JPS5840808B2 - シンクウガタカイロシヤダンキ - Google Patents
シンクウガタカイロシヤダンキInfo
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- JPS5840808B2 JPS5840808B2 JP50150741A JP15074175A JPS5840808B2 JP S5840808 B2 JPS5840808 B2 JP S5840808B2 JP 50150741 A JP50150741 A JP 50150741A JP 15074175 A JP15074175 A JP 15074175A JP S5840808 B2 JPS5840808 B2 JP S5840808B2
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- JP
- Japan
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- contact
- arc
- base
- contacts
- magnetic field
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/60—Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
- H01H33/66—Vacuum switches
- H01H33/664—Contacts; Arc-extinguishing means, e.g. arcing rings
- H01H33/6642—Contacts; Arc-extinguishing means, e.g. arcing rings having cup-shaped contacts, the cylindrical wall of which being provided with inclined slits to form a coil
Landscapes
- High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は真空型回路しゃ断器に関するもので、特に電
流しゃ断性能を増大するための接触子の構造に関するも
のである。
流しゃ断性能を増大するための接触子の構造に関するも
のである。
通常の真空型回路しゃ断器において、容器すなわち外函
はガラス、セラミックまたはこれと類似な材料のような
適宜な絶縁材料で作られている。
はガラス、セラミックまたはこれと類似な材料のような
適宜な絶縁材料で作られている。
外函は真空室を形成し、この室内に1対の分離可能な接
触子が置かれている。
触子が置かれている。
閉位置で、しゃ断器の接触子間に直接の電気的接触が存
在し、しゃ断器を通って連続した電気経路が形成される
。
在し、しゃ断器を通って連続した電気経路が形成される
。
開路位置では接触子は分離されていて、それらの間に火
花間隙を形成する。
花間隙を形成する。
作動の間に、接触子を離すことによって電流のしゃ断が
開始される。
開始される。
接触子が離される時、この火花間隙を通ってアークが発
生する。
生する。
発生したアークは接触子材料の一部を気化し、気体粒子
はイオン化されて、電流がしゃ断されるまで、アークを
維持し、それを通って電流が流れることになる。
はイオン化されて、電流がしゃ断されるまで、アークを
維持し、それを通って電流が流れることになる。
電流しゃ断は通常交流波の電流零の点で起る。
電流零点に達した後過渡回復電圧が分離された接触子間
に蓄積される。
に蓄積される。
もし火花間隙の絶縁耐力が過渡回復電圧に耐えるだけ充
分に強ければ、絶縁破壊は起らないであろう。
分に強ければ、絶縁破壊は起らないであろう。
アークは再発生しないで、回路しゃ断は完結するであろ
う。
う。
回路しゃ断の間に相対的可動接触子が分離されるとき、
アークが接触子間に形成され、アークが消弧されるまで
電流はこのアークを通って流れ続ける。
アークが接触子間に形成され、アークが消弧されるまで
電流はこのアークを通って流れ続ける。
接触子はアークを接触子分離の際のアーク開始からほぼ
