JPS5838220Y2 - 移動機械における連絡可撓管等の支持装置 - Google Patents

移動機械における連絡可撓管等の支持装置

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Publication number
JPS5838220Y2
JPS5838220Y2 JP1979024504U JP2450479U JPS5838220Y2 JP S5838220 Y2 JPS5838220 Y2 JP S5838220Y2 JP 1979024504 U JP1979024504 U JP 1979024504U JP 2450479 U JP2450479 U JP 2450479U JP S5838220 Y2 JPS5838220 Y2 JP S5838220Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile machine
flexible tube
trolley
mobile
movable trolley
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979024504U
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English (en)
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JPS55124672U (ja
Inventor
博己 松井
広文 小川
Original Assignee
荏原工機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 荏原工機株式会社 filed Critical 荏原工機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、固定地点から可撓管の電カケープル圧力油管
、水管、空気管等(以下単に可撓管という)を接続し、
一定区域を往復移動する機械において、この連絡可撓管
を移動支持する装置に関するものである。
一般に所定区域を往復移動する機械に対して固定地点か
ら前記可撓管を接続する場合、その移動距離が長く且つ
可撓管が太く重い場合には可撓管の支持方法が問題とな
る。
従来チェンコンベアを変形したような形式の、可撓管等
の支持法が公知であるが、これは構造が複雑、高価であ
り、また一般に数メートルから長くて10数メートルま
での長さでは実用的ではあっても、もつと長大な用途に
対しては重量も大ぎくなって不向きであり、安定した操
作も期待できないなど移動機械の運動の自由を妨げたり
して運転管理上問題があった。
本考案では、これら従来の欠点を適確に除去しようとす
るもので、移動機械に対し、その運動の自由を妨げるこ
となく、且つ最も短い可撓管を使用して連絡が可能で、
しかも可撓管の支持が安定確実である支持装置を構成簡
単で安価な形態で提供することを目的としたものである
本考案は、往復動する移動機械1と、この移動機械に添
って走行可能に配備される移動台車3とを備え、この移
動機械1に一端を連結された可撓管2が移動台車3に回
転自在に設けられた案内車31に掛装され、かつ可撓管
2の他端部を前記移動機械10ストローク中央で移動台
車30ストローク内となる位置の固定部に固定すると共
に、この移動台車3に一対のプーリ又は鎖車の転輪体4
1.42を前記移動機械1の移動距離のl/2の距離を
隔てた位置に設け、この転輪体41゜42にロープ又は
チェノの連結帯43を無端状に装架すると共に、該連結
体43を前記可撓管2の両端固定位置に合わせた位置で
前記移動機械1と、固定部に設げられた支持具45とに
連結したことを特徴とする移動機械における連絡可撓管
等の支持装置である。
本考案の実施例を図面を参照して説明すると、移動機械
1は作業場所のa位置とC位置との範囲内において、水
平面又はそれに近い面内で直線又はそれに近い往復運動
をするもので、この移動機械1に連結され、固定点のb
位置から導出された可撓管2の重量を支持し、七の方向
を案内するための車輪32のある移動台車30両端にロ
ープ滑車又はチエン車の転輪体4L42を設け、これに
無端状のロープ又はチェノの連結帯43を張架し、該ロ
ープ又はチェノの一個所を地上の支持具45に固定する
と共に、これとほぼ半周離れたロープ又はチェ/の一個
所を移動機械1にある支持腕44に固定して成る移動機
械における連絡可撓管等の支持装置である。
前記移動機械1はa位置からb位置を通過してC位置ま
での移動限界範囲間を往復動するようにレール13上に
車輪12を介して配備され、固定点のb位置θ・らの可
撓管2が連結されている。
即ち、この移動機械1に関連して動く移動台車3は、移
動機械1の移動路に並行して走行して走行可能なように
案内レール33上に設置されるとともに、固定点より導
出された可撓管2は移動台車3の一端にある案内車31
により方向を変えて移動機械1に接続されている。
また移動台車3の下部には複数組の支持走行車輪32が
設けられ、別に設置される案内レール33と係合して移
動可能に配備してあり、さらに移動台車3の上部には必
要に応じ一個又は複数個の管支持ローラ34が設けられ
可撓管2の案内支持を兼ねている。
この場合、第1図A、B、Cに示すように可撓管2の所
要長さを最も短くできる設計は、可撓管2の地上固定部
となるb位置を移動機械1の移動限度位置a、c間の中
央位置にした場合であり、その時移動台車3の長さはす
くなくとも移動距離の半分が必要となるので移動台車3
はなるべく軽量で剛性の高い、例えばトラス構造により
製作するのが合理的である。
さらに前記移動台車3の動きは移動機械1の移動距離の
半分だけを移動しなげればならないので第2図に示す補
助連結制御機構を前記移動台車3に併設しである。
この連結機構としては、移動台車30両端部近くに取り
付げられた支持41’、42’上で回転自在に支承され
た転輪体41 .42と、これに張架した連結帯43と
から成る。
前記転輪体41.42の中心間距離は移動機械1の移動
距離の半分に等しくする。
図を簡略にするため、第2図においては移動台車3は一
本の直線で表わしであるが、前記両転輪体例えば滑車4
1.42上に無端状のロープ43を走行可能に懸張し、
該ロープ43のうち一個所に、移動機械1に連結する支
持腕44を固定し、これとロープ半周分隔たったロープ
の一個所を地上に固定した支持具45によって固定する
このように構成したとき、第2図A、B、Cで明らかな
