JPS5838654B2 - 一方向クラツチ - Google Patents
一方向クラツチInfo
- Publication number
- JPS5838654B2 JPS5838654B2 JP54138726A JP13872679A JPS5838654B2 JP S5838654 B2 JPS5838654 B2 JP S5838654B2 JP 54138726 A JP54138726 A JP 54138726A JP 13872679 A JP13872679 A JP 13872679A JP S5838654 B2 JPS5838654 B2 JP S5838654B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retainer
- sprag
- sprags
- garter spring
- clutch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
- F16D41/06—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
- F16D41/069—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags
- F16D41/07—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags between two cylindrical surfaces
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、内外輪間に環状のガータスプリングと、複数
のスプラグとを有する一方的クラッチに関する。
のスプラグとを有する一方的クラッチに関する。
従来の一方的クラッチは、第１図〜第２図に示す如く複
数のスプラグ１を夫々離間してリテーナ２の切欠部に抱
持すると共に、環状ガータスプリング３をスプラグ１の
挿入溝４に装着し、それらを一体として内外輪５，６間
に介装したものや、或いは第３図、第４図に示す如く、
内外輪５゜６間に複数のスプラグ１を一個づつ順次連接
介装し、ガータスプリング３をスプラグ１の挿入溝４に
装着してなるものが存在した。
数のスプラグ１を夫々離間してリテーナ２の切欠部に抱
持すると共に、環状ガータスプリング３をスプラグ１の
挿入溝４に装着し、それらを一体として内外輪５，６間
に介装したものや、或いは第３図、第４図に示す如く、
内外輪５゜６間に複数のスプラグ１を一個づつ順次連接
介装し、ガータスプリング３をスプラグ１の挿入溝４に
装着してなるものが存在した。
しかしながら前者の従来例では、リテーナ２により各ス
プラグ１を離間して保持させているため、離間された空
間部が有効に使われず、その分だけスプラグの横断面を
小さくし又はスプラグの数を少なくするものである。
プラグ１を離間して保持させているため、離間された空
間部が有効に使われず、その分だけスプラグの横断面を
小さくし又はスプラグの数を少なくするものである。
そのため伝達し得る荷重が小さい欠点があった。
さらにリテーナ２が各スプラグ１の間隔を保つように該
スプラグ１を把持しているので、スプラグ１の回動時等
にリテーナ２とスプラグ１とで相互干渉を起こす。
スプラグ１を把持しているので、スプラグ１の回動時等
にリテーナ２とスプラグ１とで相互干渉を起こす。
そのためリテーナ２を損傷したり、リテーナ２の周方向
の慣性等のためスプラグ１の回動を阻止してクラッチの
離接を不能とする等の故障が生じていた。
の慣性等のためスプラグ１の回動を阻止してクラッチの
離接を不能とする等の故障が生じていた。
又リテーナ２は実質上強度メンバーとする必要から、比
較的厚い鋼板を深絞り打抜きして製作されるため、材料
の少滴りが悪く、リテーナ重量が大きくなると共に、製
造コストが高くなる欠点があった。
較的厚い鋼板を深絞り打抜きして製作されるため、材料
の少滴りが悪く、リテーナ重量が大きくなると共に、製
造コストが高くなる欠点があった。
又、後者の従来例では、リテーナ２を有しないため、内
外輪５，６間に各スプラグ１を一個宛挿入し組立てねば
ならず面倒であり、クラッチの組立作業の能率が悪いば
かりか組立違いを生じさせ易い欠点を有していた。
外輪５，６間に各スプラグ１を一個宛挿入し組立てねば
