JPS5840949Y2 - ブラインド用又はカ−テン用のボツクス - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案はブラインド用又はカーテン用のボックスに関する
。

従来、ブラインド用又はカーテン用のボックスでは、ボ
ックス本体にブラインドのへラドレールがビス等により
直接に取付けられている。

ヘッドレールは長尺物であり、しかもへラドレールを高
所の本体にビス等により直接に取付けるには一人では無
理で二Å以上を必要とし、ヘッドレールの取替えの際に
も同様に二Å以上を必要とし作用性が悪い。

本案はへラドレール、カーテンレール又はブラケットを
もそれとホルダーをあらかじめ一体としておけば躯体に
固着したボックス本体に一人で容易に取付け、取外しが
でき、作業性をよくすることができる。

すなわち、本案はへラドレール、カーテンレール、又は
ブラケットを取付けたホルダーに、係止部と内方へ屈折
し、さらに下方へ屈折した屈折部を有する側板を設け、
一方、ボックス本体の側板の内面に設地部を設け、ホル
ダーの係止部をボックス本体の設地部に離脱可能に係合
させた、ブラインド用又はカーテン用のボックスである
。

本案の特徴は、ヘッドレール、カーテン又はブラケット
をボックス本体に直接に取付けずに、ホルダーを介して
着脱可能に取付けることである。

あらかじめ、ヘッドレール、カーテンレール又はフ゛ラ
ケットをホルダーに取付けそのホルダーをボックス本体
の下方よりボックス本体の太根方向へ押し上げればホル
ダーの係止部はボックス本体の設地部に係合し、ヘッド
レール、カーテンレール又はブラケットをボックス本体
に一人で取付けることができる。

またホルダーの屈折部とボックス本体との間にドライバ
ー等又は指を挿入して屈折部を内方に移動させてホルダ
ーの係止部をボックス本体の設地部より離脱させてホル
ダーを下方に降しヘッドレール、カーテンレール又はフ
゛ラケットをボックス本体より一人で取外すことができ
る。

本案では、バーチカルブラインド用のヘッドレール、ベ
ネシャンブラインド用のブラケット、又はカーテンレー
ルをボックス本体に取付けることができる。

ヘッドレール、カーテンレール又はフ゛ラケットをホル
ダーに取付けるには、ビス等によってもよいし、両者の
保合によってもよい。

本案の実施例を図面において説明する。

第１図の実施例では、断面路コ状のボックス本体１の側
板２の内面に突出した突出部３を対向状に設け、突出部
３の上面に段地部４が形成され、天板５の外面に設けた
屈折部６に係合した吊下具７を天井（図示せず）に固定
し、ボックス本体１は吊下げられている。

断面路コ状のホルダー８の側板９は外力により内方へ移
動させられ、外力をとると元の状態に復元する復元力を
有し、端部は内方へ屈折し、さらに下方へ屈折した対向
状の屈折部四となっており、ボックス本体１の側板２の
段地部４に係合する係止部１１が設けられている。

ヘッドレール１２は適宜数のホルダー８の天板１３にビ
ス１４により取付けられている。

ヘッドレール１２を取付けたホルダー８をボックス本体
１の下方より天板５方向へ押し上げるとホルダー８の側
板９は突出部３により内方へ移動させられてボックス本
体１の突出部３を通過した後外方へ拡がり、ホルダー８
の係止部１１はボックス本体１の段地部４に係合してホ
ルダー８はボックス本体１に固定され、ヘッドレール１
２はボックス本体１に取付けられる。

その状態で、ホルダー８の屈折部１０とボックス本体１
の側板２との間に間隙１５が形成される。

ヘッドレール１２をボックス本体１より取外すには、間
隙１５にドライバー等又は指を挿入してホルダー８の屈
折部１０を内方へ移動して側板９を突出部３より離間し
て、ホルダー８を下方に降しボックス本体１より取出す
。

第２図の実施例では、ホルダー８およびヘッドレール１
２は前述の実施例と同様に構成されているが、ホルダー
８の天板］３の内面に設けた屈折部１６がヘッドレール
１２の凹部１７に係合してヘッドレール１２はビスを使
用することなくホルダー８に取付けられる。

第１図の実施例のへラドレールの代りに、ブラケット１
８（第３図）又はカーテンレール１９（第４図）を取付
けて、同実施例と同様にしてボックス本体１に取付けお
よび取外しができる。

第５図の実施例では断面路コ状のボックス本体２０の側
板２１の内面に凹部２２を対向状に設け、凹部２２内に
段地部２３が形成され、天板２４の外面に設けた屈折部
２５に第１図の実施例と同様に保合した吊下具により吊
下げられている。

断面路コ状のホルダー２６の側板２７は外方により内方
へ移動させられ外力をとると元の状態に復帰する復元力
を有し、端部は内方へ屈折し、さらに下方へ屈折した対
向状の屈折部２８となっており、ボックス本体２０の側
板２７の外面に段地部２３に係合する凸状の係止部２９
が設けられている。

ヘッドレール１２は天板３０にビス１４により取付けら
れている。

ヘッドレール１２を取付けたホルダー２６は第１図の実
施例と同様にボックス本体２０内へ押し上げられ、ホル
ダー２６の側板２７はボックス本体２０の内面により内
方へ移動させられて係止部２９が凹部２２へ入り込んで
外方へ拡がり段地部２３に係合してホルダー２６はボッ
クス本体２０に固定され、ヘッドレール１２はボックス
本体２０に取付けられる。

その状態で、ホルダー２６の屈折部２８とボックス本体
２０の側板２１との間に間隙３１が形成される。

ヘッドレール１２をボックス本体２０より取外すには、
間隙３１にドライバー等又は指を挿入してホルダー２６
の屈折部２８を内方へ移動して係止部２９を側板２１よ
り離間してホルダー２６を下方へ降し、ボックス本体２
０より取出す。

本案はへラドレール、カーテンレール又はブラケットを
取付けたホルダーをボックス本体の下方より押し上げれ
ばホルダーはボックス本体に取付けることができ、ホル
ダーをボックス本体にビス止め等する作業が不要のため
作業性がよいし、さらにホルダーの屈折部を内方へ移動
すればホルダーをボックス本体より取外すことができビ
スを取外す等の作業が不要のため作業性がよい。

さらに、ヘッドレールをそれにスラットを取付けた状態
で、またブラケットにベネシャンブラインドを取付けた
状態でボックス本体に取付けができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本案のボックスの側面図、第２図〜第４図は第
１図におけるホルダーの異なる実施態様の側面図、第５
図は本案のボックスの異なる実施例の側面図である。 １．２０・・・・・・ボックス本体、２，２１・・・・
・・側板、４，２３・・・・・・段地部、８，２６・・
・・・・ホルダー、９．２７・・・・・・側板、１０゜
２８・・・・・・屈折部、１１．２９・・・・・・係止
部、１２・・・・・・ヘッドレ−ル、１８・・・・・・
フ゛ラケット、１９・・四カーテンレール。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. ヘッドレール１２、カーテンレール１９又はフ゛ラケッ
   ト１８を取付けたホルダー８，２６に、係止部１１．２
   ９と内方へ屈折し、さらに下方へ屈折した屈折部１０．
   ２８を有する側板９，２７を設け、一方、ボックス本体
   １，２０の側板２，２１の内面に設地部４，２３を設け
   、ホルダー８，２６の係止部１１．２９をボックス本体
   １，２０の設地部４，２３に離脱可能に係合させた、ブ
   ラインド用又はカーテン用のボックス。