JPS5840815A - 電子部品の外装方法 - Google Patents
電子部品の外装方法Info
- Publication number
- JPS5840815A JPS5840815A JP13936481A JP13936481A JPS5840815A JP S5840815 A JPS5840815 A JP S5840815A JP 13936481 A JP13936481 A JP 13936481A JP 13936481 A JP13936481 A JP 13936481A JP S5840815 A JPS5840815 A JP S5840815A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- external lead
- resin material
- water
- lead member
- capacitor element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Ceramic Capacitors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電子部品の外装方法に関し、特に固体電解コン
デンサにおける外部リード部材への樹脂材の這い上り付
着を軽減させることを目的とするものである。
デンサにおける外部リード部材への樹脂材の這い上り付
着を軽減させることを目的とするものである。
一般にこの種固体電解コンデンサは例えば第1図に示す
ように、タンタル、ニオブ、アルミニウムなどのように
弁作用を有する金属粉末を円柱状に加圧成形し焼結して
なるコンデンサエレメントA IIC予め弁作用を有す
る金属線を[1&lJ−ドBとして植立し、この@極り
一ドBの導出部分に第1の外部リード部材a1を溶接す
ると共に、第2の外部リード部材りをコンデンサニレメ
ン)Aの周面に形成された電極引出し層Evc半田付け
し、然る後、コンデンサエレメントAを含む主要部分を
樹脂材Fにて被覆して構成されている。
ように、タンタル、ニオブ、アルミニウムなどのように
弁作用を有する金属粉末を円柱状に加圧成形し焼結して
なるコンデンサエレメントA IIC予め弁作用を有す
る金属線を[1&lJ−ドBとして植立し、この@極り
一ドBの導出部分に第1の外部リード部材a1を溶接す
ると共に、第2の外部リード部材りをコンデンサニレメ
ン)Aの周面に形成された電極引出し層Evc半田付け
し、然る後、コンデンサエレメントAを含む主要部分を
樹脂材Fにて被覆して構成されている。
ところで、コンデンサエレメントAの樹脂材Fによる被
覆は例えば第2図に示すように浸漬法によって行われて
いる。即ち、まず、同図(a)に示すように、コンデン
サエレメントAをチクソトロピツク性を有する樹脂材F
″に、それが完全に浸漬8れるようなレベルKまで浸漬
する。通常、この樹脂材F″は粘度が例えば2oooo
ops以上と高く設定されている関係で、浸漬直後にお
いては樹脂相F′のコンデンサニレメン)Avc対する
濡れ性が悪く、それの頂面部には樹脂材F′が被着され
ない。
覆は例えば第2図に示すように浸漬法によって行われて
いる。即ち、まず、同図(a)に示すように、コンデン
サエレメントAをチクソトロピツク性を有する樹脂材F
″に、それが完全に浸漬8れるようなレベルKまで浸漬
する。通常、この樹脂材F″は粘度が例えば2oooo
ops以上と高く設定されている関係で、浸漬直後にお
いては樹脂相F′のコンデンサニレメン)Avc対する
濡れ性が悪く、それの頂面部には樹脂材F′が被着され
ない。
従って、引続いて同図(b)K示すように、コンデンサ
ニレメン)Aの浸漬レベルをさらに深くする。
ニレメン)Aの浸漬レベルをさらに深くする。
すると、コンデンサニレメン)Aの全周面は樹脂材F″
によって完全に被覆される。そして、コンデンサニレメ
ン)Aをりj上げ加熱処理することによって外装を完了
する。
によって完全に被覆される。そして、コンデンサニレメ
ン)Aをりj上げ加熱処理することによって外装を完了
