JPS5815355B2 - 粉粒状貨物運搬船 - Google Patents
粉粒状貨物運搬船Info
- Publication number
- JPS5815355B2 JPS5815355B2 JP52109101A JP10910177A JPS5815355B2 JP S5815355 B2 JPS5815355 B2 JP S5815355B2 JP 52109101 A JP52109101 A JP 52109101A JP 10910177 A JP10910177 A JP 10910177A JP S5815355 B2 JPS5815355 B2 JP S5815355B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cargo
- mixing tank
- powder
- hold
- fresh water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Ship Loading And Unloading (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は粉粒状貨物運搬船に関する。
この発明は、船倉内に搭載されている粉粒状貨物、たと
えば粉炭等の粉状貨物、ならびに鉱石、石炭、石灰石、
土砂およびチップ等の塊粒状貨物を、迅速にかつ容易に
しかも自動的に揚荷しうるとゝもに、大型船が接岸し得
ないような海域からも粉粒状貨物の陸上げが可能な揚荷
設備を有する運搬船を提供するものである。
えば粉炭等の粉状貨物、ならびに鉱石、石炭、石灰石、
土砂およびチップ等の塊粒状貨物を、迅速にかつ容易に
しかも自動的に揚荷しうるとゝもに、大型船が接岸し得
ないような海域からも粉粒状貨物の陸上げが可能な揚荷
設備を有する運搬船を提供するものである。
以下、図面を参照して詳しく説明する。
この発明による粉粒状貨物運搬船は、粉粒状貨物Ｃと輸
送清水とを混合する混合タンク３と、少なくとも一部が
船倉２の下方に配置され、船倉底にあけられた貨物搬出
口９から落下する貨物Ｃを受けて上記混合タンク３まで
搬送するコンベヤ１１．１２と、上記混合タンク３内で
清水と混合された貨物Ｃを流体輸送するための揚荷ポン
プ５および揚荷輸送管６とを備えていることを特徴とし
、要すればさらに清水タンク４と、このタンク４内の清
水を混合タンク３に供給する清水ポンプ７および清水供
給管８とが設けられ、海底に埋設された揚荷輸送本管１
４に輸送管６を接続して、粉粒状貨物Ｃを混合タンク３
から流体輸送して陸上げしうるようになされている。
送清水とを混合する混合タンク３と、少なくとも一部が
船倉２の下方に配置され、船倉底にあけられた貨物搬出
口９から落下する貨物Ｃを受けて上記混合タンク３まで
搬送するコンベヤ１１．１２と、上記混合タンク３内で
清水と混合された貨物Ｃを流体輸送するための揚荷ポン
プ５および揚荷輸送管６とを備えていることを特徴とし
、要すればさらに清水タンク４と、このタンク４内の清
水を混合タンク３に供給する清水ポンプ７および清水供
給管８とが設けられ、海底に埋設された揚荷輸送本管１
４に輸送管６を接続して、粉粒状貨物Ｃを混合タンク３
から流体輸送して陸上げしうるようになされている。
コンベヤ１１はベルト・コンベヤであって、船倉２の下
方に左右に２列船首尾方向に配設されている。
方に左右に２列船首尾方向に配設されている。
船倉２の底部は、コンベヤ１１の真上の位置において、
複数箇所でホッパ状に下方に突出しており、この突出底
部の下端面に貨物搬出口９があけられ、この搬出口９に
開閉扉１０が設けられている。
複数箇所でホッパ状に下方に突出しており、この突出底
部の下端面に貨物搬出口９があけられ、この搬出口９に
開閉扉１０が設けられている。
そして、開閉扉１０を適宜開閉制御することにより貨物
Ｃが適量ずつコンベヤ１１上に落下する。
Ｃが適量ずつコンベヤ１１上に落下する。
開閉扉１０は他の構成、たとえばヒンジにより枢着され
て開閉自在となされたものでもよい。
て開閉自在となされたものでもよい。
コンベヤ１２はパケット・コンベヤであって、コンベヤ
１１の船首側端部と混合タンク３の投入口との間に傾斜
状に設けられている。
１１の船首側端部と混合タンク３の投入口との間に傾斜
状に設けられている。
混合タンク３および清水タンク４は船体１内の船首部に
設けられている。
設けられている。
清水タンク４には、海底に埋設された清水供給本管１５
および船体１内に配設された清水補給管１３を通して、
適宜清水が補給される。
および船体１内に配設された清水補給管１３を通して、
適宜清水が補給される。
輸送流体としては清水の他に海水その他適当な流体が使
用可能であることは言うまでもない。
用可能であることは言うまでもない。
なお、１６は船倉２の倉口である。
第４図に示すように、船首尾方向にそって下方に突出し
