JPS5840516Y2 - カラ−受像管のパネル吸着装置 - Google Patents

カラ−受像管のパネル吸着装置

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JPS5840516Y2
JPS5840516Y2 JP12347476U JP12347476U JPS5840516Y2 JP S5840516 Y2 JPS5840516 Y2 JP S5840516Y2 JP 12347476 U JP12347476 U JP 12347476U JP 12347476 U JP12347476 U JP 12347476U JP S5840516 Y2 JPS5840516 Y2 JP S5840516Y2
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JP
Japan
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vacuum
suction
panel
color picture
picture tube
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Expired
Application number
JP12347476U
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English (en)
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JPS5342557U (ja
Inventor
秀幸 広瀬
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Publication date
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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカラー受像管のパネル吸着装置に関するもので
ある。
カラー受像管の製造工程においてはパネルの内面に赤、
緑、青、三色の1けい光体や光吸収物質などを塗布する
工程が複数回必要である。
そして、これらの塗布工程においてはパネル内に塗料を
注入したり、一様な厚さに塗料を伸ばすためにパネルを
何等かの手段により保持しその角度を変化させたり、回
転させる必要がある。
このパネルの保持手段としてはリンク機構を用いた機械
的なもの、あるいは真空吸着式のものが知られているが
、相手がガラス製のパネルであることを考えても、真空
式の吸着装置の方が優れており、構造が簡単で、パネル
の自動着脱が容易であるなどの利点がある。
本考案はこの後者の真空式のパネル吸着装置に属するも
のである。
ところで、従来の真空式のパネル吸着装置はその取付状
態の全体構造とともに示すと第1図および第2図のよう
に構成されている。
第1図に示す例において符号1で示すものは基台で、こ
の内部にはモータなどを備えた駆動装置2が配置されて
いる。
この駆動装置2によって回転される回転軸3は基台1の
上板を貫通して上方に伸び、その途中にはロータリテー
ブル4が固定されている。
ロータリテーブル4上にはその周縁部に近く、等配され
た状態でキャリア5が固定されており、このキャリア5
に挟持された状態で吸着装置6が揺動自在かつ回転自在
に取付けられている。
これらキャリア5上にはそれぞれ真空ポンプ7が取付け
られ、真空ポンプ7と吸着装置の吸盤8との間は切換弁
9を介装された配管10に連装するフレキシブルチュー
ブ11を介して連結されている。
そして、具体的にはフレキシブルチューブ11と吸盤8
との連結は図示していないロータノジョイントを介して
行なわれ、吸着したパネル12の吸着状態における自由
な回転を保障している。
一方、真空ポンプ7への電力の供給はフレキシブルコー
ド13を介して、前記回転軸3の上端に固定された集電
リング14から行なわれる。
第2図に示す例においては各キャリア5にそれぞれ真空
ポンプを取付けることなく、1台の大型の真空ポンプ1
5から配管16を介して前記回転軸3中を通って真空圧
を回転軸3の上端の空気式ロータリジヨイント17に導
き、このロータリジヨイント17から切換弁9を介装さ
れた配管10を介して各吸盤8にフレキシブルチューブ
11と図示していないロータリージヨイントを介して真
空圧を供給している。
以上のような構造のもとに、図示していない所定位置に
供給されたパネル12を吸盤8によって吸着し、はい光
体の塗布等を行なうための揺動、自転を行なう。
しかし、以上説明したような従来の真空吸着装置におい
ては、キャリアごとに真空ポンプおよび配線が必要であ
ったり、ロータリジヨイントを用いて各吸着装置に真空
源を供給する複雑な配管系が必要である。
このため装置全体が複雑となり、消費電力も多く設備費
が高くなるという欠点があった。
また、以上のような吸着装置はロータリジヨイント、ロ
ータリテーブルの存在を前提として組立てられているた
め、長円形チェーンコンベアによる製造ラインを有する
設備には適用できないという欠点もある。
本考案は以上のような従来装置の欠点を除去したもので
あり、ロータリジヨイントや複雑な配管系を必要とせず
、長円形配置のチェーンコンベア式製造ラインにも適用
することのできるカラー受像管のパネル吸着装置を提供
するものである。
以下、図面に示す実施例とともに本考案の詳細を説明す
る。
第3図および第4図は本考案の一実施例を説明するもの
で、本考案による吸着装置20は真空吸引接続装置21
と真空チャック22とからなる。
真空吸引接続装置21はエアシリンダ23の先端に固定
された接続部24を有し、この接続部24の中央には下
方に向って突設された円筒部25が形成され、この円筒
部25の周囲には円筒部25の高さと同一肉厚の環状の
シールゴム26が固定されている。
そして、この接続部24の側面から、円筒部25に向っ
て導孔27が形成されており、この導孔27には真空ポ
ンプ28がらの真空圧が導がれる。
一方、真空チャック22は第3図に鎖線で示すキャリア
29によって揺動自在に支持された外筒30と、外筒3
0内にベアリング31を介して回転自在に軸承された内
筒32とからなり、内筒32の先端には取付フランジ3
3が固定されている。
取付フランジ33の前面にはさらにゴムなどの弾性体か
らなる吸着盤34が固定され前記内筒32内の空間と連
通している。
内筒32の他端には第4図に拡大して示すように弁ケー
ス35が固定され、この弁ケース35と一体または別体
に第3図に示すように摩擦ホイール36が設けられてい
る。
弁ケース35中には筒状のスプリングケース37が配置