ならず面倒であり、クラッチの組立作業の能率が悪いば
かりか組立違いを生じさせ易い欠点を有していた。
そこで本発明は、以上のような欠点を除去したものであ
る。
る。
以下図面により本発明の実施例につき説明する。
第５図、第６図に示す如く、本発明の一方的クラッチは
、内輪５と外輪６との間にスプラグ７を連接して介装し
、該スプラグ７の両端面の中間に周方向へ刻設されたガ
ータスプリング挿入溝８（第６図〜第８図）にガータス
プリング３を装着して、スプラグ７の両端曲面９，１０
を内外輪５゜６の輪周面に夫々押圧付勢する。
、内輪５と外輪６との間にスプラグ７を連接して介装し
、該スプラグ７の両端面の中間に周方向へ刻設されたガ
ータスプリング挿入溝８（第６図〜第８図）にガータス
プリング３を装着して、スプラグ７の両端曲面９，１０
を内外輪５゜６の輪周面に夫々押圧付勢する。
そして、夫々のスプラグ７の外周面の一部が常に相互に
接するように内輪側の外周曲面１１を円弧状に形成する
（第７図）。
接するように内輪側の外周曲面１１を円弧状に形成する
（第７図）。
入数スプラグ７の外周面と内輪との間に形成されたデル
タ状空間部１２にリテーナ１３の軸方向部材１４を遊嵌
させる。
タ状空間部１２にリテーナ１３の軸方向部材１４を遊嵌
させる。
そのリテーす１３は軸方向部材１４を周方向部材１５で
環状に連結したものであり、第９図〜第１４図にその各
実施例を示す。
環状に連結したものであり、第９図〜第１４図にその各
実施例を示す。
第９図〜第１０図は第１実施例であって針金をほぼ直角
にジグザグ状に折り曲げ、且つ環状にしてその両端を熔
接したものであり、第１１図〜第１２図の第２実施例で
は２本の並列させた環状針金からなる周方向部材ｉｓ、
ｉｓ間に等間隔に軸方向部材１４を横架溶接したもので
ある。
にジグザグ状に折り曲げ、且つ環状にしてその両端を熔
接したものであり、第１１図〜第１２図の第２実施例で
は２本の並列させた環状針金からなる周方向部材ｉｓ、
ｉｓ間に等間隔に軸方向部材１４を横架溶接したもので
ある。
そして第１３図〜第１４図の第３実施例では、鋼板を梯
子状に打抜き加工したものを環状にし、その両端を熔接
してなる。
子状に打抜き加工したものを環状にし、その両端を熔接
してなる。
以上のような構成を有する一方向クラッチを組立てるに
は、先ずスプラグ７をそのガータスプリング挿入溝８を
外方にしてリテーナ１３の各軸方向部材１４間に位置さ
せ、それらスプラグ７のガータスプリング挿入溝８にガ
ータスプリング３を装着する。
は、先ずスプラグ７をそのガータスプリング挿入溝８を
外方にしてリテーナ１３の各軸方向部材１４間に位置さ
せ、それらスプラグ７のガータスプリング挿入溝８にガ
ータスプリング３を装着する。
すると各スプラグ７はガータスプリング３とリテーナ１
３との間に挾持され、それらが一体化される。
３との間に挾持され、それらが一体化される。
次に一体化されたスプラグ７、ガータスプリング３、リ
テーナ１３を内輪５と外輪６との間に介装させる。
テーナ１３を内輪５と外輪６との間に介装させる。
すると、第５図に示す如くガータスプリング３がスプラ
グの挿入溝８の一端部８′を押圧し、該スプラグ７の両
端曲面９゜１０が内外輪５，６の輪周面に押圧付勢され
る。
グの挿入溝８の一端部８′を押圧し、該スプラグ７の両
端曲面９゜１０が内外輪５，６の輪周面に押圧付勢され
る。
それと共に、連接された各スプラグの外周面と内輪との
間に形成されたデルタ状空間部１２にリテーナ１３の軸
方向部材１４が遊嵌される。
間に形成されたデルタ状空間部１２にリテーナ１３の軸
方向部材１４が遊嵌される。
なお、クラッチに内装されたスプラグ７等をその内外輪
５．６間から取り外す場合にも、スプラグ７、リテーナ
１３、ガータスプリング３を一体的に取出すことができ
る。
５．６間から取り外す場合にも、スプラグ７、リテーナ
１３、ガータスプリング３を一体的に取出すことができ
る。
それは各スプラグ７がガータスプリング３とリテーナ１
３の軸方向部材１４との間で半径方向に拘束されている
と共に、リテーナ１３の周方向部材１５とガータスプリ
ング３とにより軸方向に一体的に拘束されているからで
ある。
３の軸方向部材１４との間で半径方向に拘束されている
と共に、リテーナ１３の周方向部材１５とガータスプリ
ング３とにより軸方向に一体的に拘束されているからで
