JPS5837116B2 - マニピユレ−タの操縦桿 - Google Patents

マニピユレ−タの操縦桿

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Publication number
JPS5837116B2
JPS5837116B2 JP9007279A JP9007279A JPS5837116B2 JP S5837116 B2 JPS5837116 B2 JP S5837116B2 JP 9007279 A JP9007279 A JP 9007279A JP 9007279 A JP9007279 A JP 9007279A JP S5837116 B2 JPS5837116 B2 JP S5837116B2
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JP
Japan
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joint
center
gravity
elbow
control stick
Prior art date
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JP9007279A
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JPS5615986A (en
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征二 川合
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、人間が操縦する形式のマニピュレータに関
するものであって、特に、力の感覚を有する双動形(パ
イラテアル)マニピュレータの操縦桿に関するものであ
る。
上記のごとき種類のマニピュレータは、特に原子力関係
を中心に開発されているものであるが、つぎのごとき理
由により、その実用化がきわめて困難なものとなってい
る。
すなわち、双動形マニピュレータの操縦桿(以下、マス
ターという)における作動関節が人間のそれに比較して
不自然なものになりがちで、しかも、力の感覚が弱過ぎ
たり、あるいは力の感覚が強いものの場合には操縦が重
くなったりしていたからである。
これらの原因は、マスター側に装備する力の感覚を発生
させるためのアクチュエータの取り付けが適切ではなく
、そのためにアンバランスを生じているところにある。
また、バランスをとるためのバランスウェイトをロープ
等で駆動しているので、損失が多く、そのために感覚の
秀れたものができなかったのもその原因の一つである。
以上のごとき諸理由により、従来の双動形マニュピレー
タの操縦桿は、その作動形態が人間の腕部のそれに比較
してアンバランスなものであったために、その作業性が
きわめて悪く満足できるものではなかったのである。
この発明は、上記従来の問題に鑑みなされたものであっ
て、人間の手首部から肩部までの各関節部の作動にきわ
めて近似した作動を行なうことができるようにしたマニ
ピュレータの操縦桿を提供しようとするものである。
以下、図面を用いテコの発明の実施例について詳細に説
明する。
なお、以下の説明において前後方向とは、第1図および
第2図における左右方向を、上下方向とは第2図におけ
る上下方向を指すものとする。
第1図、第2図において総括的に1で示すのは、双動形
マニュピレータの操縦桿(以下マスターという)で、図
において示すごとく、操縦者20手首部3から肩部4ま
での各関節部に相応させてつぎのごとくに構或してある
すなわち、5で示すのは指部関節で、いわゆる操縦者2
の指部に相当するもので、例えば第3図において示すご
とく、指部6をアクチュエータ7により水平方向に回動
駆動自在に構成し、指部6と指部8(第1図参照)とを
開閉作動することができるようになっている。
アクチュエータ7は、図示を省略しているモータ一部と
減速機、および回転位置検出器またはこれに相当する油
圧もしくは空圧の操作機器により構成されている。
指部6には、指部6とアクチュエータ7との重心9位置
がアクチュエータ7の軸心位置になるようにバランスウ
ェイト1oが設けてある11で示すのは、操縦者20手
首部3に相当する手首部関節で、例えば第4図において
示すごとく構成してある。
すなわち、図において12で示すのは筒状の手首部で、
この手首部12はその上部において指部関節5における
アクチュエータ7を固定するとともに、その下部に、手
首12を水平方向に回動作業するためのアクチュエータ
13を装着してある。
手首部12の長手方向の略中央部には、操縦者20指部
を挿通するための孔14が設けてある。
前記指部関節5における重心9は、手首部関節11にお
けるアクチュエータ13の回動軸線上にあり、この重心
9と手首部関節11における重心との合成重心15位置
は、アクチュエータ130回転軸線上に位置させるとと
もに、孔14の略中央位置となるように構成してある。
したがって、重心15は、操縦者2が孔14に指部を挿
通したときに、その手首部3の曲げ中心とほぼ一致する
ようになっている 16で示すのは、手首関節部11と接続して設けた肘部
関節で、操縦者2の腕部17における肘部に相当するも
のである。
肘部関節16は、例えば第5図において示すごとく構成
