JPS5840449Y2 - 紙幣収納装置 - Google Patents
紙幣収納装置Info
- Publication number
- JPS5840449Y2 JPS5840449Y2 JP7968278U JP7968278U JPS5840449Y2 JP S5840449 Y2 JPS5840449 Y2 JP S5840449Y2 JP 7968278 U JP7968278 U JP 7968278U JP 7968278 U JP7968278 U JP 7968278U JP S5840449 Y2 JPS5840449 Y2 JP S5840449Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage box
- lid
- banknote
- frame
- bill
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は紙幣を重ね合わせて収納する紙幣収納箱を備え
た紙幣収納装置に関し、その目的は盗難等を未然に防止
するために、紙幣出入口を覆う蓋を完全に閉じた状態で
ないと紙幣収納箱を装置より取出すことができなく、ま
た蓋を完全に開いた状態でないと装置を始動させること
ができない紙幣収納装置を提供することを目的とする。
た紙幣収納装置に関し、その目的は盗難等を未然に防止
するために、紙幣出入口を覆う蓋を完全に閉じた状態で
ないと紙幣収納箱を装置より取出すことができなく、ま
た蓋を完全に開いた状態でないと装置を始動させること
ができない紙幣収納装置を提供することを目的とする。
以下本考案を図示の実施例により説明する。
図は本考案になる紙幣収納装置の一実施例を示し、第1
図は外観斜視図、第2図は縦断面図、第3図は第2図の
3−3線断面図、第4図は第3図の4−4線断面図であ
る。
図は外観斜視図、第2図は縦断面図、第3図は第2図の
3−3線断面図、第4図は第3図の4−4線断面図であ
る。
10は紙幣を重ね合わせて収納する収納枠で、上方に紙
幣を出し入れする紙幣出入口11を形成し、この収納枠
10の一方の相対向する両側枠12には紙幣出入口11
に対して垂直方向にそれぞれ溝13が2列設けられてい
る。
幣を出し入れする紙幣出入口11を形成し、この収納枠
10の一方の相対向する両側枠12には紙幣出入口11
に対して垂直方向にそれぞれ溝13が2列設けられてい
る。
また収納枠10及び両側枠12の外側には外枠14が設
けられ、両側枠12に相対向した外枠14部には、それ
ぞれ2列の溝13間における紙幣出入口11側に2個の
コロ15が、紙幣出入口11に相対する側にも同様に2
個のコロ16がそれぞれ回動自在に設けられている。
けられ、両側枠12に相対向した外枠14部には、それ
ぞれ2列の溝13間における紙幣出入口11側に2個の
コロ15が、紙幣出入口11に相対する側にも同様に2
個のコロ16がそれぞれ回動自在に設けられている。
2oは収納枠10内を往復動する押圧板で、両側部には
前記それぞれの溝13に挿入されかっ側枠12の外方へ
突出するピン21を有する。
前記それぞれの溝13に挿入されかっ側枠12の外方へ
突出するピン21を有する。
22は引張りスプリングで、両端はそれぞれ2列の溝1
3に挿入されたビン21に取付げられ、コロ15,16
に掛は回わされて押圧板20を紙幣出入口11側へ付勢
しており、押圧板20は溝13の上端に押し当てられて
止まるようになっている。
3に挿入されたビン21に取付げられ、コロ15,16
に掛は回わされて押圧板20を紙幣出入口11側へ付勢
しており、押圧板20は溝13の上端に押し当てられて
止まるようになっている。
30は紙幣出入口11を開閉する蓋で、外枠14の上端
側縁に沿って摺動自在に設けられておす、ソの一端部に
は内側に折曲げられた折曲部31を形成し、また他端部
上面には後記する検知器を作動させるため及び蓋30の
開閉ツマミを兼ねた磁石32が設けられている。
側縁に沿って摺動自在に設けられておす、ソの一端部に
は内側に折曲げられた折曲部31を形成し、また他端部
上面には後記する検知器を作動させるため及び蓋30の
開閉ツマミを兼ねた磁石32が設けられている。
さらに蓋30の折曲部31側には、蓋30の摺動方向で
紙幣出入口11の真下部に配設された紙幣飛出し防止ロ
ット34の端部に干渉しないように長窓33が設けられ
ている。
紙幣出入口11の真下部に配設された紙幣飛出し防止ロ
ット34の端部に干渉しないように長窓33が設けられ
ている。
また蓋30の下面には下方に折曲げられた折曲部35.
