JPS5839157B2 - リンガンユウエステルノセイホウ - Google Patents

リンガンユウエステルノセイホウ

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JPS5839157B2
JPS5839157B2 JP50039013A JP3901375A JPS5839157B2 JP S5839157 B2 JPS5839157 B2 JP S5839157B2 JP 50039013 A JP50039013 A JP 50039013A JP 3901375 A JP3901375 A JP 3901375A JP S5839157 B2 JPS5839157 B2 JP S5839157B2
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carbon atoms
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reaction zone
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Description

【発明の詳細な説明】 燐酸、亜燐酸、アルカン−又はアリール亜ホスホン酸(
phosphonige 5iure )、アルカン
−又はアリールススホン酸、及びアルキル−又はアリー
ルホスフィン酸の各エステルを製造する場合、想応する
所属の酸ハロゲン化物、例えば塩化物から出発するのが
有利である。
** これらのエステルを燐酸ハ
ロゲン化物からアルコールと反応させることによって製
造することは公知である。
亜燐酸ジアルキルエステルはPCl3と等モル量のアル
コールとから次α■)式により製造することができる: 〔ホーベンーワイ/L/ (Houben −Weyl
)著、 「メ)−7’7・デア・オルガニツシエンー
ヘミー(Methoden der Organisc
hen Chemie)、第※※12/2巻(1964
年)、第21〜28頁〕。
対称燐酸トリエステルは次の(2)式により製造するこ
とができる: 〔ホーベン−ワイル(Houben −Weyl )著
、 「メト−テン・デア・オルガニッシエン・ヘミ−(
Methoden der Organischen
Chemie)、第12/2巻(1964年)、第31
0〜315頁〕。
☆☆ アルカン−又はアリール亜ホスホン酸のモノエス
テルは更に相応するアルキル−又はアリールクロルホス
フィンをアルコールと反応させることによって次の(3
)式により製造することができる:〔ホーベン−ワイル
(Houben −Weyl )著、 「メ)−7’:
/・デア・オルガニッシェン・ヘミ−」(Method
en der Organischen Chemie
)、第12/1巻(1963年)、第320〜323
頁〕。
侶■ アルカン−又はアリールホスホン酸のジエステル
は従来の処理法により次の(4)式により製造すること
ができる: 〔ホーベンーワイ/L/ (Houben −Weyl
)著、「メト−テン・デア・オルガニツシエン・ヘミ
−」(Methgden der Organisch
en Chemie)、第12/1巻(1963年)、
好423〜430頁〕。
★★ ジアルキル−、ジアリール−又はアリール−アル
キル−ホスフィン酸のエステルは相応する酸塩化物をア
ルコールと反応させることによって次の(5)式により
得ることができる: 〔ホーベン−ワイル(Houben −Weyl )著
、 「メト−テン・デア・オルガニツシエン・ヘミ−」
(Methoden der Organischen
Chemie)、第1271巻(1963年〕、第2
48〜249頁〕。
燐含有エステルの製造は、技術水準によれば特にPCl
3及びR−PCl3から出発して反応させる場合低温で
かつ多くの場合生じる塩化水素を除去するため塩基の存
在において実施する。
塩基としてはアンモニア又は有機窒素塩基例えばアミン
又はピリジンが使用される。
不活性溶剤の使用も従来記載された方法で常用の手段で
ある。
他の製造行程は塩基−塩酸塩の濾別を必要とし、更に燐
含有エステルは、予め不活性溶剤を除去した後に、多く
の場合蒸留により得ることができる。
−30〜+20℃の低温での処理、不活性溶剤の利用、
塩化水素を結合するための塩基の使用並びに反応混合物
から塩基塩酸塩を濾別する必要性等は燐含有エステルを
製造するための公知方法を費用のかかるものとしまた複
雑化している。
これに対し本発明は、一般式: 〔式中A及びBは互いに無関係にそれぞれ塩素原子、臭
素原子、炭素原子数1〜3のアルキル基又はアリール基
を表わし、Cは塩素原子又は臭素原子を表わし、Dは自
由電子対又は酸素原子を表わす〕の燐ハロゲン化合物を
