JPS58408B2 - イヌパルボウイルス感染症不活化ワクチン - Google Patents
イヌパルボウイルス感染症不活化ワクチンInfo
- Publication number
- JPS58408B2 JPS58408B2 JP55124463A JP12446380A JPS58408B2 JP S58408 B2 JPS58408 B2 JP S58408B2 JP 55124463 A JP55124463 A JP 55124463A JP 12446380 A JP12446380 A JP 12446380A JP S58408 B2 JPS58408 B2 JP S58408B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- canine parvovirus
- vaccine
- inactivated vaccine
- parvovirus infection
- canine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、イヌのパルボウィルス感染症の予防を目的
とするイヌパルボウイルス感染症不活化ワクチンに関す
るものである。
とするイヌパルボウイルス感染症不活化ワクチンに関す
るものである。
イヌのパルボウイルス感染症の発生は、1978年以来
米国を始めとする各国で報告されてきたが、今年(19
80年)になって、わが国においてもその発生が確認さ
れるに至り、その後流行は拡大の一途をたどっている。
米国を始めとする各国で報告されてきたが、今年(19
80年)になって、わが国においてもその発生が確認さ
れるに至り、その後流行は拡大の一途をたどっている。
この疾病は重篤な下痢、嘔吐、脱水または白血球減少等
の症状を呈するものであり、致死率はきわめて高く、シ
かも、病原体であるイヌのパルボウィルスは消毒薬に対
して強い抵抗性を有するため、この疾病の汚染拡大の防
止または汚染地におけるその根絶はきわめて困難である
ので、決め手となる実用的ワクチンの開発が強く要望さ
れている。
の症状を呈するものであり、致死率はきわめて高く、シ
かも、病原体であるイヌのパルボウィルスは消毒薬に対
して強い抵抗性を有するため、この疾病の汚染拡大の防
止または汚染地におけるその根絶はきわめて困難である
ので、決め手となる実用的ワクチンの開発が強く要望さ
れている。
この発明は、このような現状に着目してなされたもので
あり、イヌから分離したイヌパルボウイルスを、ネコ腎
由来の初代もしくは株化細胞、または、イヌ腎由来の初
代もしくは株化細胞で増殖させ、これをβ−プロピオラ
クトンもしくはホルマリン等の薬剤または紫外線等によ
って不活化してなるイヌパルボウイルス感染症不活化ワ
クチンを提供するものである。
あり、イヌから分離したイヌパルボウイルスを、ネコ腎
由来の初代もしくは株化細胞、または、イヌ腎由来の初
代もしくは株化細胞で増殖させ、これをβ−プロピオラ
クトンもしくはホルマリン等の薬剤または紫外線等によ
って不活化してなるイヌパルボウイルス感染症不活化ワ
クチンを提供するものである。
すなわち、この発明のワクチンをより具体的に説明すれ
ば、イヌパルボウィルスを、ネコもしくはイヌ由来の培
養細胞に接種し、通常の培養温度(約37℃付近)で5
〜7日間培養してウィルスの増殖極期に感染培養液を採
取し、これにβ−プロピオラクトンもしくはホルマリン
等の薬剤を30±5℃で作用させるか、または、紫外線
を照射するかして、ウィルスを不活化したものを有効成
分としたワクチンであり、通常保存剤(たとえばチメロ
サール0.01%′)を添加している。
ば、イヌパルボウィルスを、ネコもしくはイヌ由来の培
養細胞に接種し、通常の培養温度(約37℃付近)で5
〜7日間培養してウィルスの増殖極期に感染培養液を採
取し、これにβ−プロピオラクトンもしくはホルマリン
等の薬剤を30±5℃で作用させるか、または、紫外線
を照射するかして、ウィルスを不活化したものを有効成
分としたワクチンであり、通常保存剤(たとえばチメロ
サール0.01%′)を添加している。
以下に実施例を示す。
わが国において自然発生したイヌパルボウイルス感染症
に罹患したイヌから分離して、イヌパルボウィルスと同
定したウィルスを、ネコ腎培養細胞で3代継代したもの
を種ウィルスとし、この種ウィルスはイヌに経口投与す
ると強い病原性を示した。
に罹患したイヌから分離して、イヌパルボウィルスと同
定したウィルスを、ネコ腎培養細胞で3代継代したもの
を種ウィルスとし、この種ウィルスはイヌに経口投与す
ると強い病原性を示した。
この種ウィルスからワクチンを製造するにあたって、ま
ず、ネコ腎をトリプシンで消化して得た細胞を、細胞培
養液に浮遊させ、100本の試験管に1mlずつ分注し
、37℃で培養して3日目に単層培養細胞が所定の面積
の約50%に達したとき、これにLog 104・0
TCID5010.1mlの前記ウィルスを0.1 r
ulずつ接種し、37℃で1時間吸着させた後、接種材
料を吸引除去し、培養液を1、Omlずつ添加し、さら
に37℃で培養して7日目に培養液相を採取した。
ず、ネコ腎をトリプシンで消化して得た細胞を、細胞培
養液に浮遊させ、100本の試験管に1mlずつ分注し
、37℃で培養して3日目に単層培養細胞が所定の面積
の約50%に達したとき、これにLog 104・0
TCID5010.1mlの前記ウィルスを0.1 r
ulずつ接種し、37℃で1時間吸着させた後、接種材
料を吸引除去し、培養液を1、Omlずつ添加し、さら
に37℃で培養して7日目に培養液相を採取した。
このウィルス浮遊液の感染価はL o g 10” T
CI D567mlであった。
CI D567mlであった。
採取した培養液に、β−プロピオラクトンを0.05%
