JPS584073A

JPS584073A - 電子錠

Info

Publication number: JPS584073A
Application number: JP10254781A
Authority: JP
Inventors: 平沢　正憲
Original assignee: Kokusai Gijutsu Kaihatsu Co Ltd
Current assignee: Kokusai Gijutsu Kaihatsu Co Ltd
Priority date: 1981-06-30
Filing date: 1981-06-30
Publication date: 1983-01-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】等に適する、鍵組合せ符号を容易に変更できる電子錠に
関する。

ホテル或はアハ−ｈ’ｓのように居住者が入れ代ること
の多い部屋の鍵は、利用者が代る度に別の鍵組合せ符号
にすることが防犯上望ましい。

この為に利用者が入れ代る度に、部屋の鍵組合せ符号を
変更できるようにした錠がいくつか提案゛された。

従来のこれらの錠は、鍵の鍵組合せ符号を変更するには
、特定の定められた人が、定められた手順をふむことに
よってのみ変更できるものか、或は錠とホテルのフロン
トとを電線で結んだものであった。

しかしホテル等でに、一人の客がチェックアウトする度
に、特定の人例えば支配人等が、その都度その部屋に行
って鍵組合せ符号を変更するのは面倒なことであり、又
総ての錠からフロント迄配線するのも大変なことであっ
た。

本発明はそのような手続をふまずにフロントで新しい客
に対して新しい鍵を発行するだけで古い鍵を無効にする
、配線を必要としない簡便で且つ安全度の高い、ホテル
用等に適した電子錠を提供することを目的とする。

以下発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の電子錠の実施例を示すブロック図であ
る。第１図で１は錠本体、２は鍵、＋　３は読取器、４
は照合器、５はメモリ、６は他の一つのメモリ、７は制
御器、８は閂（デッドボルト）、９は相関関数発生器で
ある。

第１図に従ってホテルで使用する場合の本電子錠の動作
の説明をする。

鍵２には鍵組合せ符号１０が埋込まれている。

その形態は磁気ストライブ上の磁気的信号、或は光学的
模様、或は半導体メモリ等に依っている。

この鍵組合せ符号は鍵２を錠本体ｌに挿入した時に読取
器乙によって電気的に読取られて、電気信号として照合
器４に送られる。この時この組合せ符号ｌＯには、一定
の規則性が予めつけられている。

例えば加算関係が予めつけられていた場合について述べ
る。

今錠本体ｌ内のメモリ５の内容がａ１メモリ６の内容が
２であったとする。

相関関数発生器９は、加算関係にあるから照合器４に出
力される内容は（ａ＋Ｚ）になる。

ここで客Ａが持っている゛鍵２の鍵組合せ符号１０がａ
だったとする。客人が鍵２を挿入すると、照合器４はメ
モリ５の内容ａと相関関数発生器の出力Ｃａ＋Ｚ　）と
照合す今。

この場合は第２図（イ）に示したように、鍵２からの符
号ａと、メモリ５の内容ａとが一致するので、制御器７
はその鍵２を正規の鍵として閂８を制御し、施錠或山解
錠する。、この場合はメモリ５の内容ａはそのまま残さ
れる。

即ち、この鍵２で何回でも施解錠が可能である。

次にこの符号ａの鍵２の持主Ａがホテルをチェックアウ
トしたとする。そして次の客Ｂが同じ室を使用するとす
る。この時にはフロントで新しい鍵を発行して客Ｂに渡
す。この時新しい鍵２の鍵組合せ符号１ｏは、前の客人
の鍵の内容ａに２を加算して（ａ十Ｚ　’）を割当てる
。客Ｂはこの鍵２を持って指定された室に行き、鍵を差
し込む。鍵２の内容は読取器乙によって読取られ、照合
器４に送られる。

この時照合器４では、第２図（ロ）に示したように予め
定められた加算関係、即ち相関関数発生器９の出力（ａ
十Ｚ）の内容に一致していれば、制御器７はこれが新し
い正規の鍵であると判断し、閂８を制御して施解錠を行
う。その後制御器７により第２図（ハ）に示したように
メモリ５に新しい鍵組合せ符号（ａ−４−Ｚ　’）が移
される。

この結果、相関関数発生器９の出力は（ａ＋２２）にな
る。

客Ｂが２回目以後に鍵を使う場合は、鍵組合せ符号が（
＋ａ−）−Ｚ）なので、メモリ５の内容と全く一致する
ので、何回でも正規の鍵として使用できる。

又、先客人が前の鍵（鍵組合せ内容ａ）を持っていてこ
れを錠に挿入したとしても、第２図に）に示したように
メモリ５、および相関関数発生器９の内容はそれぞれ（
ａ−１−Ｚ）、および（ａ−１−２２）なので鍵組合せ
内容ａとは一致しないから、Ａの持っている前の鍵は無
効である。