電流零でそれが消弧されるまでアークを支持するに違い
ない。
電流零でそれが消弧されるまでアークを支持するに違い
ない。
アークが維持されている間は接触子は非常に強い加熱を
受ける。
受ける。
アークのエネルギーは接触子表面を溶融し、腐蝕し、劣
化させる。
化させる。
従来の技術において、カップ形の接触子が高い電流しゃ
断性能を呈することが知られている。
断性能を呈することが知られている。
カップ形接触子に形成したスロットがアークを電極の周
縁をめぐるようlこ駆動し得、またアークを接触子の中
心に向って駆動することができる。
縁をめぐるようlこ駆動し得、またアークを接触子の中
心に向って駆動することができる。
アークが径方向内向きに強制された時、従来技術の接触
子に関するある特許に記載しているように、アークはカ
ップ形接触子の内側基部を著しく腐蝕する傾向がある。
子に関するある特許に記載しているように、アークはカ
ップ形接触子の内側基部を著しく腐蝕する傾向がある。
接触子表面の劣化を最小にする従来技術による方法は軸
方向磁場をアーク電流と同相に設け、回路しゃ断の間に
アーク電圧を減じ、電力を真空しゃ断器内で消散させる
ことであって、アーク電流と同相の軸方向磁場は真空し
ゃ断器のしゃ断容量を増大しうろことが知られている。
方向磁場をアーク電流と同相に設け、回路しゃ断の間に
アーク電圧を減じ、電力を真空しゃ断器内で消散させる
ことであって、アーク電流と同相の軸方向磁場は真空し
ゃ断器のしゃ断容量を増大しうろことが知られている。
従来技術ではこれらの磁場は接触子の支持杆内に挿入さ
れたコイルまたは外部の、コイル磁場によって作られた
。
れたコイルまたは外部の、コイル磁場によって作られた
。
双方の場合において、コイルはアーク接触子が閉じてい
る場合でさえも電流を通し、その結果渦電流のための永
久的なエネルギー損を起こす。
る場合でさえも電流を通し、その結果渦電流のための永
久的なエネルギー損を起こす。
電弧発生の間だけアーク電流の場所に軸方向磁場を生ず
るような接触子を提供するのが望ましい。
るような接触子を提供するのが望ましい。
そしてまた高い電流しゃ断の間に著しく腐蝕されない内
側基部面積を持つカップ形接触子の提供されることが望
ましい。
側基部面積を持つカップ形接触子の提供されることが望
ましい。
それ故、この発明の1つの目的は真空型回路しゃ断器の
ための改良された接触子の構造を提供することである。
ための改良された接触子の構造を提供することである。
この発明によると、高度に真空にされた絶縁容器と、こ
の絶縁容器内に位置する第1接触子と、前記容器内にあ
って前記第1接触子と係合する閉位置と前記第1接触子
より離れた開位置との間を前記接触子に関して可動で回
路しゃ断の間にそれらの間にアークを発生する火花間隙
を形成する第2接触子とを備え、前記第1接触子は基部
と、この基部から延長して中空の直円筒を形成する側壁
部と、この側壁部の自由端に形成される環状の接触表面
と、この接触表面の内側にそれから四人して位置しかつ
前記基部から相隔たって位置する挿入体とを具えて円周
方向および径方向に延長する複数のスロットを形成され
、前記第2接触子は平らな円形の基部と、この基部から
延長して中空の直円筒を形成する側壁部と、この側壁部
の自由端に形成される環状の接触表面と、この接触表面
の内側にそれから凹入して位置しかつ前記基部から相隔
たって位置する挿入体とを具えて円周方向と径方向に延
長するスロットを形成されている真空型回路しゃ断器が
提供される。
の絶縁容器内に位置する第1接触子と、前記容器内にあ
って前記第1接触子と係合する閉位置と前記第1接触子
より離れた開位置との間を前記接触子に関して可動で回
路しゃ断の間にそれらの間にアークを発生する火花間隙
を形成する第2接触子とを備え、前記第1接触子は基部
と、この基部から延長して中空の直円筒を形成する側壁
部と、この側壁部の自由端に形成される環状の接触表面
と、この接触表面の内側にそれから四人して位置しかつ
前記基部から相隔たって位置する挿入体とを具えて円周
方向および径方向に延長する複数のスロットを形成され
、前記第2接触子は平らな円形の基部と、この基部から
延長して中空の直円筒を形成する側壁部と、この側壁部