して設けてある。
すなわち、図において18で示すのは、前記アクチュエ
ータ13における固定部側を固定して取り付けた接手部
で、操従者2の腕部17と平行方向に設けてある。
この接手部18の後部は屈曲した屈曲部19としてあり
、この屈曲部19には、歯車20が軸受21を介して回
転自在に支承されている。
そして、この歯車2oの軸心部には、操縦者2の肘部を
挿通自在の孔22が貫通して設けてある。
また、前記重心15は、歯車2oの軸心上になるように
構成してある。
軸受21部には、取付台23を介してアクチュエータ2
4が固装して設けてあり、このアクチュエータ24の出
カ軸には、歯車20と噛合う歯車25が取り付けてある
アクチュエータ24の後方位置には、肘部関節16を折
り曲げ(肘曲げ)自在にするための支軸26が設けてあ
り、この支軸26には、肘曲げ作動時にバランスを維持
するためのバランスウェイト27,28が取り付けてあ
る。
バランスウェイト27,28の重心29、および歯車2
oの重心3o、アクチュエータ24と歯車25の重心3
1,さらに重心31を含むこれらの合成重心を32とし
、重心32と支軸26との間の距離をA、支軸26と重
心29との間の距離をB、重心2合と歯車25の軸心と
の間の距離をC、歯車25の軸心と重心32との間の距
離をDとするとき、これらの間にはつぎのごとき関係を
保持して構成してある。
すなわち、(重心32に作用する重量)XA一(重心2
9に作用する重量)×B1および、(重心32に作用す
る重量)XD=(重心29に作用する重量)×Cの関係
となるように溝成してある。
そして、上記関係にあるときの総合重心33は、支軸2
6と歯車25の軸心線との交線上にあり、この重心33
を中心にしてバランスが維持されるのである。
なお、支持26を双動形制御とするには、バランスウェ
イト27の中にアクチュエータを含ませておけばよい。
上記構成により、肘部関節16は、手首部関節11のね
じり作動と接手部18の肘曲げ作動を行なうことができ
る。
34で示すのは、操縦者2の肩部4に相当する肩部関節
で、例えば第6図において示すごとく構成してある。
すなわち、図において35で示すのは、肘部関節16を
回動させるためのアクチュエータで、その作動軸36の
先端部は孔37を介して支軸26に装着してある。
38で示すのは、重心33に作用する重量とアクチュエ
ータ35との合成重心を示す。
なお、アクチュエータ35を使用せずに、単なる接手に
より接続することもできる。
いづれにしても、重心38はマスター1における腕全体
の重心となる。
アクチュエータ35の固定部側は、支軸39を介して肩
部4oに支承されており、アクチュエータ35は支軸3
9を中心として上下方向に揺動自在になってぃ゜る。
また、肩部40は、アクチュエータ35の軸心上の後部
に設けられた軸41を介して軸心に対して左右方向に揺
動自在に構成してあるとともに、支持部材42、支軸4
3を介して水平方向に揺動自在になっている。
なお、支軸43は、取付台44を介して架台45に固定
されている。
支軸39が肩部の中心となるので、軸41,支軸43と
支軸39の各軸線が支軸39の軸心と交差するように構
成してある。
但し、支軸43は必ずしも支軸39と交差しなくともよ
《、少なくとも軸41の軸心と交差していればよい。
支軸39にはベベルキャ46が固装してあり、このベベ
ルギャ46は、肩部40に支軸39と直交して設けた軸
47のベベルギャ48に噛合せて設けてある。
軸47の他端部にはベベルギャ49が固装して設けてあ
り、このベベルギャ49は、肩部40に支軸39と平行
に支架された支軸50に固装されたべベルギャ51にと
噛合っている。
支軸50の他端側には、バランスウェイト52が固装し
て設けてある。
したがって、バランスウェイト52と支軸39とは同一
方向に回動作動するようになっている。
なお、ベベルギャ46,4B,49,510代りにスパ
ーギャやチェーン等を用いて連結してもよい。
ベベルギャ46,48,49,51を含む肩部40の重
心53と重心38、および支軸39 ,50が含まれる
平面内において、重心38と重心53との間の距離をE
、重心53とバランスウェイトの重心54との間の距離
をF、重心53と軸41の軸心との間の距離をG、軸4
1の軸心と重心54との間の距離をHとすると、これら
の間にはっぎのごとき関係を保持して構或してある。
すなわち、(重心38に作用する重量)XE一(バラン
スウェイト52部の重量)XF、および(重心53に作
用する重量)XG=(バランスウェイト52部重量)X
Hの関係となるように構成してある。
なお、肩部40を作動するためのアクチュエータを必要
に応じて適宜に装着してもよく、また力感覚の不用なこ
とが多い肩部40においては、操作用の回転検出器のみ
を取り付けることも可能である。
以上のごとき構成よりなるマスター1によれば、関節の
数が8ヶ、すなわち、肩部水平回動関節z1、手首部振
曲げ関節z2、手指部開閉関節Z3、肩部面振り(左右
揺動)関節X1、肘部回動関節X2、手首部回動関節X
3、肩部上下振り(揺動)関節Yl、肘曲げ関節Y2
とあるにもかかわらず、バランスウェイトは2〜3個で
バランスをとることができる。
なお、第2図においては、マスター1と操縦者2とが重
なるため、説明上、操縦者2をJ寸法だけ下方位置に示
してある。
また、バランスウェイト52は、第2図において示すご
