JPS58190836A - 半導体被覆用ガラス組成物の製造方法 - Google Patents
半導体被覆用ガラス組成物の製造方法Info
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- JPS58190836A JPS58190836A JP7275482A JP7275482A JPS58190836A JP S58190836 A JPS58190836 A JP S58190836A JP 7275482 A JP7275482 A JP 7275482A JP 7275482 A JP7275482 A JP 7275482A JP S58190836 A JPS58190836 A JP S58190836A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は半導体被覆に用いられる改良したガラス組成物
の製造方法に関するものである。
の製造方法に関するものである。
一般に、シリコン単結晶全素材としたダイオード、サイ
リスタ、トランジスタ等の半導体素子は信頼性の向上化
、高耐圧化を図る目的から、PN接合部表面をガラヌ層
で被覆、保護する、いわゆるガラスパッシベーション化
が行なわれている。このガラスパッシベーション化に用
いられるガラスは次に挙げられる種々の特性が要求され
ている。
リスタ、トランジスタ等の半導体素子は信頼性の向上化
、高耐圧化を図る目的から、PN接合部表面をガラヌ層
で被覆、保護する、いわゆるガラスパッシベーション化
が行なわれている。このガラスパッシベーション化に用
いられるガラスは次に挙げられる種々の特性が要求され
ている。
(1) ガラス被覆によって高耐圧化が達成され、か
つ逆方向電圧印加時の漏れ電流が限度以下であること。
つ逆方向電圧印加時の漏れ電流が限度以下であること。
(2)被覆された素子を逆バイアスして熱処理スル、い
わゆるブロッキン処理に対して特性劣化が生じないこと
。
わゆるブロッキン処理に対して特性劣化が生じないこと
。
(3)耐酸性や耐水性に優れ、フォトレジストによるエ
ツチング処理工程に際して安定なこと。
ツチング処理工程に際して安定なこと。
(4)熱膨張係数がシリコンに近く、被覆後のガラスの
割れやウェハーの反シが起とシ難いこと。
割れやウェハーの反シが起とシ難いこと。
ところで、従来、半導体被覆用ガラスとしては、ホウ酸
亜鉛系、ケイ酸鉛系のものが使用されているが、これら
はいずれも上述した4つの特性を十分満足するものでは
ない。とくに、ホウ酸亜鉛系のガラスは耐薬品性が劣シ
、一方ケイ酸鉛系のガラスは電気特性(特にBT%性)
が劣る欠点があった。
亜鉛系、ケイ酸鉛系のものが使用されているが、これら
はいずれも上述した4つの特性を十分満足するものでは
ない。とくに、ホウ酸亜鉛系のガラスは耐薬品性が劣シ
、一方ケイ酸鉛系のガラスは電気特性(特にBT%性)
が劣る欠点があった。
このようなことから、本出願人は既に耐薬品性と電気特
性(信頼性)の高い8102− PbO−ZnO−RO
(Rはアルカリ土類金属)系の半導体被覆用ガラス組成
物を提案した。
性(信頼性)の高い8102− PbO−ZnO−RO
(Rはアルカリ土類金属)系の半導体被覆用ガラス組成
物を提案した。
一方、半導体素子をガラスで被覆した場合、素子のシリ
コンとガラスとの界面に電荷が生じ、この界面電荷密度
が素子の電気特性に大きな影響を与えることが知られて
いる。界面電荷密度は、例えばガラス粉末を半導体素子
に付着させた後、焼成、流動化してガラス被覆を行なう
方法では、焼成温度や焼成雰囲気によって若干制御し得
るが、本質的にはガラス自身の性質によって決まる。し
たがって、半導体被覆用ガラスの製造にあたっては界面
電荷密度が適当になるように注意を払う必要がある。従
来、ガラス自身によって界面電荷密度を制御するにはガ
ラスの成分比を変えたシ、遷移金属酸化物を微量添加し
たシすることが行なわれている。しかしながら、組成を
変えることによってガラス化範囲から外れたシ、例え安
定なガラスであっても信頼性、耐薬品性、熱膨張係数等
の他の必要とする特性が悪化したシして、必ずしも界面
電荷密度を自由に制御することができなかった。特に、
前述したS 102−P bo−ZnO−RO系のガラ
ス組成物は高信頼と耐薬品性の両者を満足するものであ
るため、これら特性を損なわずに組成比を変えて界面電
荷密度を制御することは困難であった。
コンとガラスとの界面に電荷が生じ、この界面電荷密度
