JPS5837925A - 半導体被覆用ガラス - Google Patents

半導体被覆用ガラス

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JPS5837925A
JPS5837925A JP56135809A JP13580981A JPS5837925A JP S5837925 A JPS5837925 A JP S5837925A JP 56135809 A JP56135809 A JP 56135809A JP 13580981 A JP13580981 A JP 13580981A JP S5837925 A JPS5837925 A JP S5837925A
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JP
Japan
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glass
powder
zno
semiconductor
coating
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JP56135809A
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JPS6325702B2 (ja
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Takehiro Shibuya
武宏 渋谷
Kazuo Hatano
和夫 波多野
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Nippon Electric Glass Co Ltd
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Nippon Electric Glass Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、半導体素子の表面を被覆するためのガラス組
成物に関する。
一般に、シリコンダイオード・シリコン整流器、トラン
ジスター等の半導体装置においては、半導体素子の表面
安定化のために、あるいは半導体素子の外気による汚染
を防止し、その特性の劣化を防ぐために、半導体素子の
PN接合部を含む表面をガラスで被覆することが行なわ
れている。
この被覆用ガラスに要求される特性としては、(1)ガ
ラスの熱膨張係数がシリコン素子あるいは電極機料のそ
れに適合すること、(2)半導体素子表面に悪影響を与
えるアルカリ成分等の不純物を含まないこと、(3)高
温ではシリコン等の半導体素子の特性が劣化する恐れが
あるため、封着温度が750℃以下であること、(4)
半導体素子に対する密着性が良いこと、(5)被覆後ガ
ラス中の電荷量が半導体素子の設計にあった適量の負電
荷を有すること(これによって、半導体素子に誘起され
る電荷は適正な量の正電荷になる)等があげられる。
上記の被覆用ガラスとして要求される特性中、特に(5
)項のガラス中の電荷量が、半導体装置の電気的特性に
大きな影響を与えるものである。高い逆耐電圧を有し、
且つ逆方向洩れ電流の極めて小さい、いわゆる、ハード
ブレークダウン(hardbrekdown)の波形を
示し、しかも耐圧分布のばらつきの小さい特性を有する
高信頼性半導体装置を得るためには、この被覆用ガラス
中の電筒の状態が重要である。
従来、この種の被覆用ガラスとして、ZNO−B2O3
−SiOz系ガラスが用いられていた。しかし、この従
来のガラスで被覆した半導体装置は、逆耐電圧が低く、
逆方向洩れ電流の大きい、いわゆるソフトブレークダウ
ン(soft brekdown)の波形を示し、且つ
、耐圧分布のばらつきが大きく信頼性に欠けるものであ
った。これは、従来のガラスが被覆後ガラス中の電荷量
が半導体装置の設計に合致した適正な量の負電荷を有す
るものではないからであった。
本発明の目的は、従来のZNO−B2O3−SiOz系
ガラスの電気的特性を改善したガラス、すなわち先記の
被覆用ガラスとして要求される諸特性中、特に(5)項
の被覆用ガラス中の電荷量が半導体装置の設計にあった
適正な量の負電荷を有するような被覆用ガラスを提供す
ることである。
本発明は、ZNO−B2O3−SiOz系のガラス粉末
に、ジルコン粉末を所定量添加することにより、前記目
的に合致する半導体被覆用ガラスが得られることを見い
出した。
本発明の被覆用ガラスは、主成分の割合が重量%で、Z
nO45〜75%、B2O315〜35%、SiOz 
2〜20%からなるガラス粉末に、ジルコン粉末を0.
01〜7.0重量%添加してなる組成物である。
本発明は、ZnO−B2O3−SiOz系のガラス粉末
に対し、所定量のジルコン粉末を混合することにより、
ガラス中の負の電荷量が増加し、従って、半導体素子の
表面に誘起される正の電荷量が増加し、半導体装置の設
計に合った適正な量の正電荷になるという現象を効果的
に利用したものである。これにより逆耐電圧が高く、逆
方向洩れ電流の極めて小さい半導体装置が得られるもの
である。
本発明に係る被覆用ガラスにおいて、基本組成の主たる
成分の割合は、重量%で、ZnO45〜75%、B2O
315〜35%、SiOZ2〜20%からなる。この主
成分のZnO、B2O3、SiOzの範囲を前記のよう
に限定したのは次の理由による。
ZnOが45%以下のときは、熱膨張係数が大きくなり
過ぎるとともにガラス化が困難になる。一方75%以上
になると結晶化が急速に進行するためガラスの流動性が
悪くなって、半導体素子に対するぬれが悪くなり、良好
な封着が得られなくなる。
B2O3が15%以下になると、ガラスが失透し易く なり気密性のよい封着を行ない難い。35%以上になる
と均質なガラスが得られなくなるとともに熱膨張係数が
大きくなりすぎる。
