JPH107072A - 堆積防止型スラリー輸送船 - Google Patents

堆積防止型スラリー輸送船

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JPH107072A
JPH107072A JP18415896A JP18415896A JPH107072A JP H107072 A JPH107072 A JP H107072A JP 18415896 A JP18415896 A JP 18415896A JP 18415896 A JP18415896 A JP 18415896A JP H107072 A JPH107072 A JP H107072A
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JP
Japan
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slurry
container
transport ship
pump
level
Prior art date
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Application number
JP18415896A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Murata
大 村田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH107072A publication Critical patent/JPH107072A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、微粒状石炭と水との混合物のごとき
スラリーを輸送する船舶に関し、特に荷揚げ後のカーゴ
タンク底における固形分の堆積を防止できるようにし
た。 【解決手段】カーゴタンク2内のスラリー6の荷揚げ時
に、同スラリーを所定レベルの状態に残しておき、同ス
ラリー中に容器3の底部開口10の周縁を没入させた状態
で、真空ポンプ4によりスラリーを容器3内に吸い上
げ、ついで開閉弁14を大気に開放して容器3内のスラリ
ーを落下させることにより、スラリー6の撹拌が行なわ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉粒状の石炭と水
との混合物のごときスラリー(泥状物)を輸送するため
の船舶に関する。
【0002】
【従来の技術】船舶で石炭を輸送する場合、石炭を粉粒
状にして水との混合物(スラリー)とすることにより、
船内のカーゴタンクからの荷揚げに際してポンプを使用
できるようにしたものが実現化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
なスラリーの輸送船では、港で荷揚げが行なわれてから
再び荷積み地へ向け航行している間に、カーゴタンク内
の僅かな残存スラリーが乾燥し固形化してタンク底に堆
積層を形成するという問題点ある。そして、従来は、こ
のような堆積層を機械的に剥離させる除去手段などの対
策が採用されていた。
【0004】そこで、本発明は、カーゴタンク内からス
ラリーの荷揚げを行なう際に所定レベルまで低下したス
ラリーを残しておき、この残存スラリーを撹拌すること
によりカーゴタンク底への堆積を防止できるようにした
スラリー輸送船を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明の堆積防止型スラリー輸送船は、カーゴタン
ク内のスラリーのレベルを検出するレベルセンサと、上
記スラリーの揚荷ポンプと、同ポンプの作動により上記
スラリーのレベルが所定レベルまで低下したときに上記
レベルセンサからの検出信号に基づき上記揚荷ポンプを
停止させる制御系とをそなえ、上記所定レベルを有する
スラリーを撹拌して同スラリー中の固形物の堆積を防止
する撹拌装置が設けられたことを特徴としている。
【0006】上述の本発明の堆積防止型スラリー輸送船
では、カーゴタンクからの荷揚げ時に、同タンク内のス
ラリーが所定レベルまで低下すると、レベルセンサから
の検出信号に応じ自動的に揚荷ポンプが停止して、撹拌
装置による上記スラリーの撹拌が行なわれるようにな
り、これによりカーゴタンク底へのスラリー内固形物の
堆積が抑制される。
【0007】そして、上記レベルセンサからの検出信号
に基づき上記揚荷ポンプの停止のみならず上記撹拌装置
の起動まで行なう制御系が設けられると、スラリーの堆
積抑制のための一連の操作がすべて自動化され、人手を
節減できるようになる。
【0008】また、本発明の堆積防止型スラリー輸送船