する。
Lかし乍ら、樹脂材F″よりコンデンサエレメントAを
引上げる際に、コンデンサニレメン)Aの樹脂材F′へ
の浸漬レベルが必要以上に深いことと、第1.第2の外
部リード部材0.D間に存在する樹脂材F′が垂れ下る
ことのために、第1.第2の外部リード部材0 、 D
[は樹脂材F′か這い上ったように薄く被着されること
になり、外観特性が著しく損なわれる。のみならず、第
3図に示すように、プリント板Hに実装する際に、這い
上り樹脂相Gかプリント板Hの裏面にまで突出してしま
うために、第1.第2の外部リード部材0.Dとプリン
ト4体との半田付けの確実性をも拵なゎれる。
引上げる際に、コンデンサニレメン)Aの樹脂材F′へ
の浸漬レベルが必要以上に深いことと、第1.第2の外
部リード部材0.D間に存在する樹脂材F′が垂れ下る
ことのために、第1.第2の外部リード部材0 、 D
[は樹脂材F′か這い上ったように薄く被着されること
になり、外観特性が著しく損なわれる。のみならず、第
3図に示すように、プリント板Hに実装する際に、這い
上り樹脂相Gかプリント板Hの裏面にまで突出してしま
うために、第1.第2の外部リード部材0.Dとプリン
ト4体との半田付けの確実性をも拵なゎれる。
かといって、第2図(a)に示すように、コンデンサニ
レメン)Aの樹脂相F′への浸漬時間を充分に長くすれ
ば、樹脂相F゛の液面は徐々に上昇し、ついには図示点
線位置まで復帰する。従って、この時点においてコンデ
ンサニレメン)Aを引上ケれば、第1.第2の外部リー
ド部材0.Dに対する樹脂相F″の這い上りを実用上支
障のない程度に抑えることができ、上述のプリント板H
への実装時における間順を完全に解決できるものである
が、作業性が著しく低下するという欠点があり、未た実
用化されるに至っていない。
レメン)Aの樹脂相F′への浸漬時間を充分に長くすれ
ば、樹脂相F゛の液面は徐々に上昇し、ついには図示点
線位置まで復帰する。従って、この時点においてコンデ
ンサニレメン)Aを引上ケれば、第1.第2の外部リー
ド部材0.Dに対する樹脂相F″の這い上りを実用上支
障のない程度に抑えることができ、上述のプリント板H
への実装時における間順を完全に解決できるものである
が、作業性が著しく低下するという欠点があり、未た実
用化されるに至っていない。
それ故に、本出願人は先に、同一方向に桑I(ひる捨数
の外部リード部材を具えた部品本体をチクソトロビソク
性を有する樹脂材にて浸漬外装するに先立って、部品本
体及び外部リード部材に撥水性被膜を、それの撥水性部
材への浸漬によって形成することを特徴とする電子部品
の外装方法を提案した。
の外部リード部材を具えた部品本体をチクソトロビソク
性を有する樹脂材にて浸漬外装するに先立って、部品本
体及び外部リード部材に撥水性被膜を、それの撥水性部
材への浸漬によって形成することを特徴とする電子部品
の外装方法を提案した。
この方法によれば、部品本体の樹脂材への浸漬レベルを
第2囚←)に示すように深くしても、’Jl上げ状態に
おいては外部リード部材の所望部分には撥水性被験が形
成されている関係で、樹脂材がはじかれて不所望の這い
上り付着を効果的に抑制することができる。
第2囚←)に示すように深くしても、’Jl上げ状態に
おいては外部リード部材の所望部分には撥水性被験が形
成されている関係で、樹脂材がはじかれて不所望の這い
上り付着を効果的に抑制することができる。
ところで、この方法を例えば上述の固体電解コンデンサ
に適用した場合には第1.第2の外部リード部材0.D
への樹脂1FAFの這い上り付着を防止できるものの、
特に第2の外部リード部材りの根元部分における樹脂材
Fが撥水性被膜の撥水効果によって必要以上にはじかれ
てしまうために、第2の外部リード部材りの不所望部分
まで露出し、外観特性が著しく損なわれるという問題が
ある。
に適用した場合には第1.第2の外部リード部材0.D
への樹脂1FAFの這い上り付着を防止できるものの、
特に第2の外部リード部材りの根元部分における樹脂材
Fが撥水性被膜の撥水効果によって必要以上にはじかれ