の自由端に形成される環状の接触表面と、この接触表面
の内側にそれから凹入して位置しかつ前記基部から相隔
たって位置する挿入体とを具えて円周方向と径方向に延
長するスロットを形成されている真空型回路しゃ断器が
提供される。
この発明はまた、平らな基部と、この平らな基部から延
長して中空の直円筒を形成する円形側壁部と、前記平ら
な基部から物理的に離れているが電気的に接続されてい
る挿入体とからなり、径方向および円周方向に延長する
スロットを形成されて有する真空型回路しゃ断器用の接
触子を含むものである。
長して中空の直円筒を形成する円形側壁部と、前記平ら
な基部から物理的に離れているが電気的に接続されてい
る挿入体とからなり、径方向および円周方向に延長する
スロットを形成されて有する真空型回路しゃ断器用の接
触子を含むものである。
°便宜に、接触子はカップ形の形状でありかつ渦巻形電
極を外側カップ形部分によって形成される区域内に有す
る。
極を外側カップ形部分によって形成される区域内に有す
る。
接触を行う表面から凹入している内側の渦巻状挿入体は
側壁部の内径に直接線されるかあるいは接触子の基部と
直接接続されるかのどちらかにされている。
側壁部の内径に直接線されるかあるいは接触子の基部と
直接接続されるかのどちらかにされている。
内側渦巻状電極はその周縁を巡ってカップ形接触子内に
支持されている。
支持されている。
1対の係合する接触子が通常真空型しゃ断器内に使用さ
れる。
れる。
今記載している接触子の挿入体上の渦巻は1対の係合す
る接触子について反対方向に位置しうる。
る接触子について反対方向に位置しうる。
このように構成される真空型回路しゃ断器は1対の一体
的の接触子を使用していて、接触子は高い電流しゃ断の
間にアーク電力と同相の軸方向磁場を発生する。
的の接触子を使用していて、接触子は高い電流しゃ断の
間にアーク電力と同相の軸方向磁場を発生する。
もしカップ形接触子の側壁部がスロットを有していなか
ったら、接触子が通常開じている時磁力は発生しないで
あろう。
ったら、接触子が通常開じている時磁力は発生しないで
あろう。
1対の係合する接触子の内側に挿入された電極の渦巻が
反対である時高い電流の電弧発生の時期の間に強い軸方
向磁気成分が生ずる。
反対である時高い電流の電弧発生の時期の間に強い軸方
向磁気成分が生ずる。
この発明の1実施例において、真空型回路しゃ断器は1
対の相対的可動接触子を備え、1つの接触子は万ツブ形
に構成され現状の接触表面とカップ形外側接触部内に納
められそれから四人している内側渦巻状電極とを有して
いる。
対の相対的可動接触子を備え、1つの接触子は万ツブ形
に構成され現状の接触表面とカップ形外側接触部内に納
められそれから四人している内側渦巻状電極とを有して
いる。
係合する接触子は同等に構成され、それで1対の接触子
が真空型しゃ断器内に置かれる時、その渦巻は反対であ
る。
が真空型しゃ断器内に置かれる時、その渦巻は反対であ
る。
各接触子の外側カップ形部分はスロットを形成されてい
て、これはしゃ断の間に形成されるアークを径方向およ
び周方向に動かす傾向がある。
て、これはしゃ断の間に形成されるアークを径方向およ
び周方向に動かす傾向がある。
この型の構造の利侭は(1)磁場の径方向成分が低電流
アーク発生の間接触表面上に保持されること、(2)高
電流において、アークが接触子の内側構造部分に移動し
た時、軸方向の磁場が生ずることであり、渦巻状の挿入
体によって生ずるこの磁場は著しくアーク電圧を減じ、
陽極点形成のための門口柱を増し、陽極点形成の遅延は
陽極および陰極接触部の双方における重大な腐蝕を減少
すること、(3)アーク発生半サイクルの間に軸方向磁
場は高い電流においてだけ生ずることである。
アーク発生の間接触表面上に保持されること、(2)高
電流において、アークが接触子の内側構造部分に移動し
た時、軸方向の磁場が生ずることであり、渦巻状の挿入
体によって生ずるこの磁場は著しくアーク電圧を減じ、
陽極点形成のための門口柱を増し、陽極点形成の遅延は
陽極および陰極接触部の双方における重大な腐蝕を減少
すること、(3)アーク発生半サイクルの間に軸方向磁
場は高い電流においてだけ生ずることである。
特に接触子閉で作動の間に永久渦電流損失が殆んどない