が素子の電気特性に大きな影響を与えることが知られて
いる。界面電荷密度は、例えばガラス粉末を半導体素子
に付着させた後、焼成、流動化してガラス被覆を行なう
方法では、焼成温度や焼成雰囲気によって若干制御し得
るが、本質的にはガラス自身の性質によって決まる。し
たがって、半導体被覆用ガラスの製造にあたっては界面
電荷密度が適当になるように注意を払う必要がある。従
来、ガラス自身によって界面電荷密度を制御するにはガ
ラスの成分比を変えたシ、遷移金属酸化物を微量添加し
たシすることが行なわれている。しかしながら、組成を
変えることによってガラス化範囲から外れたシ、例え安
定なガラスであっても信頼性、耐薬品性、熱膨張係数等
の他の必要とする特性が悪化したシして、必ずしも界面
電荷密度を自由に制御することができなかった。特に、
前述したS 102−P bo−ZnO−RO系のガラ
ス組成物は高信頼と耐薬品性の両者を満足するものであ
るため、これら特性を損なわずに組成比を変えて界面電
荷密度を制御することは困難であった。
本発明はS i O2”Pb o −Z no−RO系
のガラス組成において、その組成比を変えずに、つまシ
耐薬品性、初期電気特性(信頼性)、シリコンに近い熱
膨張性等を損なうことなく界面電荷密度を制御し得る半
導体被覆用ガラス組成物の製造方法を提供しようとする
ものである。
のガラス組成において、その組成比を変えずに、つまシ
耐薬品性、初期電気特性(信頼性)、シリコンに近い熱
膨張性等を損なうことなく界面電荷密度を制御し得る半
導体被覆用ガラス組成物の製造方法を提供しようとする
ものである。
本発明はAt2033〜8重量饅、510235〜45
重量%、zn010〜30重量%、Pb05〜30重量
%、B2031〜10重量%及びRO(但しRはアルカ
リ土類金属)の組成からなるガラス原料を溶融するに際
し、該ガラス原料に硝酸塩を硝酸イオンに換算して1〜
10重i/に%添加して溶融することを特徴とするもの
である。
重量%、zn010〜30重量%、Pb05〜30重量
%、B2031〜10重量%及びRO(但しRはアルカ
リ土類金属)の組成からなるガラス原料を溶融するに際
し、該ガラス原料に硝酸塩を硝酸イオンに換算して1〜
10重i/に%添加して溶融することを特徴とするもの
である。
本発明のガラス原料は耐薬品性が極めて高いにもかかわ
らず、電気特性、とpわけ温度に対する安定性が良好で
あることである。例えば、2倍にうすめた硝酸水溶液に
80℃で5分間浸漬しても全く変質が見られず、かつシ
リコン基板上にガラスの薄い層を形成させ、Atなどの
電極をその上に形成させた、いわゆるMIS素子を製作
し、1.7 X 105V/cmの印加電圧を175℃
で10時間処理した場合の界面電荷の変動量は5− 2X10 、に肩以下で・ある。従来知られているケ
イ酸鉛系ガラスでは上記耐酸性テストは満足できるが、
界面電荷の評価では、高々120℃の処理で10 ”7
cm以上になってしまう。また、ホウ酸ガラスでは上記
の界面チャージテストは満足するが、耐酸性テストでは
1秒間の浸漬で1μm以上エツチングされてしまう。
らず、電気特性、とpわけ温度に対する安定性が良好で
あることである。例えば、2倍にうすめた硝酸水溶液に
80℃で5分間浸漬しても全く変質が見られず、かつシ
リコン基板上にガラスの薄い層を形成させ、Atなどの
電極をその上に形成させた、いわゆるMIS素子を製作
し、1.7 X 105V/cmの印加電圧を175℃
で10時間処理した場合の界面電荷の変動量は5− 2X10 、に肩以下で・ある。従来知られているケ
イ酸鉛系ガラスでは上記耐酸性テストは満足できるが、
界面電荷の評価では、高々120℃の処理で10 ”7
cm以上になってしまう。また、ホウ酸ガラスでは上記
の界面チャージテストは満足するが、耐酸性テストでは
1秒間の浸漬で1μm以上エツチングされてしまう。
このように本発明のガラス原料が高特性を示す理由は、
ガラス中の8102濃度が高く、かつpbo濃度が低い
組成で安定したガラスの組成を見い出したことにある。
ガラス中の8102濃度が高く、かつpbo濃度が低い
組成で安定したガラスの組成を見い出したことにある。
耐酸性を向上させるには、ガラス中の8i0□濃度を高
くする、例えば50モルチ付近又はそれ以上にする必要
がある。
くする、例えば50モルチ付近又はそれ以上にする必要
がある。
しかし、ZnO−B2O3’S 102系のガラスでは
810□を高々20重量%、モル濃度で約25チ程度で
