JPS5837980B2 - フオトエツチングホウホウ - Google Patents
フオトエツチングホウホウInfo
- Publication number
- JPS5837980B2 JPS5837980B2 JP50158126A JP15812675A JPS5837980B2 JP S5837980 B2 JPS5837980 B2 JP S5837980B2 JP 50158126 A JP50158126 A JP 50158126A JP 15812675 A JP15812675 A JP 15812675A JP S5837980 B2 JPS5837980 B2 JP S5837980B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rays
- photosensitive resin
- copper
- photo
- photo etching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はフォト・エッチング方法に関し、特に半導体集
積回路などの半導体装置の製造工程に適用して有効なフ
ォト・エッチング方法に関するものである。
積回路などの半導体装置の製造工程に適用して有効なフ
ォト・エッチング方法に関するものである。
フォト・エッチングプロセスは、例えば、シリコンウエ
ファーの表面に形成した酸化膜の所望位置に不純物拡散
用の窓をあける等の一連の工程である。
ファーの表面に形成した酸化膜の所望位置に不純物拡散
用の窓をあける等の一連の工程である。
このプロセスを概略的に説明すると、シリコンウエファ
一表面の例えば酸化膜(S i02 )上に感光性樹脂
液を塗布して樹脂膜を形成し、この樹脂膜上にマスクを
密着させ、該マスクを介して紫外線を照躬した後、有機
溶剤などの現像液中に浸漬して感光性樹脂膜を現像し紫
外線によって重合して不溶化した部分を残し、他を溶解
するものである。
一表面の例えば酸化膜(S i02 )上に感光性樹脂
液を塗布して樹脂膜を形成し、この樹脂膜上にマスクを
密着させ、該マスクを介して紫外線を照躬した後、有機
溶剤などの現像液中に浸漬して感光性樹脂膜を現像し紫
外線によって重合して不溶化した部分を残し、他を溶解
するものである。
なお上記はネガタイプの感光性樹脂液を使用した場合で
あって、ポジタイプの感光性樹脂液を使用すれば、紫外
線の照躬された部分は分解等により逆に溶解する。
あって、ポジタイプの感光性樹脂液を使用すれば、紫外
線の照躬された部分は分解等により逆に溶解する。
このようにしてシリコンウエファーの酸化膜上に感光性
樹脂膜を設けた部分と設けない部分とを形成した後、フ
ツ酸(HF)等のエッチング液に浸漬すれば、感光性樹
脂膜が被着していない部分の酸化膜(Si02)は溶解
し、所望位置の酸化膜(SiO2)に窓をあけることが
できる。
樹脂膜を設けた部分と設けない部分とを形成した後、フ
ツ酸(HF)等のエッチング液に浸漬すれば、感光性樹
脂膜が被着していない部分の酸化膜(Si02)は溶解
し、所望位置の酸化膜(SiO2)に窓をあけることが
できる。
最近、半導体素イの高密吠化、高集積化が要求されてお
り、また半導体素子を小型化すればそれだけ1枚のウエ
ファより数多の半導体装置を作ることができて、歩留り
を上げることができる。
り、また半導体素子を小型化すればそれだけ1枚のウエ
ファより数多の半導体装置を作ることができて、歩留り
を上げることができる。
しかし従来はフォトエッチングプロセスに波長の長い紫
外線を用いていたので、感光性樹脂膜上にマスクを密着
させて重ね合せて露光する際に、紫外線がマスクの端部
で回折現象を起こして内側に回り込むために、解像度が
悪く、2〔μm〕の精度が限界であった。
外線を用いていたので、感光性樹脂膜上にマスクを密着
させて重ね合せて露光する際に、紫外線がマスクの端部
で回折現象を起こして内側に回り込むために、解像度が
悪く、2〔μm〕の精度が限界であった。
そこで波長の長い紫外線の代わりに電イビームを使うこ
とが考えられているが、この電イビーム露光は紫外線を
照躬する場合に比して、露光時間は長くなり、また全面
露光もできない。
とが考えられているが、この電イビーム露光は紫外線を
照躬する場合に比して、露光時間は長くなり、また全面
露光もできない。
更に電イビームを感光性樹脂膜上に走査して露光させる
ためには真空中で行なわなければならないので、現在の
段階では大量製産工程に電イビーム露光を使用すること
は無理である。
ためには真空中で行なわなければならないので、現在の
段階では大量製産工程に電イビーム露光を使用すること
は無理である。
そこで一般に使用されている電子ビームより波長は長い
が紫外線よりは波長が短いX線露光が考えられる。
が紫外線よりは波長が短いX線露光が考えられる。
このX線は物質透過力が強くガラスマスクを使用でき、
紫外線の場合と同様に露光時間が短く全面露光ができる
ので、フォト・エッチングプロセスに使用することが可
能である。
紫外線の場合と同様に露光時間が短く全面露光ができる
ので、フォト・エッチングプロセスに使用することが可
能である。
しかもX線の波長は( 1.2 4/V) XI O’
C人〕で表わされ、ここで■は加圧電圧で、この加圧
電圧を12.4[KV)にすればX線の波長は1〔λ〕
となり、回折現像も少なく、フォトエッチングの精度を
向上させることができる。
C人〕で表わされ、ここで■は加圧電圧で、この加圧
