JPH02285339A - 光源装置 - Google Patents

光源装置

Info

Publication number
JPH02285339A
JPH02285339A JP1106062A JP10606289A JPH02285339A JP H02285339 A JPH02285339 A JP H02285339A JP 1106062 A JP1106062 A JP 1106062A JP 10606289 A JP10606289 A JP 10606289A JP H02285339 A JPH02285339 A JP H02285339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
light
red
color
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1106062A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsumi Hiramoto
立躬 平本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ushio Denki KK
Ushio Inc
Original Assignee
Ushio Denki KK
Ushio Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ushio Denki KK, Ushio Inc filed Critical Ushio Denki KK
Priority to JP1106062A priority Critical patent/JPH02285339A/ja
Publication of JPH02285339A publication Critical patent/JPH02285339A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Filters (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば液晶板などを使用したカラープロジェ
クタ−装置用の光源装置に関するものである。
(従来技術とその問題点) 例えば、光源ランプの光を3枚のフィルターを用いる色
分解法によって光の三原色に分解し、この分解された光
をそれぞれ画像パターンが形成された3枚の液晶板に照
射し、液晶板を透過した三原色を光学系で合成してカラ
ー画像をスクリーンに投影するカラープロジェクタ−装
置は、装置の小型化が可能であるため、最近大いに注目
されている。そして、光源ランプとしては、発光効率が
高くて演色性も良いことから、キセノンランプやメタル
ハライドランプが使用されるが、メタルハライドランプ
は、キセノンランプに比べて発光管内部の点灯時の圧力
が低くて安全であり、使い易い利点を有する。
ところで1発光管内に水銀とともにハロゲン化金属を発
光物質として封入したメタルハライドランプは、封入発
光体の一つである水銀の577nm、579nm、更に
場合によってはナトリウムの共鳴線である589n園、
690n−のスペクトル線を放射するが、このメタルハ
ライドランプを前述の光源ランプに使用した時、これら
のスペクトル線を光の三原色に分解するために使用する
緑用フィルターや赤用フィルターで完全にカットするの
は、フィルターの吸収特性から困難である6例えば、6
10n*の赤色を高い透過率でフィルターを透過させよ
うとすると水銀の577rv+や579n園の光が混入
し、この光は視感度が相対的に高いこともあって、色分
解法によって取り出される赤色がオレンジ色がかった赤
色になり、スクリーンに投影される画像の画質が劣化し
てしまう、このため、通常の干渉フィルターや色ガラス
フィルターを使用してオレンジ色をカットしようとする
と、6001〜620n−の赤色まで減光されてしまい
、光の利用効率が低下する不具合がある。
〔発明の目的〕
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、光の利用効率が低下せずに色
分解法によって取り出される赤色がオレンジ色がかった
赤色にならず、カラープロジェクタ−装置に適用した場
合に、色彩の鮮やかな画像を得ることができる光源牧瞠
を提供することにある。
〔発明の構成とその作用〕
本発明の構成は、少なくとも570n−〜600n鳳の
波長域に発光スペクトル線を有する光源ランプの光から
、少なくとも赤色を色分解法によって取り出して照射す
る光源装置であって、ネオジムを含有するガラスフィル
ターが光路中に介装されたことを特徴とする。
ネオジム(N d )を含有するガラスフィルターを光
路中に介装すると、ガラスフィルター中のNd3による
選択的な吸収帯が生じ、主吸収帯、つまり吸収率が50
%以上の波長域が例えば573n■〜590n論である
ので、光源ランプから照射される水銀の677nm、5
79nmやナトリウムの589nm、 590nmのス
ペクトル線などの大部分を吸収してしまう、そして、そ
の吸収特性は、波長に対して極めてシャープな立ち上が
りと立ち下がりを持っているので、573nm〜590
nm以外の波長域のスペクトル線をほとんど吸収しない
。つまり、オレンジ色は良く吸収するが、赤色をほとん
ど減少させないので、光の利用効率を低下させずに赤色
の純度を高めることができ、カラープロジェクタ−装置
に適用した場合に1色彩の鮮やかな画像を得ることがで
きる。
〔実施例〕
以下1本発明の光源装置を液晶プロジェクタ−装置に適
用した場合の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、凹面反射鏡2は、その−端に開口
21が形成され、メタルハライドランプである光源ラン
プ1の一端側がこの間口21に挿入されて保持されてい
る。そして、この光源ランプ1の放射光が凹面反射鏡2
で一方向に指向されてフィルターに投射される。フィル