ガラス化範囲からはずれる。このため、5IO250モ
ルチ付近以上まで安定々ガラス全形成するにはどうして
もZnOの大部分¥r PbOで置き換える必要があっ
た。しかし、このようにすると基本組成が8102−P
bO−B203系になってしまい電6− 気持性の温度安定性が損なわれる。
810□を高々20重量%、モル濃度で約25チ程度で
ガラス化範囲からはずれる。このため、5IO250モ
ルチ付近以上まで安定々ガラス全形成するにはどうして
もZnOの大部分¥r PbOで置き換える必要があっ
た。しかし、このようにすると基本組成が8102−P
bO−B203系になってしまい電6− 気持性の温度安定性が損なわれる。
そこで、本発明はBaO、SrO、CaOなどのアルカ
リ土類金属酸化物音もう一つのガラス成分として配合す
ることによって前記相反する事象を解消した。アルカリ
土類金属酸化物を一成分とした高SiO2濃度のガラス
は公知である。しかし、この系のガラス組成物は熱膨張
係数が極めて大きくなるため、シリコンへの被覆が事実
上不可能となること、良好な素子特性が得られないこと
などによシ、これまで半導体被覆用のガラスとしては使
用されていなかった。これに対し本発明はアルカリ土類
金属酸化物の配合量や配合比などを最適化し、電気特性
に悪影響を与えない範囲でpbo ’e配合し、その他
B2O3やAt20.などのを添加すると共にその配合
量を規制することによって、ZnOが10〜30重量%
高いにもかかわらず、SiO2濃度が35〜45重量%
と高濃度まで安定的に配合でき、しかも熱膨張係数が5
X1o /’C以下で、シリコンとの接着が充分可能な
既述した優れた諸物件を有するに至ったものである。
リ土類金属酸化物音もう一つのガラス成分として配合す
ることによって前記相反する事象を解消した。アルカリ
土類金属酸化物を一成分とした高SiO2濃度のガラス
は公知である。しかし、この系のガラス組成物は熱膨張
係数が極めて大きくなるため、シリコンへの被覆が事実
上不可能となること、良好な素子特性が得られないこと
などによシ、これまで半導体被覆用のガラスとしては使
用されていなかった。これに対し本発明はアルカリ土類
金属酸化物の配合量や配合比などを最適化し、電気特性
に悪影響を与えない範囲でpbo ’e配合し、その他
B2O3やAt20.などのを添加すると共にその配合
量を規制することによって、ZnOが10〜30重量%
高いにもかかわらず、SiO2濃度が35〜45重量%
と高濃度まで安定的に配合でき、しかも熱膨張係数が5
X1o /’C以下で、シリコンとの接着が充分可能な
既述した優れた諸物件を有するに至ったものである。
しかして、本発明は上述した組成のガラス原料に硝酸塩
を硝酸イオンの換算で所定量添加して溶融することによ
って、何んらガラス原料の組成比を変えることなく、勿
論その種々の特性を阻害することなく半導体素子への被
覆に際し界面電荷密度を減少できる半導体被覆用ガラス
組成物全製造し得る方法を見い出した。
を硝酸イオンの換算で所定量添加して溶融することによ
って、何んらガラス原料の組成比を変えることなく、勿
論その種々の特性を阻害することなく半導体素子への被
覆に際し界面電荷密度を減少できる半導体被覆用ガラス
組成物全製造し得る方法を見い出した。
なお、上述した組成のガラスで充分に電気特性に耐える
が、更にB120s P CeC)2 p In2O5
eMn02 t P2O5* 8b205 y Ta2
O,I V2O5* Y2O5*WO、MoO、ZrO
及びNb2O5の少なくとも15 5
2 種を2重量−以下配合することによって、電気特性、特
に熱的な安定性を向上できる。
が、更にB120s P CeC)2 p In2O5
eMn02 t P2O5* 8b205 y Ta2
O,I V2O5* Y2O5*WO、MoO、ZrO
及びNb2O5の少なくとも15 5
2 種を2重量−以下配合することによって、電気特性、特
に熱的な安定性を向上できる。
次に、本発明方法に用いるガラス原料の各成分割合を限
定した理由を以下に述べる。
定した理由を以下に述べる。
i) ht2o3
ht2o5は耐薬品性の向上、分相抑制に寄与するもの
であシ、その量全3重i%未満にすると、ガラス組成物
の分相、失透を招き、かといってその量が8重量%を越
えると、ガラス組成物の溶融温度が著しく高くなル、被
膜形成が困難となると共にシリコンとの界面の負電荷が
多くなυ過ぎ、逆方向電圧印加時の漏れ電流が許容限界
を越える。
