JPS5838179Y2 - クランクシヤフトの捩り振動防止用ダンパ− - Google Patents
クランクシヤフトの捩り振動防止用ダンパ−Info
- Publication number
- JPS5838179Y2 JPS5838179Y2 JP1479U JP1479U JPS5838179Y2 JP S5838179 Y2 JPS5838179 Y2 JP S5838179Y2 JP 1479 U JP1479 U JP 1479U JP 1479 U JP1479 U JP 1479U JP S5838179 Y2 JPS5838179 Y2 JP S5838179Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damper
- crankshaft
- front cover
- vibration
- torsional vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Pulleys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はクランクシャフトの捩り振動を防止するために
クランクシャフトに回転一体にダンパーを取り付けたエ
ンジンに関する。
クランクシャフトに回転一体にダンパーを取り付けたエ
ンジンに関する。
従来よりクランクシャフトの捩り振動を防止すべくクラ
ンクシャフトに回転一体にダンパーを取り付けることが
行われている。
ンクシャフトに回転一体にダンパーを取り付けることが
行われている。
第１図は従来例の一例を示し、１はシリンダブロック、
２はクランクシャフト、３はフロントカバーでシリンダ
ブロック１にポルト４により着脱自在に取り付けられて
おり、またクランクシャフト２が貫通する部分にはオイ
ルシール５が施されている。
２はクランクシャフト、３はフロントカバーでシリンダ
ブロック１にポルト４により着脱自在に取り付けられて
おり、またクランクシャフト２が貫通する部分にはオイ
ルシール５が施されている。
６はオイルスリンガ−であり、７は動力取出用のプーリ
ーでクランクシャフト２の先端ニキー８およびナツト９
によりクランクシャフト２に回転一体に取り付けられて
いる。
ーでクランクシャフト２の先端ニキー８およびナツト９
によりクランクシャフト２に回転一体に取り付けられて
いる。
１０はクランクシャフトの捩り振動を防止するためのダ
ンパーで、マス１１がゴム等の防振部材１２を介してバ
ックプレート１３に一体に取り付けられており、そのバ
ックプレート１３がプーリー７にボルト１４により固着
されている。
ンパーで、マス１１がゴム等の防振部材１２を介してバ
ックプレート１３に一体に取り付けられており、そのバ
ックプレート１３がプーリー７にボルト１４により固着
されている。
このダンパー１０によりクランクシャフト２の捩り振動
を防止する。
を防止する。
ところで、従来のエンジンにおいてはダンパー１０がプ
ーリー７と共に露出しているため、ダンパーの振動音が
エンジン騒音の原因の一つになっていた。
ーリー７と共に露出しているため、ダンパーの振動音が
エンジン騒音の原因の一つになっていた。
本考案は従来のエンジンの前述の欠点を解消すべくなさ
れたもので、ダンパーをエンジンのフロントカバーの内
側に設けることによりダンパーの振動音に起因するエン
ジン騒音を可及的小さくしたものである。
れたもので、ダンパーをエンジンのフロントカバーの内
側に設けることによりダンパーの振動音に起因するエン
ジン騒音を可及的小さくしたものである。
以下図面を参照し本考案の実施例を説明する。
第２図は本考案の第１の実施例を示し、ダンパー１０は
フロントカバー３の内側において、クランクシャフト２
にキー１５により回転一体に取り付けられている。
フロントカバー３の内側において、クランクシャフト２
にキー１５により回転一体に取り付けられている。
１６はオイルシールドである。このようにダンパー１０
がフロントカバー３の内側に設けられているため、ダン
パーの振動音はフロントカバーにより外部に漏れること
が防止され、従来のものに比べ著しくエンジン騒音が減
少する。
がフロントカバー３の内側に設けられているため、ダン
パーの振動音はフロントカバーにより外部に漏れること
が防止され、従来のものに比べ著しくエンジン騒音が減
少する。
第３図は本考案の第２の実施例を示し、この実施例では
フロントカバー３にフロントカバーの振動を防止するゴ
ム等よりなる防振部材１７が取り付けられている。
フロントカバー３にフロントカバーの振動を防止するゴ
ム等よりなる防振部材１７が取り付けられている。
このようにすればフロントカバー３の振動が防止され一
層騒音を減じることができる。
層騒音を減じることができる。
第４図は本考案の第３の実施例を示し、この実施例では
フロントカバー３がゴム等の防振部材１８を介してシリ
ンダブロック１にボルト４により取り付けられている。
フロントカバー３がゴム等の防振部材１８を介してシリ
ンダブロック１にボルト４により取り付けられている。
このようにすることによりフロントカバー３の振動が防
止される。
止される。
以上説明したように本考案はダンパーをエンジンのフロ
ントカバーの内側に設けているので、ダンパーの振動音
に起因するエンジン騒音を従来のものに比べ大幅に減じ
ることができる。
ントカバーの内側に設けているので、ダンパーの振動音
に起因するエンジン騒音を従来のものに比べ大幅に減じ
ることができる。
第１図は従来のエンジンのフロントカバ一部分の縦断面
図、第２図、第３図および第４図は本考案のエンジンの
フロントカバ一部分の縦断面図である。 １・・・・・・シリンダブロック、２・・・・・・クラ
ンクシャフト、３・・・・・・フロントカバー、７・・
・・・・プーリー、１０・・・・・・ダンパー、１７・
・・・・・防振部材、１８・・・・・・防振部材。
図、第２図、第３図および第４図は本考案のエンジンの
フロントカバ一部分の縦断面図である。 １・・・・・・シリンダブロック、２・・・・・・クラ
ンクシャフト、３・・・・・・フロントカバー、７・・
・・・・プーリー、１０・・・・・・ダンパー、１７・
・・・・・防振部材、１８・・・・・・防振部材。
Claims (3)
- （１）クランクシャフトの捩り振動を防止するためにク
ランクシャフトに回転一体にダンパーを取り付けてなる
エンジンにおいて、該ダンパーをエンジンのフロントカ
バー内側に設けてなることを特徴とするクランクシャフ
トの捩り振動防止用ダンパー。 - （２） フロントカバーにフロントカバーの振動ヲ防
止する防振部材を取り付けたことを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第（１）項に記載のクランクシャフトの
捩り振動防止用ダンパー。 - （３）フロントカバーを防振部材を介してシリンダフロ
ックに取り付けたことを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第（１）項に記載のクランクシャフトの捩り振動防
止用ダンパー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1479U JPS5838179Y2 (ja) | 1979-01-05 | 1979-01-05 | クランクシヤフトの捩り振動防止用ダンパ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1479U JPS5838179Y2 (ja) | 1979-01-05 | 1979-01-05 | クランクシヤフトの捩り振動防止用ダンパ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55100733U JPS55100733U (ja) | 1980-07-14 |
| JPS5838179Y2 true JPS5838179Y2 (ja) | 1983-08-29 |
Family
ID=28800855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1479U Expired JPS5838179Y2 (ja) | 1979-01-05 | 1979-01-05 | クランクシヤフトの捩り振動防止用ダンパ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5838179Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021081023A (ja) * | 2019-11-21 | 2021-05-27 | Nok株式会社 | トーショナルダンパ |
-
1979
- 1979-01-05 JP JP1479U patent/JPS5838179Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55100733U (ja) | 1980-07-14 |
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