てしまうために、第2の外部リード部材りの不所望部分
まで露出し、外観特性が著しく損なわれるという問題が
ある。
この点、詳述すれば、第1の外部リード部材0は一端か
L形に屈曲されているために、撥水性被膜が形成されて
いても、樹脂材F″を屈曲部とコンデンサエレメントA
との間に物理的に保持させる 5− ことができる関係で、第1の外部リード部材Cの根元部
分か樹脂相Fより不所’Ic露出することはないもので
ある。しかし乍ら、第2の外部リード部材りはほぼスト
レート状に形成されているために、第1の外部リード部
材Cのように樹脂相F′に対する保持作用に乏しい。従
って、撥水性被膜の撥水効果と相俟って樹脂材F゛が必
要以上にはじかれる結果、第2の外部リード部材りの根
元部分は不所望に露出してしまい、外観特性が著しく損
なわれる。その上、第2の外部リード部材りの根元部分
の樹脂材PKよる被覆厚さも局部的vc薄くなるために
、第2の外部リード部材りに拡開力が作用した場合には
樹脂材Fに容易にクランクか生じ、耐湿性が損なわれる
という問題もある。
L形に屈曲されているために、撥水性被膜が形成されて
いても、樹脂材F″を屈曲部とコンデンサエレメントA
との間に物理的に保持させる 5− ことができる関係で、第1の外部リード部材Cの根元部
分か樹脂相Fより不所’Ic露出することはないもので
ある。しかし乍ら、第2の外部リード部材りはほぼスト
レート状に形成されているために、第1の外部リード部
材Cのように樹脂相F′に対する保持作用に乏しい。従
って、撥水性被膜の撥水効果と相俟って樹脂材F゛が必
要以上にはじかれる結果、第2の外部リード部材りの根
元部分は不所望に露出してしまい、外観特性が著しく損
なわれる。その上、第2の外部リード部材りの根元部分
の樹脂材PKよる被覆厚さも局部的vc薄くなるために
、第2の外部リード部材りに拡開力が作用した場合には
樹脂材Fに容易にクランクか生じ、耐湿性が損なわれる
という問題もある。
本発明はこのような点vc@み、外部リード部材への樹
脂材の這い上り付着は勿論のこと、外部リード部材の樹
脂相からの不所望な露出をも効果的に防止できる電子部
品の外装方法を提供するもので、以下固体電解コンデン
サへの適用例について第4図1〜第9図を参JIして説
明する。
脂材の這い上り付着は勿論のこと、外部リード部材の樹
脂相からの不所望な露出をも効果的に防止できる電子部
品の外装方法を提供するもので、以下固体電解コンデン
サへの適用例について第4図1〜第9図を参JIして説
明する。
6−
まず、第4図に示すように、弁作用を有する金属粉末を
円柱状に加圧成形し焼結してなるコンデンサエレメント
(部品本体)IK予め弁作用を看する金属線を陽極リー
ド2として植立し、この陽極リード2の導出部分2 a
K L形に形成きれた第1の外部リード部材3を、屈
曲部3aか交叉されるように溶接する。そして、ストレ
ート状に形成された第2の外部リード部相4の一端4a
を、コンデンサニレメン)lの周面に酸化脂、半導体層
。
円柱状に加圧成形し焼結してなるコンデンサエレメント
(部品本体)IK予め弁作用を看する金属線を陽極リー
ド2として植立し、この陽極リード2の導出部分2 a
K L形に形成きれた第1の外部リード部材3を、屈
曲部3aか交叉されるように溶接する。そして、ストレ
ート状に形成された第2の外部リード部相4の一端4a
を、コンデンサニレメン)lの周面に酸化脂、半導体層
。
グラファイト層を介して形成きれた電徐引出り層5に半
田付けする。尚、第1.第2の外部リード部相3,4は
同一方向に導出されている。
田付けする。尚、第1.第2の外部リード部相3,4は
同一方向に導出されている。
次に、コンデンサエレメント1を酸化魅が損傷されない
程度に加熱する。そして、加熱状態を保って粘度の低い
含浸剤に、例えば第1の外部IJ−ド部材3の屈曲部3
aが浸漬はれない程度に浸漬する。そして、含浸剤がコ
ンデンサエレメントlに充分含浸された後、引上げ加熱
処理することにより、第5図に示すように、含浸層6が
形成はれる0 次に、コンデンサエレメント1を撥水性部材に、第1.