であシ、その量全3重i%未満にすると、ガラス組成物
の分相、失透を招き、かといってその量が8重量%を越
えると、ガラス組成物の溶融温度が著しく高くなル、被
膜形成が困難となると共にシリコンとの界面の負電荷が
多くなυ過ぎ、逆方向電圧印加時の漏れ電流が許容限界
を越える。
ii) 5so2
Sin2は耐薬品性向上に必要な成分であり、その量を
35重量%未満にすると、耐薬品性の向上化が充分期待
できず、一方その量が45重量%越えると、溶融温度が
著しく高くな)過ぎ、被膜形成が困難となり、更にガラ
ス組成物の分相、失透を誘引する。
35重量%未満にすると、耐薬品性の向上化が充分期待
できず、一方その量が45重量%越えると、溶融温度が
著しく高くな)過ぎ、被膜形成が困難となり、更にガラ
ス組成物の分相、失透を誘引する。
1ll) ZnO
ZnOは電気特性の向上、及び溶融温度の低下に寄与す
るものである。Zn0O量を10重量%未満にすると、
電気特性の向上化、溶融温度の低減化を充分発揮できず
、一方その量が30重量%t−越えると、ガラス組成物
の失透化が増大して不安定となる。
るものである。Zn0O量を10重量%未満にすると、
電気特性の向上化、溶融温度の低減化を充分発揮できず
、一方その量が30重量%t−越えると、ガラス組成物
の失透化が増大して不安定となる。
9−
iV) pb。
pbo Fi電気特性の向上とガラスの低融化、安定化
に寄与する成分である。pboO量を5重量%未満にす
ると、pboの配合による効果が充分期待できず、かと
いってその量が30重量%を越えると、ガラス組成物の
電気特性の低下、特に温度に対する安定性が損なわれる
。
に寄与する成分である。pboO量を5重量%未満にす
ると、pboの配合による効果が充分期待できず、かと
いってその量が30重量%を越えると、ガラス組成物の
電気特性の低下、特に温度に対する安定性が損なわれる
。
v)B203
B203はガラス組成物の低融化、安定化に寄与する成
分である。B20.の量を1重量%未満にすると所期の
目的である低融化、安定化の効果充分発揮できず、かと
いって10重量%’に越えると、ガラス組成物の分相と
結晶化を招く。
分である。B20.の量を1重量%未満にすると所期の
目的である低融化、安定化の効果充分発揮できず、かと
いって10重量%’に越えると、ガラス組成物の分相と
結晶化を招く。
VD RO(BaO−MgOe SrOt Cab)
アルカリ土類金属酸化物はガラス組成物の安定化と電気
特性の向上に寄与する。ROO量を3重量−未満にする
と、逆方向漏れ電流が大きくなり、かといって15重量
%ヲ越えると、ガラス組成物中の熱膨張係数が太きくな
ると共に、溶融温度が著しく高くなシ、ガラスの製造や
シ10− リコンへの被覆が困難となる。特に、ROとしてBaO
f必須成分として配合すれば、電気特性をよシ効果的に
改善できる。
アルカリ土類金属酸化物はガラス組成物の安定化と電気
特性の向上に寄与する。ROO量を3重量−未満にする
と、逆方向漏れ電流が大きくなり、かといって15重量
%ヲ越えると、ガラス組成物中の熱膨張係数が太きくな
ると共に、溶融温度が著しく高くなシ、ガラスの製造や
シ10− リコンへの被覆が困難となる。特に、ROとしてBaO
f必須成分として配合すれば、電気特性をよシ効果的に
改善できる。
VID B12O3+ CeO21In2O,t M
nO2y P2O5゜5b205 * TazOs l
V2O5r Y2O5+WOs + MoO3+zr
O2Nb203 これらの成分は電気特性全史に向上させるのに寄与する
。また、これらの成分の配合によって逆方向漏れ電流の
減少、BT%性の向上が見られるが、その量(又は2種
以上の量)が2重量%ffi越えると、反対に逆方向漏
れ電流の増加やガラス組成物の失透會招く。
nO2y P2O5゜5b205 * TazOs l
V2O5r Y2O5+WOs + MoO3+zr
O2Nb203 これらの成分は電気特性全史に向上させるのに寄与する
。また、これらの成分の配合によって逆方向漏れ電流の
減少、BT%性の向上が見られるが、その量(又は2種
以上の量)が2重量%ffi越えると、反対に逆方向漏
れ電流の増加やガラス組成物の失透會招く。
次に、本発明方法全詳細に説明する。
まず、高純度シリカ、アルミナ、ホウ酸、亜鉛華炭酸バ
リウム、炭酸ストロンチウム、鉛丹、その他金属酸化物
全目標組成となるように秤量、混合してガラス原料を調
整する。つづいて、このガラス原料に硝酸塩を硝酸イオ