ターは、青の波長の光を反射゛して緑、赤の光を透過す
る第1フイルター31 、緑の波長の光を反射して赤の
光を透過する第2フイルター32、赤の波長の光を反射
する第3フイルター33がこの順序で配置されており、
青、緑、赤の三原色に分解される。そして、各フィルタ
ーを反射した青(B)、緑(G)、赤(R)の光は、全
反射ミラー41や43で反射して。
或いは直接に、画像パターンが形成された第1液晶板5
1 、第2液晶板52.第3液晶板53を照射するが、
第3フイルター33と全反射ミラー43の間の赤(R)
の光路中に、ネオジムを含有するガラスフィルター10
が介装されている。各液晶板を透過した三原色は、プリ
ズム6とプロジェクシミンレンズ7からなる光学系で合
成され、スクリーン8上にカラー画像が投影されるよう
になっている。なお、第2フイルター32をネオジムを
含有したガラスで製作し、その表面に緑の波長の光を反
射して赤の光を透過する波長選択反射膜を蒸着したもの
を使用し、第2フイルター32にガラスフィルターlO
の機能を持たせてもよい。
ガラスフィルター10は、例えば、ネオジムとしてNd
、03を2%含有した硼珪酸ガラスからなり、その厚さ
は3m−である、このガラスフィルター10の吸収特性
は、第2図に示すように、吸収率が50%以上の波長域
が573nm〜590nmであり、かつ極めてシャープ
な立ち上がりと立ち下がり特性を有するので、他のスペ
クトル線をほとんど吸収しない、これは、他の波長域の
透過率が透明硼珪酸ガラスの透過率に近いことからも理
解される、従って、第3液晶板53に入射する光は。
水銀の577nm、 579nmやナトリウムの589
nm、590nmのスペクトル線などの大部分が吸収さ
れ、600nm〜620nmの鮮やかな赤色の光のみが
ほとんど吸収されることなく入射するので、光の利用効
率が高く、鮮明なカラー画像がスクリーン8上に投影さ
れる。
ここで、ガラスフィルターlOの吸収特性は、ガラス成
分に対するNd、O,の重量比A(%)とガラスフィル
ターlOの厚さt (am)に影響されるので、ガラス
フィルター10の単位面積当りのNd量を意味するAと
tの積が2〜20の範囲内であることが好ましい、Aと
tの積が2未満では、前述の波長域の吸収が少なくて本
来の目的を達成しにくく、逆に20を超えると全般的に
透過率が低下し、光の利用効率が低くなって実用的でな
くなる。
次に、第3図に示す実験装置によって、ネオジムを含有
したガラスフィルター10を透過した光の色度を定量的
に測定した例を説明する。使用したガラスフィルター1
0は、硼珪酸ガラスに重量比で3%のNd、O,の粉末
を混入し1通常の硼珪酸ガラス溶解を行った後、インゴ
ットにし、50mmX 50+am X 3m+mの板
ガラスを切り出したものである。
光源ランプ1は、Lu、In、Hg、Liが沃化物とし
て封入されたメタルハライドランプであり、点灯したと
きの発光効率は82fl+a/W、色温度は6300に
である。そして、赤色を透過する赤色分解フィルター1
1  (HOYA D−58、透過率50%の波長は5
80nm)とネオジムを含有したガラスフィルター10
を透過した光源ランプ1の光の赤色を色度計12で測定
した。光の色度を定量的に測定する方法は、CIE (
国際照明委員会)で制定されたXYZ表色系色度図の色
度座標値によったが、測定された色度座標値はx =0
.652、y:0.287であった。この色度座標値は
、鮮やかな赤色の領域内である。これに対して、参考例
として、ガラスフィルター10を配置せずに、赤色分解
フィルター11のみを透過した光を測定したところ1色
度座標値はX=0.602.3r =0.391であっ
た。この色度座標値は、オレンジ色がかった赤色の領域
内である。このように、光路中にネオジムを含有したガ
ラスフィルターIOを配置することによって、優れた効
果が得られることを定量的にも確認することができた。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の光源装置は、赤色を色分
解法によって取り出して照射する光源装置の光路中にネ
オジムを含有するガラスフィルターを介装したので、光
源ランプに少なくとも570nm〜600nmの波長域
に発光スペクトル線を有するものを使用したときに、光
の利用効率を低下させることなく鮮やかな赤色を取り出
すことができ、カラープロジェクタ−装置に適用した場
合に、色彩の鮮やかなカラー画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光源装置を液晶プロジェクタ−装置に
適用したときの説明図、第2図はネオジムを含有したガ
ラスフィルターの透過率曲線図、第3図は色度測定の実
験装置図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも570nm〜600nmの波長域に発光スペ
    クトル線を有する光源ランプの光から、少なくとも赤色
    を色分解法によって取り出して照射する光源装置であっ
    て、ネオジム(Nd)を含有するガラスフィルターが光
    路中に介装されたことを特徴とする光源装置。
JP1106062A 1989-04-27 1989-04-27 光源装置 Pending JPH02285339A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1106062A JPH02285339A (ja) 1989-04-27 1989-04-27 光源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1106062A JPH02285339A (ja) 1989-04-27 1989-04-27 光源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02285339A true JPH02285339A (ja) 1990-11-22