電圧を12.4[KV)にすればX線の波長は1〔λ〕
となり、回折現像も少なく、フォトエッチングの精度を
向上させることができる。
ところが、従来の感光性樹脂は紫外線に対する感度は良
いがX線に対しては余りよくない。
いがX線に対しては余りよくない。
これはX線の吸収効率の悪さからくるものである。
そこで本発明は、フォトエッチングプロセスにX線を使
用することができるようX線に対して感度の良い感光性
樹脂を用いたフォト・エッチング方法を提供しようとす
るもので、その目的を達成するため本発明は、エッチン
グされる材料上に、二重結合(一C=C−)、アジト基
(−N3)、エポキシ基(−OH−OH2)、その他高
分子化可能\。
用することができるようX線に対して感度の良い感光性
樹脂を用いたフォト・エッチング方法を提供しようとす
るもので、その目的を達成するため本発明は、エッチン
グされる材料上に、二重結合(一C=C−)、アジト基
(−N3)、エポキシ基(−OH−OH2)、その他高
分子化可能\。
/な官能基を有し、重金属の微粉末が添加された感坤*
光性樹脂層を形成し、該感光性樹脂層に選択的にX線を
露光する工程を翁することを特徴とするもので、以下更
に詳細に説明する。
光性樹脂層を形成し、該感光性樹脂層に選択的にX線を
露光する工程を翁することを特徴とするもので、以下更
に詳細に説明する。
まず、この方法に適用されるネガ型の感光性樹脂につい
て説明する。
て説明する。
二重結合(−C=C−)を有した感光性樹脂、ジアクリ
レートポリマー(OH2=OH−C!0−R−00−C
H=OH2、但しRはエチレングリコール、ジエチレン
クリールなどの多価アルコール残基を示す。
レートポリマー(OH2=OH−C!0−R−00−C
H=OH2、但しRはエチレングリコール、ジエチレン
クリールなどの多価アルコール残基を示す。
)に銅(Ou)の微粉末を添加してX線を照躬すること
、次式に示すように、重合と橋かけを同時に行なったポ
リマーができて、メチルイソブチルケトン(MIBK)
等の有機溶媒に不溶となる。
、次式に示すように、重合と橋かけを同時に行なったポ
リマーができて、メチルイソブチルケトン(MIBK)
等の有機溶媒に不溶となる。
なおここでhはブランクの定数、γはX線の波長の逆数
つまり波数で、叶でX線のエネルギーを表わしている。
つまり波数で、叶でX線のエネルギーを表わしている。
この場合、炭素(0)や、水素(H)等の軽い原子はX
線のエネルギーをほとんど吸収できないが、代わりに銅
( Cu )がX線のエネルギーを吸収するので、この
銅( Ou )の吸収したエネルギーを与えてもらって
、重合反応を行なうものである。
線のエネルギーをほとんど吸収できないが、代わりに銅
( Cu )がX線のエネルギーを吸収するので、この
銅( Ou )の吸収したエネルギーを与えてもらって
、重合反応を行なうものである。
なお銅( Ou )以外のたとえばFe,Sn,Ag、
Ba,Nd,Au等の重金属の微粉末を添加しても同様
の結果が得られる。
Ba,Nd,Au等の重金属の微粉末を添加しても同様
の結果が得られる。
またアジト基(一N3)を有した感光性樹脂2.6ビス
ー(4−アジドベンジリデン)−(メチル)シクロヘキ
サノンを架橋剤としたポリイソプレン又はポリブタジエ
ン樹脂にOu微粉末を添加してX線を照射すると次式に
示すようにニトレンができてポリマー間に架橋しMIB
K等の有機溶媒に不溶となる。
ー(4−アジドベンジリデン)−(メチル)シクロヘキ
サノンを架橋剤としたポリイソプレン又はポリブタジエ
ン樹脂にOu微粉末を添加してX線を照射すると次式に
示すようにニトレンができてポリマー間に架橋しMIB
K等の有機溶媒に不溶となる。
アジト基(一N3)を有した感光性樹脂の場合も上記し
たジアクリレートポリマーと同様lこ銅(Ou)が代わ
りにX線を吸収して、このCuよりX線のエネルギーを
もらって架橋するものである。
たジアクリレートポリマーと同様lこ銅(Ou)が代わ
りにX線を吸収して、このCuよりX線のエネルギーを
もらって架橋するものである。
なお銅(Ou)以外の重金属を添加しても同様の結果が
得られる。
得られる。
酬またエポキシ基(
−CH−OH2)を有した感光V 性樹脂エポクサイドポリブタジエンに銅( C!u )
の微粉末を添加してX線を照躬すると次式に示すように
重合してMIBK等の有機溶媒に不溶となる。
−CH−OH2)を有した感光V 性樹脂エポクサイドポリブタジエンに銅( C!u )
の微粉末を添加してX線を照躬すると次式に示すように
重合してMIBK等の有機溶媒に不溶となる。
エポキシ基( 一〇H−C;H2)を有した感光性樹\
O 脂の場合も前記したジアクリレートポリマーと同様に銅
(Cu)が代わりにX線を吸収して、この銅(Ou)よ
りX線のエネルギーをもらって重合するものである。
O 脂の場合も前記したジアクリレートポリマーと同様に銅
(Cu)が代わりにX線を吸収して、この銅(Ou)よ
りX線のエネルギーをもらって重合するものである。
なお銅(CU)以外の重金属を添加し※※ても同様の結
果が得られる。
果が得られる。
以上はネガ型の感光性樹脂について説明したがポジ型の
感光性樹脂について説明する。
感光性樹脂について説明する。
アジト基を有した感光性樹脂O−キノンアジト系化合物
に銅(C!u)微粉末を添加してX線を照射すると次式
に示すように分解して水に溶解する。
に銅(C!u)微粉末を添加してX線を照射すると次式