第2の外部リード部材3,4の後述する第2の樹脂材に
対する浸漬レベルより深いレベルとなるように浸漬する
。そして、引上げ後、加熱処理することにより、コンデ
ンサエレメント1を被覆している含浸層6及びそれより
導出されている第1.第2の外部リード部材3,4には
第6図に示すように、撥水性部@7が形成される。
程度に加熱する。そして、加熱状態を保って粘度の低い
含浸剤に、例えば第1の外部IJ−ド部材3の屈曲部3
aが浸漬はれない程度に浸漬する。そして、含浸剤がコ
ンデンサエレメントlに充分含浸された後、引上げ加熱
処理することにより、第5図に示すように、含浸層6が
形成はれる0 次に、コンデンサエレメント1を撥水性部材に、第1.
第2の外部リード部材3,4の後述する第2の樹脂材に
対する浸漬レベルより深いレベルとなるように浸漬する
。そして、引上げ後、加熱処理することにより、コンデ
ンサエレメント1を被覆している含浸層6及びそれより
導出されている第1.第2の外部リード部材3,4には
第6図に示すように、撥水性部@7が形成される。
次[、コンデンサニレメン)1を撥水性部材(撥水性被
膜7)に対し相溶性を有する第1の樹脂材O)に、例え
ば第1の外部リード部材3の屈曲部3aが浸漬レベルと
なるように浸漬する。尚、この第1の樹脂材としては例
えば酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミル、ブタノール
、セロソルブ。
膜7)に対し相溶性を有する第1の樹脂材O)に、例え
ば第1の外部リード部材3の屈曲部3aが浸漬レベルと
なるように浸漬する。尚、この第1の樹脂材としては例
えば酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミル、ブタノール
、セロソルブ。
シクロヘキサン、トルエンなどを溶剤とするニトロセル
ロース系、アクリル系の低粘度樹脂か好適する。この状
態において、第1の樹脂材に接触している撥水性被膜7
はそれの溶剤によって溶解され、接触境界部分では互い
に混合されたり、或V・は化学的に結合される。そして
、引上げ後、加熱処理することにより、コンデンサエレ
メントlの撥水性被膜7の表面には第7図に示すように
、樹脂層8が形成される。
ロース系、アクリル系の低粘度樹脂か好適する。この状
態において、第1の樹脂材に接触している撥水性被膜7
はそれの溶剤によって溶解され、接触境界部分では互い
に混合されたり、或V・は化学的に結合される。そして
、引上げ後、加熱処理することにより、コンデンサエレ
メントlの撥水性被膜7の表面には第7図に示すように
、樹脂層8が形成される。
次に、第8図に示すように、このコンデンサエレメント
1をチクソトロピンク性を有する高粘度の第2の樹脂材
9″に、第1.第2の外部リード部材3,4における撥
水性被膜7の上端が液面より若干突出する程度に充分に
深く浸漬する。すると、コンデンサエレメントlの全周
面には第2の樹脂材9″が短時間で濡れるのであるが、
第1.第2の外部リード部材3.4の液面近傍では第2
の樹脂材9′がはじいた状態となる。
1をチクソトロピンク性を有する高粘度の第2の樹脂材
9″に、第1.第2の外部リード部材3,4における撥
水性被膜7の上端が液面より若干突出する程度に充分に
深く浸漬する。すると、コンデンサエレメントlの全周
面には第2の樹脂材9″が短時間で濡れるのであるが、
第1.第2の外部リード部材3.4の液面近傍では第2
の樹脂材9′がはじいた状態となる。
次に、コンデンサエレメントlを第2の樹脂材9″より
引上げると、第1.第2の外部リード部材3.4間に存
在する第2の樹脂材9′は垂れ下ると同時に、第1.第
2の外部リード部相3 、4に接触している第2の樹脂
相9″も同様に垂れる。然る後、加熱処理することによ
り、第9図に示すように、第2の樹脂材による被覆勤9
が形成され、外装を完了する。
引上げると、第1.第2の外部リード部材3.4間に存