36を有する係合板37が固定されている。
36を有する係合板37が固定されている。
38は蓋30を回動させるためのピンで、開いた状態の
蓋30の折曲部31が係合するように側枠12の側壁に
植設されている。
蓋30の折曲部31が係合するように側枠12の側壁に
植設されている。
39は蓋30を施錠する蓋ロック鍵で、ロック部40が
折曲部35.36間に突出することにより蓋30をロッ
クする。
折曲部35.36間に突出することにより蓋30をロッ
クする。
41は側枠12と外枠14間に縦に伸びて配設されたロ
ック作動ロットで、上端には外枠14の上方開放口をの
ぞむようにローラ42が設けられ、下端は底枠17に設
げた穴18をのぞむように設げられており、ばね43で
上方に付勢されている。
ック作動ロットで、上端には外枠14の上方開放口をの
ぞむようにローラ42が設けられ、下端は底枠17に設
げた穴18をのぞむように設げられており、ばね43で
上方に付勢されている。
以上の構成で紙幣収納箱を形成している。
50は紙幣収納箱を取付ける紙幣収納箱取付枠で、例え
ば自動販売機、両替機等の装置の一部に形成されている
。
ば自動販売機、両替機等の装置の一部に形成されている
。
51は紙幣収納箱を施錠する紙幣収納箱ロック鍵で、紙
幣収納取付枠50の下方後面部に穴18に対応して設け
られており、ロック部52はバネ53で上方に付勢され
ている。
幣収納取付枠50の下方後面部に穴18に対応して設け
られており、ロック部52はバネ53で上方に付勢され
ている。
54は蓋30の開閉を検知するリードスイッチ等よりな
る検出器で、蓋30の磁石32に対応して紙幣収納箱取
付枠50の下方前面部に設けられている。
る検出器で、蓋30の磁石32に対応して紙幣収納箱取
付枠50の下方前面部に設けられている。
次にかかる構成よりなる紙幣収納箱の作用につイテ説明
する。
する。
この紙幣収納箱は投入された紙幣を収納するための金庫
として、または利用者に必要な釣銭を支払うための紙幣
を収納したカセットとしていずれにも使用できる。
として、または利用者に必要な釣銭を支払うための紙幣
を収納したカセットとしていずれにも使用できる。
まず金庫として使用する場合について説明する。
蓋30を開く場合は、第1図に示すように蓋3゜を引抜
くと、外枠14の上端側縁に沿って摺動し、折曲部31
がピン38に係合する。
くと、外枠14の上端側縁に沿って摺動し、折曲部31
がピン38に係合する。
この状態で第4図に示すように90度垂直にピン38を
支点とシテ回動させ、外枠14の前面に位置させると、
蓋30は完全に開かれる。
支点とシテ回動させ、外枠14の前面に位置させると、
蓋30は完全に開かれる。
蓋30を閉じる場合は前記と逆動作を行えばよい。
このようにして蓋30を開いた状態で紙幣収納枠50に
セットする。
セットする。
この時、鍵51のロック部52が紙幣収納箱の底枠17
によって押し下げられ、穴18がロック部52に達する
と、ロック部52が上昇して穴18に係合する。
によって押し下げられ、穴18がロック部52に達する
と、ロック部52が上昇して穴18に係合する。
これにより紙幣収納箱は紙幣収納箱取付枠50にセット
され抜けなくなる。
され抜けなくなる。
またこの状態においては、蓋30の上面に設けた磁石3
2がリードスイッチ等よりなる検出器54に作用する。
2がリードスイッチ等よりなる検出器54に作用する。
そこで、ロック部52が穴18に係合した状態を信号と
して取り出し、または外枠14に対応した紙幣収納箱取
付枠50にマイクロスイッチ等を設け、外枠14がマイ
クロスイッチに作用したときの信号を取り出し、この信
号と前記した検出器54の信号をAND回路に入力する
ことにより、AND回路の出力を装置始動信号とするこ
とができる。
して取り出し、または外枠14に対応した紙幣収納箱取
付枠50にマイクロスイッチ等を設け、外枠14がマイ