SiO2が2%以下になるとガラスが失透し易くなり、
15%以上になると均質なガラスが得にくくなる。
上記の主成分のZnO、SiOz、B2O3、以外に、
P6O、GeO2を各15%以下、Bi2O3、Nb2
O5、Al2O3、Ta2O5、La2O3を各10%
以下、Sb2O3、CeO2、SnO2、MnO2を各
5%以下の範囲で含有され得る。
上述した本発明の被覆用ガラスにおいて、基本組成をな
すZnO−B2O3−SiO2系ガラスの実施例を下の
表に示す。表の下段には30〜300℃での熱膨張係数
及び被覆封着温度を示す。
以下余白 本発明の被覆用ガラスは、上記のようなZnO−B2O
3−SiO2系ガラスの粉末に必須成分としてジルコン
(ZrSiO4)粉末を0.01〜7.0重量%混合し
たものである。尚、ジルコン粉末の添加には次に説明す
るようにガラスの電気的特性の面に大きな影響を与える
が、ガラスの熱膨張係数及び封着温度等の特性にはほと
んど変化を与えない。従って、上表に例示した組成のガ
ラス粉末にジルコン粉末が添加されてもその特性に変化
はない。
本発明の半導体被覆用ガラスを用い、金属(アルミニウ
ム電極)−ガラス−半導体(シリコン)のMOS(Me
tal Oxide Silicon)と呼称されてい
る構造体を作製して、その電圧容量特性から半導体素子
表面の電筒密度(NFB)を測定し、ジルコン粉末が半
導体素子表面の電荷密度に与える影響を調べた。
第1図は、先の表に掲げたNO.1ガラスにジルコン粉
末を添加していったとき、ジルコン粉末の添加量による
電荷密度の変化を示したものである。
図からジルコン粉末の添加は、半導体素子表面に誘起さ
れる正電荷量を増加させることがわかる。
第2図は、先の表に掲げたNO.1ガラスにジルコン粉
末を添加していったとき、ジルコン粉末の添加量と、設
計耐圧1500Vのシリコン半導体装置の耐圧(逆方向
洩れ電流が1WAになったときの逆電圧)との関係を示
すものである。図に示すようにジルコン粉末を添加しな
いガラスNO.1を被覆した場合は、逆耐圧はばらつき
が大きく、ソフトブレークダウン(△印で示す)を示す
ものが多い。一方、ジルコン粉末を添加した本発明のガ
ラスで被覆した場合は、逆耐圧のばらつきは小さく、逆
耐電圧は高いところに集まっており、且つ好ましいハー
トブレークダウン(○印で示す)を示す。
このように、ジルコン粉末の添加は、半導体素子表面の
正電荷量を制御して逆耐電圧を高くし、逆方向洩れ電流
を小にするとともに逆耐圧分布のばらつきを小さくし、
好ましいハートブレークダウンを示すものにするという
ように、半導体装置の電気的特性を向上させる顕着な効
果がある。このような作用効果の発揮のために、ジルコ
ン粉末は、ガラス粉末に対して0.01重量%以上含有
されるが、7.0重量%を超えると被覆面に十分流動せ
ず濡れが悪くなって密着した封着が得られ難くなる。
このジルコン粉末のより好ましい添加量は0.5〜5.
0重量%である。
以上説明した本発明に係る被覆用ガラスを製造するに当
っては、ガラス粉末を構成しているZnO、B2O3、
SiO2、の各成分の原料を目標組成になるよう に調合したバッチを1200〜1300℃の温度で約1
時間溶融してガラス化する。この溶融したガラスを水砕
した後、ボールミル等の粉砕機により微粉砕し、350
メッシュで分級する。このガラス粉末に対し微粉砕した
ジルコン粉末を0.01〜7.0重量%の割合で均一に
混合する。
半導体素子への被覆、封着に当っては、前記のガラス粉
末を純水と混合し、スラリー状として通常の塗布法によ
り、あるいは有機溶媒に分散させて、電気泳動法によっ
て半導体素子表面に塗布する。次いで被覆した半導体素
子を乾燥後電気焼成炉において630〜730℃で5〜
10分間加熱して封着する。
以上、説明した本発明の被覆用ガラスは、特に設計耐圧
が1500〜2000Vの高耐圧のシリコン半導体素子
の被覆に適しており、この高耐圧の半導体素子に被覆し
た際には、逆耐圧が高く、逆洩れ電流が極めて小さく、
ハードブレークダウンの波形を示す優れた特性を備えた
今信頼性半導体装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明被覆用ガラスのジルコン粉末の添加量と
半導体素子表面に誘起される表面電荷密度との関係を示
し、第2図は同じくジルコン粉末添加量とシリコン半導
体素子の逆耐電圧との関係を示したものである。 特許出願人 日本電気硝子株式会社 代表者 長 崎 準 一

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 主成分が、重量%で、ZnO45〜75%、B2O31
    5〜35%、SiO22〜20%からなるガラス粉末に
    、ジルコン粉末を0.01〜7.0重量%添加してなる
    半導体被覆用ガラス。
JP56135809A 1981-08-29 1981-08-29 半導体被覆用ガラス Granted JPS5837925A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56135809A JPS5837925A (ja) 1981-08-29 1981-08-29 半導体被覆用ガラス

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JP56135809A JPS5837925A (ja) 1981-08-29 1981-08-29 半導体被覆用ガラス

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JPS5837925A true JPS5837925A (ja) 1983-03-05
JPS6325702B2 JPS6325702B2 (ja) 1988-05-26

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