、炭素原子数1〜6の脂肪族アルコールと反応させるこ
とによって一般式: 〔式中Xは炭素原子数1〜3のアルキル基、アリール基
又は炭素原子数1〜6のアルコキシ基を表わし、Yは炭
素原子数1〜6のアルコキシ基を表わし、Zは水素原子
、炭素原子数1〜3のアルキル基、アリール基又は炭素
原子数1〜6のアルコキシ基を表わす〕の燐含有エステ
ルの製法に関し、この方法は燐ハロゲン化合物及び脂肪
族アルコールを反応帯域で50〜200℃、有利には6
0〜150℃の温度で加熱沸騰させ、その除虫じたノ・
ロゲン化水素は過剰のアルコールと共に反応帯域の上部
に蒸発し、ここで凝縮し、除去し、−力士じた燐含有エ
ステルは、場合によっては存在する過剰の脂肪族アルコ
ールと共に反応帯域の下部に流下し、ここで除去される
ことによって特徴づけられる。
燐ハロゲン化合物としては例えば三塩化燐、ジクロルメ
チルホスフィン、ジクロルエチルホスフィン、ジクロル
プロピルホスフィン、ジクロルフェニルホスフィン、オ
キシ塩化燐、メタンホスホン酸ジクロリド、エタンホス
ホン酸ジクロリド、プロパンホスホン酸ジクロリド、フ
ェニルホスホン酸ジクロリド、ジメチルホスフィン酸ク
ロリド、ジエチルホスフィン酸クロリド、ジプロピルホ
スフィン酸クロリド、メチル−エチル−ホスフィン酸ク
ロリド、メチルプロピルホスフィン酸クロリド、エチル
グロビルホスフイン酸クロリド並びに相応する臭化物が
挙げられる。
アルコールとしては例えばメタノール、エタノール、n
−プロパツール、i−プロパツール、n−ブタノール、
i−ブタノール等が挙げられるが、特にi−ブタノール
が有利である。
反応を不活性ガスとしての窒素、アルゴン又は二酸化炭
素の存在で実施するのが特に有利である。
燐・・ロゲン化合物1モル当り化学量論的に必要な量の
1.2〜6倍のアルコールを連続的に反応帯域に導くこ
とが好ましい。
この場合処理開始時に反応帯域に存在するアルコールは
算入されていない。
アルコールは水を0.5重量%より少なく、有利には0
.1重量%よりも少なく含有しているべきである。
反応は、当該アルコールと生じる燐含有エステルとの混
合物の沸点温度で、例えばエタノールを使用した場合は
78〜110℃の温度でまたiブタノールを使用した場
合には108〜140℃の温度で実施するのが有オリで
ある。
反応は燐・・ロゲン化合物及び脂肪族アルコールを液状
又は蒸気状で連続して反応帯域例えば塔に上記モル比で
導入し、反応帯域の内容物を沸点に保ち、生じるハロゲ
ン化水素を沸騰アルコールの1部と該帯域の上部に蒸発
させ、ここで引続き凝縮し、除去し、−力士じる燐含有
エステルは混合物の高沸点成分として、場合によっては
存在する沸騰アルコールの1部と該帯域の下部に達し、
ここから連続的に除去されるように実施する。
反応生成物の後処理は常法で行なう。
燐含有エステルは蒸留により過剰の脂肪族アルコールか
ら分離することができるが、場合によってはその前に予
め溶液を中和する。
反応帯域の上部から除去されたハロゲン化水素、脂肪族
アルコール及び場合によってはアルキルノ・ロゲン化物
から成る留出物は同様に常法で分離され、従ってアルコ
ールは回収される。
本発明方法では驚くべきことには生じる燐含有エステル
の生じるハロゲン化水素による分解は十分に阻止される
、それというのも生じるノ・ロゲン化水素は、燐・・ロ
ゲン化合物と脂肪族アルコールとの反応に際して生じる
反応熱により、生じる燐含有エステルの存在で極く短時
間の間留まるにすぎず、はとんど直ちに反応帯域の上部
に蒸発し、高沸点成分として反応帯域の下部に達する燐
含有エステルから分離されるからである。
本発明方法は常法に比して次のような一連の長所を有す
る: 生じる燐含有エステルは、本方法に特異な方法で同時に
生じるハロゲン化水素から極めて迅速に分離され、従っ
てハロゲン化水素による燐含有エステルの接触分解は回
避され、これにより収率は改良されることになる。
公知方法では生じるすベテノハロゲン化水素をアンモニ
ウム−又はアミン−ハロゲン化水素酸塩の形で結合する
ためのアンモニア又は有機アミンのような塩基が使用さ
れるが、これは沈澱処理並びに無駄な濾別処理を施さな
ければならない。
しかし塩基−ハロゲン化水素酸の1部は溶解して残り、
燐含有エステルを接触分解せしめる原因となり、従って
収率は減少する。
この欠点は本発明による方法では生じない。
燐含有エステルは常法によるものよりも濃縮した形で得
られる。
燐ハロゲン化合物と脂肪族アルコールとの反応に際して
この発熱反応の熱は混合物の沸点で処理することにより
沸騰冷却現象によりノ・ロゲン化水素を同時に除去しな
がら排出される。
これに対して回分的に進行する反応を伴なう常用の処理
法ではこの熱はまず反応容器の壁を介して降下させる必
要がある。
更に溶液中に残存するハロゲン化水素の顕著な発熱中和
