JP2002533264A - 高含水率の固体物質の搬入・搬出 - Google Patents
高含水率の固体物質の搬入・搬出Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、ばら積貨物船5に対して含水率の高い固体物質6を搬入・搬出する方法を開示する。ばら積貨物船5は、固体物質6を収容するために1または複数の荷室2を備え、固体物質6は、その上に液体層7が形成される程度に含水率が高い。固体物質6は、荷室2内の液体層7上で移動自在である浮遊体1上に配設されたポンプ15によって各荷室2から搬出される。固体物質6及び水は荷室2から所定流量で排出され、その流量にほぼ対応する流量の水が荷室2に供給される。本発明はさらに、含水率の高い固体物質6を輸送するばら積貨物船5に対する搬入・搬出に用いられるポンプステーション4を備えた浮遊体1を開示する。浮遊体1は、固体物質と共に荷室2内に配置できるように構成されている。ポンプステーション4の吸引ヘッド13は、浮遊体1に対して昇降可能とされている。
Description
【0001】
本発明は、ばら積貨物船から含水率の高い固体物質を搬出する方法に関するも
のである。前記ばら積貨物船は、固体物質を収容するための1または複数の荷室
を備えている。固体物質は、少なくとも該固体物質上に液体層が形成される程度
に含水率が高い。前記固体物質は、荷室内の液体層上に移動自在に配置されてい
る浮遊体上に設置された適切なポンプによって荷室から汲み出される。
のである。前記ばら積貨物船は、固体物質を収容するための1または複数の荷室
を備えている。固体物質は、少なくとも該固体物質上に液体層が形成される程度
に含水率が高い。前記固体物質は、荷室内の液体層上に移動自在に配置されてい
る浮遊体上に設置された適切なポンプによって荷室から汲み出される。
【0002】 本発明はまた、含水率の高い固体物質をばら積貨物船へ搬入する方法に関する
ものである。ばら積貨物船内の荷室にはポンプを備えた浮遊体が配置され、固体
物質と水との混合物が、外部から荷室へと搬入される。
ものである。ばら積貨物船内の荷室にはポンプを備えた浮遊体が配置され、固体
物質と水との混合物が、外部から荷室へと搬入される。
【0003】 本発明はさらに、含水率の高い固体物質を輸送するばら積貨物船に対して搬入
・搬出を行うポンプステーションを備えた浮遊体に関するものである。
・搬出を行うポンプステーションを備えた浮遊体に関するものである。
【0004】
埋立地を造成して有効に活用しようとする継続的な要求がある。そのために、
大量の物質、例えば砂が、平底荷船を用いて、一地区から他地区へと搬送される
。一例として、海であった場所における埋立地の造成がある。日本の大阪近郊の
新空港の場合などがこの例に相当する。他の例として、シンガポールの場合のよ
うな、市街地の拡張のための埋立てがある。さらに別の例として、サハラ砂漠の
砂をカナリア諸島に輸送して、以前はそうではなかった場所に浜辺または砂浜を
造成した例がある。
大量の物質、例えば砂が、平底荷船を用いて、一地区から他地区へと搬送される
。一例として、海であった場所における埋立地の造成がある。日本の大阪近郊の
新空港の場合などがこの例に相当する。他の例として、シンガポールの場合のよ
うな、市街地の拡張のための埋立てがある。さらに別の例として、サハラ砂漠の
砂をカナリア諸島に輸送して、以前はそうではなかった場所に浜辺または砂浜を
造成した例がある。
【0005】
このような開発プロジェクトの生産性を高めるために、利用可能なばら積貨物
船を輸送手段として用いることが考案された。本発明の思想は、船に対する搬入
・搬出を効率的に行う方法を提案する。このようなプロジェクトでは、とりわけ
海底物質、限定はされないが特に砂が利用される。
船を輸送手段として用いることが考案された。本発明の思想は、船に対する搬入
