JPS5839263B2 - デイスクブレ−キ装置 - Google Patents
デイスクブレ−キ装置Info
- Publication number
- JPS5839263B2 JPS5839263B2 JP52096580A JP9658077A JPS5839263B2 JP S5839263 B2 JPS5839263 B2 JP S5839263B2 JP 52096580 A JP52096580 A JP 52096580A JP 9658077 A JP9658077 A JP 9658077A JP S5839263 B2 JPS5839263 B2 JP S5839263B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- caliper
- chamber
- brake
- servo
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は主としてオートバイその他の自動２輪車に使用
されるディスクブレーキ装置に関する。
されるディスクブレーキ装置に関する。
従来この種装置に釦いて、キャリパシリンダと該シリン
ダ内の圧油に押されて閉じ側に作動するブレーキディス
クの両外側の左右１対のパッドとを有するキャリパ本体
を、該ディスクを有する車輪の軸上に揺動自在に軸支さ
せると共にこれを車体枠との間のトルクロッドで一側か
ら支承させる式のものは知られるが、この場合該キャリ
パシリンダ内はブレーキレバその他のブレーキ操作子に
応動するマスクシリンダ内にブレーキホースを介して連
通されて該マスクシリンダ内の圧油を作用される式を一
般としたもので、かかるものでは該圧油は該ブレーキ操
作子に作用する操作力に略比例するもので、かくて例え
ば大型の２輪車に急制動を与えるようにした場合、比較
的大きな操作力を比較的長時間継続して与えるを要し、
これは比較的困難であるを免れない。
ダ内の圧油に押されて閉じ側に作動するブレーキディス
クの両外側の左右１対のパッドとを有するキャリパ本体
を、該ディスクを有する車輪の軸上に揺動自在に軸支さ
せると共にこれを車体枠との間のトルクロッドで一側か
ら支承させる式のものは知られるが、この場合該キャリ
パシリンダ内はブレーキレバその他のブレーキ操作子に
応動するマスクシリンダ内にブレーキホースを介して連
通されて該マスクシリンダ内の圧油を作用される式を一
般としたもので、かかるものでは該圧油は該ブレーキ操
作子に作用する操作力に略比例するもので、かくて例え
ば大型の２輪車に急制動を与えるようにした場合、比較
的大きな操作力を比較的長時間継続して与えるを要し、
これは比較的困難であるを免れない。
本発明はかかる不都合のない装置を得ることをその目的
としたもので、ブレーキ操作子に応動するマスクシリン
ダに連るキャリパシリンダと、該シリンダ内の圧油に押
圧されるピストンを介して互に閉じ側に作動するブレー
キディスクの両外側の左右１対のパッドとを有するキャ
リパ本体をブレーキディスクを有する車輪の軸上に揺動
自在に軸支させると共に該キャリパ本体を車体枠との間
のトルクロッドで一側から支承させるディスクブレーキ
装置において、前記キャリパ本体に前記トルクロッドの
一端に設けたサーボピストンを嵌挿するサーボシリンダ
を設け、該サーボシリンダ内のサーボピストンで隔てら
れるロッド側の室を前記マスクシリンダの油室に連結す
ると共にヘッド側の室を前記キャリパシリンダの油室に
連結させ且つ該サーボピストンに画室を連通ずる連通路
を設け、該連通路に、ロッド側の室の油圧で両室の連通
を閉じるカットパルプを設けたことを特徴とする。
としたもので、ブレーキ操作子に応動するマスクシリン
ダに連るキャリパシリンダと、該シリンダ内の圧油に押
圧されるピストンを介して互に閉じ側に作動するブレー
キディスクの両外側の左右１対のパッドとを有するキャ
リパ本体をブレーキディスクを有する車輪の軸上に揺動
自在に軸支させると共に該キャリパ本体を車体枠との間
のトルクロッドで一側から支承させるディスクブレーキ
装置において、前記キャリパ本体に前記トルクロッドの
一端に設けたサーボピストンを嵌挿するサーボシリンダ
を設け、該サーボシリンダ内のサーボピストンで隔てら
れるロッド側の室を前記マスクシリンダの油室に連結す
ると共にヘッド側の室を前記キャリパシリンダの油室に
連結させ且つ該サーボピストンに画室を連通ずる連通路
を設け、該連通路に、ロッド側の室の油圧で両室の連通
を閉じるカットパルプを設けたことを特徴とする。
本発明実施の１例を別紙図面に付説明する。
図面で１はオートバイその他の２輪車の車体枠、２はそ
