JPS5837375B2 - 高飽和磁束密度高硬度高透磁率磁性合金 - Google Patents
高飽和磁束密度高硬度高透磁率磁性合金Info
- Publication number
- JPS5837375B2 JPS5837375B2 JP55029516A JP2951680A JPS5837375B2 JP S5837375 B2 JPS5837375 B2 JP S5837375B2 JP 55029516 A JP55029516 A JP 55029516A JP 2951680 A JP2951680 A JP 2951680A JP S5837375 B2 JPS5837375 B2 JP S5837375B2
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- magnetic flux
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- saturation magnetic
- magnetic
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、主として高保磁カメタルテープ対応磁気へ
ッドコア用材料として使用される高飽和磁束密度高硬度
高透磁率磁性合金に関する。
ッドコア用材料として使用される高飽和磁束密度高硬度
高透磁率磁性合金に関する。
オーディオ用磁気テープは薄い磁性層から大きな記録信
号を取り出すために高残留磁化、記録密度をあげるため
に高保磁力を具備するメタルテープが主流になりつつあ
る。
号を取り出すために高残留磁化、記録密度をあげるため
に高保磁力を具備するメタルテープが主流になりつつあ
る。
そのため、磁気ヘッドの磁気飽和が問題となり、飽和磁
束密度の高いコア材料が必要となる。
束密度の高いコア材料が必要となる。
市販されているメタルテープの保磁力は約1 0 0
0 0eあり、これに対応できるコア材料の飽和磁束密
度(ゴモールド前で最低7500Gが必要である。
0 0eあり、これに対応できるコア材料の飽和磁束密
度(ゴモールド前で最低7500Gが必要である。
一方、メタルテープの特徴の一つは高周波特性の良いこ
とであるが、それだけ電磁変換特性がテープの摺動によ
るヘッドの摩耗に対して敏感である。
とであるが、それだけ電磁変換特性がテープの摺動によ
るヘッドの摩耗に対して敏感である。
さらに、テープレコーダーは頭出し機構付きが普通とな
り、その場合テープ送り速度は約1 m/secと高速
であるため、磁気ヘッドの摩耗にとって苛酷である。
り、その場合テープ送り速度は約1 m/secと高速
であるため、磁気ヘッドの摩耗にとって苛酷である。
そのため、コア材料の耐摩耗化に対する要望が強くなっ
た。
た。
この要望に答えて、高飽和磁束密度、耐摩耗性を備えた
高透磁率磁性合金としてセンダスト合金が再評価されて
きた。
高透磁率磁性合金としてセンダスト合金が再評価されて
きた。
そしてセンダスト合金の薄板を液体急冷法によって作製
することも研究されているが、いまだに量産化すること
ができず、鋳物から切削と研削によってコア片を作製し
ており、どうしてもコスト高になる。
することも研究されているが、いまだに量産化すること
ができず、鋳物から切削と研削によってコア片を作製し
ており、どうしてもコスト高になる。
この発明は、かかる現状に鑑み、熱聞及び冷間匡延によ
って薄板を作ることができ、さらにその薄板を打抜きや
フォトエッチングでコア片に容易に加工できる高飽和磁
束密度高硬度高透磁率磁性合金を提案するものである。
って薄板を作ることができ、さらにその薄板を打抜きや
フォトエッチングでコア片に容易に加工できる高飽和磁
束密度高硬度高透磁率磁性合金を提案するものである。
すなわち、この発明は、重量比でニッケル78〜83%
、クロム0.1〜2.8%、ニオブ2.0〜3.0%と
チタニウム0.5〜2.0%のいずれか1種又はニオブ
とチタニウムを複合して2.0〜4.8%、べIJ I
Jウム0.01〜0.5%、残部鉄及び不可避的不純物
からなるか、あるいは前記合金に更にタングステン0.
1〜5.4%とモリブデン0.1〜4.0%の1種又は
2種を含有する高飽和磁束密度高硬度高透磁率磁性合金
を要旨とし、飽和磁束密度が7500G以上、ビツカー
ス硬さが150以上あることを特徴とする。
、クロム0.1〜2.8%、ニオブ2.0〜3.0%と
チタニウム0.5〜2.0%のいずれか1種又はニオブ
とチタニウムを複合して2.0〜4.8%、べIJ I
Jウム0.01〜0.5%、残部鉄及び不可避的不純物
からなるか、あるいは前記合金に更にタングステン0.
