってモータ2は正回転を開始
し、角度設定手段16の制限開閉器15を作動させれば
正回転の回路を開放すると同時に抵抗器を介装した逆転
回路を閉じ更にスイッチ機構19を動作されると前記逆
転回路が開放され、且つ、正回転になるように回路を切
り換えて全回路が開放できるように結線して成るもので
ある。
この考案は以上のように構成したもので、その作用につ
いて説明すれば、鉄筋屈曲作業前に、あらかじめ所望の
曲げ角度をケーシング1の正面に設けた曲げ角度設定バ
ンドル13を回動し、任意所望する曲げ角度に指針を合
せたのち、被屈曲鉄筋をその曲げようとする外側を作動
輪10と上板5上に固定した定規片(図示せず)に係合
すると共に内側を中央軸6に係合する。
然る後に、スタート釦を作動してモータ2が正回転する
電気回路を構成する。
モータ2の回転は減速機構3の作用によって所定の回転
数に回転を減じて出力軸4にその運動を伝達し、該出力
軸4と共に作動軸8を回動して鉄筋を屈曲するものであ
る。
そして、前述のようにあらかじめ設定された曲げ角度に
到達すると出力軸4と同動する異形カム11の回動によ
って、設定した位置に待ち受けている制限開閉器15に
接触してモータ2の正回転が減速した逆回転になる電気
回路を閉じるものである。
このモータ2の正・逆回転の際、角度設定手段16が働
く時点で出力軸4は鉄筋屈曲という犬なる動作を行って
おり、そこでモータ2の回路が開放され同時に逆回転を
変更するものであるが、正回転において犬なる負荷がか
かつているものであるから、モータ2への電力供給が断
れたと同時に停止し、即時に逆転回路が形成されても、
モータ2は、慣性回転がないので直ちに逆転運動に入る
ことができる。
また、逆転回路はモータ2は無負荷に近い状態なので正
回転の場合と同様なトルクを必要とせず、逆転回路には
抵抗器を介在させてそのトルクを低下させである。
このようにして出力軸4と共に、作動軸8が起点に復帰
したときに、入力歯車17に設けた接点18がスイッチ
機構に接触して逆転回路を開くと同時に正回転回路に切
換で全ての回路を開きモータ2への電力供給を断つもの
である。
以上のように、この考案における作動源であるモータ2
を汎用のモータを使用することによって、従来のクラッ
チモータと比しその形状および重量を減少することがで
き、そして、出力軸4ならびに作動軸8の正・逆双方の
回転をすべてモータ2の作動によって行うものであるか
ら、逆転作用を別部材によって行うことなく、従って、
屈曲機本体と構成するケーシング1を小型にできること
によって運搬に便するように軽量にし、しかも安価にし
て提供することができる特徴を備えるものである。
【図面の簡単な説明】
図はケーシングの側面を欠除したものの側面図である。 1・・・・・・ケーシング、2・・・・・・モータ、3
・・・・・・減速機構、4・・・・・・出力軸、5・・
・・・・上板、6・・・・・・中央輪、7・・・・・・
曲げ腕、8・・・・・・作動軸、9・・・・・・軸走行
溝、10・・・・・・作動輪、12・・・・・・操作部
、13・・・・・・曲げ角度設定ハンドル、14・・・
・・・調整軸、15・・・・・・制限開閉器、16・・
・・・・角度設定手段、18・・・・・・接点、19・
・・・・・スイッチ機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシング1の一部に固定した汎用のモータ2とケーシ
    ング1で垂直状態に軸支した出力軸4との間に所望の比
    率で減速できる減速機構3を介装してモータ2の運動を
    出力軸4に伝達できるようにし、該出力軸4の上端部を
    ケーシング1の上板5を貫通させて中央輪6を装着する
    と共に、ケーシング1内の出力軸4に固着した曲げ腕7
    の端部に垂直状態に取り付けた作動軸8を出力軸4を中
    心として描いて設けた上板5の半円形の軸走行溝9より
    上方に突出させて作動輪10を装着した鉄筋屈曲機にお
    いて、ケーシング1前部の操作部12に設けた曲げ角度
    設定バンドル13の軸に固着したピニオンを水平動でき
    るようにした調整軸14のラック歯に噛合させ、該調整
    軸14の先端に固定した電気回路を開閉できる制限開閉
    器15に対し、出力軸4に固定した異形カム11が任意
    の回転時に接触できるように曲げ角度設定バンドル13
    の操作に従動できるようにすると共に、出力軸4の外周
    かまたは入力歯車の一部に接点18を設け、出力軸4が
    作動開始するスタート時まで該接点18に接触できる位
    置にスイッチ機構19を設けて接点18の接触でスイッ
    チ動作するようにし作動開始指令に基き設定した曲げ角
    度に到達し角度設定手段16の制限開閉器15を作動さ
    せるまで正回転の電気回路を形成してモータ2を作動さ
    せ、且つ、制限開閉器15の作動によって正回転を抵抗
    器を介装した逆転回路に切換え、更に、接点18がスイ
    ッチ機構19を作動するまで逆転回路を構成するように
    して成る可搬型鉄筋屈曲機。
JP1980104838U 1980-07-24 1980-07-24 可搬型鉄筋屈曲機 Expired JPS5840968Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980104838U JPS5840968Y2 (ja) 1980-07-24 1980-07-24 可搬型鉄筋屈曲機

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980104838U JPS5840968Y2 (ja) 1980-07-24 1980-07-24 可搬型鉄筋屈曲機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5732719U JPS5732719U (ja) 1982-02-20
JPS5840968Y2 true JPS5840968Y2 (ja) 1983-09-16

Family

ID=29466227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980104838U Expired JPS5840968Y2 (ja) 1980-07-24 1980-07-24 可搬型鉄筋屈曲機

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JP (1) JPS5840968Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4840668A (ja) * 1971-09-28 1973-06-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4840668A (ja) * 1971-09-28 1973-06-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5732719U (ja) 1982-02-20

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