・搬出を効率的に行う方法を提案する。このようなプロジェクトでは、とりわけ
海底物質、限定はされないが特に砂が利用される。
【0006】
本発明によれば、本明細書の前文に記載のような搬出方法が提供される。本発
明の方法は、固体物質と水とを既定流量で荷室からポンプにより搬出し、ポンプ
によって外部に排出された水に実質的に見合った流量で荷室へ水を補給するとい
う点で特徴付けられる。
明の方法は、固体物質と水とを既定流量で荷室からポンプにより搬出し、ポンプ
によって外部に排出された水に実質的に見合った流量で荷室へ水を補給するとい
う点で特徴付けられる。
【0007】 好ましくは、ポンプは、体積比が70:30〜60:40である水と固体物質
との混合物を供給する。
との混合物を供給する。
【0008】 ポンプの吸入口は、浮遊体に対して鉛直方向外方及び内方へ適切に移動可能と
され、こうして、排出される混合物における固体物質と水との比が最適状態に調
節される。
され、こうして、排出される混合物における固体物質と水との比が最適状態に調
節される。
【0009】 本発明はさらに、本明細書の前文に記載の搬入方法を提供する。本発明の方法
は、搬入の際に、浮遊体に設けられたポンプによって、船内へ供給される流量と
実質的に同じ流量で水を荷室から排出し、水の層を搬出の際より深く保持して固
体物質を落ち着かせ、ポンプで排出される水と共に船外へ搬出される固体物質の
量を最小限に抑えるという点で特徴付けられる。
は、搬入の際に、浮遊体に設けられたポンプによって、船内へ供給される流量と
実質的に同じ流量で水を荷室から排出し、水の層を搬出の際より深く保持して固
体物質を落ち着かせ、ポンプで排出される水と共に船外へ搬出される固体物質の
量を最小限に抑えるという点で特徴付けられる。
【0010】 本発明はさらに、本明細書の前文に記載の浮遊体を提供する。本発明の浮遊体
は、少なくともポンプステーションの吸入口が浮遊体に対して昇降可能であると
いう点で特徴付けられる。変更形態として、ポンプステーション全体を浮遊体に
対して昇降可能としてもよい。浮遊体にはガイド用静止柱体を設けることができ
、この柱体には、ポンプステーション全体を保持しかつ昇降可能とされたビーム
体が配設される。ポンプステーションは、ポンプに駆動連結されたモーターを備
えていてもよい。さらに、モーターは、変速機及び支持体を介してポンプに連結
してもよい。ポンプ自体は、標準的な泥水ポンプ、または土砂水ポンプである。
は、少なくともポンプステーションの吸入口が浮遊体に対して昇降可能であると
いう点で特徴付けられる。変更形態として、ポンプステーション全体を浮遊体に
対して昇降可能としてもよい。浮遊体にはガイド用静止柱体を設けることができ
、この柱体には、ポンプステーション全体を保持しかつ昇降可能とされたビーム
体が配設される。ポンプステーションは、ポンプに駆動連結されたモーターを備
えていてもよい。さらに、モーターは、変速機及び支持体を介してポンプに連結
してもよい。ポンプ自体は、標準的な泥水ポンプ、または土砂水ポンプである。
【0011】 浮遊体全体、付帯するポンプステーション、配管、及びホースは、既存のばら
積貨物船上で容易に組立てることができる。装置は、船の実際の寸法に合せて構
成することができる。組付けのために、船体の恒久的な改装または改造は要求さ
れない。通常、船の前部または後部の一方が搬入用に、他方が搬出用に使用され
る。
積貨物船上で容易に組立てることができる。装置は、船の実際の寸法に合せて構
成することができる。組付けのために、船体の恒久的な改装または改造は要求さ
れない。通常、船の前部または後部の一方が搬入用に、他方が搬出用に使用され
る。
【0012】
本発明のさらなる課題、特徴、及び利点は、本発明に係る非限定的な好ましい
実施形態について添付図面を参照しながら行う以下の説明から明らかになる。
実施形態について添付図面を参照しながら行う以下の説明から明らかになる。
