JPS5840762B2 - ディジタルデ−タ分配装置の誤動作検出方式 - Google Patents

ディジタルデ−タ分配装置の誤動作検出方式

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JPS5840762B2
JPS5840762B2 JP51066571A JP6657176A JPS5840762B2 JP S5840762 B2 JPS5840762 B2 JP S5840762B2 JP 51066571 A JP51066571 A JP 51066571A JP 6657176 A JP6657176 A JP 6657176A JP S5840762 B2 JPS5840762 B2 JP S5840762B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ディジタルデータ分配装置の誤動作検出方式
に関する。
ディジタルデータ分配装置は、プログラム式シーケンサ
等で積極的に利用されている。
プログラム式シーケンサの事例を述べよう。
このシーケンサは、データ入力装置とデータ出力装置、
及び該入力、出力装置との間でデータ交換を行うプロセ
ッサより成る。
出力装置の主要部に設けられているのがディジタルデー
タ分配装置である。
この出力装置は、上記プロセッサからのデータをシリア
ルに受けて、同時にプロセッサから送られてくるアドレ
スに基づき順次メモリに記憶する作業を行っている。
このメモリに記憶されたデータは、プロセッサから送ら
れてくるアドレスに基づき出力されてゆく。
これらの作業がデータ分配に相当する。
一方、データの作業量が増加するにつれて、その故障診
断が各種要求されてくる。
上記プログラム式シーケンサもその例外ではない。
特に出力装置は、データを分配する作業を行っているた
め、故障診断は特別重要視される。
出力装置からの読出データは、各種操作器に送られる。
従って、出力装置が故障していた場合は各種の操作器に
対して誤動作の操作を指令することになる。
こうした点からも、出力装置の故障診断は重要となる。
こうした出力装置の故障診断を従来の故障診断方式によ
って行えれば、極めてよいことである。
従来の代表的なやり方を示そう。
第1図は、対象機器は異にするが誤動作検出を行なって
なる従来の代表的な事例を示している。
前置制御装置1と主制御装置2と後置制御装置3とはシ
リアルに接続され、前置制御装置1には、入力信号Si
が入力し、後置制御装置3から出力信号Soが出力され
ている。
各制御装置1,2゜3は論理回路的動作を行うものとな
っている。
従って、入力信号Si、出力信号Soは共にディジタル
信号として規定されている。
かかる装置の誤動作検出を行っているものが、人力信号
8iと出力信号Soとを入力する誤動作検出回路40で
ある。
この誤動作検出回路40は、人力信号8iと出力信号S
oとを一定の規則のもとに比較を行い、その比較の結果
、一致していれば各制御装置1゜2.3は正常、不一致
であれば各制御装置1,2゜3のいずれかは異常とし、
異常信号Saを発生している。
この異常信号Saは主制御装置2に送られ、一定の動作
禁止、例えばリセット動作の指令を行う。
最も簡単な動作検出回路は、インヒビット回路である。
このインヒビット回路である時には、人力信号Siと出
力信号Soとが不一致の時のみ、異常信号Saが発生す
る。
このインヒビット回路を使用した場合が、プログラム式
シーケンサを適用対象とした場合である。
従って、本発明との関係からインヒビット回路の場合に
的をしぼって進めよう。
インヒビット回路を使用するためのシーケンサは、入力
信号Siと出力信号Soとがタイミング的に一致し得る
ことが条件である。
そのタイミング上の一致がなければ、インヒビット回路
によるインヒビット論理を得ることができない。
即ち、ここで問題としているシーケンサは特有の形態の
もとにある。
タイミング的な一致を必要とするシーケンサは、結論的
に云えばハード的論理構成になるもの、即ち、非プログ
ラム式シーケンサということになる。
非プログラム式シーケンサ、即ちプロセッサの代りに論
理回路を使用してなるシーケンサは、プログラム式シー
ケンサが発達する以前のシーケンサである。
両者の相異は、ハードかソフトかということであるが、
誤動作検出の観点から云えば、本質はタイミング的な一
致を前提とするか不一致が起るのは当然であるとする前
提に立つかである。
