JPS5837253B2 - モナズ石よりトリウムを分離する方法 - Google Patents
モナズ石よりトリウムを分離する方法Info
- Publication number
- JPS5837253B2 JPS5837253B2 JP54080607A JP8060779A JPS5837253B2 JP S5837253 B2 JPS5837253 B2 JP S5837253B2 JP 54080607 A JP54080607 A JP 54080607A JP 8060779 A JP8060779 A JP 8060779A JP S5837253 B2 JPS5837253 B2 JP S5837253B2
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- JP
- Japan
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- thorium
- monazite
- hydrochloric acid
- precipitate
- resin column
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はモナズ石よりトリウムを効率よく分離する力法
ｆこ関するものである。
ｆこ関するものである。
従来トリウムの精錬法としてはモナズ石を硫酸法または
カセイソーダ法によって処理し、希土とトリウムの分離
を行い、得られた粗トリウム化合物をさらに有機溶媒抽
出法、イオン交換法、選択沈殿法、選択溶解法、分別結
晶法などによって精製しているのが現状であり、簡単な
方法が望まれている。
カセイソーダ法によって処理し、希土とトリウムの分離
を行い、得られた粗トリウム化合物をさらに有機溶媒抽
出法、イオン交換法、選択沈殿法、選択溶解法、分別結
晶法などによって精製しているのが現状であり、簡単な
方法が望まれている。
本発明者は福島県石川産モナズ石からトリウムを純粋に
回収する方法を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、モナ
ズ石を硫酸法によって処理し、水酸化物の沈殿を作り、
その沈殿を塩酸に溶解した溶液を陽イオン交換樹脂で処
理することによりモナズ石より高純度トリウムを高収率
で得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
回収する方法を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、モナ
ズ石を硫酸法によって処理し、水酸化物の沈殿を作り、
その沈殿を塩酸に溶解した溶液を陽イオン交換樹脂で処
理することによりモナズ石より高純度トリウムを高収率
で得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、モナズ石を硫酸で加熱溶解し、アンモニア水
または水酸化ナトリウムを加え沈殿を作ると、鉄、アル
ミニウム、マンガン、希土、トリウムの水酸化物となる
ので沈殿済過を行い、その沈殿を塩酸に溶解し（塩酸濃
度４Ｎ以下）陽イオン交換樹脂柱で処理した後、４Ｎ塩
酸で樹脂柱を十分に洗浄した後、８Ｎ以上の塩酸でトリ
ウムを塩化トリウムとして溶出させ純粋なトリウムを回
収することができた。
または水酸化ナトリウムを加え沈殿を作ると、鉄、アル
ミニウム、マンガン、希土、トリウムの水酸化物となる
ので沈殿済過を行い、その沈殿を塩酸に溶解し（塩酸濃
度４Ｎ以下）陽イオン交換樹脂柱で処理した後、４Ｎ塩
酸で樹脂柱を十分に洗浄した後、８Ｎ以上の塩酸でトリ
ウムを塩化トリウムとして溶出させ純粋なトリウムを回
収することができた。
なお、トリウム以外の元素は４Ｎ塩酸１２ＣＶ（カラム
容積をＣＶで表わす）流すことにより樹脂柱から完全に
溶離させることができる。
容積をＣＶで表わす）流すことにより樹脂柱から完全に
溶離させることができる。
本発明で用いられる陽イオン交換樹脂としては、アンバ
ーライトＩＲ−１２０．Ｂ（商品名、米国、ローム・ア
ンド・ハース社製）、ダウエックス５０Ｗ−Ｘ８（商品
名、ダウケミカル社製）などが例としてあげられる。
ーライトＩＲ−１２０．Ｂ（商品名、米国、ローム・ア
ンド・ハース社製）、ダウエックス５０Ｗ−Ｘ８（商品
名、ダウケミカル社製）などが例としてあげられる。
８Ｎ以上の塩酸で溶離した溶出液にアンモニア水を加え
るとトリウムの水酸化物の沈殿ができるので、その沈殿
を焼或して塩化トリウムとして回収できる。
るとトリウムの水酸化物の沈殿ができるので、その沈殿
を焼或して塩化トリウムとして回収できる。
この力法はトリウムを含む鉱物として褐簾石があるが、
褐簾石を塩酸で加熱分解したものにも適用できる。
褐簾石を塩酸で加熱分解したものにも適用できる。
本発明力法によればモナズ石よりトリウムを高純度でか
つ高収率で分離回収することができ、また経済的であり
、工業的分離力法として好適である。
つ高収率で分離回収することができ、また経済的であり
、工業的分離力法として好適である。
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例
Ｓ ｉ０２７． ９ ７ ％ ｒ Ｆｅ２０３３．６
４％ ＋ ＡＩ２０３２．００％，Ｃａ００−３５％，
ＭｇＯ ０．２ ５％ ，Ｍｎ０１．２ １％， Ｐ
２０，１９．５ ５％， Ｎａ２０ ０．４ ６％，Ｋ
２ｏＯ−０ ９％， Ｃ ｅ２０３ ３９．０ ４％、
その他の希土酸化物３１．００％，ＴｈＯ２０３０％，
Ｉｇ．ｌｏｓｓ２．１０％の組或を有する福島県石川産