ある。
なお本発明は上記実施例に限定されるものではなく、第
５図においてガータスプリング３とリテーナ１３の位置
を入れ替えてもよい。
５図においてガータスプリング３とリテーナ１３の位置
を入れ替えてもよい。
この場合スプラグ７のガータスプリング挿入溝８は内輪
側に刻設されると共に、ガータスプリング３は中心から
外方へスプラグ７を弾発する圧縮スプラグが用いられる
。
側に刻設されると共に、ガータスプリング３は中心から
外方へスプラグ７を弾発する圧縮スプラグが用いられる
。
又、環状のガータスプリング３を２本用いることもでき
る。
る。
この場合にはその挿入溝８を各プラグ７に２つ並列して
削設する必要がある。
削設する必要がある。
本発明は以上のような構成からなり次の効果を有する。
各スプラグ７が内外輪５，６間に周方向に連接して介装
されるものであるから、スプラグの総横断面積が大とな
り、クラッチの伝達し得る動力が犬となる効果を有する
。
されるものであるから、スプラグの総横断面積が大とな
り、クラッチの伝達し得る動力が犬となる効果を有する
。
それと共にリテーナ１３とガータスプリング３との間に
保持して夫夫のスプラグ７を一体的にクラッチの内外輪
５゜６間に装脱し得るからクラッチの組立、分解が容易
である効果を有する。
保持して夫夫のスプラグ７を一体的にクラッチの内外輪
５゜６間に装脱し得るからクラッチの組立、分解が容易
である効果を有する。
又、クラッチの組立後にはリテーナ１３がスプラグ７と
内輪５又は外輪６との間のデルタ状空間部１２に遊嵌さ
れて位置しているため、リテーナ１３とスプラグ７との
干渉が起こらず伝動中にリテーナが損傷されることがな
い。
内輪５又は外輪６との間のデルタ状空間部１２に遊嵌さ
れて位置しているため、リテーナ１３とスプラグ７との
干渉が起こらず伝動中にリテーナが損傷されることがな
い。
又リテーナ１３を軽量にできるから回転方向への慣性が
小となり、該リテーナ１３がスプラグ７の回動を妨げた
りすることがない。
小となり、該リテーナ１３がスプラグ７の回動を妨げた
りすることがない。
その結果クラッチの円滑な作動が確保され得る効果を有
する。
する。
なおリテーナ１３は前記の如く、クラッチの組立及び分
解のときに夫々のスプラグ７等を一体的にして該組立等
を容易且つ短時間に威し得ると共に、組立後には前記デ
ルタ状空間部１２に遊嵌するに過ぎないものである。
解のときに夫々のスプラグ７等を一体的にして該組立等
を容易且つ短時間に威し得ると共に、組立後には前記デ
ルタ状空間部１２に遊嵌するに過ぎないものである。
従って、針金又は金属板の打抜等により該リテーナ１３
を製作し得るので、従来行われていた鋼板の深絞り等を
要せず、製造工程を簡素化させて安価に製作でき、その
結果クラッチ自体を安価に提供し得る効果を有する。
を製作し得るので、従来行われていた鋼板の深絞り等を
要せず、製造工程を簡素化させて安価に製作でき、その
結果クラッチ自体を安価に提供し得る効果を有する。
なお斜金材によるリテーナ１３の製作の場合には、さら
に材料の少滴りがよく、さらに安価に本発明のクラッチ
を提供し得る効果を有するものである。
に材料の少滴りがよく、さらに安価に本発明のクラッチ
を提供し得る効果を有するものである。
第１図〜第４図は従来型一方向クラッチであり、第１、
第３図にその断面要部立面図を、第２．第４図は第１．
第２図のＡ−Ａ矢視断面図を示す。 第５図〜第１４図は本発明の実施例であり、第５図はそ
の断面要部立面図、第６図は第５図のＡ−Ａ矢視断面図
、第７図はスプラグ７の立面図、第８図は同左側面図、
第９．ＩＬ１３図はリテーナ１３の各実施例の立面図、
第１０，１２，１４図はそれらの各側面図である。 １・・・スプラグ、２・・・リテーナ、３・・・ガータ
スプリング、４・・・挿入溝、５・・・内輪、６・・・
外輪、７・・・スプラグ、８・・・ガータスプリング挿
入溝、９゜１０・・・曲面、１１・・・外周曲面、１２
・・・デルタ状空間３１３・ ！Ｊテーナ、１４・・・
軸方向部材、１５・・・周方向部材。
第３図にその断面要部立面図を、第２．第４図は第１．
第２図のＡ−Ａ矢視断面図を示す。 第５図〜第１４図は本発明の実施例であり、第５図はそ
の断面要部立面図、第６図は第５図のＡ−Ａ矢視断面図
、第７図はスプラグ７の立面図、第８図は同左側面図、
第９．ＩＬ１３図はリテーナ１３の各実施例の立面図、
