JPS5836792A - スラリ濃度調整タンク付きスラリ船 - Google Patents
スラリ濃度調整タンク付きスラリ船Info
- Publication number
- JPS5836792A JPS5836792A JP13359481A JP13359481A JPS5836792A JP S5836792 A JPS5836792 A JP S5836792A JP 13359481 A JP13359481 A JP 13359481A JP 13359481 A JP13359481 A JP 13359481A JP S5836792 A JPS5836792 A JP S5836792A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slurry
- tank
- pump
- stirring tank
- ship
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B35/00—Vessels or similar floating structures specially adapted for specific purposes and not otherwise provided for
- B63B35/28—Barges or lighters
- B63B35/30—Barges or lighters self-discharging
- B63B35/303—Barges or lighters self-discharging discharging by suction, pressing or washing
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、微粒状の固体粒子と液体との混合物としての
スラリを運搬するための船舶に関する。
スラリを運搬するための船舶に関する。
従来、微粒状の石炭等を液と混合して流動性の大きいス
ラリとし、これを船内のスラリタンクへ収容して運搬す
ることが行なわれているが、第1図に示すような単なる
スラリタンクAをそなえた船舶では、スラリ中の固体粒
子の平均粒径が数ミクロンないし数十ミクロンという微
粒子であっても、これらの粒子が航海中に沈降して、ス
ラリタンクAの底面上に層状に堆積する恐れがある。
ラリとし、これを船内のスラリタンクへ収容して運搬す
ることが行なわれているが、第1図に示すような単なる
スラリタンクAをそなえた船舶では、スラリ中の固体粒
子の平均粒径が数ミクロンないし数十ミクロンという微
粒子であっても、これらの粒子が航海中に沈降して、ス
ラリタンクAの底面上に層状に堆積する恐れがある。
このように堆積した固体粒子の沈降層は、荷揚げに際し
てスラリとしての流動性を利用できないので、その荷揚
げ作業に多くの困難を伴うという問題点がある。
てスラリとしての流動性を利用できないので、その荷揚
げ作業に多くの困難を伴うという問題点がある。
そこで、各スラリタンクAに攪拌装置を設けて、タンク
内のスラリを適宜攪拌することにより、スラリ中の固体
粒子の沈降層形成を防止することが考えられるが、この
ように各スラリタンクに攪拌装置を設けると、所要機器
が著しく増大して、船体重量の増加や、建造コストの高
騰を招くといつ問題点がある。
内のスラリを適宜攪拌することにより、スラリ中の固体
粒子の沈降層形成を防止することが考えられるが、この
ように各スラリタンクに攪拌装置を設けると、所要機器
が著しく増大して、船体重量の増加や、建造コストの高
騰を招くといつ問題点がある。
本発明は、これらの問題点の解決をはかろうとするもの
で、できるだけ設備の増加を抑えながらスラリタンクに
おけるスラリ中の固体粒子の沈降層の形成を防止できる
ようにしたスラリ船を提供することを目的とする。
で、できるだけ設備の増加を抑えながらスラリタンクに
おけるスラリ中の固体粒子の沈降層の形成を防止できる
ようにしたスラリ船を提供することを目的とする。
このため本発明のスラリ船は、船内に複数のスラリタン
クをそなえるとともに、これらのスラリタンクに共用の
スラリ攪拌タンクをそなえ、上記複数のスラリタンクが
、それぞれその底部の排出口へ向は傾斜した案内壁を有
して、上記排出口からポンプを介し上記共用のスラリ攪
拌タンクへ接続される配管を付設されたことを特徴とし
ている。
クをそなえるとともに、これらのスラリタンクに共用の
スラリ攪拌タンクをそなえ、上記複数のスラリタンクが
、それぞれその底部の排出口へ向は傾斜した案内壁を有
して、上記排出口からポンプを介し上記共用のスラリ攪
拌タンクへ接続される配管を付設されたことを特徴とし
ている。
以下、図面により本発明の一実施例としてのスラリ船に
ついて説明すると、第2図はその縦断面図であって、船
内に多数のスラリタンク1が設けられており、貨物とし