は、上記撹拌装置が、上記所定レベルよりも下方に周縁
を有する底部開口をそなえた容器と、同容器の上部に空
気管を介して連通接続された真空ポンプと、同ポンプに
より上記容器内に吸い上げられたスラリーを落下させる
べく上記空気管を大気に連通させうる開閉弁とをそなえ
て構成されたことを特徴としている。
【0009】上述のような撹拌装置の構成により、カー
ゴタンク内の所定レベルまで低下したスラリーは真空ポ
ンプの作動により容器内に吸い上げられ、ついで開閉弁
の開放動作により上記容器の上部に接続された空気管が
大気に連通すると、同容器内のスラリーが落下するの
で、カーゴタンクに残存するスラリーの撹拌が、摩耗を
伴う撹拌ブレードのごとき機械的な手段を要することな
く的確に行なわれるようになる。
【0010】そして、上記の真空ポンプおよび開閉弁の
作動を周期的に行なわせる制御系が設けられると、残存
スラリーの撹拌が人手を必要とせずに一層的確に行なわ
れるようになって、スラリーの堆積が防止される。
【0011】また、上記容器がシリンダー状に形成さ
れ、同容器の内部に、同容器内へ吸い上げられたスラリ
ーを覆うようにして自由に昇降しうるピストン状のカバ
ー部材が設けられると、上記真空ポンプの吸い上げ作動
中に上記容器へ吸い上げられたスラリーの上面が上記カ
バー部材で覆われて、同スラリーの飛沫が上記真空ポン
プへ到達するのを抑制できるので、同真空ポンプがスラ
リー飛沫に含まれる微小固形物を吸い込んで摩耗するの
を防止することができる。
【0012】さらに、上記ピストン状のカバー部材が浮
体として構成されると、上記シリンダー状の容器の内部
に吸い上げられたスラリーの落下時に、同スラリーを覆
う上記カバー部材が上記容器の底部開口から抜け落ちる
のを防止できるようになり、同ピストンのためのストッ
パーが不要になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態について説明すると、図1は本発明の一実施形態と
しての堆積防止型スラリー輸送船を示す縦断面図、図2
は満載航海中における石炭スラリーの固形分の沈積状態
を示す説明図、図3は図1のスラリー輸送船の揚荷後の
撹拌作用を示す船体横断面図、図4は上記スラリー輸送
船におけるスラリー堆積防止のための制御系を示すブロ
ック図である。
【0014】図1に示すように、本実施形態のスラリー
輸送船では、船体1の内部に区画された複数のカーゴタ
ンク2の各内部に、シリンダー状の容器3が底部開口10
を下方へ向けた状態で支持される。
【0015】そして、各容器3は、その上部に連通する
空気管9を介して真空ポンプ4に接続されている。な
お、真空ポンプ4は船内のボイドスペース11に設置され
ているが、図3では真空ポンプ4の配置が模式的に示さ
れている。
【0016】図3に示すように、このスラリー輸送船
も、カーゴタンク2の底部8には、石炭の粉粒物と水と
の混合物としてのスラリー6を揚荷ポンプで吸引するた
めのスラリー取出し口12が設けられている。そして、カ
ーゴタンク2におけるスラリー6のレベルを検出しうる
レベルセンサ13が設けられている。
【0017】図2に示すように、カーゴタンク2に石炭
スラリー6を満載して航行すると、タンク底部8にはス
ラリー中の固形分の沈積層7を生じるので、港で揚荷の
際にスラリー6をすべて荷揚げしようとすると、沈積層
7が乾燥して固形化した堆積層となるので、これを防止
するため、本実施形態のスラリー輸送船では荷揚げの際
にスラリー6の一部を残しておくようになっており、レ
ベルセンサ13からの検出信号に基づき、スラリーレベル
が所定レベルまで低下したときに、揚荷ポンプを停止さ
せる制御系が設けられている。
【0018】すなわち、図4に示すごとく、レベルセン
サ13からの検出信号を受ける制御器5が、所定のスラリ
ーレベルの検出信号を受けた際に揚荷ポンプへ信号を送
って同ポンプを停止させるようになっている。なお、制
御器5は、図1に示すように、船体1の上部構造内に設
けられている。
【0019】このようにして、カーゴタンク2のスラリ
ー6が所定レベルに保たれた際に、同スラリーを撹拌し
て前述のような堆積層の発生が防止されるようになって
おり、その撹拌作用は次のようにして行なわれる。
【0020】すなわち、制御器5が前述のように揚荷ポ
ンプを停止させてから、図4に示すように、同制御器5
は真空ポンプ4へ制御信号を送って所定時間にわたり同
ポンプを作動させ、図3に示すごとく容器3の内部へス
ラリーを吸い上げるようになっている。ついで空気管9
の分岐管15に設けられた電磁開閉弁14を開くように、制
御器5から制御信号が送られ、これに伴い容器3内のス
ラリーは落下して、カーゴタンク2内のスラリー6を撹