従って、客Ｂが室の使用を開始してメモリ５の内容がａ
からａ　十Ｚに変った瞬間から客Ａの鍵は無効となる。

このようにして客が交替する度に先客の鍵を無効にでき
る。

尚、鍵組合せ符号ａに３０ビツト、ｚに２０−ビと組合せがあり２の場合は、数百万通シあるので合鍵を作
ることは困難である。もちろんメモリ６をメモリ５で兼
用してもよく、この時はｚ＝ａとなり同様の組合せがで
きる。

照合器４は前述のように鍵２から読取られる鍵組合せ符
号１０と、錠本体１に内蔵されているメモリ５の内容、
および相関関数発生器９の出力の内容とを照合し、正規
な鍵か否か、或は正規の新規な鍵か否かを判断し、制御
器７に、指令を出さなければならないが、これにはマグ
ニチュードコンパレータ等のＩＣを使用すれば容易に実
現できる。

又、制御器７は定規な新規の鍵の場合はメモリ５にその
鍵組合せ符号１０を移し、正規な鍵の場合はそのままで
、いずれの場合も閂８を制御することができればよく市
販のＩＣで容易に実現ができる。

又、制御器７、照合器４、メモリ５、メモリ６を含めて
マイクロコンピュータでも実現できる。

尚、今まで相関関数発生器９は加算関係が予めつけられ
ていた場合について述べてきた。

この場合はフルアダーを使用してもより、メモリ５とメ
モリ乙の内容を加算する機能を有すればよい。

又、相関関数発生器９は加算に限定されるものではなく
、減算器や掛算器や割算器によって構成されてもよく、
これらも市販のＩＣで実現可能である。もちろん前述の
マイクロコンピュータによって実現することは極めて容
易である。

要は、正規の鍵と次に変わるべき新規な正規の鍵との間
には常に一定の数式的な相関関係があれば良いというこ
とである。

上述のように、少くとも１組の鍵組合せ符号を具えた鍵
と、書き換え可能なメモリと、相関関数発生器と、鍵組
合せ符号とメモリ内容、および相関関数発生器の内容と
を照合する装置とを具えた本発明の電子錠にすることに
よって、次のような色々の特長を得ることがそきる。

（１）新しい鍵を錠本体に挿入することにより自動的に
古い鍵は無効となる故、鍵の紛失、盗難、複製等による
防犯性能の低下を心配する必要がない。

（２）錠本体に内蔵されている鍵組合せ符号を新しい鍵
の鍵組合せ符号に変更する為に特別な道具を必要とせず
、単に一定の法則に従った新規の鍵を発行しさえすれば
良い。

従って例えば本電子錠を玄関錠に使っている場合、複数
個の鍵の一つを紛失した場合、製造元等から新規の鍵を
送ってもらえば、簡単に紛失した鍵を無効にできる。

又ホテル等では鍵組合せ符号の変更の為に特別な道具を
持って従業員が錠の所迄行く必要がない。

（３）電子錠本体を電池で動作させれば、鍵組合せ符号
の変更或は管理の為の配線を必要としない。

それは殆んどない。

以上のように本発明は数々の長所を持つ簡便な電子錠を
提供できてその効果は著しい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すブロック図、第２図はメ
モリと鍵組合せ符号との関係を示す図である。１・・・錠本体、２・・・鍵、３・・・読取器、４・・
・照合器、５．６・・・メモリ、７・・・制御器、８・
・・閂、９・・・相関関数発生器、１０・・・鍵組合せ
符号特許出願人　国際技術開発株式会社第　　］　　図

Claims

【特許請求の範囲】

鍵組合せ符号を有する鍵と、鍵組合せ符号を記憶する書
き換え可能なメモリと、前記メモリ内容と一定の数式的
粕関関係を作り出す相関関数発生器と、前記鍵の鍵組合
せ符号を読取る読取器と、読取られた鍵組合せ符号と前
記メモリ内容および前記相関関数発生器の内容とが一致
するかどうか照合する照合器と、前記照合器で正規の新
規な鍵と判定された時は前記メモリの内容をその鍵組合
せ符号に書き換える手段と、前記照合器の出力で制御さ
れる施解錠手段とを備えたことを特徴とする電子錠。