ン換算にて1〜10重量%添加する。ここに用いる硝酸
塩としては、例えば硝酸マグネシウム、硝酸カルシウム
、硝酸ストロンチウム、硝酸バリウム、硝酸亜鉛、硝酸
アルミニウム、硝酸鉛等を挙げることができる。但し、
硝酸塩の添加によりそれを構成する金属(マグネシウム
等)によって前記原料中の酸化物成分のバランスがくず
れる場合、その硝酸塩の添加に応じて酸化物成分の他の
原料の配合量を減少させることが望ましい。特に硝酸塩
の中で硝酸バリウムは潮解性がなく取扱い易いため有効
である。硝酸塩の添加量を上記範囲に限定した理由は、
その添加量を硝酸イオン換算で1重葉係未満にすると、
被覆時の界面電荷密度の減少を達成できず、かといって
10重量%を越えるとガラスの均質性を阻害するからで
ある。次いで、硝酸塩を添加したガラス原料上例えば白
金ルツビに入れ電気炉等で1400℃以上の温度下にて
溶融、攪拌して半導体被覆用ガラス組成物を製造する。
リウム、炭酸ストロンチウム、鉛丹、その他金属酸化物
全目標組成となるように秤量、混合してガラス原料を調
整する。つづいて、このガラス原料に硝酸塩を硝酸イオ
ン換算にて1〜10重量%添加する。ここに用いる硝酸
塩としては、例えば硝酸マグネシウム、硝酸カルシウム
、硝酸ストロンチウム、硝酸バリウム、硝酸亜鉛、硝酸
アルミニウム、硝酸鉛等を挙げることができる。但し、
硝酸塩の添加によりそれを構成する金属(マグネシウム
等)によって前記原料中の酸化物成分のバランスがくず
れる場合、その硝酸塩の添加に応じて酸化物成分の他の
原料の配合量を減少させることが望ましい。特に硝酸塩
の中で硝酸バリウムは潮解性がなく取扱い易いため有効
である。硝酸塩の添加量を上記範囲に限定した理由は、
その添加量を硝酸イオン換算で1重葉係未満にすると、
被覆時の界面電荷密度の減少を達成できず、かといって
10重量%を越えるとガラスの均質性を阻害するからで
ある。次いで、硝酸塩を添加したガラス原料上例えば白
金ルツビに入れ電気炉等で1400℃以上の温度下にて
溶融、攪拌して半導体被覆用ガラス組成物を製造する。
なお、上述した方法で得たガラス組成物を半導体に被覆
するには、ガラス組成物を水砕、水冷ローラ等で粗粉し
、更にボールミル等で粉砕した俵、適当な粒度に篩分け
、この粉末を電着法、沈降法、ドクターグレード法等で
半導体素子上に塗布し、ひきつづき焼成して緻密化する
。
するには、ガラス組成物を水砕、水冷ローラ等で粗粉し
、更にボールミル等で粉砕した俵、適当な粒度に篩分け
、この粉末を電着法、沈降法、ドクターグレード法等で
半導体素子上に塗布し、ひきつづき焼成して緻密化する
。
次に、本発明の詳細な説明する。
実施例1〜12
まず、下記第1表に示す組成割合の異々る12種のガラ
スを用意した。これらのガラスには原料に硝酸バリウム
(i7Bao換算で3重量%夫夫添加した。電気炉内の
白金ルツボに各原料を夫々収容し、1420℃で3時間
溶融した。
スを用意した。これらのガラスには原料に硝酸バリウム
(i7Bao換算で3重量%夫夫添加した。電気炉内の
白金ルツボに各原料を夫々収容し、1420℃で3時間
溶融した。
得られた各ガラスについて熱膨張係数、耐薬品性、素子
に被覆した際の素子の耐圧、漏れ電流、並びに界面電荷
密度を調べた。その結果を下記第2表〜第4表に示す。
に被覆した際の素子の耐圧、漏れ電流、並びに界面電荷
密度を調べた。その結果を下記第2表〜第4表に示す。
また、各表には第1表と同組成で硝酸塩を添加しない以
外同様に製造されたガラスの特性を比較例として併記す
る。
外同様に製造されたガラスの特性を比較例として併記す
る。
なお、熱膨張係数、耐薬品性、耐圧、漏れ電流並びに界
面電荷密度は次のような試験によシ求めた。
面電荷密度は次のような試験によシ求めた。
13−
(1)熱膨張係数
干渉膨張計を使用して100〜300℃の温度下での平
均熱膨張係数を測定した。
均熱膨張係数を測定した。
(2)耐薬品性
ガラス組成物の塊りの一面を鏡面研摩し、その半面をエ
ポキシ樹脂もしくはアビニシンワックスで被った後、第
2表に示す薬品中で裸面のエツチングを行ない、被覆面
との段差からガラス組成物のエツチング深さを求め、耐
薬品性として評価した。
ポキシ樹脂もしくはアビニシンワックスで被った後、第
2表に示す薬品中で裸面のエツチングを行ない、被覆面
との段差からガラス組成物のエツチング深さを求め、耐
薬品性として評価した。
(3)初期電気特性
、rj−ルミルで粉砕し、325メツシユの篩を通過し
た各ガラス粉を図に示す如くシリコンダイオード素子1