てのスラリが積込地において調合され、陸上のポンプに
より、船上の積込み用配管2を通じ、各スラリタンク1
へ積込まれるようになっている。
ついて説明すると、第2図はその縦断面図であって、船
内に多数のスラリタンク1が設けられており、貨物とし
てのスラリが積込地において調合され、陸上のポンプに
より、船上の積込み用配管2を通じ、各スラリタンク1
へ積込まれるようになっている。
また船体上甲板3上には各スラリタンク1に共用のスラ
リ攪拌タンク4が設けられていて、このタンク4内に設
けられた攪拌器5が、タンク4上のモーター6で作動4
“るよ5になっている。
リ攪拌タンク4が設けられていて、このタンク4内に設
けられた攪拌器5が、タンク4上のモーター6で作動4
“るよ5になっている。
ところで、各スラリタンク1は、その底部の排出ロアへ
向は傾斜した案内壁1aを有し、各排出ロアからポンプ
8を介し共用のスラリ攪拌タンク4へ接続される配管9
を付設されている。
向は傾斜した案内壁1aを有し、各排出ロアからポンプ
8を介し共用のスラリ攪拌タンク4へ接続される配管9
を付設されている。
また各スラリタンク1の上澄み液を吸引してスラリ攪拌
タンク4へ導くための共用のポンプ10が設けられ、こ
のポンプ10から各スラリタンク1の上部へ接続する配
管11が設けられている。なお、この配管11は、積込
み用配管2に接続されて、スラリ積込み時にも用いられ
る。
タンク4へ導くための共用のポンプ10が設けられ、こ
のポンプ10から各スラリタンク1の上部へ接続する配
管11が設けられている。なお、この配管11は、積込
み用配管2に接続されて、スラリ積込み時にも用いられ
る。
スラリ攪拌タンク4は、その内部で攪拌したスラリを重
力によりスラリタンク1へ戻すためのパルプ・13付き
戻し管12を有し、この戻し管12は配管11に接続さ
れて、各スラリタンク1へ通じている。
力によりスラリタンク1へ戻すためのパルプ・13付き
戻し管12を有し、この戻し管12は配管11に接続さ
れて、各スラリタンク1へ通じている。
なお、第2図中の符号14〜23はパルプを示しており
、また符号24.、.25Fi各スラリタンク1からの
荷揚げ用配管を示している。
、また符号24.、.25Fi各スラリタンク1からの
荷揚げ用配管を示している。
上述の構成により、航海中に船体の動揺に伴いスラリタ
ンク1内のスラリは、その固体粒子の沈降を生じ、この
沈降粒子は傾斜した案内壁1aに案内されて排出ロア上
に流動性のない沈降層を形成しようとするが、この沈降
層が形成される前に、各スラリタンク1のスラリが、順
次スラリ攪拌タンク4で次のように処理される。
ンク1内のスラリは、その固体粒子の沈降を生じ、この
沈降粒子は傾斜した案内壁1aに案内されて排出ロア上
に流動性のない沈降層を形成しようとするが、この沈降
層が形成される前に、各スラリタンク1のスラリが、順
次スラリ攪拌タンク4で次のように処理される。
すなわち、あるスラリタンク1において、濃度の高くな
ったスラリか排出ロアよりポンプ8でスラリ攪拌タンク
4へ導かれ、一方そのタンク1の上澄み液がポンプ10
でスラリ攪拌タンク4へ導かれる〇 このよ5にしてスラリ攪拌タンク4で攪拌器5により攪
拌されたスラリは適度の濃度になり、戻し管12を通じ
再びスラリタンク1へ戻される。
ったスラリか排出ロアよりポンプ8でスラリ攪拌タンク
4へ導かれ、一方そのタンク1の上澄み液がポンプ10
でスラリ攪拌タンク4へ導かれる〇 このよ5にしてスラリ攪拌タンク4で攪拌器5により攪
拌されたスラリは適度の濃度になり、戻し管12を通じ
再びスラリタンク1へ戻される。
上述のスラリ攪拌タンク4による攪拌処理カ入各スラリ
タンク1内のスラリについて順次節されていると、航海
中に各スラリタンク1内に流動性を失った固体粒子の沈
降層を生じることはなくなり、入港して荷揚げ作業を行
なう際に支障をきたすことはない。
タンク1内のスラリについて順次節されていると、航海
中に各スラリタンク1内に流動性を失った固体粒子の沈
降層を生じることはなくなり、入港して荷揚げ作業を行
なう際に支障をきたすことはない。
なお、スラリの種類によっては、その固体粒子の沈降が
少ない場合もあり、その場合は各スラリタンク1から濃
度の高くなったスラリをスラリ攪拌タンク4へ導いて攪
拌するだけですみ、スラリ攪拌タンク4内のスラリはス
ラリタンク1へ戻されることなく、図示しない荷揚げ管
を通じて陸揚げされる。
少ない場合もあり、その場合は各スラリタンク1から濃
度の高くなったスラリをスラリ攪拌タンク4へ導いて攪
拌するだけですみ、スラリ攪拌タンク4内のスラリはス
ラリタンク1へ戻されることなく、図示しない荷揚げ管
を通じて陸揚げされる。
以上詳述したように、本発明のスラリ船によれば、複数
のスラリタンクlとは別個に、これらに共用のスラリ攪
拌タンク4が設けられるので、各スラリタンク1に攪拌