【0013】 図1Aは、典型的なばら積貨物船を上方から見た図である。船5は、固体物質
及び水、特に砂及び海水を収容するための複数の荷室2を備えている。図1Bは
、ばら積貨物船5の側面図、図1Cは、船体の荷室2を切断した断面図である。
各荷室2は、船5の甲板の高さに開口部3を備えている。各開口部3内には、ポ
ンプステーション4を含む浮遊体1が配置されている。浮遊体1は、荷室2内の
水面9上で移動可能であるが、荷室が物質で充填された場合、浮遊体1は荷室2
の開口部3で規定される領域内のみで移動可能である。物質がポンプによって船
外に排出された場合、浮遊体1は、船体内のより広い範囲内で水面上を移動する
ことができる。荷室2に物質を充填するために、搬入用マニフォールド10Mが
配設されている。マニフォールド10Mは、それぞれの荷室2に向けて枝分かれ
し、開口部3周りに適切に配置された複数の吐出口10Dを備えている。図では
各荷室につき4つの吐出口を示している。
及び水、特に砂及び海水を収容するための複数の荷室2を備えている。図1Bは
、ばら積貨物船5の側面図、図1Cは、船体の荷室2を切断した断面図である。
各荷室2は、船5の甲板の高さに開口部3を備えている。各開口部3内には、ポ
ンプステーション4を含む浮遊体1が配置されている。浮遊体1は、荷室2内の
水面9上で移動可能であるが、荷室が物質で充填された場合、浮遊体1は荷室2
の開口部3で規定される領域内のみで移動可能である。物質がポンプによって船
外に排出された場合、浮遊体1は、船体内のより広い範囲内で水面上を移動する
ことができる。荷室2に物質を充填するために、搬入用マニフォールド10Mが
配設されている。マニフォールド10Mは、それぞれの荷室2に向けて枝分かれ
し、開口部3周りに適切に配置された複数の吐出口10Dを備えている。図では
各荷室につき4つの吐出口を示している。
【0014】 図2は、砂6と水との混合物を充填する最終段階における荷室2を示している
。砂と水との比重の相違によって、船5の底部8に近い場所ほど、砂の層は凝集
している。同様の理由で、砂は、水面9に近いほど、より多くの水を含む。上部
には水の層7が形成されている。その深さは、浮遊体1の喫水線に見合い、搬入
時・搬出時の条件に適合化される。形成される山の高さは、搬入される特定物質
に依存する。砂がより粗大であれば、山Tはより急峻かつ高いものとなる。微粒
砂及び泥を含む砂の場合、山Tはずっと低くなり、時には全く山ができず滑らか
な表面層が形成される。
。砂と水との比重の相違によって、船5の底部8に近い場所ほど、砂の層は凝集
している。同様の理由で、砂は、水面9に近いほど、より多くの水を含む。上部
には水の層7が形成されている。その深さは、浮遊体1の喫水線に見合い、搬入
時・搬出時の条件に適合化される。形成される山の高さは、搬入される特定物質
に依存する。砂がより粗大であれば、山Tはより急峻かつ高いものとなる。微粒
砂及び泥を含む砂の場合、山Tはずっと低くなり、時には全く山ができず滑らか
な表面層が形成される。
【0015】 水面9上で浮遊体1をコントロールするために、ハッチ開口部3の縁部に2つ
の牽引ウィンチ24を配設することができる。ウィンチの一方を、ハッチ開口部
3の横断方向縁部に、他方を前後方向縁部に配置することができる。ウィンチワ
イヤは閉鎖ループ状に配索され、ハッチ開口部3の反対側で方向転換滑車25を
通る。ワイヤの両端部は浮遊体1に結び付けられている。2つのウィンチを用い
てワイヤを出し入れすることによって、浮遊体1を荷室2内のいかなる場所にも
移動させることができる。水平矢印Rで示すように、浮遊体1は、水の層7の上
で制御されながら移動可能である。
の牽引ウィンチ24を配設することができる。ウィンチの一方を、ハッチ開口部
3の横断方向縁部に、他方を前後方向縁部に配置することができる。ウィンチワ
イヤは閉鎖ループ状に配索され、ハッチ開口部3の反対側で方向転換滑車25を