のpn接合部に塗布し、700〜820℃で焼成してガ
ラス被覆2を形成し、更に該素子1の上面にAI!電極
3を形成した後、その下面に半田電極4を形成しメサ型
ダイオードを製作した。そして、これらダイオードの耐
圧(ブレークダウンが生じる電圧値)、並びに逆方向に
600■の電圧を印加した時の漏れ電流を求め、第3表
に示した。
た各ガラス粉を図に示す如くシリコンダイオード素子1
のpn接合部に塗布し、700〜820℃で焼成してガ
ラス被覆2を形成し、更に該素子1の上面にAI!電極
3を形成した後、その下面に半田電極4を形成しメサ型
ダイオードを製作した。そして、これらダイオードの耐
圧(ブレークダウンが生じる電圧値)、並びに逆方向に
600■の電圧を印加した時の漏れ電流を求め、第3表
に示した。
−倉Y〜・−を−糾張]1数
(4) 界面電荷密度
各ガラスをボールミルで粉砕し、325メツシーの篩を
通過させ、更にこれら粉末を粉砕した後、比抵抗3.5
〜5.5bのn型シリコンウェハ上に沈降法により付着
させ、酸素気流中、810℃で15分間焼成してガラス
被覆を形成し、ひきつづき該ガラス被覆上に0.5−の
アルミニウム電極をマスク蒸着してアルミニラ砂うス/
シリコン構造のMI8バラクダイオードを製作した。
通過させ、更にこれら粉末を粉砕した後、比抵抗3.5
〜5.5bのn型シリコンウェハ上に沈降法により付着
させ、酸素気流中、810℃で15分間焼成してガラス
被覆を形成し、ひきつづき該ガラス被覆上に0.5−の
アルミニウム電極をマスク蒸着してアルミニラ砂うス/
シリコン構造のMI8バラクダイオードを製作した。
これらMIS素子のC−■特性からガラスとシリコンの
界面電荷密度を求め、第4表に示した。
界面電荷密度を求め、第4表に示した。
第1表
15−
第2表
19−
16−
第 3 表
19−
第 4 表
上記第2表及び第39表から明らかな如く、本発明方法
によし得られたガラス組成物は同組成で硝酸塩無添加の
ガラス組成物と同様熱膨張係数が5×10″″7/℃以
下とシリコン半導体への被覆が可能で、かつ耐薬品性に
優れ、更に耐圧、漏れ電流についても規格値(耐圧65
0V、漏れ電流10100O) f十分満足しているこ
とがわかる。
によし得られたガラス組成物は同組成で硝酸塩無添加の
ガラス組成物と同様熱膨張係数が5×10″″7/℃以
下とシリコン半導体への被覆が可能で、かつ耐薬品性に
優れ、更に耐圧、漏れ電流についても規格値(耐圧65
0V、漏れ電流10100O) f十分満足しているこ
とがわかる。
また、本発明のガラス組成物(実施例1〜12)は同組
成で硝酸塩無添加のガラス組成物(比較例1〜12)に
比べて界面電荷密度ヲ差ないし約1桁減少できることが
わかる。
成で硝酸塩無添加のガラス組成物(比較例1〜12)に
比べて界面電荷密度ヲ差ないし約1桁減少できることが
わかる。
以上詳述した如く、本発明によれば810□−pbo−
ZnO−RO系のガラス組成において、その組成比を変
えずに、それ自体の耐薬品性、初期電気特性(信頼性)
、シリコンに近い熱膨張性等を損なうことなく半導体素
子への被覆時の界面電荷密度を減少でき、もって半導体
の高耐化、保膿効果を長期間安定に発揮し得るガラス組
成物の製造方法全提供できるものである。
ZnO−RO系のガラス組成において、その組成比を変
えずに、それ自体の耐薬品性、初期電気特性(信頼性)
、シリコンに近い熱膨張性等を損なうことなく半導体素
子への被覆時の界面電荷密度を減少でき、もって半導体
の高耐化、保膿効果を長期間安定に発揮し得るガラス組
成物の製造方法全提供できるものである。
図はガラス膜の電気特性を評価するのに用いたメサ型ダ
イオードの概略図である。 1・・・シリコンダイオード素子、2・・・ガラス膜、
3・・・アルミニウム電極、4・・・半田電極。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦−2〜−
イオードの概略図である。 1・・・シリコンダイオード素子、2・・・ガラス膜、
3・・・アルミニウム電極、4・・・半田電極。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦−2〜−
Claims (2)
- (1)At2053〜8重量%、5I0235〜45重
量%、znO10〜30重量係、PbO3〜30重量%
、B2031〜10重量俤及びRO(但しRはアルカリ
土類金属)3〜15重量%の組成からなるガラス原料を