た突出底部の傾斜状底壁２ａに船首尾方向にスリット状
搬出口１９が形成された船倉２に対して、搬出口１９に
一部がのぞんでいる掻出し羽根１７ａを有し、かつ船首
尾方向に架設されたレール１８にそって走行自在の掻出
し装置１７を設け、掻出し装置１７を往復動させ、かつ
羽根１７ａを回転させて、船倉２内の貨物Ｃを適量ずつ
掻出し、コンベヤ１１上に落下させる構成としてもよい
。
た突出底部の傾斜状底壁２ａに船首尾方向にスリット状
搬出口１９が形成された船倉２に対して、搬出口１９に
一部がのぞんでいる掻出し羽根１７ａを有し、かつ船首
尾方向に架設されたレール１８にそって走行自在の掻出
し装置１７を設け、掻出し装置１７を往復動させ、かつ
羽根１７ａを回転させて、船倉２内の貨物Ｃを適量ずつ
掻出し、コンベヤ１１上に落下させる構成としてもよい
。
また、清水タンク４を不要とし、清水供給本管１５から
直接に混合タンク３に清水を供給する構成とすることも
できる。
直接に混合タンク３に清水を供給する構成とすることも
できる。
以上のように、この発明による運搬船は、粉粒：状貨物
を流体輸送により陸上げする諸設備を備えているから、
揚荷岸壁に特別の揚荷設備を設置する必要がなく、かつ
粉粒状貨物を迅速に、容易にしかも自動的に揚荷しうる
ものとなっている。
を流体輸送により陸上げする諸設備を備えているから、
揚荷岸壁に特別の揚荷設備を設置する必要がなく、かつ
粉粒状貨物を迅速に、容易にしかも自動的に揚荷しうる
ものとなっている。
また、粉粒状貨物を流体輸送により揚荷しているから、
運搬船を接岸させずに海域に係留しておき、海底に埋設
された揚荷輸送本管を通して貨物の陸上げが可能であり
、したがって、大型船が接岸できないような港湾または
海岸からも粉粒状貨物の揚荷が可能である。
運搬船を接岸させずに海域に係留しておき、海底に埋設
された揚荷輸送本管を通して貨物の陸上げが可能であり
、したがって、大型船が接岸できないような港湾または
海岸からも粉粒状貨物の揚荷が可能である。
さらに、海岸から遠く離れた奥地に流体輸送するさいに
は、運搬船から揚荷した貨物をそのま５の状態で陸上流
体輸送し得るので中間的な諸設備が不要となってきわめ
て経済的である。
は、運搬船から揚荷した貨物をそのま５の状態で陸上流
体輸送し得るので中間的な諸設備が不要となってきわめ
て経済的である。
本願発明においては、定量掻出し装置を設け、船倉から
粉粒状貨物を一定量ずつ掻出して供給しているから、流
体輸送における粉粒状貨物の濃度を常に一定に保つこと
ができる。
粉粒状貨物を一定量ずつ掻出して供給しているから、流
体輸送における粉粒状貨物の濃度を常に一定に保つこと
ができる。
図面はこの発明の実施例を示し、第１図は船体の一部を
示す側面図、第２図は同平面図、第３図は第１図の■−
■線にそう断面図、第４図は変形例を示す船倉下部の斜
視図である。 １・・・・・・船体、２・・・・・・船倉、３・・・・
・・混合タンク、５・・・・・・揚荷ポンプ、６・・・
・・・揚荷輸送管、９，１９・・・・・・貨物搬出口、
１１，１２・・・・・・コンベヤ、Ｃ・・・・・・粉粒
状貨物。
示す側面図、第２図は同平面図、第３図は第１図の■−
■線にそう断面図、第４図は変形例を示す船倉下部の斜
視図である。 １・・・・・・船体、２・・・・・・船倉、３・・・・
・・混合タンク、５・・・・・・揚荷ポンプ、６・・・
・・・揚荷輸送管、９，１９・・・・・・貨物搬出口、
１１，１２・・・・・・コンベヤ、Ｃ・・・・・・粉粒
状貨物。
Claims (1)
- １ 粉粒状貨物と輸送流体とを混合する混合タンクと、
船倉の下部にあけられた搬出口にのぞむ粉粒状貨物の定
量掻出し装置と、少なくとも一部が船倉の下方に配置さ
れ、上記掻出し装置によって掻出された貨物を受けて上
記混合タンクまで搬送するコンベヤと、上記混合タンク
内で流体と混合された貨物を流体輸送するための揚荷ポ
ンプおよび揚荷輸送管とを備えた、粉粒状貨物運搬船。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52109101A JPS5815355B2 (ja) | 1977-09-09 | 1977-09-09 | 粉粒状貨物運搬船 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52109101A JPS5815355B2 (ja) | 1977-09-09 | 1977-09-09 | 粉粒状貨物運搬船 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5442794A JPS5442794A (en) | 1979-04-04 |
| JPS5815355B2 true JPS5815355B2 (ja) | 1983-03-25 |
Family
ID=14501595