在する第2の樹脂材9′は垂れ下ると同時に、第1.第
2の外部リード部相3 、4に接触している第2の樹脂
相9″も同様に垂れる。然る後、加熱処理することによ
り、第9図に示すように、第2の樹脂材による被覆勤9
が形成され、外装を完了する。
9−
このよう[?’1.fF2の外部リード部材3.4の所
望部分には浸漬法によって撥水性被験7が形成1式れて
いるので、コンデンサニレメン)l’Q第2の樹脂材9
′に浸漬し引上げた際に、第1.第2の外部リード部相
3,4の不所望部分(撥水性被膜形成部分JK付看した
第2の樹脂材9′は第1゜第2の外部リード郁材間に存
在する樹脂材9″と共に適当量垂れ下る。このために、
第1.第2の外部リード部材3,4に対する第2の樹脂
材9′の這い上り付着をほぼ解消でき、プリント板への
実装の際の、第1.第2の外部リード部材3,4のプリ
ント導体に対する半田付は不良を著しく減少できる。
望部分には浸漬法によって撥水性被験7が形成1式れて
いるので、コンデンサニレメン)l’Q第2の樹脂材9
′に浸漬し引上げた際に、第1.第2の外部リード部相
3,4の不所望部分(撥水性被膜形成部分JK付看した
第2の樹脂材9′は第1゜第2の外部リード郁材間に存
在する樹脂材9″と共に適当量垂れ下る。このために、
第1.第2の外部リード部材3,4に対する第2の樹脂
材9′の這い上り付着をほぼ解消でき、プリント板への
実装の際の、第1.第2の外部リード部材3,4のプリ
ント導体に対する半田付は不良を著しく減少できる。
父、コンデンサエレメントl並びにそれの近傍に位簡す
る第1.第2の外部リード部相3,4vcおける撥水性
被膜70表面には撥水性被膜7に対し相溶性を有する第
1の樹脂材による樹脂層8が形成されているのであるが
、コンデンサエレメント1の第1の樹脂材への浸漬状態
において、撥水性被膜7が第1の樹脂材の溶剤によって
溶解きれ、10− 互いに混合ないし化学的に結合状態となるために、樹脂
層8の撥水性被膜?&j対する密着性を充分に確保する
ことかできる上、被覆層9の樹脂層8に対する密着性を
も改善できる。
る第1.第2の外部リード部相3,4vcおける撥水性
被膜70表面には撥水性被膜7に対し相溶性を有する第
1の樹脂材による樹脂層8が形成されているのであるが
、コンデンサエレメント1の第1の樹脂材への浸漬状態
において、撥水性被膜7が第1の樹脂材の溶剤によって
溶解きれ、10− 互いに混合ないし化学的に結合状態となるために、樹脂
層8の撥水性被膜?&j対する密着性を充分に確保する
ことかできる上、被覆層9の樹脂層8に対する密着性を
も改善できる。
父、第1.第2の外部リード部材3,4の所望部分以外
の撥水性被@70表面には上述のように樹脂層8が形成
されているので、コンデンサエレメント1を第2の樹脂
材9′に浸漬し引上げた際に、第1.第2の外部リード
部材3.4に接触している第2の樹脂材9゛は第1.第
2の外部リード部材間の第2の樹脂材9′と共に垂れ下
るものの、不所望部分の撥水性被膜7の撥水作用が抑え
られる関係で極端には垂れ下らない。このために、第2
の外部リード部材4の根元部分には充分の被覆層9か形
成され、外観特性を改善することができるのみならず、
外力によるクラックの発生も著しく減少でき、耐湿性を
改善できる。
の撥水性被@70表面には上述のように樹脂層8が形成
されているので、コンデンサエレメント1を第2の樹脂
材9′に浸漬し引上げた際に、第1.第2の外部リード
部材3.4に接触している第2の樹脂材9゛は第1.第
2の外部リード部材間の第2の樹脂材9′と共に垂れ下
るものの、不所望部分の撥水性被膜7の撥水作用が抑え
られる関係で極端には垂れ下らない。このために、第2
の外部リード部材4の根元部分には充分の被覆層9か形
成され、外観特性を改善することができるのみならず、
外力によるクラックの発生も著しく減少でき、耐湿性を
改善できる。
さらvcハコンデンサエレメント1及び第1.P2の外