が生じる可能性があり、この場合には再び、生じる固体
塩基ハロゲン化水素酸により引続き濃稠化する液体媒体
中で、熱を反応容器の壁を介して排出しなげればならな
い。
更に公知方法によれば例えば塩基としてアンモニアをま
た塩素含有燐化合物を使用した場合には、生じる微結晶
塩化アンモニウムを反応媒体中で数時間攪拌し、これに
より塩を再結晶により濾過可能の形に変える必要がある
本発明方法の工業的実施形では装置の大きさは本質的な
問題ではない、それというのも出発物質及び最終生成物
が連続的に反応帯域を流れるからである、これに対して
常用の回分法による製法は空時収率に関して反応容器の
冷却面により限定され、かつ塩基ハロゲン化水素酸の濾
過装置の大きさに関して著しく費用が嵩む。
P−H−結合を有する燐含有エステルはポリエステル、
ポリウムクン、ポリアクリルニトリル用防火剤の重要な
出発物質である。
その高い純度の故にこのエステルはラジカル形成剤によ
り接触される反応用の反応成分として特に適している。
例1 (メタン亜ホスホン酸イソブチルエステル;(3)式参
照) 図示した装置において循環蒸発機1にイン−フタノール
900m1(722P=0.975モル)を入れ、毎時
窒素2〜31を導入しながら加熱沸騰させる。
これにより塔2の頂部は冷却器3の下方で108℃の沸
騰温度に達した。
その後導管10及び予加熱機8を介して毎時131(1
,11モル)のジクロルメチルホスフィンを蒸気状で塔
2のほぼ中央に導入した。
同じ個所で毎時2921(3,95モル)のイソ−ブタ
ノールを1部蒸気状でまた1部液状で導管11及び予加
熱機9を介して塔2に導入した。
循環蒸発機1内の温度は108〜135℃に上った。
その際塔の下部は110℃であり、反応を実施した中央
部は97〜112℃の間で変動し、塔の頂部は反応の過
程で95℃に降下した。
頂部から導管4を介してインブタノール、イソ−ブチル
クロリド及び塩化水素から成る混合物を留去した。
反応生成物は135℃の温度に達した後導管7を介して
循環蒸発機1から連続的に除去した。
3,8時間に全部でジクロルメチルホスフィン4.22
モル及びイソ−ブタノール15モルを導入した後実験を
中止し、塔底物を完全に除去しく全部で9591.反応
生成物をガスクロマトグラフィーで分析した。
このものはメタン亜ホスホン酸モノイソブチルエステル
58.2重量%(558グー4.1モル)(理論値の9
7.2%)を含んでいた。
貯蔵タンク5には留出物中の塩化水素3.59モルがま
た後続する廃ガス洗浄器6(ここで廃ガスは水により洗
浄される)にはHCl0.63モルが存在していた。
塔頂留出物にはメタン亜ホスホン酸モノイソブチルエス
テルも−ジイソブチルエステルも認められなかった。
燐含有率は0.03重量%であった。例 2(比較例) 窒素を導入しながら無水エーテル300m1中のジクロ
ルメチルホスフィン58.5f(0,5モル)の溶液に
攪拌及び冷却下に無水エーテル100m1中のi−ブタ
ノール88.8S’(1,2モル)及びトリエチルアミ
ン50,5 y (:0;5モル)を滴加した。
その後35℃で%時間還流下に加熱し、5℃に冷却し、
濾過した。
濾液を濃縮し、窒素下に真空中で蒸留した。
過剰のi−ブタノール及びi−ブチルクロリドを前留出
物で除去した。
主留出物としてメタン亜ホスホン酸イソブチルエステル
59.8?(0,44モル)が得られた(理論値の88
%)。
例 3(比較例) 反応フラスコ中に予めイソ−ブタノール22201(3
0モル)を入れ、攪拌、窒素の導入及び20℃以下への
冷却下にジクロルメチルホスフィン585f(5モル)
を2時間に滴加した。
引続き気体アンモニアで30℃以下に冷却しかつ攪拌し
ながら3時間中和処理した。
次いで室温で約8時間攪拌して塩化アンモノを再結晶し
、引続き吸引濾別した。
濾滓をそれぞれi−ブタノール2001で2回洗浄シタ
濾液(322(1)にはガスクロマトグラフィー分析で
メタン亜ホスホン酸イソブチルエステル19.2%(6
1!l−4,52モル)が存在していた(理論値の90
.5%)。
例4 (ジイソブチルホスファイ):(1)式参照)例1にお
けると同じ方法で毎時三塩化燐157P (1,14モ
ル)及びイソ−ブタノール386i(5,22モル)を
塔2に導入した。
塔2には予めイソ−ブタノール900Ttlが存在して
いた。
塔底温度135℃で循環蒸発機1から導管7を介して反
応生成物を連続的に除去した。
塔頂部の温度は108℃から84℃に降下した。
3時間後に実験を中止し、塔底物を完全に除去しく全部
で8741)、ガスクロマトグラフィーで検査した。
試料中にはジイソブチルホスファイト71.6重量%(
621’=3.23モル)が存在していた(理論値の9
4.4%)。
塔頂留出物(貯蔵タンク5)には塩化水素3.84モル
がまた後続された廃ガス洗浄器6には塩化水素2.96