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52109101A Expired JPS5815355B2 (ja) | 1977-09-09 | 1977-09-09 | 粉粒状貨物運搬船 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5815355B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59181554A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-16 | Nec Corp | 半導体素子の加工方法 |
| JPS6149452U (ja) * | 1984-09-05 | 1986-04-03 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5005104B1 (ja) * | 2011-08-30 | 2012-08-22 | 功 寺岡 | 貯蔵設備 |
| JP5335115B1 (ja) * | 2012-05-17 | 2013-11-06 | 功 寺岡 | 移送システム |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5146791U (ja) * | 1974-10-03 | 1976-04-07 |
-
1977
- 1977-09-09 JP JP52109101A patent/JPS5815355B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5146791U (ja) * | 1974-10-03 | 1976-04-07 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59181554A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-16 | Nec Corp | 半導体素子の加工方法 |
| JPS6149452U (ja) * | 1984-09-05 | 1986-04-03 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5442794A (en) | 1979-04-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5815355B2 (ja) | 粉粒状貨物運搬船 | |
| US3305106A (en) | Method and apparatus for loading and unloading ships | |
| JP3383681B2 (ja) | 粉体貨物を荷役輸送する方法および装置 | |
| JPS5815354B2 (ja) | 粉粒状貨物の船舶からの揚荷方法および粉粒状貨物運搬船 | |
| US3381831A (en) | Hydraulic transportation equipment for soluble pulverulent or granular bodies | |
| JPH06127470A (ja) | スラリー船を利用した荷役設備 | |
| JPH11348877A (ja) | ばら物運搬船 | |
| US3421639A (en) | Bulk carrier | |
| JPS629197Y2 (ja) | ||
| JPS6213915Y2 (ja) | ||
| JPS6145838A (ja) | 揚土船 | |
| JPS629196Y2 (ja) | ||
| US700280A (en) | Apparatus for unloading vessels. | |
| JPS6341359B2 (ja) | ||
| JP6484211B2 (ja) | 揚荷装置 | |
| JPS6192994A (ja) | チツプの荷役方法 | |
| JP2002053230A (ja) | ばら物運搬船における荷積み荷揚げシステム | |
| JPH0338491A (ja) | 産業廃棄物などの運搬船 | |
| JPS6296190A (ja) | コンベヤ付き土運船 | |
| JP3901791B2 (ja) | ばら物運搬船 | |
| SU718532A1 (ru) | Причал дл разгрузки сыпучих материалов | |
| JPS5442788A (en) | Granular cargo unloading apparatus | |
| JPS5839113B2 (ja) | 揚荷準備設備付き紛粒状貨物運搬船 | |
| JPS584670B2 (ja) | スラリ−の海上輸送荷役方法 | |
| JPS59120590A (ja) | スラリ−運搬船におけるスラリ−積込み方法 |