部リード部材3,4に撥水性被膜7を形成するに先立っ
て、コンデンサニレメン)lKH含浸剤による含浸層6
が形成されるので、コンデンサエレメント内の包蔵空気
を充分に排出することかできる。このために、コンデン
サエレメント]に第2の樹脂材9′による被覆層9を形
成する際に、コンデンサニレメン)lを加熱処理1して
も樹脂Uを貞通して外部に放出式れる包蔵空気は殆んど
なく、従ってピンホールの発生もなく、優れた外観特性
を得ることができる。
部リード部材3,4に撥水性被膜7を形成するに先立っ
て、コンデンサニレメン)lKH含浸剤による含浸層6
が形成されるので、コンデンサエレメント内の包蔵空気
を充分に排出することかできる。このために、コンデン
サエレメント]に第2の樹脂材9′による被覆層9を形
成する際に、コンデンサニレメン)lを加熱処理1して
も樹脂Uを貞通して外部に放出式れる包蔵空気は殆んど
なく、従ってピンホールの発生もなく、優れた外観特性
を得ることができる。
次に具体的実施例について説明する。
実施例1゜
り/タル粉末を直径が3咽、高さが4咽の円柱状に加圧
成形し焼結してなるコンデンサエレメント内予め0.5
−のタンタル線(@極り一ド)を植立り、L形に屈曲さ
れた線径が085−の第1の外部リード部材を陽極リー
ドに、コンデンサエレメント頂面部より1.5鵡離隔す
るように溶接すると共に、線径か帆5−で、かつストレ
ート状に形成された第2の外部リード部材を電極引出し
層に、第1の外部リード部材との間隔が5■となるよう
に半田付けする。次にこのコンデンサエレメントを12
0°Cに加熱した後、粘度か5000PSのエポキシ樹
脂(含浸剤)に、コンデンサエレメント頂面部が1mm
の深さで浸漬されるように浸漬し、内部に充分に含浸さ
せた後、引上げて加熱処理する。
成形し焼結してなるコンデンサエレメント内予め0.5
−のタンタル線(@極り一ド)を植立り、L形に屈曲さ
れた線径が085−の第1の外部リード部材を陽極リー
ドに、コンデンサエレメント頂面部より1.5鵡離隔す
るように溶接すると共に、線径か帆5−で、かつストレ
ート状に形成された第2の外部リード部材を電極引出し
層に、第1の外部リード部材との間隔が5■となるよう
に半田付けする。次にこのコンデンサエレメントを12
0°Cに加熱した後、粘度か5000PSのエポキシ樹
脂(含浸剤)に、コンデンサエレメント頂面部が1mm
の深さで浸漬されるように浸漬し、内部に充分に含浸さ
せた後、引上げて加熱処理する。
次にコンデンサエレメントをダイキン株式会社製の商品
名グイフリー(FS−126)&j、第1の外部リード
部材の屈曲部より5頗離隔した上方部分が浸漬レベルと
なるように浸漬し、引上げ後、加熱処理して弗素系化合
物の撥水性被膜を形成する。
名グイフリー(FS−126)&j、第1の外部リード
部材の屈曲部より5頗離隔した上方部分が浸漬レベルと
なるように浸漬し、引上げ後、加熱処理して弗素系化合
物の撥水性被膜を形成する。
次にコンデンサエレメントを斎藤塗料株式会社製の商品
名ネオクリスタリ(DI−1o37)7zるランカーに
、第1の外部リード部材の屈曲部が浸漬レベルとなるよ
うに浸漬する。引上げ後、120℃で10間焼付ける。
名ネオクリスタリ(DI−1o37)7zるランカーに
、第1の外部リード部材の屈曲部が浸漬レベルとなるよ
うに浸漬する。引上げ後、120℃で10間焼付ける。
次に、コンデンサエレメントを粘度か400000PS
でかつチクソトロピンク性ヲ有するエポキシ樹脂(第2
の樹脂材)に、第1の外部リード部材の屈曲部より4m
離隔した上方部分が浸漬レベルとなるように浸漬し、引
上は後、加熱処理してタンタル固体電解コンデノサを得
る。
でかつチクソトロピンク性ヲ有するエポキシ樹脂(第2
の樹脂材)に、第1の外部リード部材の屈曲部より4m
離隔した上方部分が浸漬レベルとなるように浸漬し、引
上は後、加熱処理してタンタル固体電解コンデノサを得
る。
