JPS5839402B2 - マイクロ波icを用いた二重平衡形変復調回路 - Google Patents

マイクロ波icを用いた二重平衡形変復調回路

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JPS5839402B2
JPS5839402B2 JP4485776A JP4485776A JPS5839402B2 JP S5839402 B2 JPS5839402 B2 JP S5839402B2 JP 4485776 A JP4485776 A JP 4485776A JP 4485776 A JP4485776 A JP 4485776A JP S5839402 B2 JPS5839402 B2 JP S5839402B2
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JP
Japan
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microwave
balanced
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JP4485776A
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JPS52127739A (en
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隆男 松本
正義 相川
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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  • Amplitude Modulation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はマイクロ波ICを用いた二重平衡漸変復調回路
に関するものである。
二重平衡漸変復調回路は、各入出力端子間のアイソレー
ションが良い等、多くの好ましい特長を有しているので
、いろいろの目的で使用されている。
その代表例は平衡不平衡変換回路にハイブリッドコイル
を用いたリング変調器である。
しかし周波数がXバンド程度に高くなると良好な特性の
ハイブリッドコイルがないために実現困難となってくる
その他の二重平衡形変調器としてはスター形があるが、
回路構成が複雑であるために実現例は少ない。
その1例としてストリップラインとスロットラインを用
いた構成例があるが(特願昭50−74732号「スロ
ットライン形二重平衡変復調装置」参照)、低周波入出
力端子(ミクサーにおけるIPポート)の構造がMIC
化できないという製作上の困難性がある。
本発明はこれらの欠点を解決するためにマイクロ波IC
回路により構成されたハイブリッド及びストリップライ
ンとスロットラインを用いた二重平衡漸変復調回路を提
供するものである。
以下図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の回路構造であって、1,2゜3はスト
リップラインの入出力端子、10は低周波帯で一般に知
られているハイブリッドコイルに相当する平衡、不平衡
変換回路である。
これは実際には、スロットラインとストリップラインを
組み合せたマイクロ波ICマジックT()\イブリッド
回路)で実現することができる。
4,4′は入出力端子1からの人力信号を平衡出力し入
出力端子3からの人力信号を同相出力するための2つの
伝送路となるストリップライン、5,6.5’ 、6’
は4.4′をそれぞれT分岐するための第1、第2の有
限長のスロットライン対、7.7’はそれラニT分岐接
続されたスロットライン、8はスロットライン7.7′
を合或しストリップライン9へ変換する回路である。
ここで実線は基板表面のスロットライン、破線は基板裏
面のストリップライン、黒丸印は基板のスルーホールを
通した接続導体である。
(以下同じ)以下、この回路の動作を第2図の実施例お
よび第3図を用いて説明する。
例えばこれをPSK変調器として動作させる時は、搬送
波を金属導波管マジックTE腕相当端子1へ、NRZベ
ースバンドパルス信号を金属導波管マジックTのH腕相
当端子3に印加する。
第2図において10はマイクロ波ICマジックTの1構
成例を示している。
端子1からの搬送波はストリップライン16、スロット
ライン18を介してストリップライン4,4′へ平衡分
岐され、さらにスロットライン5,6あるいはS/ 、
S/にT分岐変換される。
−刃端子3からのベースバンドパルスはストリップライ
ン17、λ/4長ストリップライン19 、19’さら
に4,4′を介して同相でスロットライン5゜6 、5
’ 、 6’に伝送される。
したがって第2図に示すようにダイオード14゜15
、14’ 、 15’を接続しておくと、ベースバンド
パルスの正負によってダイオードは短絡あるいは開放に
スイッチングされる。
例えばベースバンドパルスが正の時は第3図aの状態、
負の時は第3図すの状態になる。
スロットライン5 、6 、5’ 、 6’を約λ/4
長に設計しておくと、ストリップライン4,4tからの
搬送波は第3図のaあるいはbの矢印の極性でスロット
ライン7.7′に伝送される。
第2図の8は2つのスロットライン7.7′を合成しス
トリップライン9へ変換する回路の1例であるが、スト
リップライン9へ伝送される搬送波は第3図a、bで示
しているように、ベースバンドパルスの正負によって位
相反転され、PSK変調器として動作することがわかる
この回路は、その他二重平衡形ミクサ、位相検波器とし
て広帯域な特性が得られる。
例えば、受信ミクサとして利用する時は、第2図の回路
で局発信号を端子1へ受信信号を端子2へ印加する。
その結果、第3図Cに示すように、ダイオード14.1
5.14’、15’には矢印の極性の局発信号(破線)
と受信信号(実線)が印加される。
例えば、ダイオード14には逆相性関係の双方の信号が
、ダイオード15には同相関係の双方の信号が印加され
るが、14と15のダイオードは逆方向に接続されてい
るので、ダイオード非線形性によって、導体11に励起
される中間周波信号は、同位相になる。
同様に導体11′にも同位相の中間周波信号が励起され
、これらの中間周波信号成分はストリップライン4,4
′を介して端子3へ同相合成される。
第4図には他の実施例を示している。
この場合のマジックT10はスロット開口部21とλ/
4長より短いストリップライン20.20’を付加した
もので、第2図の場合より搬送波の平衡変換伝送特性は
良いが、欠点として端子3からの高周波伝送特性はスト
リップライン20,20’の存在のため悪くなる。
しかし、端子3はベースバンドパルスの低周波成分の伝
送ができればよいので実際上は問題ない。
スロットライン7.7′のストリップライン9への変換
回路8はスロットライン22を介したT分岐構成にして
いる。
この構成においては、第2図の場合と異なりスロットラ
イン7,7′の搬送波は逆位相で合成されて、スロット
ライン22、ストリップライン9を介して端子2へ導か
れる。
したがって第2図と比較するとダイオード14.15と
14’ 、 15’の極性関係は異なっている。
第4図の矢印はベースバンドパルスが正の時の搬送波位
相を示している。
以上説明したように、本発明によりストリップラインと
スロットラインを用いて、二重平衡形変復調器の構成が
可能である。
この回路の特長は次の通りである。
(1)広帯域特性を有しており、またXバンド程度の高
周波帯まで実現可能である。
(2)全て、マイクロ波IC化が可能である。
特に、搬送波成分が伝送される線路間の交叉がないこと
は、回路構成上有利である。
したがってこの回路は高速PSK変復調器、広帯域ミク
サ等広範囲に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の回路構成図、第2図は本発明の実施例
を示す構成図、第3図は第2図実施例のPSK変調器及
びミクサとしての動作説明のための図、第4図は他の実
施例を示す構成図である。 L2,3・・・入出力端子、4 、4’ 、 9 、1
6゜17.19,19ぺ、・20,20’・・・ストリ
ップライン(19,19’はλ/4長)、5 、6 、
5’6’、?、7’、18,22・・・スロットライン
、14.15.14’、15’・・・ダイオード、10
・・・マイクロ波ICマジックT(ハイブリッド回路)
、8・・・スロット−ストリップ変換回路、21・・・
スロットライン開口臥