通る。ワイヤの両端部は浮遊体1に結び付けられている。2つのウィンチを用い
てワイヤを出し入れすることによって、浮遊体1を荷室2内のいかなる場所にも
移動させることができる。水平矢印Rで示すように、浮遊体1は、水の層7の上
で制御されながら移動可能である。
【0016】 図2,3に示すように、浮遊体1には可撓性ホース10と鉛直配管23とが設
けられ、固定されている。配管23は、船5の前後方向に向けて約90°曲げら
れ、水の補給に使用される。反対側には、砂6と水との混合物を排出するための
1本のホース11が設けられている。ポンプステーション4からは剛体の浸漬パ
イプ22が、まず甲板の高さを越えるまで略鉛直に延び、その後約90°曲がっ
て船5の排出側に向かっている。排出ホース11は可撓性を有し、排出ホース2
2の自由端に接続されている。ホース11は移動可能であり、荷室2から排出を
行う際には、ホース11は、1または複数の滑車12上を通すことができる。鉛
直パイプ22,23は、浮遊体1の移動をハッチ開口部3内に制限する。
けられ、固定されている。配管23は、船5の前後方向に向けて約90°曲げら
れ、水の補給に使用される。反対側には、砂6と水との混合物を排出するための
1本のホース11が設けられている。ポンプステーション4からは剛体の浸漬パ
イプ22が、まず甲板の高さを越えるまで略鉛直に延び、その後約90°曲がっ
て船5の排出側に向かっている。排出ホース11は可撓性を有し、排出ホース2
2の自由端に接続されている。ホース11は移動可能であり、荷室2から排出を
行う際には、ホース11は、1または複数の滑車12上を通すことができる。鉛
直パイプ22,23は、浮遊体1の移動をハッチ開口部3内に制限する。
【0017】 変更形態として、補給用パイプ10を、ポンプの吸入口13から十分離隔して
固定配置してもよい。配管10には水中ポンプ26によって水を供給することが
できる。変更形態として、船のバラストシステムが十分な容量を有していれば、
配管にバラストシステムから供給を行ってもよい。
固定配置してもよい。配管10には水中ポンプ26によって水を供給することが
できる。変更形態として、船のバラストシステムが十分な容量を有していれば、
配管にバラストシステムから供給を行ってもよい。
【0018】 図4は、砂6が排出され、荷室がほぼ空になった状態を示している。砂6をで
きる限り多く排出するために、例えば図4に示す角度αが約2°となるように傾
斜させる喫水調整を行ってもよい。このようにして、残留物質を荷室2の片側に
集中させ、そこにポンプステーション4の吸入口13を配置することができる。
きる限り多く排出するために、例えば図4に示す角度αが約2°となるように傾
斜させる喫水調整を行ってもよい。このようにして、残留物質を荷室2の片側に
集中させ、そこにポンプステーション4の吸入口13を配置することができる。
【0019】 装置の他方は、物質6を離隔した広い領域へ排出するための延長配管26との
接続に適するように構成されている。この状況は図5に示している。配送能力を
向上させるために、船5の外部に独立ポンプステーション27が配置されている
。
接続に適するように構成されている。この状況は図5に示している。配送能力を
向上させるために、船5の外部に独立ポンプステーション27が配置されている
。
【0020】 図6A〜6Cは、組合わされた浮遊体1とポンプステーション4とを示してい
る。図6Aから分かるように、浮遊体1は底部が平坦に形成され、手摺り20を
備えている。従って、浮遊体1の作動中に一人または複数の人間が浮遊体上に残
ることができる。浮遊体1にはガイド用柱体14が、浮遊体1に対して固定的に
設けられている。ポンプステーション4全体は、ガイド用柱体14によってガイ
ドされながら昇降可能なビーム体18に組付けられている。モーター16はビー
ム体18に取付けられている。ポンプ15もまたビーム体18に取付けられてい