に示すように分解して水に溶解する。
この場合炭素(0)や水素(H)等の壓い原イはX線を
吸収できないので、Ouが代わりにX線を吸収し、この
Ouが吸収したエネルギーをもらって分解反応が行なわ
れる。
吸収できないので、Ouが代わりにX線を吸収し、この
Ouが吸収したエネルギーをもらって分解反応が行なわ
れる。
なお銅( Ou )以外の他の重金属を用いても同様の
結果が得られる。
結果が得られる。
実施例
平均分子量約10万のポリジアクリレート(OH二OH
−00−R−00−OH二OH)−R:エチレングリコ
ール 0 10〔g〕をBIBK等の有機溶媒に溶かし、そこへ平
均ね径約50〔μm〕の銅(Cu)粉末1.3gを混ぜ
る。
−00−R−00−OH二OH)−R:エチレングリコ
ール 0 10〔g〕をBIBK等の有機溶媒に溶かし、そこへ平
均ね径約50〔μm〕の銅(Cu)粉末1.3gを混ぜ
る。
よく攪拌した後回転塗布法で0.4〔μm〕厚の被膜を
シリコン基板上に作る。
シリコン基板上に作る。
そこえ8.34[A](AIKα)の特性X線を当てる
と、銅(Ou)粉末を混入しない試料の感度9 0 [
’mJ/7〕( 0.4 〔μm〕厚)に対して1 0
C rn J /cr/l 〕と9倍の高感度が得ら
れた。
と、銅(Ou)粉末を混入しない試料の感度9 0 [
’mJ/7〕( 0.4 〔μm〕厚)に対して1 0
C rn J /cr/l 〕と9倍の高感度が得ら
れた。
以上説明したように本発明の感光性樹脂は、二重結合、
アンド基、エポキシ基、その他高分イ化可能な官能基を
有した感光性樹脂にFe,Ou、Sn,Ag,Ba,N
d,Au等の重金属を添加せしめたので、感光性樹脂の
XMに対する吸収効率が良くなりしたがってX線に対す
る感度が向上される。
アンド基、エポキシ基、その他高分イ化可能な官能基を
有した感光性樹脂にFe,Ou、Sn,Ag,Ba,N
d,Au等の重金属を添加せしめたので、感光性樹脂の
XMに対する吸収効率が良くなりしたがってX線に対す
る感度が向上される。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エッチングされる材料上に、二重結合(−C二〇一
)、アジト基(N3)、エポキシ基(−OH−C)−I
2)、その他高分子化可能な官能基\ を有し、重金属の微粉末が添加された感光性樹脂層を形
成し、該感光性樹脂層に選択的にX線を露光する工程を
有することを特徴とするフオトエツチング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50158126A JPS5837980B2 (ja) | 1975-12-30 | 1975-12-30 | フオトエツチングホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50158126A JPS5837980B2 (ja) | 1975-12-30 | 1975-12-30 | フオトエツチングホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5283062A JPS5283062A (en) | 1977-07-11 |
JPS5837980B2 true JPS5837980B2 (ja) | 1983-08-19 |
Family
ID=15664847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50158126A Expired JPS5837980B2 (ja) | 1975-12-30 | 1975-12-30 | フオトエツチングホウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5837980B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6067800A (ja) * | 1983-09-22 | 1985-04-18 | Koji Torii | サイホン式液体流出器の横溢防止装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57138634A (en) * | 1981-02-20 | 1982-08-27 | Hitachi Ltd | X-ray sensitive resin and formation of ultrathin line pattern using this resin |
KR101909567B1 (ko) * | 2011-07-08 | 2018-10-18 | 에이에스엠엘 네델란즈 비.브이. | 리소그래피 패터닝 공정 및 상기 공정에 사용하기 위한 레지스트 |
-
1975
- 1975-12-30 JP JP50158126A patent/JPS5837980B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6067800A (ja) * | 1983-09-22 | 1985-04-18 | Koji Torii | サイホン式液体流出器の横溢防止装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5283062A (en) | 1977-07-11 |
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