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 マジックTやハイブリッドコイルと等価な平衡不平
    衡変換動作をしE腕相当端子を第1の入出力端子としH
    腕相当端子を第2の入出力端子とするマイクロ波ICを
    用いたハイブリッド回路と、前記第1の入出力端子への
    入力信号を平衡出力するとともに前記第2の入出力端子
    への入力信号を同相出力するために該ハイブリッド回路
    に接続された2つの伝送路と、該2つの伝送路をそれぞ
    れT分岐するための第1の有限長スロットライン対およ
    び第2の有限長スロットライン対と、前記第1の有限長
    スロットライン対の各出力を合成するための第3のスロ
    ットラインと、前記第2の有限長スロットライン対の各
    出力を合成するための第4のスロットラインと、前記第
    3のスロットラインと前記第4のスロットラインとを合
    成して第3の入出力端子に接続する合成手段と、前記第
    1の有限長スロットライン対の共通導体と前記第3のス
    ロットラインの二つの構成導体との間に互いに逆極性で
    配置された第1のダイオード対と、前記第2の有限長ス
    ロットライン対の共通導体と前記第4のスロットライン
    の二つの構成導体との間に互いに逆極性で配置された第
    2のダイオード対とを備えたマイクロ波ICを用いた二
    重平衡漸変復調回路。 2 前記第1のダイオード対と前記第2のダイオード対
    とが同一の極性関係で配置され前記合成手段で前記第3
    のスロットライン前記第4のスロットラインとが同相で
    合成されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のマイクロ波ICを用いた二重平衡漸変復調回路。 3 前記第1のダイオード対と前記第2のダイオード対
    とが異なる極性関係で配置され前記合成手段で前記第3
    のスロットラインと前記第4のスロットラインとが逆相
    で合成されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のマイクロ波ICを用いた二重平衡漸変復調回路。 4 前記第1の有限長スロットライン対の長さおよび前
    記第2の有限長スロットライン対の長が約λ/4(λは
    搬送波の波長)に設定されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項、第2項又は第3項に記載のマイクロ
    波ICを用いた二重平衡漸変復調回路。
JP4485776A 1976-04-19 1976-04-19 マイクロ波icを用いた二重平衡形変復調回路 Expired JPS5839402B2 (ja)

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JPS52127739A JPS52127739A (en) 1977-10-26
JPS5839402B2 true JPS5839402B2 (ja) 1983-08-30

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