JPS5839289Y2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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Publication number
JPS5839289Y2
JPS5839289Y2 JP17152877U JP17152877U JPS5839289Y2 JP S5839289 Y2 JPS5839289 Y2 JP S5839289Y2 JP 17152877 U JP17152877 U JP 17152877U JP 17152877 U JP17152877 U JP 17152877U JP S5839289 Y2 JPS5839289 Y2 JP S5839289Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
exhaust
heating chamber
frequency
heating device
Prior art date
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Expired
Application number
JP17152877U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5495941U (ja
Inventor
武則 柿沼
宏司 池田
康浩 湯地
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱電機株式会社 filed Critical 三菱電機株式会社
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  • Electric Ovens (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は加熱室内の空気を扉を通じて排気を行なわない
形式の高周波加熱装置の改良に関する。
高周波加熱装置においては被加熱物の出し入れを行なう
扉に透明板を設けて密閉可能とし、加熱室内部への針金
などの挿入を防止した構造のものがある。
この種の形式の高周波加熱装置では扉から排気すること
ができないので加熱室に吸気口及び排気ダクトを設けて
加熱室から外部へ排気している。
しかし通風量に大して電気部品等の冷却効果をよくする
ように排気ダクトの断面積を大きくすると、排気ダクI
・が導波管の作用をして加熱室の排気窓より高周波が多
量に漏洩したり、加熱室内で被加熱物を過熱して発炎し
た場合に上記排気窓より外部へ炎が強制排気され危険で
ある。
これらを防止するため排気ダクト内に電波吸収材或いは
温度過昇防止装置を挿入したり、排気窓に金網を設けて
いるが排気ダクト内は高温多湿で上記吸収材及び装置は
腐食されやすく、又、排気窓に金網を設けると空気抵抗
が増加して、排風量が低下し電気部品等の冷却効果を妨
げる欠点があった。
本考案は上述のような従来構造の欠点を解消するもので
排気ダクトを例えば電波の1波長以上の長さの仕切板等
により複数に分岐して複数の風路を構成し、該風路の入
口又は出口の内のりを電波遮断寸法士波長以下に形成す
ることにより簡単な構造でありながら排気ダクトからの
電波漏洩を防止し、しかも風量低下を招かないようにす
る一方、入口が出口よりも流通面積の広い風路の方が風
量が大きいのを利用して当該風路の外壁に温度検出装置
をとりつけ加熱室の過昇を防止するようにした高周波加
熱装置を提供するものである。
以下図面に基づいて本考案の一実施例を詳述する。
第1図及び第2図において、1は加熱室、2は導波管、
3は導波管2を介して高周波加熱室1内に供給するマグ
ネトロン、4は送風機、5は送風機から空気を導くダク
ト、6は該ダクト5と加熱室1とを連通ずるため加熱室
1の側面に設けた吸気孔である。
送風機4から送られた空気は電気部品(図示せず)を冷
却した後にマグネトロン3を冷却してダクト5を介して
吸気孔6を通して加熱室1内へ温風として送りこまれる
7は加熱室1の上面に設けられた多数の排気孔、8はこ
の排気孔7に連通ずる例えば亜鉛メッキ鋼板等からなる
排気ダクト、9は外箱、10は外箱9に設けられ排気ダ
クト8の出口に通じる排気窓である。
そして加熱室1内の加熱空気は排気孔7外部へ水蒸気を
含む温風となって排気される。
11は排気ダクト8内に排気方向に沿って配設固定され
た例えば亜鉛メッキ鋼板製の仕切板で、排気方向に沿っ
た長さ寸法りを高周波電波の波長λ以上に設定しである
8A、8Bは上記仕切板11により排気ダクト8の途中
を分岐形成してなる風路で、加熱室1の吸気孔6に近い
側の風路8Aの入口部分の内のり11をその出口の内の
り12より大きくし、12寸法はλ/2以下に設定しで
ある。
又、他の風路8Bはその入口及び出口寸法を上記風路8
Aとは逆にし、又11十12−.λに設定しである。
12は排気ダクト8の加熱室1の吸気孔6に近い側の風
路8Aの外壁に接触させたバイメタルスイッチ等の温度
検出装置である。
上記のように構成された高周波加熱装置においては、マ
グネトロン3より導波管2を通して加熱室1へ高周波が
発射されると共に、送風機4により送られる風により図