このことをより詳述すると、プログラム式シーケンサは
、プロセッサ内のメモリに記憶されたプログラムに従い
入力回路の状態を順次スキャニングし、プログラムに従
い入力回路からの情報をプログラム的に演算処理して、
該演算処理の結果をプロセッサから出力回路に供給する
ようにしている。
勿論、入力回路に入力される情報は各種操作器の出力で
あり、出力回路より出力される情報は上記各種操作器の
制御情報として提供される。
この操作器との関連は一般のシーケンサに共通である。
また、出力回路からの情報は、プロセッサ内に取り込ま
れる。
以上の構成に於いて、第1図の構成と比較するに、入力
回路に各種操作器から取り込まれる情報が入力信号Si
に該当し、出力回路から出力される情報が出力信号So
に該当する。
従って、プログラム式シーケンサであってもシステム的
に考えた場合、従来の非プログラム式シーケンサと変り
はなく、第1図に述べた如き誤動作検出方式が適用可能
と考えられる。
しかし、実際上は、適用はできない。
この理由が、プログラム的処理に伴う入力信号と出力信
号とのタイミング上の違いである。
例えば、入力信号が入力回路に印加すると、入力回路を
介して入力信号はプロセッサに転送される。
このプロセッサでは、プログラムに応じた処理を行う。
この処理は例えば数ステップより成る。
即ち、プロセッサでは入力信号を受けつけて、すぐに出
力信号を発生するものではない。
プログラムによる処理を行った後、その処理結果を出力
信号として発生するのである。
入力信号を受けつけてから処理して出力するまでの時間
は全くの任意である。
例えば、その間に要する時間は数分〜数時間に至る場合
もある。
こうしたマイクロ・プロセッサでの処理時間のため、人
力信号と出力回路からの出力信号とはタイミング的に一
致しない。
以上のプログラム式シーケンサに対しては、第1図の如
き誤動作検出方式は当然の事ながら適用できないことに
なる。
この従来方法は不適であるとの点は、別の観点から云え
ば、シーケンサ全体を統括して誤動作を検出するという
立場に立つためである。
従って、部分的な形で誤動作を検出する考え方に立つな
らば、従来方式の誤動作検出方式も適用可能である。
本発明は以上の点を基本とするものである。
更に発明の前提を展開しよう。
プログラム式シーケンサを部分的にとらえるならば、装
置類別そのもの、即ち、入力回路、プロセッサ、出力回
路の3つの部分より成る。
この3つの部分の中で、それぞれ入力信号と出力信号と
がある。
プロセッサでは、入力信号と出力信号とはタイミング的
に一致しない。
タイミング的に一致するものは、入力回路、出力回路の
2つである。
また、入力回路と出力回路の中で、どちらが誤動作を起
す確率があるか、また、どちらが誤動作を起した場合、
影響が強いかということが次に問題となる。
誤動作の起る確率は入力回路、出力回路共に、どちらと
も云えきれない。
従って、後者の事例で考えると、入力回路は入力信号の
とり込みを中心とするものであり、いわば受身的である
これに比して、出力回路は、操作器を直接、操作するた
め、誤動作は操作器に対して誤った操作をしてしまうこ
とになり、影響は大きい。
勿論、入力回路に対しても誤動作が決して良いというこ
とでないことは云うまでもない。
本発明は、かかる観点の中で提案されるものであって、
出力回路に対して誤動作検出を行わしめようとするもの
である。
更に本発明では、第1図に述べた如き考え方を出力回路
にそのまま機械的に適用するものではなく、出力回路特
有の形態の中で、更に思想的に発展させている。
更に、本発明の対象とするものは、プログラム式シーケ
ンサに於ける出力回路を有力としているが、出力回路は
、先に述べたようにデータ分配装置の一つである。
従って、本発明では、データ分配装置そのものにまで拡
張させている。
本発明の要旨は、ディジタルデータの入力信号をデータ
分配装置とは別に設けられたメモリに書込み、更に該メ
モリとも異なる別のメモリに、データ分配装置の出力信
号の中で上記人力信号に対応する出力信号を書込み、次
いで互いに書込まれた入力信号と出力信号とを比較せし
め、両者の不一致が生じた時に誤動作を認定せしめよう
とするものである。
本発明は更に幾つかの実施例が提案される。
以下図面により本発明の詳細な説明しよう。
先ず、プログラム式シーケンサの出力回路を説明しよう
この出力回路の構成国を第2図に示す。第2図に於いて
、プロセッサ(図示せず)からは、アドレスADDR1