。
。
高い電流がしゃ断されている時だけ軸方向磁場成分が生
じ、アークが内側電極区域内に移動する。
じ、アークが内側電極区域内に移動する。
1対の接触子が高電流しゃ断の間に径方向磁場を生ずる
真空型回路しゃ断器を提供することもこの発明の他の目
的である。
真空型回路しゃ断器を提供することもこの発明の他の目
的である。
この発明のさらに他の目的は回路しゃ断の間に高い電流
アークの発生が起った時軸方向磁場を生じ、真空型しゃ
断器が通常閉じている時は軸方向磁場の生じないような
真゛空型しゃ断器接触子の構造を提供することである。
アークの発生が起った時軸方向磁場を生じ、真空型しゃ
断器が通常閉じている時は軸方向磁場の生じないような
真゛空型しゃ断器接触子の構造を提供することである。
アーク発生の間に軸方向磁場を生ずるような1対の一体
的接触子を使用している真空型しゃ断器を提供すること
もこの発明のさらに他の目的である。
的接触子を使用している真空型しゃ断器を提供すること
もこの発明のさらに他の目的である。
この発明を例示のために添附図面に関して以下に説明す
る。
る。
第1図は真空型回路しゃ断器10を示し、これは高度に
真空にされたガラスまたはセラミック材料からなる高度
に真空にされた管状容器12と、この絶縁容器12の両
端を閉鎖する1対の金属製端蓋14.16とを備えてい
る。
真空にされたガラスまたはセラミック材料からなる高度
に真空にされた管状容器12と、この絶縁容器12の両
端を閉鎖する1対の金属製端蓋14.16とを備えてい
る。
絶縁容器12の内側を真空状態下に保つように、封塞部
材24が端蓋14,16と絶縁容器12との間に設けら
れている。
材24が端蓋14,16と絶縁容器12との間に設けら
れている。
絶縁容器12内の圧力は通常の状態下では10−4以下
で、電子運動の平均自由経路が絶縁容器12内の電位破
壊経路より長くなることを確実にしている。
で、電子運動の平均自由経路が絶縁容器12内の電位破
壊経路より長くなることを確実にしている。
絶縁容器12内に1対の相対的可動接触子18.20が
位置している。
位置している。
接触子18゜20が分離される時、それらの間に火花間
隙30が形成される。
隙30が形成される。
図で下方の接触子18は溶接またはろう付けのような接
続方法の手段で導電杆32に固着された固定接触子であ
る。
続方法の手段で導電杆32に固着された固定接触子であ
る。
導電杆32は固定端蓋14に堅固に接続されている。
図で上方の接触子20は可動接触子で導電性操作杆34
に結合されている。
に結合されている。
操作杆34は絶縁容器12の縦軸に沿って運動しつるよ
うに装架されている。
うに装架されている。
操作杆34は端蓋16の開孔36を貫通して外部に突出
し、端蓋16にベローズで連結されている。
し、端蓋16にベローズで連結されている。
金属製ベローズ38はそれのそれぞれの端において操作
杆34および端蓋16の開孔36の縁に封塞関係に連結
されている。
杆34および端蓋16の開孔36の縁に封塞関係に連結
されている。
可撓な金属製ベローズ38は操作杆34のまわりの封塞
を行ない、絶縁容器12内の真空を害することなく操作
杆34の運動を許す。
を行ない、絶縁容器12内の真空を害することなく操作
杆34の運動を許す。
操作杆34の端に作動装置(図示せず)が接合され、し
ゃ断器、10を閉成するために固定接触子18と係合す
るように可動接触子を駆動する。
ゃ断器、10を閉成するために固定接触子18と係合す
るように可動接触子を駆動する。
作動装置はまた回路しゃ断の際可動接触子20を開路位
置に戻すこともできる。
置に戻すこともできる。
回路しゃ断の間に接触子18および20が離された時、
接触子18.20間の火花間隙30はアーク54が発生
する。
接触子18.20間の火花間隙30はアーク54が発生
する。
アーク54は接触子材料の一部を気化する。
この気体および微粒子は火花間隙30から絶縁容器12
に向って放散される。
に向って放散される。
絶縁容器12の絶縁内側表面は金属製主じゃへい管40
によってその上にアークにって生成された金属蒸気およ
び微粒子の凝縮沈着するのを防止している。
によってその上にアークにって生成された金属蒸気およ