の後部の車輪を示し、該車輪２の軸３に揺動自在に軸支
させてキャリパ本体４を備え、これを車体枠１との間の
トルクロッド５で一側から支承させる。
の後部の車輪を示し、該車輪２の軸３に揺動自在に軸支
させてキャリパ本体４を備え、これを車体枠１との間の
トルクロッド５で一側から支承させる。
該本体４はその内部にキャリパシリンダ６と該シリンダ
６内の圧油に押されて閉じ側に作動されるブレーキディ
スク７０両外側の左右１対のパッド８，８とを有するも
ので、該車体枠１はその前方位置にブレーキレバ、ブレ
ーキペダルその他のブレーキ操作子９と、これに応動す
るマスクシリンダ１０とを有し、かくて該シリンダ１０
の作動によれば前記したシリンダ６内に圧油が作用され
て前記したパッド８，８が互に閉じ側に作動し、これに
伴い該車輪２に制動力が作用されるもので、この点は従
来のものと特に異らない。
６内の圧油に押されて閉じ側に作動されるブレーキディ
スク７０両外側の左右１対のパッド８，８とを有するも
ので、該車体枠１はその前方位置にブレーキレバ、ブレ
ーキペダルその他のブレーキ操作子９と、これに応動す
るマスクシリンダ１０とを有し、かくて該シリンダ１０
の作動によれば前記したシリンダ６内に圧油が作用され
て前記したパッド８，８が互に閉じ側に作動し、これに
伴い該車輪２に制動力が作用されるもので、この点は従
来のものと特に異らない。
本発明によれば、かかるものにおいて、前記したトルク
ロッド５の端部に該本体４との間にサーボシリンダ１１
とその内部のサーボピストン１２とを介入させる。
ロッド５の端部に該本体４との間にサーボシリンダ１１
とその内部のサーボピストン１２とを介入させる。
これを詳述すれば、該ロッド５の端部にこれを膨大して
サーボピストン１２を形成させ、これを該本体４からの
びる外周のサーボシリンダ１１内に摺動自在に嵌合させ
、更にその側対側の室１３．１４内をブレーキホース１
５を介して前記したキャリパシリンダ６内と、ブレーキ
ホース１６を介して前記したマスクシリンダ１０内とに
連通させると共に、両室１３，１４を連通するようにピ
ストン１２に形成した連通路２０を常時はばね１９の弾
発力により開き、かつマスクシリンダ１０に連るロッド
側の室１４の油圧が所定の圧力になると感圧室２１の圧
力によりはね１９に抗して連通路２０を閉じるカットパ
ルプ１８が設けられ、かくてパルプ１８が閉じる制動時
に生ずるキャリパシリンダ６内の高圧がマスクシリンダ
内にキックバックされないようにすると共にサーボシリ
ンダ１１をピストン１２を基点として図面で右動させ、
これに伴いヘッド側の室１３内に対応する圧油を生じて
これがキャリパシリンダ６内に導かれるようにした。
サーボピストン１２を形成させ、これを該本体４からの
びる外周のサーボシリンダ１１内に摺動自在に嵌合させ
、更にその側対側の室１３．１４内をブレーキホース１
５を介して前記したキャリパシリンダ６内と、ブレーキ
ホース１６を介して前記したマスクシリンダ１０内とに
連通させると共に、両室１３，１４を連通するようにピ
ストン１２に形成した連通路２０を常時はばね１９の弾
発力により開き、かつマスクシリンダ１０に連るロッド
側の室１４の油圧が所定の圧力になると感圧室２１の圧
力によりはね１９に抗して連通路２０を閉じるカットパ
ルプ１８が設けられ、かくてパルプ１８が閉じる制動時
に生ずるキャリパシリンダ６内の高圧がマスクシリンダ
内にキックバックされないようにすると共にサーボシリ
ンダ１１をピストン１２を基点として図面で右動させ、
これに伴いヘッド側の室１３内に対応する圧油を生じて
これがキャリパシリンダ６内に導かれるようにした。
その作動を説明す、Ｗブレーキ操作子９を操作してマス
クシリンダ１０を作動させれば、その内部に生ずる圧油
はブレーキホース１６を介してサーボピストン１２の一
側の室１４内に導かれて、その他側の室１３内に対応す
る圧油を生じ、これがブレーキホース１５を介してキャ
リパシリンダ６内に導かれて両パッド８，８に互に閉じ
側の作動を生じ、かくてブレーキディスクＴが挟圧され
て車輪２に制動が与えられるもので、この点は従来のも
のと太きく異ることがないが、更に増加するブレーキ操
作子９の操作により高圧となるマスクシリンダ１０の圧
油はカットパルプ１８をばね１９に抗して摺動させて画
室１３．１４の連通を閉じ、その間の圧油の作動によれ
ばキャリパ本体４は該パッド８，８を介して該ディスク
７と係合されてこれに該車輪２の廻転に伴われる制動ト
ルクを作用され、このトルクはサーボシリンダ１１に図
面で右方への押圧を与えて室１３内にこれに対応する圧
油を発生し、換言すれば前記した圧油はこれに応じてそ
の圧力を自動的に増大され、かくてこの圧力の増大はパ