Family

ID=14424128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1106062A Pending JPH02285339A (ja) 1989-04-27 1989-04-27 光源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02285339A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003018363A1 (de) * 2001-08-22 2003-03-06 Bayerische Motoren Werke Fahrzeugrückspiegel

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5840815A (ja) * 1981-09-03 1983-03-09 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 電子部品の外装方法
JPS63196192A (ja) * 1987-02-10 1988-08-15 Kawasaki Heavy Ind Ltd カラ−画像投影装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5840815A (ja) * 1981-09-03 1983-03-09 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 電子部品の外装方法
JPS63196192A (ja) * 1987-02-10 1988-08-15 Kawasaki Heavy Ind Ltd カラ−画像投影装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003018363A1 (de) * 2001-08-22 2003-03-06 Bayerische Motoren Werke Fahrzeugrückspiegel
US6717732B2 (en) 2001-08-22 2004-04-06 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Vehicle rear-view mirror and method of making same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3076678B2 (ja) 投写形画像表示装置
CN106019788B (zh) 荧光剂色轮及其所适用的光源系统
CN103062672A (zh) 照明系统与投影装置
CN102213384A (zh) 光源模组与投影装置
CN106814528B (zh) 投影装置及其照明系统
US6005346A (en) Trichrominance metal halide lamp for use with twisted nematic subtractive color light valves
CN208903065U (zh) 照明系统及投影装置
JPH0772450A (ja) 投射型表示装置
JPH02285339A (ja) 光源装置
CN104683775B (zh) 蓝光合成方法及系统
JP2833055B2 (ja) 照明装置、及び、これを備えたプロジェクター
CN204832734U (zh) 一种中心波长可调的滤色镜镜头封装结构
CN208673017U (zh) 一种投影设备
JP2978202B2 (ja) 投写型表示装置
CN211905853U (zh) 色彩亮度兼容装置、发光装置及投影系统
JP2001264880A (ja) 投写型表示装置
JP2691530B2 (ja) 投写型カラー表示装置
CN110275380A (zh) 荧光剂装置
JP2009109618A (ja) プロジェクションディスプレイ
JPH01307790A (ja) 透過形カラー画像表示装置の照明装置
JP4129777B2 (ja) 光学装置及びそれを用いた液晶プロジェクタ装置
JP2007052047A (ja) 光源装置およびこれを備えたプロジェクタ装置
JP2549949Y2 (ja) リフレクタ
JPH0547348A (ja) メタルハライドランプ
KR950001338A (ko) 단패널식 액정프로젝터