び微粒子の凝縮沈着するのを防止している。
主じゃへい管40は絶縁容器12上に支持され、端蓋1
4,16からは電気的に隔絶されている八もし所要なら
、端蓋14.16のどちらかから支持され得、あるいは
電気的に接続されうる。
4,16からは電気的に隔絶されている八もし所要なら
、端蓋14.16のどちらかから支持され得、あるいは
電気的に接続されうる。
しやへい管40はアーク生成金属蒸気および微粒子をそ
れらが絶縁容器12に達しうる以前にそれらをさえぎり
凝縮させるように作用する。
れらが絶縁容器12に達しうる以前にそれらをさえぎり
凝縮させるように作用する。
しやへい管40を側路することによって蒸気および微粒
子が絶縁容器12に達する機会をさらに少なくするよう
に、端蓋しゃへい部材42.44が主しやへい管40の
端を取囲んで設けられている。
子が絶縁容器12に達する機会をさらに少なくするよう
に、端蓋しゃへい部材42.44が主しやへい管40の
端を取囲んで設けられている。
椀形やへい部材43が可動の操作杆34に取付けられ、
可撓なベローズ38の一部を取囲み、ベローズ38がア
ークで生成される蒸気および微粒子から衝撃を受けるの
を防止している。
可撓なベローズ38の一部を取囲み、ベローズ38がア
ークで生成される蒸気および微粒子から衝撃を受けるの
を防止している。
回路しゃ断の間に可動接触子20は固定接触子18から
分離し、アークが火花間隙30を通って発生する。
分離し、アークが火花間隙30を通って発生する。
アーク54は接触子18.20から材料の一部を蒸発さ
せ、その結果の金属蒸気および微粒子は回路がしゃ断し
終るまで電流を導きうる。
せ、その結果の金属蒸気および微粒子は回路がしゃ断し
終るまで電流を導きうる。
第1図に示し第2および3図にさらに詳細に示している
接触子は側壁部19と、内向きに曲がる唇部21と開放
中心部とを持つカップ形である。
接触子は側壁部19と、内向きに曲がる唇部21と開放
中心部とを持つカップ形である。
渦巻状電極挿入体60が接触子18の開放中心部内に置
かれている。
かれている。
角度を付けたスロット23が接触子18.20の側壁部
19に切られている。
19に切られている。
1対の接触子18.20が真空型しゃ断器10内で対面
して装架されている。
して装架されている。
第1図に示すように、接触子18.20のスロット23
は同じ円周方向を指している。
は同じ円周方向を指している。
これは形成されるアークを急速に回転させるような磁場
を環状接触表面21をめぐって円周方向におよび径方向
に生ずる。
を環状接触表面21をめぐって円周方向におよび径方向
に生ずる。
接触子18.20の電極挿入体60に形成されている渦
巻62は反対の円周方向に指している。
巻62は反対の円周方向に指している。
反対方向をさす渦巻を有することは接触子18.20の
電極挿入体の間に内側電極アーク発生を起こした時に、
強い軸方向成分を持つ磁界を生ずる。
電極挿入体の間に内側電極アーク発生を起こした時に、
強い軸方向成分を持つ磁界を生ずる。
挿入体60は導電性の支持部材66によって接触子18
゜20の基部64から支持されている。
゜20の基部64から支持されている。
支持部材66は渦巻状挿入体60の外周に連結されてい
る。
る。
ここに記載したような接触子の構造は接触子18または
20の基部64のアークによる腐蝕の量を著しく減する
。
20の基部64のアークによる腐蝕の量を著しく減する
。
基部の腐蝕を減することはしゃ断器のしゃ断能力を助長
する。
する。
渦巻状の電極挿入体60は接触子基部64に接続されか
つ渦巻の端によって周縁で支持されていて、高電流アー
ク発生の間に軸方向磁力を呈する。
つ渦巻の端によって周縁で支持されていて、高電流アー
ク発生の間に軸方向磁力を呈する。
電極挿入体60の渦巻を反対方向に置くことは、軸方向
磁場を呈し、これは高電流期間に発生する。
磁場を呈し、これは高電流期間に発生する。
この発明による接触子の構造は以下のような利点を有す
る。
る。
(1)磁場の径方向成分は低電流アーク発生の間に与え
られて、環状の接触表面21上でアークを回転させる。
られて、環状の接触表面21上でアークを回転させる。
(2)高電流アーク発生の間に、アークは接触子18.