され、スプリングケース37内には円板状の弁体38の
弁棒39が昇降自在に配置されており、この弁体38は
スプリング40によって常時上方への移動習性が与えら
れて弁座41の下端面に形成されている環状のリム部4
1−Cに常時密着している。
そして、弁ケース35、スプリングケース37のフラン
ジ部35 a 、37 aは弁座41に固定されている
前記弁棒39の先端はこの弁座41の中央の透孔41
aを通って上方に伸びており、その先端には円板状に形
成され数個所に開口42 aを形成された円板42が固
定されている。
また、弁座41の上端面にはその全周にわたって環状の
リム部41 bが形成されている。
なお、摩擦ホイール36の外周面にモータなどの駆動源
によって回転される摩擦プーリ43(第3図参照)が押
付けられ、所定の速度で回転される。
つぎに、以上のように構成された本実施例の動作につき
説明する。
まず、パネルの吸着前にあっては吸着装置は第3図に示
すように吸引接続装置21と真空チャック22とは分離
された状態にある。
この状態で、パネルが移送されて来て、図示していない
位置決装置により、吸盤34の前方の所定位置に配置さ
れ、吸盤34に押付けられるとエアシリンダ23が作動
し、接続部24がゴムシール26を介して弁座41に押
付けられる。
すると、ゴムシール26がたわみっつ弁座41と接触し
、そのリム41 bがゴムシール26中に食込み両者は
気密状態をもって接続される。
このときすでに真空ポンプ28は作動しており、やがて
接続部24の円筒部25−bは円板42を押圧するため
これがスプリング40の弾発力に抗して下り、ストッパ
38も下降し、接続部24内の導孔27と内筒32内は
連通され、内筒32内は真空状態となり、パネルは吸盤
34に吸着されることになる。
このあと、吸引接続装置21が離れると弁体38はスプ
リング40によって上昇され内筒32内を真空状態に保
つ。
なお、パネルの吸着が完了すると吸着状態のまま真空チ
ャック22はキャリア29内に内蔵した駆動装置により
所定の角度傾動し、塗料等の注入を受け、さらに摩擦プ
ーリ43によって所定の速度で自転される。
塗布が終了すれば摩擦プーリ43は離れて自転は停止し
、同時に真空チャック22は所定の位置まで回動し、そ
の位置で図示していないエアシリンダなどが作動し円板
42を押せばこれが下降し、内筒32内に外気が導入さ
れて真空状態は解消されるため、パネルは離れる。
以上の説明から明らかなように本考案によれば吸着装置
を吸引接続装置と真空チャックとに二分し、両者を接触
、離間させることによって真空吸引状態を実現するよう
に構成されているため、ロータリジヨイントなどは全く
不要であり、そのための配管、配線を全く不要とし、装
置全体が簡単となり極めて単純な構造とすることができ
る。
また、真空ポンプなどはパネルの吸着位置にのみ必要で
あるため、設備費その他の経済的負担が軽減される。
そして、さらにロータリジョイン1〜などが不要である
ため、ロータリテーブル形、長円形チェーンコンベア形
などのような製造ラインに対して適用することができる
などの優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の吸着装置を説明する側面図
、第3図は本考案の一実施例の縦断側面図、第4図は第
3図の要部拡大断面図である。 20・・・・・・吸着装置、21・・・・・・吸引接続
装置、22・・・・・・真空チャック、23・・・・・
・エアシリンダ、24・・・・・・接続部、25・・・
・・・円筒部、26・・・・・・ゴムシール、27・・
・・・・導孔、28・・・・・・真空ポンプ、29・・
・・・・キャリア、30・・・・・・外筒、32・・・
・・・内筒、34・・・・・・吸盤、35・・・・・・
弁ケース、36・・・・・・摩擦ホイール、37・・・
・・・スプリングケース、38・・・・・・弁体、39
・・・・・・弁棒、40・・・・・・スプリング、41
・・・・・・弁座、42・・・・・・円板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.エアシリンダの先端に固定され、真空圧導入孔を有
    する円筒部を取囲むようにして弾性体からなるシール材
    を有する吸引接続装置と、先端に弾性材よりなる吸盤を
    有し、前記吸引接続装置と対向する側の端部に弁体を有
    する真空チャックとからなり、前記真空チャックの弁体
    は前記吸引接続装置の真空導入孔を有する円筒部によっ
    て押動されることにより開き真空チャックの筒体および
    吸盤内を真空にするように構成されたことを特徴とする
    カラー受像管のパネル吸着装置。 2、実用新案登録請求の範囲第1項記載の装置において
    、前記真空チャックはその一部に固定された摩擦ホイー
    ルを有し、この摩擦ホイールに摩擦プーリを接触させる
    ことによって所定速度で回転し得るように構成されたこ
    とを特徴とするカラー受像管のパネル吸着装置。
JP12347476U 1976-09-16 1976-09-16 カラ−受像管のパネル吸着装置 Expired JPS5840516Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12347476U JPS5840516Y2 (ja) 1976-09-16 1976-09-16 カラ−受像管のパネル吸着装置

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JP12347476U JPS5840516Y2 (ja) 1976-09-16 1976-09-16 カラ−受像管のパネル吸着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5342557U JPS5342557U (ja) 1978-04-12
JPS5840516Y2 true JPS5840516Y2 (ja) 1983-09-12

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ID=28732885

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JP12347476U Expired JPS5840516Y2 (ja) 1976-09-16 1976-09-16 カラ−受像管のパネル吸着装置

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JPS5342557U (ja) 1978-04-12

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