第１０，１２，１４図はそれらの各側面図である。 １・・・スプラグ、２・・・リテーナ、３・・・ガータ
スプリング、４・・・挿入溝、５・・・内輪、６・・・
外輪、７・・・スプラグ、８・・・ガータスプリング挿
入溝、９゜１０・・・曲面、１１・・・外周曲面、１２
・・・デルタ状空間３１３・ ！Ｊテーナ、１４・・・
軸方向部材、１５・・・周方向部材。
Claims (1)
- １ 内外輪間に環状に介装された複数のスプラグを有す
る一方的クラッチにおいて、スプラグの両側面の中間に
夫々削設したガータスプリング挿入溝と、夫々が常に環
状に連接するように形成したスプラグの外周曲面と、夫
々のスプラグ相互の接触位置に対しガータスプリングの
反対側に形成されたデルタ状空間部に遊嵌した軸方向部
材を環状に連結したリテーナと、を有する一方的クラッ
チ。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54138726A JPS5838654B2 (ja) | 1979-10-29 | 1979-10-29 | 一方向クラツチ |
| US06/198,420 US4360093A (en) | 1979-10-29 | 1980-10-20 | One-way clutch |
| GB8034095A GB2061418B (en) | 1979-10-29 | 1980-10-22 | One-way clutch |
| IT12701/80A IT1133532B (it) | 1979-10-29 | 1980-10-28 | Innesto unidirezionale di facile montaggio di alta efficienza e di alta capacita di trasmissione della coppia torcente |
| DE19803040550 DE3040550A1 (de) | 1979-10-29 | 1980-10-28 | Freilaufkupplung |
| FR8023137A FR2468789B1 (fr) | 1979-10-29 | 1980-10-29 | Accouplement unidirectionnel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54138726A JPS5838654B2 (ja) | 1979-10-29 | 1979-10-29 | 一方向クラツチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5663131A JPS5663131A (en) | 1981-05-29 |
| JPS5838654B2 true JPS5838654B2 (ja) | 1983-08-24 |
Family
ID=15228712
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54138726A Expired JPS5838654B2 (ja) | 1979-10-29 | 1979-10-29 | 一方向クラツチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5838654B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2338783T3 (es) * | 2004-04-01 | 2010-05-12 | PAUL MULLER GMBH & CO. KG UNTERNEHMENSBETEILIGUNGEN | Dispositivo de acoplamiento con cuerpos de apriete. |
| JP2023065107A (ja) * | 2021-10-27 | 2023-05-12 | 株式会社椿本チエイン | カムクラッチ |
-
1979
- 1979-10-29 JP JP54138726A patent/JPS5838654B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5663131A (en) | 1981-05-29 |
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