溶融するに際し、該ガラス原料に硝酸塩を硝酸イオンに
換算して1〜10重量%添加して溶融することを特徴と
する半導体被覆用ガラス組成物の製造方法。 - (2) ガラス原料にB12O3* C602a I
n2O3lMnO2r P2O5* 5b2051 T
a205 * Y2O3r WO5rMo03 + Z
rO2及びNb2O5のうちの少なくとも1種を2重量
%以下配合したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の半導体被覆用ガラス組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7275482A JPS58190836A (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | 半導体被覆用ガラス組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7275482A JPS58190836A (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | 半導体被覆用ガラス組成物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58190836A true JPS58190836A (ja) | 1983-11-07 |
| JPS6238302B2 JPS6238302B2 (ja) | 1987-08-17 |
Family
ID=13498452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7275482A Granted JPS58190836A (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | 半導体被覆用ガラス組成物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58190836A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101962772A (zh) * | 2009-07-24 | 2011-02-02 | 浙江帅康电气股份有限公司 | 一种铸铁搪瓷燃烧器及其制备工艺 |
| WO2014155739A1 (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-02 | 新電元工業株式会社 | 半導体接合保護用ガラス組成物、半導体装置の製造方法及び半導体装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002261269A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | メサ型半導体装置の製造方法 |
-
1982
- 1982-04-30 JP JP7275482A patent/JPS58190836A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101962772A (zh) * | 2009-07-24 | 2011-02-02 | 浙江帅康电气股份有限公司 | 一种铸铁搪瓷燃烧器及其制备工艺 |
| WO2014155739A1 (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-02 | 新電元工業株式会社 | 半導体接合保護用ガラス組成物、半導体装置の製造方法及び半導体装置 |
| US9236318B1 (en) | 2013-03-29 | 2016-01-12 | Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. | Glass composition for protecting semiconductor junction, method of manufacturing semiconductor device and semiconductor device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6238302B2 (ja) | 1987-08-17 |
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