拌する作用が行なわれる。
【0021】このような真空ポンプ4および電磁開閉弁
14によるスラリーの吸い上げおよび落下の作用は、制御
器5の自動制御により周期的に行なわれ、これにより低
レベル状態のスラリー6の撹拌が十分に行なわれるよう
になっている。なお、容器3の底部開口10の周縁は、カ
ーゴタンク2内のスラリー6を揚荷ポンプにより所定レ
ベルまで吸引し低下させた際にも、スラリー6に十分に
没入した状態を保てるようになっている。
【0022】上述のように、所定レベルよりも下方に周
縁を有する底部開口10をそなえた容器3は、真空ポンプ
4の吸引作用を受けると、その内部にスラリー6を吸い
上げるが、その際、スラリーの飛沫が真空ポンプ4へ到
達するのを十分に防止するため、シリンダー状の容器3
の内部に、スラリーを覆うピストン状のカバー部材3a
が設けられる。そして、このカバー部材3aは、浮体と
して構成されている。
【0023】上述のように、本実施形態の堆積防止型ス
ラリー輸送船では、カーゴタンク2からの荷揚げ時に、
同タンク2内のスラリー6が所定レベルまで低下する
と、レベルセンサ13からの検出信号に応じ自動的に揚荷
ポンプが停止して、撹拌装置による上記スラリーの撹拌
が行なわれるようになり、これによりカーゴタンク底へ
のスラリー内固形物の堆積が抑制される。
【0024】そして、レベルセンサ13からの検出信号に
基づき上記揚荷ポンプの停止のみならず上記撹拌装置の
起動まで行なう制御系が設けられるので、スラリー6の
堆積抑制のための一連の操作がすべて自動化され、人手
を節減できるようになる。
【0025】また底部開口10を有する容器3と真空ポン
プ4および開閉弁14とにより撹拌装置が構成されるの
で、カーゴタンク2内の所定レベルまで低下したスラリ
ー6は真空ポンプ4の作動により容器3内に吸い上げら
れ、ついで開閉弁14の開放動作により落下して、カーゴ
タンク2に残存するスラリー6の撹拌が、摩耗を生じる
撹拌ブレードのごとき機械的な手段を要することなく的
確に行なわれるようになる。
【0026】そして、真空ポンプ4および開閉弁14の作
動を周期的に行なわせる制御系が設けられるので、残存
スラリーの撹拌が人手を必要とせずに一層的確に行なわ
れるようになって、スラリーの堆積が防止される。
【0027】また、容器3の内部にピストン状のカバー
部材3aが設けられるので、真空ポンプ4の吸い上げ作
動中に容器3へ吸い上げられたスラリーの上面がカバー
部材3aで覆われて、同スラリーの飛沫が真空ポンプ4
へ到達するのを抑制でき、同真空ポンプ4がスラリー飛
沫に含まれる微小固形物を吸い込んで摩耗するのを防止
することができる。
【0028】さらに、ピストン状カバー部材3aが浮体
として構成されるので、シリンダー状の容器3の内部に
吸い上げられたスラリーの落下時に、同スラリーを覆う
カバー部材3aが容器3の底部開口10から抜け落ちるの
を防止できるようになり、同カバー部材3aのためのス
トッパーが不要になる。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の堆積防止
型スラリー輸送船によれば次のような効果が得られる。 (1) カーゴタンクからの荷揚げ時に、同タンク内のスラ
リーが所定レベルまで低下すると、レベルセンサからの
検出信号に応じ自動的に揚荷ポンプが停止して、撹拌装
置による上記スラリーの撹拌が行なわれるようになり、
これによりカーゴタンク底へのスラリー内固形物の堆積
が抑制される。 (2) 上記レベルセンサからの検出信号に基づき上記揚荷
ポンプの停止のみならず上記撹拌装置の起動まで行なう
制御系が設けられると、スラリーの堆積抑制のための一
連の操作がすべて自動化され、人手を節減できるように
なる。 (3) カーゴタンク内に設置された底部開口付き容器と、
真空ポンプおよび開閉弁とをそなえた撹拌装置の構成に
より、カーゴタンク内の所定レベルまで低下したスラリ
ーは、真空ポンプの作動により容器内に吸い上げられ、
ついで開閉弁の開放動作により上記容器の上部に接続さ
れた空気管が大気に連通すると、同容器内のスラリーが
落下するので、カーゴタンクに残存するスラリーの撹拌
が、摩耗を伴う撹拌ブレードのごとき機械的な手段を要
することなく的確に行なわれるようになる。 (4) 上記の真空ポンプおよび開閉弁の作動を周期的に行
なわせる制御系が設けられると、残存スラリーの撹拌が
人手を必要とせずに一層的確に行なわれるようになっ
て、スラリーの堆積が防止される。 (5) 上記真空ポンプの吸い上げ作動中に上記容器へ吸い
上げられたスラリーの上面がカバー部材で覆われて、同
スラリーの飛沫が上記真空ポンプへ到達するのを抑制で
きるので、同真空ポンプがスラリー飛沫に含まれる微小