添加し、30℃で7日間感作してウィルスを不活化した
後、さらに保存剤としてチメロサールを0.01%添加
し、95m1のワクチン液を得、これを滅菌した10m
1用バイアルに1mlずつ分注して90本のワクチンを
作った。
添加し、30℃で7日間感作してウィルスを不活化した
後、さらに保存剤としてチメロサールを0.01%添加
し、95m1のワクチン液を得、これを滅菌した10m
1用バイアルに1mlずつ分注して90本のワクチンを
作った。
得られたワクチンの安全性については、2〜4力月齢で
体重2.1〜4.3kgの子犬5頭の背部皮下に、ワク
チンをそれぞれ5. Oml宛注射し、接種時の疼痛、
注射時およびその後40日間の元気消失、発熱、局所の
発赤硬結および体重減少等の現象の有無を臨床的に観察
したが、いずれの子犬にも異常は全く認められなかった
。
体重2.1〜4.3kgの子犬5頭の背部皮下に、ワク
チンをそれぞれ5. Oml宛注射し、接種時の疼痛、
注射時およびその後40日間の元気消失、発熱、局所の
発赤硬結および体重減少等の現象の有無を臨床的に観察
したが、いずれの子犬にも異常は全く認められなかった
。
また、ワクチンの有効性については、ブタ赤血球凝集抑
制反応によるイヌパルボウィルスに対する血中抗体(以
下、抗体と略称する)を認めない子犬7頭を用い、この
うち5頭はワクチンを10m1背部皮下注射して免疫群
とし、残る2頭は無処置対照群として、注射後3週目に
金側について採血し、抗体価を測定するとともに、種ウ
ィルスを1頭当り Log 106・0TCID5o経口投与して攻撃耐過
試験を試みた。
制反応によるイヌパルボウィルスに対する血中抗体(以
下、抗体と略称する)を認めない子犬7頭を用い、この
うち5頭はワクチンを10m1背部皮下注射して免疫群
とし、残る2頭は無処置対照群として、注射後3週目に
金側について採血し、抗体価を測定するとともに、種ウ
ィルスを1頭当り Log 106・0TCID5o経口投与して攻撃耐過
試験を試みた。
その結果を表に示すが、免疫群はいずれも抗体上昇が認
められ、攻撃にも耐過したが、無処置対照群は2頭とも
特有の症状を呈して死亡した。
められ、攻撃にも耐過したが、無処置対照群は2頭とも
特有の症状を呈して死亡した。
なお、この実施例のほかに、ネコ腎由来の株化細胞また
は、イヌ腎由来の初代もしくは株化細胞で増殖させたウ
ィルスについても、さらに不活化にホルマリンまたは紫
外線を用いたときの安全性および有効性を調べたが、そ
の結果ろ表に示すと同等のものであり、この発明による
ワクチンが安全性および有効性の点できわめて優れたも
のであることがわかった。
は、イヌ腎由来の初代もしくは株化細胞で増殖させたウ
ィルスについても、さらに不活化にホルマリンまたは紫
外線を用いたときの安全性および有効性を調べたが、そ
の結果ろ表に示すと同等のものであり、この発明による
ワクチンが安全性および有効性の点できわめて優れたも
のであることがわかった。
Claims (1)
- 1 イヌから分離したイヌパルボウィルスを、ネコ腎由
来の初代もしくは株化細胞、または、イヌ腎由来の初代
もしくは株化細胞で増殖させ、これをβ−プロピオラク
トンもしくはホルマリン等の薬剤または紫外線等によっ
て不活化してなるイヌパルボウィルス感染症不活化ワク
チン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55124463A JPS58408B2 (ja) | 1980-09-04 | 1980-09-04 | イヌパルボウイルス感染症不活化ワクチン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55124463A JPS58408B2 (ja) | 1980-09-04 | 1980-09-04 | イヌパルボウイルス感染症不活化ワクチン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5746923A JPS5746923A (en) | 1982-03-17 |
| JPS58408B2 true JPS58408B2 (ja) | 1983-01-06 |
Family
ID=14886138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55124463A Expired JPS58408B2 (ja) | 1980-09-04 | 1980-09-04 | イヌパルボウイルス感染症不活化ワクチン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58408B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5000951A (en) * | 1987-03-09 | 1991-03-19 | Diamond Scientific Company | Multivalent canine distemper virus vaccine |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4193991A (en) * | 1978-12-20 | 1980-03-18 | Cornell Research Foundation, Inc. | Canine parvovirus vaccine |
-
1980
- 1980-09-04 JP JP55124463A patent/JPS58408B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5746923A (en) | 1982-03-17 |
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