如く滑車41.42を支える移動台車3は機械支持腕4
4の動く距離の半分を動くから、この移動台車3はロー
プ支持用の目的に適合する。
なお、ここでは部材をロープ及び滑車としたが、適当な
太さ及びリンク長さを有するチェノとチエン車を用いて
も全く同じ効果を得られるし、またこれらロープ又はチ
ェノ等は荷重を負担するものでなく、単に移動台車3と
移動機械1の関係位置を制御するのみであるから、大き
な強度を必要とせず小型軽量の部品であっても差支えノ
2い。
移動台車3はレール33上を走行するように設ける他に
チェノワイヤー等の移動帯に連結して走行(レール上又
はレールに吊下げて走行)させたり摺動台を用い、その
摺動台を往復運動させたりして移動機械1に添って走行
可能とするごともできる。
第3図例では、移動台車3は可撓管2の地上に置かれた
部分21をまたぐように構成されているが、可撓管2が
移動台車3の側面部に位置するような形態でもよい。
また台車位置制御用ロープ43及びその支持装置は移動
台車3の一側に設けられているが、設計の都合上では台
車の他の側面、あるいは台車の上面又は下面に取り付け
ることも、あるいは滑車41,42の軸を垂直としてロ
ープ43が水平面内に回転するような形態にすることも
可能である。
さらに前記支持腕44及び支持具45は、左右両端位置
においてロープ滑車41.42と支障を起さないために
ロープ滑車41.42の溝中心線より若干上下に離れた
位置でロープをつかんでいる。
図中11は移動機械1の支持腕、12は走行車輪、13
は車輪用のレールである。
なお移動機械1の移動距離が例えば50メートルあると
すれば、台車の長さは約25メートル以上となる。
これはトラス構造等により軽量且つ堅牢で容易に製作す
ることが可能であるが、滑車41.42を突出したアー
ム(図示せず)を介して保持した形態で離隔配備して軽
量化をはかることができる。
また必要に応じては二、三台の台車に分割し、互いに連
結棒等で結んだ構造とすることもできる。
第4図はこのような分割式台車の−fuを示すものであ
って、場合によってはこのように分割した方が製作が容
易で且つ走行レールの位置的不整に対しても容易に適応
できるという別の利点が生ずる。
いずれの形式であっても移動台車3の骨組はロープ滑車
41.42の中心距離を予め定められた機械移動距離の
1/2の距離を隔てた位置に正しく保つような剛性手段
であれば良い。
以上述べたように本考案では、かなり長大な例えば数十
メートルに及ぶ移動距離に対して可撓管等を安全に且つ
積極的に支持案内することが可能となり、移動機械に対
しての運動の妨げとなることな(適確に操作でき、また
使用する機械要素は極めて単純なものばかりであるから
製作は容易且つ安価であり、保守のための手数がすくな
く故障もす(ないので従来の欠点をも除去し運転管理も
簡便で経済的利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図A、B。 Cは作用状態を示す系統説明図、第2図A、B。 Cは第1図の状態下の位置制御機構を示す説明図、第3
図は第1図I−I線における拡大切断面図、第4図は他
の実施例の一部の側面図である。 1・・・・・・移動機械、2・・〜・・可撓管、3・・
・・・・移動台車、11・・・・・・支持脚、12・・
・・・・走行車輪、13・・・・・・レール、31・・
・・・・案内車、32・・・・・・支持走行車輪、33
・・・・・・案内レール、34・・・・・・管支持ロー
ラ、41.42・・・・・・転輪体、41’、42’・
・・・・・支軸、43・・・・・・連結帯、44・・・
・・・支持腕、45・・・・・・支持具。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)往復動する移動機械1と、この移動機械に添って
    走行可能に配備される移動台車3とを備え、この移動機
    械1に一端を連結された可撓管2が移動台車3に回転自
    在に設けられた案内車31に掛装され、かつ可撓管2の
    他端部を前記移動機械1のストローク中央で移動台車3
    0ストローク内となる位置の固定部に固定すると共に、
    この移動台車3に一対のプーリ又は鎖車の転輪体41.
    42を前記移動機械1の移動距離の1/2の距離を隔て
    た位置に設け、この転輪体41.42にロープ又はチェ
    7の連結帯43を無端状に装架すると共に、該連結体4
    3を前記可撓管2の両端固定位置に合わせた位置で前記
    移動機械1と、固定部に設けられた支持具45とに、連
    結したことを特徴とする移動機械における連絡可撓管等
    の支持装置。
  2. (2)前記移動台車3が、車輪32を有する走行車であ
    って、その両端に前記連結帯43を装架した転輪体41
    .42を備えたものである実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の連結可撓管等の支持装置。
  3. (3)前記移動台車3が、ガイドレール33上に往復移
    動されるものであって、前記移動機械1の移動範囲内に
    走行可能に設置されるものである実用新案登録請求の範
    囲第1項又は第2項記載の連絡可撓管等の支持装置。
  4. (4)前記移動台車3が、複数に分割された移動台車で
    あって、連結機構を介して連接されているものである実
    用新案登録請求の範囲第2項又は第3項記載の連絡可撓
    管等の支持装置。
JP1979024504U 1979-02-27 1979-02-27 移動機械における連絡可撓管等の支持装置 Expired JPS5838220Y2 (ja)

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JPS55124672U JPS55124672U (ja) 1980-09-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4493559B2 (ja) * 2005-07-08 2010-06-30 株式会社椿本チエイン ケーブル類保護案内装置用スケートユニット

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5510126A (en) * 1978-07-04 1980-01-24 Tsubakimoto Chain Co Guide device of cable drag chain

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