JPS5838258Y2 - 灯油燃焼装置 - Google Patents
灯油燃焼装置Info
- Publication number
- JPS5838258Y2 JPS5838258Y2 JP7024478U JP7024478U JPS5838258Y2 JP S5838258 Y2 JPS5838258 Y2 JP S5838258Y2 JP 7024478 U JP7024478 U JP 7024478U JP 7024478 U JP7024478 U JP 7024478U JP S5838258 Y2 JPS5838258 Y2 JP S5838258Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kerosene
- heating surface
- temperature
- combustion
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Spray-Type Burners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は灯油燃料を加熱気化させる予熱ヒータに正特性
サーミスタを用いた灯油燃焼装置に関するものである。
サーミスタを用いた灯油燃焼装置に関するものである。
従来、完全に灯油を加熱気化させるには加熱面を３００
℃以上にしなければスラッジなどの付着が生じて経時変
化が大きく使用できず、そのために気化ヒータに正特性
サーミスタを用いて灯油加熱面が３００℃以上になるよ
うなところに設置した場合材料の耐熱性で寿命等に問題
が多く商品化が難かしかった。
℃以上にしなければスラッジなどの付着が生じて経時変
化が大きく使用できず、そのために気化ヒータに正特性
サーミスタを用いて灯油加熱面が３００℃以上になるよ
うなところに設置した場合材料の耐熱性で寿命等に問題
が多く商品化が難かしかった。
本案は上記欠点に着目し、加熱面が３００℃以上になる
ところに正特性サーミスタを設置しても、その加熱面の
反対側面にフィン付放熱面を形成させ、その放熱面を燃
焼用送風ファンにより送風された空気通路中に臨ませて
放熱させることにより、正特性サーミスタの温度を常に
耐熱温度以下に保持できる構造にしたので、経時変化に
よる燃焼性能の変化もなく寿命も十分な、しかも正特性
サーミスタの特徴である立上りの早い安定した燃焼装置
が提供できる。
ところに正特性サーミスタを設置しても、その加熱面の
反対側面にフィン付放熱面を形成させ、その放熱面を燃
焼用送風ファンにより送風された空気通路中に臨ませて
放熱させることにより、正特性サーミスタの温度を常に
耐熱温度以下に保持できる構造にしたので、経時変化に
よる燃焼性能の変化もなく寿命も十分な、しかも正特性
サーミスタの特徴である立上りの早い安定した燃焼装置
が提供できる。
以下図面によって説明する。
第１図は本考案の一実施例を示す。
１はバーナ、２は加熱気化室、２′は気化室壁、３は正
特性サーミスタで４は加熱面である。
特性サーミスタで４は加熱面である。
５は灯油タンク、６は定液面装置である。７は２流体ノ
ズルで油管８が前記定液面装置６の中から接続されてい
る。
ズルで油管８が前記定液面装置６の中から接続されてい
る。
９は空気通路で一方は燃焼用送風ファン１０に他は２流
体ノズル７と定液面装置６に接続されている。
体ノズル７と定液面装置６に接続されている。
空気通路９中に前記正特性サーミスタ３の加熱面４側と
反対側の面フィン付放熱面１１が臨んでいる。
反対側の面フィン付放熱面１１が臨んでいる。
１２は燃焼定常時に放射熱などで灯油を加熱気化させる
と同時に混合室１３を形成するための一部通路１２′を
有する放射仕切板である。
と同時に混合室１３を形成するための一部通路１２′を
有する放射仕切板である。
上記構成において動作を説明する。
まず運転前に正特性サーミスタ３に通電し予熱する。
例えば正特性サーミスタ３の抵抗急変点温度Ｔｃを２４
０℃のものとすると予熱安定時には正特性サーミスタ３
の温度が２６０℃になっているものとする。
０℃のものとすると予熱安定時には正特性サーミスタ３
の温度が２６０℃になっているものとする。
また加熱面４は２００℃になっているとする。ここで燃
焼用送風ファン１０を回転すると空気通路９を通って一
部は定液面装置６を加圧し、他方は２流体ノズル７より
加熱気化室２へ送出される。
焼用送風ファン１０を回転すると空気通路９を通って一
部は定液面装置６を加圧し、他方は２流体ノズル７より
加熱気化室２へ送出される。
この時油管８より灯油を吸い上げ空気と共に霧化されて
噴出する。
噴出する。
噴出された灯油は加熱面４から受熱し、気化して仕切板
１２の通路１２′を通過して混合室１３に入り、ここで
一様に空気と混合してバーナ１より大気へ放出される。
１２の通路１２′を通過して混合室１３に入り、ここで
一様に空気と混合してバーナ１より大気へ放出される。
ここで点火することにより燃焼が継続される。
この点火初期時は加熱面４がこの場合２００℃であり、
灯油は完全に気化しないが、霧化されていれば、はとん
どがそのままでバーナ１へ達し燃焼するし、万一滴下し
て加熱面４に付着してもそのスラッジはわずかである。