1〜5.4%とモリブデン0.1〜4.0%の1種又は
2種を含有する高飽和磁束密度高硬度高透磁率磁性合金
を要旨とし、飽和磁束密度が7500G以上、ビツカー
ス硬さが150以上あることを特徴とする。
この発明における磁性合金の化学成分を限定したのは次
の理由による。
の理由による。
ニッケルは78%未満ではモールドlこよる磁気特性の
劣化が大きく、又83%を超えるとモールド前の磁気特
性及びモールド後の実効比透磁率μe ( 1 0 0
KHz)が悪くなるため78〜83%とする。
劣化が大きく、又83%を超えるとモールド前の磁気特
性及びモールド後の実効比透磁率μe ( 1 0 0
KHz)が悪くなるため78〜83%とする。
クロムは磁気特性を向上させるのに有効であるが、0.
1%未満では、その添加効果がみられず、又2.8%を
超えると、飽和磁束密度BIOが7500Gに達せず、
メタルテープ用磁気へッドコア材としては使用できない
。
1%未満では、その添加効果がみられず、又2.8%を
超えると、飽和磁束密度BIOが7500Gに達せず、
メタルテープ用磁気へッドコア材としては使用できない
。
ニオブとチタニウムは耐摩耗性を向上させるのに有効で
あるが、単独含有の場合ニオブ20%未満、チタニウム
0.5未満、複合含有の場合2.0%未満ではピツカー
ス硬度が150に達せず添加効果が十分あがらず、又単
独含有の場合ニオブ3.0%、チタニウム2.0%、複
合含有の場合4.8%をそれぞれ超えると磁気特性が悪
くなるから望ましくない。
あるが、単独含有の場合ニオブ20%未満、チタニウム
0.5未満、複合含有の場合2.0%未満ではピツカー
ス硬度が150に達せず添加効果が十分あがらず、又単
独含有の場合ニオブ3.0%、チタニウム2.0%、複
合含有の場合4.8%をそれぞれ超えると磁気特性が悪
くなるから望ましくない。
べIJ IJウムは耐摩耗性の向上に有効であるが、0
.01%未満ではその効果があがらず、0.5%を超え
ると磁気特性が悪くなるため0.01〜0.5%とする
。
.01%未満ではその効果があがらず、0.5%を超え
ると磁気特性が悪くなるため0.01〜0.5%とする
。
タングステン、モリブデンはクロムと同様に磁気特性を
向上させるが、クロムは飽和磁束密度を低下させる。
向上させるが、クロムは飽和磁束密度を低下させる。
しかしタングステン、モリブデンはクロムほどには飽和
磁束密度を低下させない。
磁束密度を低下させない。
タングステン0.1%未満、モリブデン0.1%未満で
は磁気特性を向上させる効果がなく、又タングステン5
.4%、モリブデン4.0%をそれぞれ超えると飽和磁
束密度の低下が甚しく好ましくない。
は磁気特性を向上させる効果がなく、又タングステン5
.4%、モリブデン4.0%をそれぞれ超えると飽和磁
束密度の低下が甚しく好ましくない。
次に、この発明の実施例について説明する。
第1表に化学戒分を示した合金を高周波真空溶解炉で溶
製しインゴットとした。
製しインゴットとした。
このインゴツ1・に熱間正延及び冷間玉延を施して厚さ
0. 1 mmの冷延板を作った。
0. 1 mmの冷延板を作った。
これらの冷延板から外径10mm、内径61rL7ft
の磁気特性測定用試験片及びビツカース硬さ試験片を作
製した。
の磁気特性測定用試験片及びビツカース硬さ試験片を作
製した。
これらの試験片は1100°Cの水素ガス雰囲気の炉中
で3時間加熱した後、600゜Cまで炉中冷却し、60
0℃から400℃の温度範囲を100’C/h 、4
0 0 ’C/hの2種類の冷却速度で冷却し、さらに
400℃から300℃まで再び炉中冷却し、以降炉外で
放冷した。
で3時間加熱した後、600゜Cまで炉中冷却し、60
0℃から400℃の温度範囲を100’C/h 、4
0 0 ’C/hの2種類の冷却速度で冷却し、さらに
400℃から300℃まで再び炉中冷却し、以降炉外で
放冷した。
これらの試験片についてビツカース硬さと磁気特性及び
熱硬化型エポキシ樹脂でモールドした後の磁気特性を測
定した。
熱硬化型エポキシ樹脂でモールドした後の磁気特性を測
定した。
その結果を第2表に示す。磁気特性は直流磁気特性とし
て磁化力1,OOeにおける飽和磁束密度Bto(G)
と保磁力Hc ( Oe )、交流磁気特性として周波
数がIKHz及び1 0 0KHzでの実効比透磁率μ
e(IKHz)、μe(100KHz)を掲げた。
て磁化力1,OOeにおける飽和磁束密度Bto(G)
と保磁力Hc ( Oe )、交流磁気特性として周波
数がIKHz及び1 0 0KHzでの実効比透磁率μ
e(IKHz)、μe(100KHz)を掲げた。
合金/l61及び4は、この発明の代表例であるが、飽
和磁束密度B1oは7600G以上、ビツカース硬さH
vLtl55〜165であり、メタルテープ用磁気へッ
ドコア材料として十分使用できる。
和磁束密度B1oは7600G以上、ビツカース硬さH