モナズ石２ｇをｉ ０ ０ ｍＡビーカーに採取し、濃
硫酸１０〜２０ｍｎを加えて加熱して分解させる。
４％ ＋ ＡＩ２０３２．００％，Ｃａ００−３５％，
ＭｇＯ ０．２ ５％ ，Ｍｎ０１．２ １％， Ｐ
２０，１９．５ ５％， Ｎａ２０ ０．４ ６％，Ｋ
２ｏＯ−０ ９％， Ｃ ｅ２０３ ３９．０ ４％、
その他の希土酸化物３１．００％，ＴｈＯ２０３０％，
Ｉｇ．ｌｏｓｓ２．１０％の組或を有する福島県石川産
モナズ石２ｇをｉ ０ ０ ｍＡビーカーに採取し、濃
硫酸１０〜２０ｍｎを加えて加熱して分解させる。
不溶残渣を済過し、炉液（こアンモニア水または水酸化
ナトリウムを加えて水酸化物の沈殿を作り、その沈殿を
塩酸に溶解し酸濃度を４Ｎ以下に保つ。
ナトリウムを加えて水酸化物の沈殿を作り、その沈殿を
塩酸に溶解し酸濃度を４Ｎ以下に保つ。
この塩酸溶液をアンバーライＩ−ＩＲ−１２０Ｂ（樹脂
量２０ｍ＠の陽イオン交換樹脂柱に流し、４Ｎ塩酸２４
０ｍｌ（ １２ＣＶ）で樹脂柱を洗浄後、８Ｎ塩酸１
０ ０ｍｌ（ ５ ＣＶ ）でトリウムを溶出させ、溶
出液にアンモニア水を加えてトリウムの水酸化物を沈殿
させた。
量２０ｍ＠の陽イオン交換樹脂柱に流し、４Ｎ塩酸２４
０ｍｌ（ １２ＣＶ）で樹脂柱を洗浄後、８Ｎ塩酸１
０ ０ｍｌ（ ５ ＣＶ ）でトリウムを溶出させ、溶
出液にアンモニア水を加えてトリウムの水酸化物を沈殿
させた。
この沈殿物を電気炉で焼成して純粋の酸化トリウムを得
ることができた。
ることができた。
この際の回収率は９９φであった。
Claims (1)
- １ モナズ石微粉砕物を加熱溶解したものに、アンモニ
ア水または水酸化ナ｝ ＩＪウムを加え水酸化物の沈殿
を作り、その沈殿を塩酸に溶解した溶液を陽イオン交換
樹脂柱で処理した後、４Ｎ塩酸で樹脂柱を十分に洗浄し
、８〜１２Ｎ塩酸で溶離させることを特徴とするモナズ
石よりトリウムを分離する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54080607A JPS5837253B2 (ja) | 1979-06-26 | 1979-06-26 | モナズ石よりトリウムを分離する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54080607A JPS5837253B2 (ja) | 1979-06-26 | 1979-06-26 | モナズ石よりトリウムを分離する方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS565334A JPS565334A (en) | 1981-01-20 |
| JPS5837253B2 true JPS5837253B2 (ja) | 1983-08-15 |
Family
ID=13723009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54080607A Expired JPS5837253B2 (ja) | 1979-06-26 | 1979-06-26 | モナズ石よりトリウムを分離する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5837253B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3605685A1 (en) | 2018-08-01 | 2020-02-05 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Solid oxide fuel cell and electrochemical cell |
| EP3605684A1 (en) | 2018-08-01 | 2020-02-05 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Solid oxide fuel cell and electrochemical cell |
-
1979
- 1979-06-26 JP JP54080607A patent/JPS5837253B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3605685A1 (en) | 2018-08-01 | 2020-02-05 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Solid oxide fuel cell and electrochemical cell |
| EP3605684A1 (en) | 2018-08-01 | 2020-02-05 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Solid oxide fuel cell and electrochemical cell |
| US11367890B2 (en) | 2018-08-01 | 2022-06-21 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Solid oxide fuel cell and electrochemical cell |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS565334A (en) | 1981-01-20 |
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