る。モーター16は、変速機17及び支持体19を介してポンプ15に接続され
ている。作業中、モーター16は、ポンプ15が所定速度で所定流量を供給する
ようにポンプを駆動する。ポンプ15の吸入口13は、ポンプハウジングの下方
に配置されている。ポンプ15は、海底土砂の除去用の使用されるような標準的
な泥水/土砂ポンプでよい。さらに、浮遊体1の底部には複数のノズル30を設
けることができる。ノズル30は、物質が硬く締まっている場合に、物質に向け
て水ジェットを噴射するように作動させることができる。
る。図6Aから分かるように、浮遊体1は底部が平坦に形成され、手摺り20を
備えている。従って、浮遊体1の作動中に一人または複数の人間が浮遊体上に残
ることができる。浮遊体1にはガイド用柱体14が、浮遊体1に対して固定的に
設けられている。ポンプステーション4全体は、ガイド用柱体14によってガイ
ドされながら昇降可能なビーム体18に組付けられている。モーター16はビー
ム体18に取付けられている。ポンプ15もまたビーム体18に取付けられてい
る。モーター16は、変速機17及び支持体19を介してポンプ15に接続され
ている。作業中、モーター16は、ポンプ15が所定速度で所定流量を供給する
ようにポンプを駆動する。ポンプ15の吸入口13は、ポンプハウジングの下方
に配置されている。ポンプ15は、海底土砂の除去用の使用されるような標準的
な泥水/土砂ポンプでよい。さらに、浮遊体1の底部には複数のノズル30を設
けることができる。ノズル30は、物質が硬く締まっている場合に、物質に向け
て水ジェットを噴射するように作動させることができる。
【0021】 図6A〜6Cで分かるように、ポンプステーション4は、浮遊体1に対して昇
降させることができる。これは、搬入、保守点検、搬出のような異なる状況に装
置を適合化させるために重要な特徴である。これらの状況は、それぞれ図6A,
6B,6Cに示している。さらに、物質が特に硬く締まっていて吸入できない場
合にこれを砕くために、吸入口13にカッターヘッドを設けてもよい。
降させることができる。これは、搬入、保守点検、搬出のような異なる状況に装
置を適合化させるために重要な特徴である。これらの状況は、それぞれ図6A,
6B,6Cに示している。さらに、物質が特に硬く締まっていて吸入できない場
合にこれを砕くために、吸入口13にカッターヘッドを設けてもよい。
【0022】 図7Aは浮遊体1を上方から見た図であり、ポンプステーション4が浮遊体1
上で中央に配置されている様子を示している。浮遊体1にはムーンプール(moon
pool)が設けられ、このムーンプールを通じてポンプステーション4が昇降移
動させられる。
上で中央に配置されている様子を示している。浮遊体1にはムーンプール(moon
pool)が設けられ、このムーンプールを通じてポンプステーション4が昇降移
動させられる。
【0023】 図7Bは浮遊体1を下方から見た図であり、輸送中に硬くなった物質を砕くジ
ェットを噴射するためのノズル列30がどのように配置されているかを示してい
る。
ェットを噴射するためのノズル列30がどのように配置されているかを示してい
る。
【0024】 モーター16とポンプ15とが固定配置され、吸入口13のみを昇降可能とし
たポンプステーション4を用いることもできることを理解されたい。この場合、
吸入口13は伸縮自在なユニットで構成され、ポンプステーション4に対して伸
長または格納される。
たポンプステーション4を用いることもできることを理解されたい。この場合、
吸入口13は伸縮自在なユニットで構成され、ポンプステーション4に対して伸
長または格納される。
【0025】 図8には搬入作業の状況を示している。砂と水との混合物は、配管10aを通
じて船内の荷室2へ搬入される。砂6は沈み、水は浮上する。浮遊体1及びそれ
が有するポンプステーション4は、この時、できるだけ砂を含まない状態で水を
