JPS5838515Y2 - 端子シ−ル装置 - Google Patents

端子シ−ル装置

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Publication number
JPS5838515Y2
JPS5838515Y2 JP3104178U JP3104178U JPS5838515Y2 JP S5838515 Y2 JPS5838515 Y2 JP S5838515Y2 JP 3104178 U JP3104178 U JP 3104178U JP 3104178 U JP3104178 U JP 3104178U JP S5838515 Y2 JPS5838515 Y2 JP S5838515Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
insertion hole
resin material
terminal insertion
edge
Prior art date
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Expired
Application number
JP3104178U
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English (en)
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JPS5564244U (ja
Inventor
美清 今井
克己 川島
正 榊原
昌明 池田
彰 松元
Original Assignee
オムロン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電磁継電器などの電気機器のベースに形成し
た端子挿通孔の密封性を高めたシール装置に関する。
従来、第8図に示すような電磁継電器において、カバー
23内に収納されている電磁コイル24、可動接触片2
5および固定接触片26に対応する各端子27はベース
28に形成した端子挿通孔29に遊貫通されて外方に突
出し、端子27と挿通孔29との間隙はカバー23の開
口周縁部30の内面とベース28の外面で構成された凹
所に充填された樹脂材31で封止され、カバー23内に
封入されている不活性ガスの漏洩を防止したり、カバー
23内へ塵埃などが浸入するのを防止したものが知られ
ている。
ところが、上記の端子27は組立を容易にするため、上
述したようにベース28に形成した端子挿通孔29に遊
貫通されているから、端子27の外周面と端子挿通孔2
9の内周面とに間隙が形成されており、この間隙を通っ
て上記凹部に充填された樹脂材31がカバー23の内部
に浸入し易く、この浸入した樹脂材31から発生するガ
スによってカバー23内に収納されている各部材に悪影
響をおよぼし、動作不良を生ずるなどの欠点がある。
この考案は上記の欠点を解消し、密封性を高めて樹脂材
の浸入を防止するとともに、端子の挿通を容易にして組
立作業性の向上を図り得る端子シール装置を提供するこ
とを目的とする。
以下、この考案の実施例を図面にしたがって説明する。
第1図において、1は電磁継電器、2はそのカバーを示
す。
このカバー2の内部には電磁コイル3、可動鉄片4、可
動接触片5および固定接触片6などが収納されている。
7は上記固定接触片6に対応する端子、8は可動接触片
5に対応する端子であって、9は電磁コイル3に対応す
る端子を示し、これら端子7,8.9はベース10に形
成された端子挿通孔11を貫通して外方へ突出しており
、ベース10の外面側に樹脂材12が充填されている。
上記端子挿通孔11は第2図に示すように、たとえば端
子7の挿入側を末広がりとしたテーパ面13を具えて孔
縁14をエツジ状に形成しており、かつ孔径d1は挿通
されるべき端子7,8.9の外径d2よりも幾分小径に
形成され、さらに樹脂材12の充填側、つまりベース1
0の外面側に凹所15を設けている。
したがって、端子7を端子挿通孔11に挿通すればエツ
ジ状の孔縁14は容易にたわんで第3図に示すように上
記孔縁14が端子7の挿通方向に屈曲して端子7の表面
に強く密着し、密封性を高めるから樹脂材12が内部へ
浸入しない。
また、端子挿通孔11は端子7,8.9の挿入側を末広
がりとしたテーパ面13にしているから、その挿入側端
部の口径d3は大径となり、端子7,8.9の挿通が容
易であって組立作業性の向上を図ることができる。
樹脂材12の充填側に凹所15を形成しているから、こ
の凹所15内に樹脂材12を充填し得、したがって樹脂
材12の適確な充填作業を容易とする上端子挿通孔11
の周縁部を樹脂材12で充填し得てより一層密封性を高
めることができ、またこの凹所15を第4図に示すよう
なテーパ面16をもつ末広がりにすれば樹脂材12の充
填をより容易に行うことが期待できる。
上記端子挿通孔11は第5図に示すように端子7.8.
9の挿入側を末広がりとしたテーパ面17を具えて孔縁
18をエツジ状に形成しても、第6図に示すように端子
挿通孔11を上記第5図の方向と逆向きに樹脂材12の
充填側を末広がりとしたテーパ面19を具えて孔縁20
をエツジ状に形成しても上記と同様の効果を奏し、第7
図に示すように端子挿通孔11はベース10の厚さ方向
の略中央部から両側へ末広がりとしたテーパ面21a、
21bを具えて孔縁22をくさび状に形成しても上記同
様の効果を奏する。
以上のようにこの考案は端子挿通孔の孔径を端子の外径
より幾分小径に形成し、端子の挿通時に端子挿通孔の孔
縁を屈曲させて端子の表面に強く密着させるから密封性
がきわめて高くなり樹脂材の浸入を十分に防止でき、組
立作業性を向上し、かつ樹脂材の適確な充填を容易に行
うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る電磁継電器の全体的な断面図、
第2図はこの考案に係る端子挿通孔の拡大断面図、第3
図は端子挿通時のシール状態を示す拡大断面図、第4図
ないし第7図はこの考案の変形例を示す拡大断面図、第
8図は従来例の断面図で゛ある。 10・・・・・・ベース、11・・・・・・端子挿通孔
、12・・・・・・樹脂材、13・・・・・・テーパ面
、14・・・・・・孔縁、15・・・・・・凹所。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)ベースに形成された端子挿通孔の孔縁をエツジ状
    に形成し、上記挿通孔の孔径を端子の外径よりも小径と
    し、少くとも上記端子挿通孔の周縁部を樹脂材で充填し
    てなることを特徴とする端子シール装置。
  2. (2)端子挿通孔の樹脂材充填側開口部に凹所を形成し
    てなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の端子シール
    装置。
  3. (3)上記凹所を末広がりに形成してなる実用新案登録
    請求の範囲第2項記載の端子シール装置。
  4. (4)端子挿通孔の開口部に端子挿入側が末広がりとな
    るテーパ面を形成してなる実用新案登録請求の範囲第1
    項、第2項または第3項記載の端子シール装置。
JP3104178U 1978-03-10 1978-03-10 端子シ−ル装置 Expired JPS5838515Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3104178U JPS5838515Y2 (ja) 1978-03-10 1978-03-10 端子シ−ル装置

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JP3104178U JPS5838515Y2 (ja) 1978-03-10 1978-03-10 端子シ−ル装置

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Publication Number Publication Date
JPS5564244U JPS5564244U (ja) 1980-05-01
JPS5838515Y2 true JPS5838515Y2 (ja) 1983-08-31

Family

ID=28881846

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JP3104178U Expired JPS5838515Y2 (ja) 1978-03-10 1978-03-10 端子シ−ル装置

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