20の内部構造内へ渦巻状電極挿入体60まで移動され
て、軸方向の磁界が発生するであろう。
20の内部構造内へ渦巻状電極挿入体60まで移動され
て、軸方向の磁界が発生するであろう。
高電流の間に発生される軸方向の磁界はアーク電圧を重
大に減するであろうし、陽極点形成のための始電流を増
加する。
大に減するであろうし、陽極点形成のための始電流を増
加する。
陽極点の形成が起る点の電流を増すことは陽極および陰
極接触子18.20の双方における腐蝕を減する。
極接触子18.20の双方における腐蝕を減する。
(3)軸方向磁場は高電流アーク発生半サイクルの間だ
けで発生する。
けで発生する。
電極が通常の閉位置にある時、永久渦電流損失はないで
あろう。
あろう。
低電流アーク発生において、径方向磁場がアーク54を
移動させ続けるのでアーク54による接触表面21の腐
蝕は少なであろう。
移動させ続けるのでアーク54による接触表面21の腐
蝕は少なであろう。
第1ないし3図に示す接触子のための電極挿入体60は
、もし必要ならば同じ方向の渦巻状スロットを持ちつる
。
、もし必要ならば同じ方向の渦巻状スロットを持ちつる
。
これはアークを急速に動かすための強い径方向成分を持
った磁界を生ずるであろう。
った磁界を生ずるであろう。
このようにして、アークを円周方向に動かすような強い
径方向の磁界力&もしアークが接触表面21上または電
極挿入体60上にある時に生ずるであろう。
径方向の磁界力&もしアークが接触表面21上または電
極挿入体60上にある時に生ずるであろう。
第4および5図にはこの発明の他の実施例を示している
。
。
大体カップ形の接触子70は直接側壁部19に連結され
た電極挿入体60を具えている。
た電極挿入体60を具えている。
側壁部19は接触子70の基部64から延長している。
第4図に示すような接触子70の1対が真空型しゃ断器
10内に装架されるとき、スロット62は同じ方向に装
架されえて、強い軸方向磁界を生ずる。
10内に装架されるとき、スロット62は同じ方向に装
架されえて、強い軸方向磁界を生ずる。
代わりに、係合する1対の接触子70のスロット62は
また反対方向を指すようにも構成することができ、この
ようにして、先に記載したような利点を結果とする強い
軸方向磁界を生ずる。
また反対方向を指すようにも構成することができ、この
ようにして、先に記載したような利点を結果とする強い
軸方向磁界を生ずる。
接触子70は環状の接触表面74を具えている。
1対の接触子70が真空型しゃ断器10内に置かれると
き、接触表面74は通常の閉成操作の間に係合する。
き、接触表面74は通常の閉成操作の間に係合する。
電極挿入体60は基部64から間隔を保って離れている
。
。
渦巻状の挿入体60は接触子の主体部と同じ材料で構成
しうるが、あるいはもし必要なら異った材料でも作りう
る。
しうるが、あるいはもし必要なら異った材料でも作りう
る。
ここに記載した接触子の構造は接触子のしゃ断能力およ
び定格の助長を伴ってカップ形接触子の基部の高電流に
よる腐蝕を減する。
び定格の助長を伴ってカップ形接触子の基部の高電流に
よる腐蝕を減する。
その周縁を支持されている渦巻状の電極挿入体はカップ
形接触子主体内に置かれて、しゃ断性能を改善する。
形接触子主体内に置かれて、しゃ断性能を改善する。
挿入体60のスロットが反対である時、それらは強い軸
方向磁界を生じ、アーク発生を減し、陽極点の形成を開
始し、接触子の腐蝕を減する。
方向磁界を生じ、アーク発生を減し、陽極点の形成を開
始し、接触子の腐蝕を減する。
第1図はこの発明による真空型回路しゃ断器の1実施例
を示す断面図、第2図は真空しゃ断器接触子の断面図、
第3図は第2図の線I−lに沿う横断面図、第4図は接
触子の他の実施例を示す断面図、第5図は第4図の線■
−■に沿う横断面図である。 10・・・真空型回路しゃ断器、2・・・管状容器、1
4.16・・・端蓋、18・・・固定接触子、19・・
・側壁部、20・・・可動接触子、21・・・内向きに
曲がる要部、23・・・角度を付けたスロット、24・
・・封塞部材、30・・・火花間隙、32・・・導電杆
、34・・・操作杆、36・・・開孔、38・・・ベロ
ーズ、40・・・しやへい管、42.44・・・しやへ
い部材、43・・・椀形しやへい部材、54・・・アー
ク、60・・・電極挿入体、62・・・渦巻、64・・
・基部、66・・・支持部材、70・・・接触子、74
・・・接触表面。
を示す断面図、第2図は真空しゃ断器接触子の断面図、