ッド８，８にフィードバック作用して制動力の増大を伴
う。
クシリンダ１０を作動させれば、その内部に生ずる圧油
はブレーキホース１６を介してサーボピストン１２の一
側の室１４内に導かれて、その他側の室１３内に対応す
る圧油を生じ、これがブレーキホース１５を介してキャ
リパシリンダ６内に導かれて両パッド８，８に互に閉じ
側の作動を生じ、かくてブレーキディスクＴが挟圧され
て車輪２に制動が与えられるもので、この点は従来のも
のと太きく異ることがないが、更に増加するブレーキ操
作子９の操作により高圧となるマスクシリンダ１０の圧
油はカットパルプ１８をばね１９に抗して摺動させて画
室１３．１４の連通を閉じ、その間の圧油の作動によれ
ばキャリパ本体４は該パッド８，８を介して該ディスク
７と係合されてこれに該車輪２の廻転に伴われる制動ト
ルクを作用され、このトルクはサーボシリンダ１１に図
面で右方への押圧を与えて室１３内にこれに対応する圧
油を発生し、換言すれば前記した圧油はこれに応じてそ
の圧力を自動的に増大され、かくてこの圧力の増大はパ
ッド８，８にフィードバック作用して制動力の増大を伴
う。
このように本発明によるときはキャリパ本体をブレーキ
ディスクを有する車輪の軸上に軸支して、これを車体枠
との間のトルクロッドで一側から支承させたディスクブ
レーキ装置において、キャリパ本体ニ、トルクロッドの
一端に設けたサーボピストンを嵌挿すべきサーボシリン
ダを設は該シリンダ内のピストンで隔てられるロッド側
の室をマスクシリンダに連通させると共にヘッド側の室
をキャリハシリンダに連通させ、更にピストンに画室を
連通ずる連通路を設け、該連通路にロッド側の室の所定
の油圧で画室の連通を閉じるカットパルプを設けたもの
であるから、キャリパシリンダ内のパッドに作用する圧
油の圧力を制動トルクを利用して自動的に増大されて例
えば大型２輪車においてこれに良好な急制動を与えるこ
とが可能となり、而もキャリパ本体と別体としてトルク
ロッド内に設けたサーボシリンダは、その設置によって
操縦安定性を損う車両のバネ下重量の増加を来たすこと
もないのでその設置を著しく容易にすると共に従来のキ
ャリパ本体に容易に取付可能となる等の効果を有する。
ディスクを有する車輪の軸上に軸支して、これを車体枠
との間のトルクロッドで一側から支承させたディスクブ
レーキ装置において、キャリパ本体ニ、トルクロッドの
一端に設けたサーボピストンを嵌挿すべきサーボシリン
ダを設は該シリンダ内のピストンで隔てられるロッド側
の室をマスクシリンダに連通させると共にヘッド側の室
をキャリハシリンダに連通させ、更にピストンに画室を
連通ずる連通路を設け、該連通路にロッド側の室の所定
の油圧で画室の連通を閉じるカットパルプを設けたもの
であるから、キャリパシリンダ内のパッドに作用する圧
油の圧力を制動トルクを利用して自動的に増大されて例
えば大型２輪車においてこれに良好な急制動を与えるこ
とが可能となり、而もキャリパ本体と別体としてトルク
ロッド内に設けたサーボシリンダは、その設置によって
操縦安定性を損う車両のバネ下重量の増加を来たすこと
もないのでその設置を著しく容易にすると共に従来のキ
ャリパ本体に容易に取付可能となる等の効果を有する。
第１図は本発明装置の１例の側面図、第２図はその要部
の拡大した裁断平面図、第３図はその作動を説明する細
断側面線図、第４図は細断平面線図である。 １・・・・・・車体枠、２・・・・・・車輪、３・・・
・・・軸、４・・・・・・キャリパ本体、５・・・・・
・トルクロッド、６・・・・・・キャリパシリンダ、γ
・・・・・・ブレーキディスク、８，８・・・・・・パ
ッド、９・・・・・・ブレーキ操作子、１０・・・・・
・マスタシリンダ、１１・・・・・・サーボシリンダ、
１２・・・・・・サーボピストン、１３，１４・・・・
・・室、１５゜１６・・・・・・ブレーキホース。
の拡大した裁断平面図、第３図はその作動を説明する細
断側面線図、第４図は細断平面線図である。 １・・・・・・車体枠、２・・・・・・車輪、３・・・
・・・軸、４・・・・・・キャリパ本体、５・・・・・
・トルクロッド、６・・・・・・キャリパシリンダ、γ
・・・・・・ブレーキディスク、８，８・・・・・・パ
ッド、９・・・・・・ブレーキ操作子、１０・・・・・
・マスタシリンダ、１１・・・・・・サーボシリンダ、
１２・・・・・・サーボピストン、１３，１４・・・・
・・室、１５゜１６・・・・・・ブレーキホース。
Claims (1)
- １ ブレーキ操作子に応動するマスクシリンダに連るキ
ャリパシリンダと、該シリンダ内の圧油に押圧されるピ
ストンを介して互に閉じ側に作動するブレーキディスク