再び船外へ排出するためだけに用いられている。この排出は、排出用配管11a
を通じて行われる。
じて船内の荷室2へ搬入される。砂6は沈み、水は浮上する。浮遊体1及びそれ
が有するポンプステーション4は、この時、できるだけ砂を含まない状態で水を
再び船外へ排出するためだけに用いられている。この排出は、排出用配管11a
を通じて行われる。
【0026】 既に述べ図9A,9Bに示すように、搬入の際に物質は山Tを形成することが
ある。これは特に粗い砂の場合に見られ、比較的大きな角度の斜面、すなわち4
5°に近い斜面をもって山が形成される。より細かい砂の場合には斜面の角度は
ずっと小さくなり、泥砂の場合には山がほとんど形成されない。ある程度の砂を
含む泥の場合には、水の層及び層内の流れを適切に調整することによって洗浄効
果を得ることができる。この方法では、微粒物質を水中に浮遊させ水と共にポン
プ15によって再び船外へ排出する。
ある。これは特に粗い砂の場合に見られ、比較的大きな角度の斜面、すなわち4
5°に近い斜面をもって山が形成される。より細かい砂の場合には斜面の角度は
ずっと小さくなり、泥砂の場合には山がほとんど形成されない。ある程度の砂を
含む泥の場合には、水の層及び層内の流れを適切に調整することによって洗浄効
果を得ることができる。この方法では、微粒物質を水中に浮遊させ水と共にポン
プ15によって再び船外へ排出する。
【0027】 船が有する電源では不十分である場合、独立の発電機を船の甲板上のポンプ付
近に設置して使用することができる。
近に設置して使用することができる。
【0028】 別の場所へ輸送する際には、物質または砂6が硬く締まるのを防止するために
、物質ができる限り水の層7で覆われるようにする。
、物質ができる限り水の層7で覆われるようにする。
【0029】 最大限の効率を実現するために、浮遊体1及びポンプステーション4は各荷室
2内に配置する。変更形態として、総合的な経済性から見て有利であれば、2ま
たはそれ以上の浮遊体/ポンプステーションを用い、それらを荷室2間で移動さ
せてもよい。
2内に配置する。変更形態として、総合的な経済性から見て有利であれば、2ま
たはそれ以上の浮遊体/ポンプステーションを用い、それらを荷室2間で移動さ
せてもよい。
【0030】 以下、図2,3,4を参照しながら搬出作業について説明する。砂用ポンプの
吸入口13を、浮遊体1の底部8から約1.5m下方まで下降させる(図6C参
照)。ポンプ15によって砂6及び水を所定流量で吸引しながら、浮遊体1を水
面上でジグザグ状に移動させる。必要に応じてノズル30を作動させる。排出の
効率に関して肝要なことは、混合物中の固体物質の割合をできるだけ高く保持し
ながら、なおかつ吸引が容易であるように、物質6に対する水の層7を最適な状
態に維持することである。砂用ポンプ15は、水/砂混合体を、泥水ポンプの場
合に近い体積比、すなわち70/30〜60/40の体積比で配送する。このこ
とは、補給パイプ10を通じて供給される水は砂用ポンプ15の能力の60〜7
0%でなければならないことを意味する。
吸入口13を、浮遊体1の底部8から約1.5m下方まで下降させる(図6C参
照)。ポンプ15によって砂6及び水を所定流量で吸引しながら、浮遊体1を水
面上でジグザグ状に移動させる。必要に応じてノズル30を作動させる。排出の
効率に関して肝要なことは、混合物中の固体物質の割合をできるだけ高く保持し
ながら、なおかつ吸引が容易であるように、物質6に対する水の層7を最適な状
態に維持することである。砂用ポンプ15は、水/砂混合体を、泥水ポンプの場
合に近い体積比、すなわち70/30〜60/40の体積比で配送する。このこ
とは、補給パイプ10を通じて供給される水は砂用ポンプ15の能力の60〜7
0%でなければならないことを意味する。
【0031】 水位及び水の層の深さは、水補給用の外部ポンプ26で制御される。搬出の最