灯油は完全に気化しないが、霧化されていれば、はとん
どがそのままでバーナ１へ達し燃焼するし、万一滴下し
て加熱面４に付着してもそのスラッジはわずかである。
この状態が続くと、そのうちバーナ７が加熱され仕切板
１２より加熱面４が放射で加熱され、同時に気化室壁２
′も加熱される。
１２より加熱面４が放射で加熱され、同時に気化室壁２
′も加熱される。
そのために加熱面４は例えば３２０℃になったとすると
その加熱面４に着火初期時に付着していたわずかのスラ
ッジも気化されバーナ１より放出され燃焼する。
その加熱面４に着火初期時に付着していたわずかのスラ
ッジも気化されバーナ１より放出され燃焼する。
この時正特性サーミスタ３も当然加熱されるが、燃焼用
送風ファン１０による空気で空気通路９内でフィン付放
熱面１１が強制的に放熱し、正特性サーミスタ３は保護
され抵抗が再反転する時で示される耐熱温度（例えば３
００℃）には達しない。
送風ファン１０による空気で空気通路９内でフィン付放
熱面１１が強制的に放熱し、正特性サーミスタ３は保護
され抵抗が再反転する時で示される耐熱温度（例えば３
００℃）には達しない。
なお定液面装置６中の灯油は灯油タンク５より自動的に
補給される構造である。
補給される構造である。
第２図は正特性サーミスタ３の特性の一例である。
第３図は横軸に時間をとり縦軸に温度をとり正特性サー
ミスタ３の平均温度Ｔｐと加熱面４の表面温度ＴＨとを
正特性サーミスタ３の電流値とともに一例としてモデル
的に示したものである。
ミスタ３の平均温度Ｔｐと加熱面４の表面温度ＴＨとを
正特性サーミスタ３の電流値とともに一例としてモデル
的に示したものである。
以上説明したように予熱ヒータとして正特性サーミスタ
を用いて灯油加熱面側と反対側面にフィン付放熱面を形
成され燃焼用空気で放熱するように空気通路内に臨ませ
ることにより、正特性サーミスタを常に耐熱温度以下に
保持できるので安定した燃焼性能で長寿命の応答性の良
い燃焼装置となる。
を用いて灯油加熱面側と反対側面にフィン付放熱面を形
成され燃焼用空気で放熱するように空気通路内に臨ませ
ることにより、正特性サーミスタを常に耐熱温度以下に
保持できるので安定した燃焼性能で長寿命の応答性の良
い燃焼装置となる。
なお、本実施例に２流体ノズル７を用いて霧化させてい
るが、霧化させなくても同様の効果が得られるもので油
の供給法に関して限定するものではない。
るが、霧化させなくても同様の効果が得られるもので油
の供給法に関して限定するものではない。
第１図は本考案の一実施例の断面図、第２図は正特性サ
ーミスタの特性例図、第３図は動作時における加熱面お
よび正特性サーミスタの温度変化のモデル−例と電流変
化−例を示す図である。 ３・・・・・・正特性サーミスタ、４・・・・・・加熱
面、９・・・・・・空気通路、１０・・・・・・燃焼用
送風ファン、１１・・・・・・フィン付放熱面。
ーミスタの特性例図、第３図は動作時における加熱面お
よび正特性サーミスタの温度変化のモデル−例と電流変
化−例を示す図である。 ３・・・・・・正特性サーミスタ、４・・・・・・加熱
面、９・・・・・・空気通路、１０・・・・・・燃焼用
送風ファン、１１・・・・・・フィン付放熱面。
Claims (1)
- 灯油燃料を加熱気化させる予熱ヒータ用正特性サーミス
タにおける灯油加熱面側と反対側にフィン付放熱面を形
成させ、送風ファンにより送り込まれる燃焼用空気通路
中に前記フィン付放熱面を臨ませたことを特徴とする灯
油燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7024478U JPS5838258Y2 (ja) | 1978-05-24 | 1978-05-24 | 灯油燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7024478U JPS5838258Y2 (ja) | 1978-05-24 | 1978-05-24 | 灯油燃焼装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54171541U JPS54171541U (ja) | 1979-12-04 |
| JPS5838258Y2 true JPS5838258Y2 (ja) | 1983-08-30 |
Family
ID=28979858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7024478U Expired JPS5838258Y2 (ja) | 1978-05-24 | 1978-05-24 | 灯油燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5838258Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-24 JP JP7024478U patent/JPS5838258Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54171541U (ja) | 1979-12-04 |
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