クロスイッチに作用したときの信号を取り出し、この信
号と前記した検出器54の信号をAND回路に入力する
ことにより、AND回路の出力を装置始動信号とするこ
とができる。
即ち紙幣収納箱が完全に装置に取付げられかっ蓋30が
完全に開かれた状態でないと装置は始動できない。
完全に開かれた状態でないと装置は始動できない。
さて、紙幣出入口11より収納枠10内に紙幣が公知の
手段で順次収納された紙幣収納箱を紙幣収納箱取付枠5
0より取外すには、蓋30をピン38を中心として回動
させ、外枠14の上部に沿って摺動させると、蓋30の
下面によりローラ42が下方に押され、ロック作動ロッ
ト41が下降してその先端が鍵51のロック部52を穴
18より下に押し下げる。
手段で順次収納された紙幣収納箱を紙幣収納箱取付枠5
0より取外すには、蓋30をピン38を中心として回動
させ、外枠14の上部に沿って摺動させると、蓋30の
下面によりローラ42が下方に押され、ロック作動ロッ
ト41が下降してその先端が鍵51のロック部52を穴
18より下に押し下げる。
これによりロック部52と穴18との係合は断たれ、紙
幣収納箱は紙幣収納箱取付枠50より取外すことみでき
るようになる。
幣収納箱は紙幣収納箱取付枠50より取外すことみでき
るようになる。
また同時に鍵39のロック部40が折曲部35に押され
て下った後、折曲部35と36の間に位置した後に復帰
して蓋30をロックする。
て下った後、折曲部35と36の間に位置した後に復帰
して蓋30をロックする。
従って紙幣収納箱を紙幣収納箱取付枠50より取外した
場合、蓋30はロックされているので、収納枠1゜内の
紙幣は、鍵39を管理する係員以外は取出すことができ
なく、盗難等を未然に防ぐことができる。
場合、蓋30はロックされているので、収納枠1゜内の
紙幣は、鍵39を管理する係員以外は取出すことができ
なく、盗難等を未然に防ぐことができる。
次に紙幣収納箱をカセットとして使用する場合は、あら
かじめ収納枠10内に紙幣を収納し、かつ鍵38をロッ
クした状態で紙幣収納箱取付枠50に取付ける。
かじめ収納枠10内に紙幣を収納し、かつ鍵38をロッ
クした状態で紙幣収納箱取付枠50に取付ける。
このように紙幣出入口11が蓋30で覆われた紙幣収納
箱を紙幣収納箱取付枠50に押込むと、前記と同様にし
て鍵51のロック部52が穴18に係合して紙幣収納箱
は紙幣収納取付枠50に取付けられる。
箱を紙幣収納箱取付枠50に押込むと、前記と同様にし
て鍵51のロック部52が穴18に係合して紙幣収納箱
は紙幣収納取付枠50に取付けられる。
そこで、鍵39のロック部40を外部よりロックをはず
し、蓋30を前記したと同様にして開き、紙幣収納箱の
前面に位置させる。
し、蓋30を前記したと同様にして開き、紙幣収納箱の
前面に位置させる。
これにより磁石32が検出器54に作用する。
この検出器54の信号とロック部52の作動信号とによ
り、前記したと同様に装置始動準備完了信号を出すこと
ができる。
り、前記したと同様に装置始動準備完了信号を出すこと
ができる。
なお、外枠14にも両側枠12に設げられた溝13に対
応して同様に溝を設け、この溝よりピン21を外部に突
出させるようにすれば、本装置の用途によりピン21を
外部より操作して押圧板20を上下動させることができ
る。
応して同様に溝を設け、この溝よりピン21を外部に突
出させるようにすれば、本装置の用途によりピン21を
外部より操作して押圧板20を上下動させることができ
る。
以上の説明から明らかなように、本考案になる紙幣収納
箱によれば、紙幣収納箱を挿入するのみで装置に完全に
固定され、また蓋を開いた状態でないと装置が始動しな
いので、作動が確実であると共に、蓋を閉じた状態でな
いと紙幣収納箱を取り出せないので、盗難等は未然に防
止できる。
箱によれば、紙幣収納箱を挿入するのみで装置に完全に
固定され、また蓋を開いた状態でないと装置が始動しな