終段階では、船体を約2°傾けて、荷室2の前後部に残っている砂6をポンプ吸
入口13によって吸引させることができる。
終段階では、船体を約2°傾けて、荷室2の前後部に残っている砂6をポンプ吸
入口13によって吸引させることができる。
【0032】 既に述べたように、物質が硬く締まっている場合のことを考えて、吸入口13
にカッターヘッドを設けてもよい。これは、海底の土壌及び泥を除去するために
広く用いられている装備である。
にカッターヘッドを設けてもよい。これは、海底の土壌及び泥を除去するために
広く用いられている装備である。
【0033】 ポンプステーション4は、ハッチ開口部21内で昇降可能とされている。保守
点検のためには、ポンプステーション4を上昇させる。水平出し機構を備えたガ
イド用柱体14及びビーム体18は、商品化された標準装置であってもよい。こ
の標準装備は手動式でも、電動式でもよい。ポンプ13の吸入口13は浮遊体1
に対して、最適な搬送量が得られるように、すなわち、搬入の際の水排出時には
高い位置に、砂を搬出する際には低い位置に、高さ調整される。
点検のためには、ポンプステーション4を上昇させる。水平出し機構を備えたガ
イド用柱体14及びビーム体18は、商品化された標準装置であってもよい。こ
の標準装備は手動式でも、電動式でもよい。ポンプ13の吸入口13は浮遊体1
に対して、最適な搬送量が得られるように、すなわち、搬入の際の水排出時には
高い位置に、砂を搬出する際には低い位置に、高さ調整される。
【0034】 以下、図8を参照しながら搬入手順について説明する。外部ポンプ26は、搬
入用配管10aを通じて水と砂6との混合物を荷室2へと搬送する。水と砂6と
の体積比は、通常、70/30〜60/40である。浮遊体に設けられた排出ポ
ンプ15は、この時、荷室2内で搬入配管10aの吐出口に対して反対側に配置
される。この際、排出ポンプ15は、荷室2内における最高水位を制御するため
に使用される。砂を適度に落ち着かせ、排出ポンプ15及び排出ホース11aを
通じて再び排出される砂をできる限り少なくするために、水の層7は深めに保持
する。搬入配管10aと排出ホース11aとそれらの間の距離との組合せで、比
較的大きな荷室2の領域は、水位、水の層の深さなどのパラメータを維持する。
砂6に多くの泥が含まれており、できるだけ多くの泥を再び排出したい場合には
、別の高さ条件が最適となり得る。水位は、排出ポンプをオン・オフすることに
よって、または排出ホース11aを流れる排出水を絞ることによって制御可能で
ある。作動状況は、その場で監視するか、あるいはCCTVによって監視して船
のブリッジから制御してもよい。
入用配管10aを通じて水と砂6との混合物を荷室2へと搬送する。水と砂6と
の体積比は、通常、70/30〜60/40である。浮遊体に設けられた排出ポ
ンプ15は、この時、荷室2内で搬入配管10aの吐出口に対して反対側に配置
される。この際、排出ポンプ15は、荷室2内における最高水位を制御するため
に使用される。砂を適度に落ち着かせ、排出ポンプ15及び排出ホース11aを
通じて再び排出される砂をできる限り少なくするために、水の層7は深めに保持
する。搬入配管10aと排出ホース11aとそれらの間の距離との組合せで、比
較的大きな荷室2の領域は、水位、水の層の深さなどのパラメータを維持する。
砂6に多くの泥が含まれており、できるだけ多くの泥を再び排出したい場合には
、別の高さ条件が最適となり得る。水位は、排出ポンプをオン・オフすることに
よって、または排出ホース11aを流れる排出水を絞ることによって制御可能で
ある。作動状況は、その場で監視するか、あるいはCCTVによって監視して船
のブリッジから制御してもよい。
【図1】 図1A〜1Cは、本発明の応用に適した典型的なばら積貨物船を
概略的に示す図である。
概略的に示す図である。
【図2】 砂と水とが積まれた船体の荷室の断面、及び水の層の上で使用さ
れる浮遊体を示す図である。