示しない電気装置及びマグネトロン3を冷却した後にダ
クト5により吸気孔6から加熱室1内へ温風が入る。
そして加熱室1内の調理後の空気は排気孔7より排気ダ
クト8を通して排気窓10から外部へ排気される。
この空気排出過程で高周波は孔径が小さくても長さの極
めて小さな排気孔7をどうしても漏洩してくるが、出口
又は入口の幅寸法が±λλ以下かつ通風方向長さがλ以
上の電波遮断寸法を有する風路8A、8B内に遮断され
て通過できない。
一方、排気ダクト8内の風の流れは入口通路面積の大き
い側の風路8Aの方が空気抵抗が少ないので、加熱室1
内から出る炎風の半分以上が風路8A側に流れ温度検出
装置12付近の外壁は温度が急上昇するので図示しない
加熱室内温度過昇防止装置の応答速度も速くなり被加熱
物を過熱させるいとがなくなる。
排気窓10は、仕切板11により高周波を遮断するので
、排気量に見合う寸法の大きい窓を設ければよい。
なお、送風機4の能力が大きく排気ダクト8の幅寸法(
11+12)がλ以下の場合には、仕切板11で区切る
幅寸法11もλ/2以下に設定できるので仕切板11の
取付位置は、加熱室1の大きさによっては排気ダクト8
の中央に設定しても電波漏洩防止及び温度過昇防止の効
果があることはいうまでもない。
又、仕切板を用いずに風路を構成してもよく、シかもそ
の風路の数は問わない。
本考案は以上のように例えば排気ダクト内に仕切板を設
けるだけの簡単な構成で排気ダクトをその内のりが高周
波波長の士以下通風方向長さが1波長以上になる複数の
風路に分岐できるので、これによって従来の金網構造の
如く電波通過内径は小さくとも長さがほとんどない電波
遮断構造に比べ排気風量を低下しないで従って電気装置
の冷却効果を充分に保ったまま高周波漏洩を防止できる
又、排気温度の検出を風量の多い方の風路の外壁におい
て行なうので加熱室温度上昇を応答速度良く検出でき被
加熱物の過熱防止を効率良く図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の高周波加熱装置の一実施例の斜視図、
第2図は同上の平面図である。 1・・・・・・加熱室、6・・・・・・吸気孔、7・・
・・・・排気孔、8・・・・・・排気ダク)、8A、8
B・・・・・・風路、10・・・・・・排気窓、11・
・・・・・仕切板、12・・・・・・温度検出装置。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)加熱室に開閉自在の密閉用扉を設け、加熱室の一
    部に設けた吸気孔より吸気した後に、加熱室の他の部分
    に設けた排気孔から金属の排気ダクトを通じて外部へ排
    気する構造の高周波加熱装置において、排気ダクトを途
    中から排気方向長さが高周波の1波長以上の複数の風路
    に分岐させ、これら風路の内のりが風路の入口側または
    出口側で高周波の士波長以下になるように構成し、もっ
    て電波漏洩を防止すると共に、入口が出口に比べて通路
    面積が大の風路の外壁に温度検出装置を取りこの検出信
    号により加熱室内の温度過昇を防止する装置を作動させ
    るように構成したことを特徴とする高周波加熱装置。
  2. (2)風路は排気ダクトに仕切板を設けて構成してなる
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の高周波加熱装置。
  3. (3)風路は2風路である実用新案登録請求の範囲第1
    項又は第2項記載の高周波加熱装置。
JP17152877U 1977-12-20 1977-12-20 高周波加熱装置 Expired JPS5839289Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17152877U JPS5839289Y2 (ja) 1977-12-20 1977-12-20 高周波加熱装置

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JP17152877U JPS5839289Y2 (ja) 1977-12-20 1977-12-20 高周波加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5495941U JPS5495941U (ja) 1979-07-06
JPS5839289Y2 true JPS5839289Y2 (ja) 1983-09-05

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ID=29175508

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JP17152877U Expired JPS5839289Y2 (ja) 1977-12-20 1977-12-20 高周波加熱装置

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JPS5495941U (ja) 1979-07-06

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