とく操縦者2に轟接しないので、広範囲の操作を行うこ
とができるとともに、マスター1には全関節部に適切な
バランスウェイトが設けてあるので、軽くてスムーズな
操作が期待できる。
特に、全くバランスウェイトの機能しか持たない大きな
ものはバランスウエイ}28,52のみであり、その他
はアクチュエータがバランスウェイトの機能を兼持する
ので、バランスウェイトの数を少なくすることができる
また、この実施例においては、アクチュエータを各関節
付近に配設して、操縦者2と同様な作動を行なえるよう
にしたものであるから操縦者20手首部3から肩部4ま
での各関節の作動にきわめて近似したマスター1が得ら
れるものである。
しかも操縦者2の関節中心とそれに対応するマスター1
の関節が一致しているため、きわめて忠実に操縦者2の
腕部の動きで指令制御できるものである。
以上の如く本発明は、人間が操縦する形式のマニピュレ
ータの操縦桿にして、操縦者の指部、手首部、肘部、肩
部に相応する指部関節、手首部関節、肘部関節および肩
部関節を互に連動連結して設けるとともに、これらを肩
部関節を介し架台に吊着して設け、前記肘部関節の肘曲
げ支軸に指部関節および手首部関節とバランスするため
のバランスウェイトを固着して設け、前記肩部関節に指
部関節、手首部関節および肘部関節とバランスするため
のバランスウェイトを肩部関節の上下旋回支軸と連動連
結して同方向へ回動自在に装着して設けたものであるか
ら、肘部関節の肘曲げ角度が変化した場合であっても、
操縦桿全体を肩部関節の支点を中心として常にバランス
せしめて任意の位置に停止することができるとともに、
肩部関節に装着したバランスウェイトが操縦者と干渉す
ることがない。
したがって、操縦者は、操縦桿の自重等の影響を受ける
ことなく軽快にしてかつスムーズに操縦することができ
るとともに、特に力感覚を有するマニアルマニピュレー
タの操縦桿に好適である等の効果する。
なお、この実施例では、右手相当分のみについテ説明し
たが、両腕形にすることができるのはもちろんである。
また、アクチュエータや歯車、関節などの回動部は球軸
受等低摩擦軸受にて支承するのが良く、各関節部には、
ブレーキ式ロック機構等を適宜付設するのが良好である
その他、この発明の作用、効果を逸脱することなく、こ
の発明の構成に変更を加えたものもこの発明に属するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係るマニピュータの操縦桿の平面
説明図、第2図はその側面図、第3図、第4図、第5図
および第6図はそれぞれこの発明の要部の針視説明図で
ある。 2・・一・・一操縦者、5・一・一指部関節、11・−
・一手首部関節、16−−一−・一肘部関節、26−・
一・・・肘曲げ支軸、27.28−一一・−バランスウ
ェイト、34・・−・・一肩部関節、39・−・・・上
下旋回支軸、4 5−−−−−一架台、52・・一・−
バランスウェイト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 人間が操縦する形式のマニピュレータの操縦桿にし
    て、操縦者2の指部、手首部、肘部、肩部に相応する指
    部関節5、手首部関節11,肘部関節16、および肩部
    関節34を互に連動連結して設けるとともに、これらを
    肩部関節34を介し架台45に吊着して設け、前記肘部
    関節16の肘曲げ支軸26に指部関節5および手首部関
    節11とバランスするためのバランスウエイ}27.2
    8を固着して設け、前記肩部関節34に指部関節5、手
    首部関節11および肘部関節16とバランスするための
    バランスウェイト52を肩部関節34の上下旋回支′@
    39と連動連結して同方向へ回動自在に装着して設けた
    ことを特徴とするマニピュレータの操縦桿。
JP9007279A 1979-07-16 1979-07-16 マニピユレ−タの操縦桿 Expired JPS5837116B2 (ja)

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JP9007279A JPS5837116B2 (ja) 1979-07-16 1979-07-16 マニピユレ−タの操縦桿

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JP9007279A JPS5837116B2 (ja) 1979-07-16 1979-07-16 マニピユレ−タの操縦桿

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JPS5615986A JPS5615986A (en) 1981-02-16
JPS5837116B2 true JPS5837116B2 (ja) 1983-08-13

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61252083A (ja) * 1985-05-01 1986-11-10 株式会社 アマダ スレ−ブロボツト
JPH0694110B2 (ja) * 1985-05-01 1994-11-24 株式会社アマダ マスタ・スレ−ブ方式ロボツト
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