,書込み指令信号WSTB、データDATAが送られて
くる。
デコーダ1は、上記送られてくるアドレスADDR1を
書込み指令信号WSTBのタイミングで取り込み、デコ
ードを行っている。
図ではアドレスADDR1は3ビツト構成より成り、そ
のビット単位に並列にデコーダ1のA t B t C
端子に入力され、デコードを行っている。
デコーダ1でデコードされたアドレスは、書込み用のタ
イミングとしてメモリ2,3.・・・。
4のタイミング端子Tに入力する。
例えばアドレスADDR1が” 001 ”の場合は、
メモリ3のタイミング信号となる。
一方、各メモリ2,3゜・・・、4のデータ端子りには
プロセッサからのデータDATAが共通に印加してなる
そして、データの取り込みはタイミング信号によってな
される。
従って、アドレスADDR1が”001”の場合には、
メモリ3のタイミング端子に取り込み指令が入力し、そ
の時、データ端子に到達しているデータDATAがメモ
リ3に書込まれることになる。
メモリ2,3.・・・、4のそれぞれに記憶されたデー
タは、増巾回路8,9.・・・、10に送られ、データ
D。
、Dl、・・・jD?として操作器に与えられる。
一方、各メモリのデータを読出す際には、データセレク
タ7が活用される。
このデータセレクタ7は、アドレスADDR1をうけて
、そのアドレスの内容に従って各メモIJ 2 、3
、・・・、4の中の該当するメモリのデータを端子Xよ
りデータDinとして出力する。
このデ′−タDinはマイクロプロセッサに入力する。
かかる出力回路に誤動作検出回路を設けた本発明の実施
例を第3図に示す。
第4図はそのタイムチャートを示す図である。
この実施例で第2図と異なる点は、誤動作検出回路10
0を設けたことにある。
誤動作検出回路100は、メモリ5,6、エクスクルー
セブオア13、ゲート14より成る。
メモリ5のデータ端子にはプロセッサからのデータDA
TAが入力する。
この入力データDATAの取り込みはタイミング端子T
に送られてくる指令信号WSTBによって行われる。
また、リセットは、マイクロプロセッサ手動操作による
リセット信号RESETによって行っている。
エクスクルーセブオア13は、メモリ5の出力端子Qか
らのデータ5aとデータセレクタ7の端子Xより出力さ
れるデータDinとを入力としてエクスクルーセブオア
論理を行っている。
ゲート14は、指令信号WSTBとメモリ6の出力端子
Qより出力される信号6aの否定信号とのナンドを行っ
ている。
メモリ6は、オア13の出力信号13aがデータ入力端
子りに印加され、その取り込みタイミングは端子Tに印
加してなるゲート14の出力信号14aによって行うメ
モリである。
メモリ6の出力信号6aは誤動作表示信号となる。
かかる構成に基づく誤動作検出の過程を以下、説明しよ
う。
先ず、プロセッサ側からデータDATAが送られてくる
このデータDATAは第4図に示すように101001
00”なるデ゛イジタルパルス信号となっている。
このディジタル信号の各ビットはアドレス″′O”から
7”までにそれぞれ対応している。
指令信号WSTBは1データ毎にプロセッサ側より出力
され、アドレスADDR1は上記lデータ毎に該データ
に同期してプロセッサ側より出力される。
このアドレスADDR1は第2図より明らかなように、
例えばデータの分配先のメモ、す2,3.・・・、4の
総数のアドレスとなっている。
図では、アドレスとして0,1,2.・・・07の合計
8個の場合が示されている。
更に、このそれぞれのアドレスに対応した出力り。
、Dl、・・・D7が増巾回路8,9.・・・、10よ
り出力される。
以上の各信号の入力からその処理についての動作は第2
図で説明した事柄故、省略する。
誤動作検出回路100では、先ずデータDATAが指令
信号WSTBのタイミングでメモリ5に取り込まれる。
一方、データセレクタ7ではアドレスADDR1のもと
に増巾回路8,9.・・・、10の該当する増巾回路の
出力がデータDinとして出力される。
エクスクルーセブオア13では、上記メモリ5の出力5
aとデータセレクタ7からの出力Dinとの比較を行う
この比較の結果、エクスクルーセブオア13からは信号
13aが出力される。
以上の過程を第4図に従って具体的に対応させよう。
アドレス操作に使用される指令信号WSTBの8個の信
号のタイミングはt。
、2to。3to、・・・、8toの時間で発生するも
のとする。
先ず、時間t。