このコンデンサにおいて、第2の樹脂材の第1Il 3
− 第2の外部リード部材への這い上り高さく第1゜第2の
外部リード部材間に存在する樹脂材の最下位置からの高
さ)は平均的vcO,5■以内であり、プリント板への
実装の際のトラブルは全く発生しなかった。又、第2の
外部リード部材の根元部分における第2の樹脂材からの
不所望な露出は全くなく、外観上の問題は生じなかった
。
− 第2の外部リード部材への這い上り高さく第1゜第2の
外部リード部材間に存在する樹脂材の最下位置からの高
さ)は平均的vcO,5■以内であり、プリント板への
実装の際のトラブルは全く発生しなかった。又、第2の
外部リード部材の根元部分における第2の樹脂材からの
不所望な露出は全くなく、外観上の問題は生じなかった
。
実施例2
実施例1におけるネオクリスタリの代りにNOGファー
イースト株式会社製の、粘度が1500 P Sのアク
リル系樹脂よりなる商品名メタルブレーティングにコン
デンサエレメントを浸漬し、引上げ後、85°Cで1時
間焼付けた処、実施例1と同様の効果が得られた。
イースト株式会社製の、粘度が1500 P Sのアク
リル系樹脂よりなる商品名メタルブレーティングにコン
デンサエレメントを浸漬し、引上げ後、85°Cで1時
間焼付けた処、実施例1と同様の効果が得られた。
実施例3
5.7 X 5.3 X・l□、’7mの積層セラミン
クコンデンサチップの外部t&にストレート状の外部リ
ード部材を半田付けする。以下実施例1と同一の部材を
用いて積層セラミックコンデンサを製作した処、外部リ
ード部材に対する第2の樹脂材の這い上り 14− 付着は全く発生しなかった。
クコンデンサチップの外部t&にストレート状の外部リ
ード部材を半田付けする。以下実施例1と同一の部材を
用いて積層セラミックコンデンサを製作した処、外部リ
ード部材に対する第2の樹脂材の這い上り 14− 付着は全く発生しなかった。
尚、本発明において、電子部品は固体電解コンデンサ、
積層セラミックコンデンサの他、バリスタ、抵抗などに
も適用できる。又、撥水性部材は弗素系化合物の他、シ
リコーンオイル、ステアリン酸なども使用しつる。さら
に第1の樹脂材は酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミル
、ブタノール。
積層セラミックコンデンサの他、バリスタ、抵抗などに
も適用できる。又、撥水性部材は弗素系化合物の他、シ
リコーンオイル、ステアリン酸なども使用しつる。さら
に第1の樹脂材は酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミル
、ブタノール。
セロソルブ、シクロへ牛サン、トルエンなど全溶剤トス
るニトロセルロース系、アクリル系などの樹脂相にのみ
制約されることなく、撥水性部材に応じて適宜のものを
使用しつる。
るニトロセルロース系、アクリル系などの樹脂相にのみ
制約されることなく、撥水性部材に応じて適宜のものを
使用しつる。
以上のように本発明によれば、外部リード部材・\の樹
脂材の這い上り付着は勿論のこと、外部リード部材の樹
脂材からの不所望な露田をも効果的に防止できる。
脂材の這い上り付着は勿論のこと、外部リード部材の樹
脂材からの不所望な露田をも効果的に防止できる。
第1図は従来の固体電解コンデンサの側断面図、第2図
は外装方法を説明するための側断面図、第3図はプリン
ト板への実装状態を示す側断面図、第4図1〜第9図は
本発明方法の説明図であって、第4図はコンデンサエレ
メントの側断面図、第5図ハコンデンサエレメントに含
浸層を形成した状態を示す側断面図、第6図は撥水性被
験を形成した状態を示す側断面図、第7図は樹脂層を形
成した状態を示す側断面図、第8図はコンデンサエレメ
ントの第2の樹脂材への浸漬状態を示す側断面図、第9
図は外装完了状態を示す側断面図である。 図中、1は部品本体(コンデンサエレメント)、3.4
は外部リード郵相、6は含浸層、7は撥水性被膜、8は
