JPS5839966Y2 - 自動車のフロントフエンダ取着装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車のフロントフェンダ取着装置の改良
に関する。

四輪駆動車のように、荒地走行に適するようにした自動
車では、通常の乗用車等よりも車体強度を要求される。

又、四輪駆動車では従来は強度一点張りで、車体を構成
する鋼板の溶接継ぎ目が外側に露出するものもあったが
、最近では、体裁も要求されるので、乗用車的に県えな
いようにする必要がある。

この考案は、かかる点に鑑み改善したもので、以下図面
に示す本考案の実施例について説明する。

前輪１を被うようにしたフロントフェンダ２は、後端３
を内側に折曲げる。

そして、フロントフェンダ２の折曲げた後端３を車体の
アウタパネル４に重ねる。

こうして重ねた部分に、ドア５用の上下の蝶番６を重ね
、ボルト７及びナツト８で締着する。

尚、ナツト８は、内側に手が入らない場合、予めアウタ
バネ／Ｌ／４に溶接しておく。

フロントフェンダ２の上端９は、インナパネル１ｏに溶
接する。

この部分は、ボンネット１１で覆うので、ボンネット１
１を開かなげれば姑えない。

又、フロントフェンダ２の前端１２にはフロントグリル
１３をボルト及びナツトで連結する。

１４はバンパである。

作用について説明スる。

フロントフェンダ２の後端３は、内側に折曲げてアウタ
パネル４に重ね、更にその上に、上下の蝶番６を重ねて
、ボルトト７及びナツト８で締着するので、溶接する手
間が省けると共に、内側に折曲げであるので、外側から
見えず体裁もよい。

又、蝶番６は、ドア４を支えるため、板厚さが厚（丈夫
であるので、蝶番６が、フロントフェンダ２の後端とア
ウタパネル４を締着した部分の強度も高めることができ
、余分な補強板を省くこともできる。

以上説明したように、この考案は、フロントフェンダの
後端を内側に折曲げてアウタパネルに沿わせ、ドア用の
上下蝶番と共にフロントフェンダ後端をアウタパネルに
締着するようにしたので、溶接の手間が省けてコストダ
ウンができ、フロントフェンダの後端が内側に折曲げで
あるので外側から見えず体裁もよい。

又、フロントフェンダとアウタパネルの締着部は、丈夫
な蝶番で強度を高めることができ、余分な補強板も省け
て、安価にでき、強度もｆ分保てる。

【図面の簡単な説明】

図は本考案の一実施例を示し、第１図は側面図、第２図
は第１図Ａ−Ａ矢視拡大断面図、第３図は分解斜視図で
ある。 ２・・・・・・フロントフェンダ、３・・・・・・後端
、４・・・・・・アウタパネル、５・・・・・・ドア、
６・・曲蝶番。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. フロントフェンダの後端を内側に折曲げてアウタパネル
   に沿わせ、ドア用の上下蝶番と共にフロントフェンダ後
   端をアウタパネルに締着スるようにしたことを特徴とす
   る自動車のフロントフェンダ取着装置。