ではデータDATAより明らかなように、データ”1”
となっている。
この時のアドレスADDR1のアドレス内容は”0”で
ある。
従って、時間t。
でメモリ2が選ばれ、このメモリ2にデータ″1”が書
込まれ、且つ増巾回路8よりこのデータ″′1”が出力
される。
第4図ではデータD。
とじて示しである。また、時間t。で上記増巾回路8の
出力として”1”がDinとして書込指令信号WSTB
が出てからアドレスADDR1が確立している間、ta
時間出力される。
なおアドレスADDR1がADDRl +1に変ってか
ら次の書込指令信号WSTBが来るまでの間t6時間D
in信号はアドレス、ADDRl +1に対応する信号
を出力することになる。
この信号DinはアドレスADDR1+1の更新前の信
号で、書込指令信号W8TBにより更新される一方、メ
モリ5では、データDATAをタイミングt。
で受取る故、時間toで立上るパルス信号5aが出力す
る。
従って、信号Dinと5aとを受けたエクスクルーセブ
オア13は、両人力信号がta時間″1”であるため、
その出力として、時間t。
以降ta時間は”O”となる信号13aを出力する(図
では、時間t。
以前も0”としている故、”0”がt。
以降も継続することになる)。
この出力信号13aの”D”状態は出力回路が正常であ
ることを意味する。
”0′′状態を意味する信号13aは、メモリ6のデー
タ入力端子りに印加する。
メモリ6への信号13aの取り込みタイミングはゲート
14の出力14aによって決まる。
一方、ゲート14は、指令信号WSTBとメモリ6のQ
端子の出力信号6aの否定信号とが入力し、両者のナン
ド論理をとっている。
従ってtoで発生した信号13aは、指令信号WSTB
の立下り時、即ち、ゲート14の出力信号14aでは立
上り時(0”から′1”への移行)でメモリ6はD端子
に入力してくる信号13aを取り込む、この結果、第4
図に示す如き出力信号6aがメモリ6より出力されるこ
とになる。
なお、信号13aはアドレスADDR1がADDR1+
1に変ってから次の指令信号がくるまでの間t6時間は
、Din信号と、5a信号が一致するとはかぎらないた
め不定となる。
しかし、この時間t5の間はメモリ6は信号を取り込ま
ないため問題はない。
次に、第4図では2番目のデータDATAとして0”か
ら入力してくる。
このDATAは指令信号WSTBの2番目の信号、即ち
時間2toで取り込まれる。
この時、アドレスADDR1は 1″である故、アドレ
ス61′′のメモリ3が選択されて書込まれる。
同時に、このメモリ3の出力が増巾回路9を介して出力
D1として出力される。
出力り、の内容は時間2toのデータDATAが0”で
ある故″O”となる。
また、セレクタ7を通して、時間2toでは、出力Di
nとして′0”が出力される。
2方メモリ5では、時間2toでDATAがO”である
故、出力信号5aとして0”の信号を発生する。
この”0”信号の区間は3t。まで続く。
また、出力DinはADDRlの1が終了するまで続く
故、エクスクルーセブオア13は時間2to以降も”0
”なる出力信号13aをADDRlのlが終了するまで
維持することになる。
従って、メモリ6からは′O”が出力され、異常表示は
なされない。
さて、第4図に示すように、次の第3番目のアドレス″
′2”に相当する区間ではデータDATAはn 1 n
となっている。
このデータ61”は指令信号3toでメモリに取り込ま
れる(メモリとしては、メモリ3の次のメモリであるが
、図ではこの第3番目のメモリは省略している。
またこのメ% IJに対応する増巾回路も省略している
)。
従って、その時の出力をD2とすると、本来、時間3t
ではデータDATAは1”である故、出力D2も′l”
になっているはずであるが、出力回路のいずれかで誤動
作を起し、“0”を誤って出力したものとする。
図では時間3toで、本来、点線部の如きn 1 tt
となるはずが実線の如きO”となるものとして図示して
いる。
従って、その時の出力Dinは、本来、点線部の如く1
”となるはずであるが、誤って実線の如きO”となる。
一方、メモリ5では出力回路の動作に無関係な入力、即
ちマイクロ・プロセッサ側の出力がそのまま入力される
従って、出力回路の誤動作が検出された時間3toで入
力データDATAは′”1″である故、メモリ5の出力
信号5aも時間3to で0”より1”となる。
次に、エクスクルーセブオア13では、メモリ5とデー
タセレクタ7の出力信号5aとDiとを受けているため