の両外側の左右１対のパッドとを有するキャリパ本体を
ブレーキディスクを有する車輪の軸上に揺動自在に軸支
させると共に該キャリパ本体を車体枠との間のトルクロ
ッドで一側から支承させるディスクブレーキ装置におい
て、前記キャリパ本体に前記トルクロッドの一端に設け
たサーボピストンを嵌挿するサーボシリンダを設ケ、該
サーボシリンダ内のサーボピストンで隔てられるロッド
側の室を前記マスクシリンダの油室に連結すると共にヘ
ッド側の室を前記キャリパシリンダの油室に連結させ且
つ該サーボピストンに両室を連通ずる連通路を設け、該
連通路に、ロッド側の室の油圧で両室の連通を閉じるカ
ットバルブを設けたことを特徴とするディスクブレーキ
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52096580A JPS5839263B2 (ja) | 1977-08-13 | 1977-08-13 | デイスクブレ−キ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52096580A JPS5839263B2 (ja) | 1977-08-13 | 1977-08-13 | デイスクブレ−キ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5431868A JPS5431868A (en) | 1979-03-08 |
| JPS5839263B2 true JPS5839263B2 (ja) | 1983-08-29 |
Family
ID=14168889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52096580A Expired JPS5839263B2 (ja) | 1977-08-13 | 1977-08-13 | デイスクブレ−キ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5839263B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2606956A1 (fr) * | 1986-11-14 | 1988-05-20 | Radiotechnique Compelec | Dispositif de conversion analogique-numerique comportant un dispositif de controle automatique de gain |
| US5024298A (en) * | 1989-05-17 | 1991-06-18 | General Motors Corporation | Apparatus and method of automotive brake with booster piston |
| US5036960A (en) * | 1990-05-17 | 1991-08-06 | General Motors Corporation | Apparatus and method of automotive brake with booster piston |
| GB2396391A (en) * | 2002-11-25 | 2004-06-23 | Paul Mathieson Herrington | Self-servo braking system |
| JP2007064249A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Advics:Kk | クサビ式ディスクブレーキ装置 |
| JP2007064433A (ja) * | 2005-09-01 | 2007-03-15 | Advics:Kk | ディスクブレーキ装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS525389U (ja) * | 1975-06-28 | 1977-01-14 |
-
1977
- 1977-08-13 JP JP52096580A patent/JPS5839263B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS525389U (ja) * | 1975-06-28 | 1977-01-14 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5431868A (en) | 1979-03-08 |
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