vLtl55〜165であり、メタルテープ用磁気へッ
ドコア材料として十分使用できる。
さらに磁気ヘッドの感度、バイアス電流及び帯磁ノイズ
に関連する磁気特性を表わす実効比透磁率μe(IKH
z)、μe( 1 0 0 KHz )及び保磁力Hc
も従来のノーマルテープ用磁気へッドコア用パーマロイ
と同一レベルであるから、テープレコーダーの電気回路
を変更する必要もない。
に関連する磁気特性を表わす実効比透磁率μe(IKH
z)、μe( 1 0 0 KHz )及び保磁力Hc
も従来のノーマルテープ用磁気へッドコア用パーマロイ
と同一レベルであるから、テープレコーダーの電気回路
を変更する必要もない。
一方熱処理における冷却速度の変化に対して磁気特性は
比較的鈍感であるので、熱処理による磁気特性のばらつ
きも少ないことがわかる。
比較的鈍感であるので、熱処理による磁気特性のばらつ
きも少ないことがわかる。
又ビツカース硬さが150以上あり機械的強度が大きい
のでコアとして変形が少なく、ヘッド組立工程での磁気
特性のばらつきが少ないことが期待できる。
のでコアとして変形が少なく、ヘッド組立工程での磁気
特性のばらつきが少ないことが期待できる。
上記のことは他の実施例においてもいえることである。
又磁気特性を向上させる元素としてはクロムのほか、タ
ングステンを添加した合金47、モリブデンを添加した
合金/l68があり、さらに複合添加した合金/166
,9があるが、いずれもクロムの場合と同様の効果があ
ることがわかる。
ングステンを添加した合金47、モリブデンを添加した
合金/l68があり、さらに複合添加した合金/166
,9があるが、いずれもクロムの場合と同様の効果があ
ることがわかる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量比で、ニッケル78〜83%、クロム0.1〜
2.8%、ニオブ2.0〜3.0%とチタニウム0.5
〜2.0%のうち1種又は2種、ただし2種の場合は合
計で2.0〜4.8%、べIJ IJウム0.01〜0
.5%、残部鉄及び不可避的不純物からなる飽和磁束密
度が7500ガウス以上、ビツカース硬さが150以上
を有することを特徴とする高飽和磁束密度高硬度高透磁
率磁性合金。 2 重量比で、ニッケル78〜83%、クロム0.1〜
2.8%、及びタングステン0.1〜5.4%とモリブ
デン0.1〜40%の1種又は2種、ニオブ2,0〜3
.0%とチタニウム0.5〜2.0%の1種又は2種、
ただし2種の場合は合計で2.0〜4.8%、べIJ
IJウム0.01〜0.5%、残部鉄及び不可避的不純
物よりなる飽和磁束密度が7500ガウス以上、ビツカ
ース硬さ150以上を有することを特徴とする高飽和磁
束密度高硬度高透磁率磁性合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55029516A JPS5837375B2 (ja) | 1980-03-07 | 1980-03-07 | 高飽和磁束密度高硬度高透磁率磁性合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55029516A JPS5837375B2 (ja) | 1980-03-07 | 1980-03-07 | 高飽和磁束密度高硬度高透磁率磁性合金 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56127745A JPS56127745A (en) | 1981-10-06 |
| JPS5837375B2 true JPS5837375B2 (ja) | 1983-08-16 |
Family
ID=12278255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55029516A Expired JPS5837375B2 (ja) | 1980-03-07 | 1980-03-07 | 高飽和磁束密度高硬度高透磁率磁性合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5837375B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS552455B2 (ja) * | 1973-05-17 | 1980-01-21 | ||
| JPS5716177B2 (ja) * | 1973-10-03 | 1982-04-03 |
-
1980
- 1980-03-07 JP JP55029516A patent/JPS5837375B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56127745A (en) | 1981-10-06 |
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