、時間3tで“0”より′1”となる出力信号13aを
発生する。
この出力信号13aの”1”状態は出力回路が誤動作を
したことを意味する。
この信号13はWSTBの立下り時、即ち、ゲート14
の出力信号14aでは立上り時(O”が′1”への移行
)でtメモリ6はD端子に入力してくる信号13aを取
り込む。
この結果、第4図に示す如き出力信号6aがメモリ6よ
り出力されることになる。
この出力信号6aが出力回路の誤動作を警報する警報信
号となる。
この警報信号6aは、リセット信号RESBTが入力さ
れてくるまで続く。
第4図では、リセット信号RESETは負論理形式で与
えているが、勿論、正論理形式であってもよい。
以上の動作説明より明らかなように、出力回路に誤動作
があった場合には、誤動作検出回路により、誤動作を検
出できるようになった。
誤動作検出の警報信号は、リセット信号が送られてくる
まで継続できる。
第5図は本発明の他の実施例を示す図、第6図はそのタ
イムチャートを示す図である。
本実施例は第3図に示した実施例に比べ、出力回路の一
部にアドレスレジスタ11を設けていること、及びこの
アドレスレジスタ11を設けたことから起因する新規の
処理形態を誤動作検出回路100に行わせるようにした
ことに新規な構成がある。
誤動作検出回路100の中で新しく設けたものは、ゲー
ト14とメモリ6との間のワンショットマルチバイブレ
ータ12である。
また、アドレスレジスタ11の出力がデータセレクタ7
のアドレス入力となっている。
出力回路の中にアドレスレジスタ11を設けた理由は、
データDAT Aの出力回路への取り込みのタイミング
と出力回路からのデータの取り出しのタイミングとが異
ることを前提にしているためである。
また、出力回路の内部の信号伝達に伴う時間遅れをTa
として考慮している。
アドレスレジスタ11の制御はチェック指令信号C3T
Bによって行っている。
このチェック指令信号C3TBは書込み指令信号WST
Bと同期している。
先ず、タイミングの異る2つのアドレスADDR1、A
DDR2によって、出力回路への入力と出力とが規定さ
れているため、第3図に述べた如き回路構成では、誤動
作の発生しない時点でも第6図の信号13aに示すよう
にパルス信号が発生してしまうことになる。
この信号13aの中で、アドレス″2”に相当するパル
スのみが誤動作時の信号であり、その他のパルス信号は
正常にもかかわらず発生する誤ったパルス信号である。
従って、アドレス″″2”以外のパルス信号はメモリ6
に取り込ませないようにしなければならない。
このメモリ6への信号の取り込みの制御はタイミング端
子Tに印加する信号によって行っている。
従って、このタイミング端子Tに印加する信号のタイミ
ングをアドレス″2”以外のものを取り除くように形成
すればよい。
この目的を達成するためにワンショットマルチバイブレ
ータ12がゲートとタイミング端Tとの間に設けられて
いる。
ワンショットマルチバイブレータ12のパルス出力12
aのパルス巾T。
5は、出力回路の遅延時間Tdよりも大きくとっである
また、ワンショットマルチバイブレータ12の出力は否
定論理型になっている。
この結果、第6図に示すように、アドレス”2″の誤動
作時のみ、出力信号13aがメモリ6に取り込まれ、誤
動作の表示を示す信号6aを発生することができる。
第7図は、本発明の他の実施例を示す。
本実施例の特徴は第5図の実施例に誤動作アドレス表示
回路200を追加した点にある。
誤動作アドレス表示回路200はインヒビットゲート1
9、ランプ20,21,22より戒る。
インヒビットゲート19は、チェック指令信号とメモリ
6の出力信号6aの禁止信号(反転されたもの)とを入
力とするものであり、該ゲート19を介してレジスタ1
1が制御をうけている。
ランプ20,2L22は3ビツトの各ビットに対応する
ものであって、レジスタ11の3ビツトアドレスをそれ
ぞれ受信するようになっている。
かかる構成に於いて、誤動作表示信号6aが発生ずると
、ゲート19はオフとなり、レジスタ11への制御は停
止する。
従って、レジスタ11は、誤動作発生時のアドレスをそ
のまま記憶していることになり、ランプ20,2L22
はそのアドレスの表示を行うことになる。
尚、図ではランプ20,2L22がレジスタ11の出力
により直接駆動されるようになっているが、これは図面
を簡単化するためのものであって、実際はランプ20,
2L22は、それぞれランプ回路となっている。