第3図は第2図の線I−lに沿う横断面図、第4図は接
触子の他の実施例を示す断面図、第5図は第4図の線■
−■に沿う横断面図である。 10・・・真空型回路しゃ断器、2・・・管状容器、1
4.16・・・端蓋、18・・・固定接触子、19・・
・側壁部、20・・・可動接触子、21・・・内向きに
曲がる要部、23・・・角度を付けたスロット、24・
・・封塞部材、30・・・火花間隙、32・・・導電杆
、34・・・操作杆、36・・・開孔、38・・・ベロ
ーズ、40・・・しやへい管、42.44・・・しやへ
い部材、43・・・椀形しやへい部材、54・・・アー
ク、60・・・電極挿入体、62・・・渦巻、64・・
・基部、66・・・支持部材、70・・・接触子、74
・・・接触表面。
Claims (1)
- 1 高度に真空にされた絶縁容器と、この絶縁容器内に
位置する第1接触子と、前記絶縁容器内にあって前記第
1接触子と係合する閉位置と前記第1接触子と離れた開
位置との間を前記接触子に関して可動でそれらの間に回
路しゃ断の間にアークを発生する火花間隙を形成する第
2接触子とを備え、前記第1および第2接触子は、夫々
、基部と、この基部から延長して中空の直円筒を形成す
る側壁部と、この側壁部の自由端に形成される環状の接
触表面と、この接触表面に対して内側かつ後退した位置
に設けられかつ前記基部から相隔たって設けられ、周縁
で前記基部に電気的に接続され、円周方向および径方向
に延長する複数のスロットを有する挿入体とを備えてな
る真空型回路しゃ断器。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US05/534,550 US3980850A (en) | 1974-12-19 | 1974-12-19 | Vacuum interrupter with cup-shaped contact having an inner arc controlling electrode |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5187775A JPS5187775A (ja) | 1976-07-31 |
JPS5840808B2 true JPS5840808B2 (ja) | 1983-09-08 |
Family
ID=24130544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50150741A Expired JPS5840808B2 (ja) | 1974-12-19 | 1975-12-19 | シンクウガタカイロシヤダンキ |
Country Status (4)
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---|---|
US (1) | US3980850A (ja) |
JP (1) | JPS5840808B2 (ja) |
DE (1) | DE2557197C2 (ja) |
GB (1) | GB1523628A (ja) |
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- 1974-12-19 US US05/534,550 patent/US3980850A/en not_active Expired - Lifetime
-
1975
- 1975-10-31 GB GB45448/75A patent/GB1523628A/en not_active Expired
- 1975-12-18 DE DE2557197A patent/DE2557197C2/de not_active Expired
- 1975-12-19 JP JP50150741A patent/JPS5840808B2/ja not_active Expired
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JPH046176Y2 (ja) * | 1984-08-24 | 1992-02-20 | ||
JPH0428220Y2 (ja) * | 1985-03-12 | 1992-07-08 | ||
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JPS5187775A (ja) | 1976-07-31 |
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