モルが存在していた。
例5 (メタンホスホン酸ジイソブチルエステル: (4)式
参照) 例1におけるようにして毎時メタンホスホン酸ジクロリ
ド144f(1,08モル)(シかし予め加熱した液状
で)、及びイソ−ブタノール304P(4,10モル)
を塔2に導入した。
塔にはイソ−ブタノール900m1が予め配置されてお
りまた沸点に加熱されていた。
塔底温度132℃で反応生成物を導管7から除去した。
塔頂部の温度は108℃から91℃に降下した。
メタンホスホン酸ジクロリド4,24モルを導入した後
実験を中止し、塔底物を完全に除去しく1083i)、
ガスクロマトグラフィーで検査した。
試料にはメタンホスホン酸ジイソブチルエステル72.
7重量%(787?=3.79モル)が存在していた。
従って収率は理論値の89.3%であった。
塔頂生成物(貯蔵タンク5)には塩化水素5.24モル
が、また後続する廃ガス洗浄器6には2.35モルが存
在していた。
例6 (メタン亜ホスホン酸エチルエステル: (3℃式$照
) 例1におけるようにしてエタノール900m1(710
P=15.4モル)を入れ、毎時ジクロルメチルホスフ
ィン130?(1,11モル)及びエタノール187P
(4,05モル)を塔2に導入した。
ジクロルメチルホスフィン2.11モルを装入した後実
験を中止し、温度が83℃に達した塔底物を除去(40
LP)した。
ガスクロマトグラフィー分析後メタン亜ホスホン酸モノ
エチルエステル31.5重量%(126,3P=1.1
7モル)が得られた(理論値の55.5%)。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明方法を実施するための暗示系統図である。 1・・・・・・循環蒸発機、2・・・・・・塔、3・・
・・・・冷却器、5・・・・・・貯蔵タンク、6・・・
・・・廃ガス洗浄機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中A及びBは互いに無関係にそれぞれ塩素原子、臭
    素原子、炭素原子数1〜3のアルキル基、又はアリール
    基を表わし、Cは塩素原子又は臭素原子を表わし、Dは
    自由電子対又は酸素原子を表わす〕の燐ハロゲン化合物
    を、炭素原子数1〜6の脂肪族アルコールと反応させる
    ことにより、一般式: 〔式中Xは炭素原子数1〜3のアルキル基、アリール基
    又は、炭素原子数1〜6のアルコキシ基を表わし、Yは
    炭素原子数1〜6のアルコキシ基を表わし、2は水素原
    子、炭素原子数1〜3のアルキル基、アリール基、又は
    炭素原子数1〜6のアルコキシ基を表わす〕の燐含有エ
    ステルを得るに当り、燐ハロゲン化合物及び脂肪族アル
    コールを反応帯域で50〜200℃の温度で加熱沸騰さ
    せ、その除虫じたハロゲン化水素は過剰のアルコールと
    共に反応帯域の上部に蒸発し、ここで凝縮し、除去し、
    一方生じた燐含有エステルは場合によっては存在する過
    剰の脂肪族アルコールと共に反応帯域の下部に流下し、
    ここから除去されることを特徴とする燐含有エステルの
    製法。
JP50039013A 1974-04-01 1975-03-31 リンガンユウエステルノセイホウ Expired JPS5839157B2 (ja)

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JPS50137930A JPS50137930A (ja) 1975-11-01
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JP50039013A Expired JPS5839157B2 (ja) 1974-04-01 1975-03-31 リンガンユウエステルノセイホウ

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DD (1) DD119596A5 (ja)
DE (1) DE2415757C2 (ja)
DK (1) DK135275A (ja)
FR (1) FR2306210A1 (ja)
GB (1) GB1461376A (ja)
IT (1) IT1032478B (ja)
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FR455014A (fr) * 1912-10-08 1913-07-21 Alexander Blair Thaw Perfectionnements aux stabilisateurs pour aéroplanes

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