器5を設ける必要がなくなり、所要設備を大幅に節減す
ることができる。また各スラリタンクl内の沈降粒子は
傾斜案内壁1aに案内され排出ロア上へ導かれるので、
濃度の高くなったスラリをスラリ攪拌タンク4へ送る作
用が効率よく行なわれるようになり、このようにして、
流動性のない沈降層の形成を十分に防止しうる効果が得
られるのである。
のスラリタンクlとは別個に、これらに共用のスラリ攪
拌タンク4が設けられるので、各スラリタンク1に攪拌
器5を設ける必要がなくなり、所要設備を大幅に節減す
ることができる。また各スラリタンクl内の沈降粒子は
傾斜案内壁1aに案内され排出ロア上へ導かれるので、
濃度の高くなったスラリをスラリ攪拌タンク4へ送る作
用が効率よく行なわれるようになり、このようにして、
流動性のない沈降層の形成を十分に防止しうる効果が得
られるのである。
第1図は従来のスラリ船を示す縦断面図であり、第2図
は本発明の一実施例としてのスラリ船を示す縦断面図で
ある。 1・・スラリタンク、1a・・案内壁、2・・積込み用
配管、3・・船体上甲板、4・・スラリ攪拌タンク、5
・・攪拌器、6・・モーター、7・・排出口、8・・ポ
ンプ、9・・配管、10・φポンプ、11・・配管、1
2・・バルブ付き戻し管、13〜23・・パルプ、24
゜25・・荷揚げ用配管。
は本発明の一実施例としてのスラリ船を示す縦断面図で
ある。 1・・スラリタンク、1a・・案内壁、2・・積込み用
配管、3・・船体上甲板、4・・スラリ攪拌タンク、5
・・攪拌器、6・・モーター、7・・排出口、8・・ポ
ンプ、9・・配管、10・φポンプ、11・・配管、1
2・・バルブ付き戻し管、13〜23・・パルプ、24
゜25・・荷揚げ用配管。
Claims (1)
- 船内に複数のスラリタンクをそなえるとともに、これら
のスラリタンクに共用のスラリ攪拌タンクをそなえ、上
記複数のスラリタンクが、それぞれその底部の排出口へ
向は傾斜した案内壁を有して、上記排出口からポンプを
介し上記共用のスラリ攪拌タンクへ接続される配管を付
設されたことを特徴とするスラリ船。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13359481A JPS5836792A (ja) | 1981-08-26 | 1981-08-26 | スラリ濃度調整タンク付きスラリ船 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13359481A JPS5836792A (ja) | 1981-08-26 | 1981-08-26 | スラリ濃度調整タンク付きスラリ船 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5836792A true JPS5836792A (ja) | 1983-03-03 |
JPS635318B2 JPS635318B2 (ja) | 1988-02-03 |
Family
ID=15108455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13359481A Granted JPS5836792A (ja) | 1981-08-26 | 1981-08-26 | スラリ濃度調整タンク付きスラリ船 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5836792A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60101595A (ja) * | 1983-11-08 | 1985-06-05 | 沖電気工業株式会社 | プラズマ・デイスプレイ装置の駆動方式 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5441365U (ja) * | 1977-10-08 | 1979-03-19 |
-
1981
- 1981-08-26 JP JP13359481A patent/JPS5836792A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5441365U (ja) * | 1977-10-08 | 1979-03-19 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60101595A (ja) * | 1983-11-08 | 1985-06-05 | 沖電気工業株式会社 | プラズマ・デイスプレイ装置の駆動方式 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS635318B2 (ja) | 1988-02-03 |
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