そして、このそれぞれのランプ回路はアンドゲートと実
際のランプとより成り、該アンドゲートはレジスタ11
のアドレスの各ビットに対応する信号とメモリ6の出力
信号6aとを入力するように構成されている。
この構成によれば、誤動作が発生した時点のみのアドレ
スの各ビットが対応するランプに表示できることになっ
た。
勿論、レジスタ11のアドレスを表示している故、表示
は2進表示となる。
以上述べた第7図の実施例は、3個のランプによって誤
動作したアドレスをすべて表示できる点にある。
従って、最も初歩的には、各アドレス毎に表示する方式
、即ち、実施例に従えば8個のランプを設ける事例が考
えられるが、これに比して本実施例は3個のランプのみ
ですべてのアドレスが表示可能であるため、実用上、大
きな効果を持つ。
以上、各実施例を通じて明らかなように、本発明によれ
ば、プログラム式シーケンサの出力回路の誤動作表示を
行なえ得るようになった。
また、出力回路は、一般のディジタルデータ分配装置の
性格を有している故、一般のディジタルデータ分配装置
に本発明は適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の誤動作検出回路を示す図、第2図は出力
回路の回路例図、第3図は本発明の実施例図、第4図は
そのタイムチャートを示す図、第5図は他の実施例図、
第6図はそのタイムチャートを示す図、第7図は更に他
の実施例図である。 符号の説明、100・・・・・・誤動作検出回路、5゜
6・・・・・・メモリ、13・・・・・・エクスクルー
セブオア、14・・・・・・ゲート、200・・・・・
・誤動作アドレス表示回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シリアルに入力してくるディジタルデータの入力信
    号を選択的に取り込む手段と、該取り込んでなる入力信
    号を取り込み順序に応じてそれぞれ記憶する複数個の第
    1の記憶手段と、該第1の記憶手段に記憶された入力信
    号を出力信号として取り出し、出力分配する複数個の分
    配手段と、を具えたディジタルデータ分配装置の誤動作
    を検出するディジタルデータ分配装置の誤動作検出方式
    に於いて、上記選択的に取り込まれる入力信号を取り込
    み期間中の所定区間の間、上記第1の記憶手段とは別個
    に設けられた第2の記憶手段に記憶せしめ、上記第2の
    記憶手段に取り込み記憶された入力信号に対応する出力
    信号を上記分配手段を介して出力されてくる信号と、第
    2の記憶手段に記憶せしめてなる出力信号とを比較し、
    両信号の不一致の得られた時上記ディジタルデータ分配
    装置が誤動作を起したものとして認定せしめるようにし
    たことを特徴とするディジタルデータ分配装置の誤動作
    検出方式。 2 シリアルに入力してくるディジタルデータ夕の入力
    信号を選択的に取り込む手段と、該取り込んでなる入力
    信号を取り込み順序に応じてそれぞれ記憶する複数個の
    第1の記憶手段と、該第1の記憶手段に記憶された入力
    信号を出力信号として取り出し出力分配する複数個の分
    配手段と、を具えたディジタルデータ分配装置の誤動作
    を検出するディジタルデータ分配装置の誤動作検出方式
    に於いて、上記選択的に取り込まれる人力信号を取り込
    み期間中の所定区間の間、上記第1の記憶手段とは別個
    に設けられた第2の記憶手段に記憶せしめ、上記第2の
    記憶手段に取り込み記憶された入力信号に対応すると共
    に上記第2の記憶手段に記憶された入力信号に比して所
    定時間遅れて上記分配手段を介して出力されてくる出力
    信号を、上記第2、の記憶手段に記憶せしめてなる出力
    信号とを上記所定時間遅れを考慮して比較せしめ、両信
    号の不一致の得られた時上記ディジタルデータ分配装置
    が誤動作を起したものとして認定せしめるようにしたこ
    とを特徴とするディジタルデータ分配装置の誤動作検出
    方式。 3 上記誤動作を起した時点での該当する入力信号の取
    り込み順位を表示するようにしたことを特徴とする特許
    請求の範囲第2項記載のディジタルデータ分配装置の誤
    動作検出方式。
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