いので、作動が確実であると共に、蓋を閉じた状態でな
いと紙幣収納箱を取り出せないので、盗難等は未然に防
止できる。
図は本考案になる紙幣収納箱の一実施例を示し、第1図
は外観斜視図、第2図は縦断面図、第3図は第2図の3
−3線断面図、第4図は第3図の4=4線断面図である
。 10・・・・・・収納枠、11・・・・・・紙幣出入口
、20・・・・・・押圧板、30・・・・・・蓋、32
・・・・・・磁石、39・・・・・・蓋ロック鍵、41
・・・・・・ロック作動ロット、50・・・・・・紙幣
収納箱取付枠、51・・・・・・収納箱ロック鍵、54
・・・・・・検出器。
は外観斜視図、第2図は縦断面図、第3図は第2図の3
−3線断面図、第4図は第3図の4=4線断面図である
。 10・・・・・・収納枠、11・・・・・・紙幣出入口
、20・・・・・・押圧板、30・・・・・・蓋、32
・・・・・・磁石、39・・・・・・蓋ロック鍵、41
・・・・・・ロック作動ロット、50・・・・・・紙幣
収納箱取付枠、51・・・・・・収納箱ロック鍵、54
・・・・・・検出器。
Claims (1)
- 上方に設けた紙幣出入口より内部に紙幣を出し入れして
収納する紙幣収納枠と、この収納枠内を上下動し紙幣を
紙幣出入口側へ付勢する押圧板と、前記紙幣出入口を開
閉する蓋と、この蓋を閉じた時に蓋をロックする蓋ロツ
ク手段とを備えた紙幣収納箱と、この紙幣収納箱を着脱
自在に取付けるために装置に設けられた紙幣収納箱取付
枠とよりなる紙幣収納装置において、前記紙幣収納箱取
付枠に設けられ、前記蓋を開いた状態の前記紙幣収納箱
をロックする収納箱ロック鍵と、前記紙幣収納箱におけ
る前記紙幣収納枠の外側に設けられ、前記紙幣収納箱を
前記紙幣収納箱取付枠に装着した状態において前記蓋が
開状態の時は前記収納箱ロック鍵のロック状態を保持し
、前記蓋が閉状態の時は前収納箱ロック鍵のロックを解
除するように、前記蓋の開閉によって作動するロック作
動ロットと、前記紙幣収納箱取付枠に設けられ、前記紙
幣収納箱を前記紙幣収納箱取付枠に装着した状態におい
て前記蓋の開閉を検知する検出器とを有することを特徴
とする紙幣収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7968278U JPS5840449Y2 (ja) | 1978-06-09 | 1978-06-09 | 紙幣収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7968278U JPS5840449Y2 (ja) | 1978-06-09 | 1978-06-09 | 紙幣収納装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54179793U JPS54179793U (ja) | 1979-12-19 |
JPS5840449Y2 true JPS5840449Y2 (ja) | 1983-09-12 |
Family
ID=28997872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7968278U Expired JPS5840449Y2 (ja) | 1978-06-09 | 1978-06-09 | 紙幣収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840449Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-09 JP JP7968278U patent/JPS5840449Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54179793U (ja) | 1979-12-19 |
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