樹脂層(第1の樹脂材)、9′は第2の樹脂材、9は被
覆層である。 第4図 第5図 \ 第7図 第8図 第q図
は外装方法を説明するための側断面図、第3図はプリン
ト板への実装状態を示す側断面図、第4図1〜第9図は
本発明方法の説明図であって、第4図はコンデンサエレ
メントの側断面図、第5図ハコンデンサエレメントに含
浸層を形成した状態を示す側断面図、第6図は撥水性被
験を形成した状態を示す側断面図、第7図は樹脂層を形
成した状態を示す側断面図、第8図はコンデンサエレメ
ントの第2の樹脂材への浸漬状態を示す側断面図、第9
図は外装完了状態を示す側断面図である。 図中、1は部品本体(コンデンサエレメント)、3.4
は外部リード郵相、6は含浸層、7は撥水性被膜、8は
樹脂層(第1の樹脂材)、9′は第2の樹脂材、9は被
覆層である。 第4図 第5図 \ 第7図 第8図 第q図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 同一方向に延びる複数の外部リード部材を具えた部品本
体を含浸剤に浸漬する工程と、部品本体を撥水性部材に
、外部リード部材が浸漬されるように浸漬することによ
り、部品本体及び外部リード部材[8水性被膜を形成す
る工程と、部品本体を撥水性被膜に対し相溶性を有する
第1の樹脂材に、外部リード部材の所望部分に形成され
た撥水性被膜が浸漬されないように浸漬する工程と、部
品本体をチクソトロピンク性を有する第2の樹脂材に、
外部リード部材の撥水性被膜部分が浸漬レベルとなるよ
うに浸漬することにより1部品本体を含む主要部分を被
覆する工程とを含むことを特徴とする電子部品の外装方
法。 1−
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13936481A JPS5840815A (ja) | 1981-09-03 | 1981-09-03 | 電子部品の外装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13936481A JPS5840815A (ja) | 1981-09-03 | 1981-09-03 | 電子部品の外装方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5840815A true JPS5840815A (ja) | 1983-03-09 |
JPS6246056B2 JPS6246056B2 (ja) | 1987-09-30 |
Family
ID=15243604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13936481A Granted JPS5840815A (ja) | 1981-09-03 | 1981-09-03 | 電子部品の外装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840815A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02285339A (ja) * | 1989-04-27 | 1990-11-22 | Ushio Inc | 光源装置 |
-
1981
- 1981-09-03 JP JP13936481A patent/JPS5840815A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02285339A (ja) * | 1989-04-27 | 1990-11-22 | Ushio Inc | 光源装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6246056B2 (ja) | 1987-09-30 |
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