固形物を吸い込んで摩耗するのを防止することができ
る。 (6) 上記カバー部材が浮体として構成されると、上記シ
リンダーとしての容器の内部に吸い上げられたスラリー
の落下時に、同スラリーを覆う上記カバー部材が上記容
器の底部開口から抜け落ちるのを防止できるようにな
り、同ピストンのためのストッパーが不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての堆積防止型スラリ
ー輸送船を示す縦断面図である。
【図2】スラリー輸送船の満載航海中における石炭スラ
リーの固形分の沈積状態を示す説明図である。
【図3】図1のスラリー輸送船の揚荷後の撹拌作用を示
す船体横断面図である。
【図4】図1のスラリー輸送船におけるスラリー堆積防
止のための制御系を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 船体 2 カーゴタンク 3 シリンダー状容器 3a ピストン状カバー部材 4 真空ポンプ 5 制御器 6 石炭スラリー 7 沈積層 8 タンク底 9 空気管 10 容器の底部開口 11 ボイドスペース 12 石炭スラリー取出し口 13 レベルセンサ 14 電磁開閉弁 15 分岐管

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スラリー輸送船において、カーゴタンク
    内のスラリーのレベルを検出するレベルセンサと、上記
    スラリーの揚荷ポンプと、同ポンプの作動により上記ス
    ラリーのレベルが所定レベルまで低下したときに上記レ
    ベルセンサからの検出信号に基づき上記揚荷ポンプを停
    止させる制御系とをそなえ、上記所定レベルを有するス
    ラリーを撹拌して同スラリー中の固形物の堆積を防止す
    る撹拌装置が設けられたことを特徴とする、堆積防止型
    スラリー輸送船。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の堆積防止型スラリー輸
    送船において、上記スラリーのレベルが上記所定レベル
    まで低下した際に上記レベルセンサからの検出信号によ
    り上記撹拌装置を自動的に作動させる制御系が設けられ
    たことを特徴とする、堆積防止型スラリー輸送船。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の堆積防止型ス
    ラリー輸送船において、上記撹拌装置が、上記所定レベ
    ルよりも下方に周縁を有する底部開口をそなえた容器
    と、同容器の上部に空気管を介して連通接続された真空
    ポンプと、同ポンプにより上記容器内に吸い上げられた
    スラリーを落下させるべく上記空気管を大気に連通させ
    うる開閉弁とをそなえて構成されたことを特徴とする、
    堆積防止型スラリー輸送船。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の堆積防止型スラリー輸
    送船において、上記の真空ポンプおよび開閉弁の作動を
    周期的に行なわせる制御系が設けられたことを特徴とす
    る、堆積防止型スラリー輸送船。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載の堆積防止型ス
    ラリー輸送船において、上記容器がシリンダー状に形成
    され、同容器の内部に、同容器内へ吸い上げられたスラ
    リーを覆うようにして自由に昇降しうるピストン状のカ
    バー部材が設けられたことを特徴とする、堆積防止型ス
    ラリー輸送船。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の堆積防止型スラリー輸
    送船において、上記カバー部材が浮体として構成された
    ことを特徴とする、堆積防止型スラリー輸送船。
JP18415896A 1996-06-25 1996-06-25 堆積防止型スラリー輸送船 Pending JPH107072A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002240778A (ja) * 2001-02-14 2002-08-28 Mitsui Miike Mach Co Ltd ばら物運搬船
KR100975753B1 (ko) 2008-03-25 2010-08-12 현대중공업 주식회사 액화가스 화물 운반선의 화물 이송 펌프 보호장치를 이용한펌프 설치 방법

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