れる浮遊体を示す図である。
【図3】 図3A〜3Cは図2に類似しているが、搬出作業における3段階
を示す図であり、ここではポンプステーションを備えた浮遊体が、積荷を崩しな
がら吸引して荷室から搬出するように作動している。
を示す図であり、ここではポンプステーションを備えた浮遊体が、積荷を崩しな
がら吸引して荷室から搬出するように作動している。
【図4】 図2,3に類似しているが、搬出作業における最終段階を示す図
であり、ここでは船が傾けられ、ほぼ全ての砂が搬出されている。
であり、ここでは船が傾けられ、ほぼ全ての砂が搬出されている。
【図5】 輸送用延長ホースともう1つのポンプステーションとを用いて船
から離隔地へ固体物質を排出する様子を示す図である。
から離隔地へ固体物質を排出する様子を示す図である。
【図6】 図6A〜6Cは、ポンプステーションを備えた浮遊体を、搬入、
保守点検、搬出の3段階で概略的に示す図である。
保守点検、搬出の3段階で概略的に示す図である。
【図7】 図7Aは図6の浮遊体の概略上面図であり、図7Bは図6の浮遊
体の概略底面図である。
体の概略底面図である。
【図8】 砂及び水の搬入の際の船体荷室を示す概略断面図である。
【図9】 図9A,9Bは、ばら積貨物船への搬入作業において、より粗い
砂をどのようにして山状に積み上げるかを概略的に示す図である。
砂をどのようにして山状に積み上げるかを概略的に示す図である。
1 浮遊体 2 荷室 4 ポンプステーション 5 ばら積貨物船 6 固体物質 7 水の層 13 吸入口 14 ガイド用柱体(ガイド用固定柱体) 15 ポンプ 16 モーター 17 変速機 18 ビーム体 19 支持体 26 外部ポンプ 30 ノズル(水噴射ノズル)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE,G H,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW
Claims (11)
- 【請求項1】 含水率の高い固体物質をポンプシステムによってばら積貨物
船から搬出する方法であり、前記ばら積貨物船が前記固体物質を収容するための
1または複数の荷室を備え、前記固体物質は該固体物質の領域の少なくとも一部
に水の層が形成される程度に含水率が高いものである、搬出方法において、 前記荷室内の水の層上で移動自在とされた浮遊体上に設置された適切なポンプ
によって前記固体物質を前記荷室から搬出すること、前記ポンプの吸入口を水中
に入れて前記固体物質内で作動させること、前記固体物質と水とを所定流量で前
記荷室から排出すること、及び、船外に排出される水にほぼ対応する流量の水を
前記荷室に補給することを特徴とする搬出方法。 - 【請求項2】 前記ポンプは、体積比が70:30〜60:40である水と
固体物質との混合物を配送することを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記ポンプの吸入口は、排出される混合物における前記固体
物質と水との比が最適状態になるように、前記浮遊体に対して鉛直方向外方及び
内方へ調節可能かつ適合化可能とされていることを特徴とする請求項1または2
に記載の方法。 - 【請求項4】 前記ポンプの吸入口付近の固体物質を崩すために、カッティ
ング手段及び/または水ジェットを作動させることを特徴とする請求項1から3
のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項5】 含水率の高い固体物質をばら積貨物船内へ搬入する方法であ
り、前記ばら積貨物船が少なくとも1つの荷室を備え、該荷室がポンプシステム
を備え、前記固体物質と水との混合物が外部ポンプによって船外から前記荷室へ
と配送される、搬入方法において、 搬入の最中、吸入口を備えたポンプによって前記荷室から継続的に水を船外へ
と再び排出し、前記ポンプは水平方向に移動可能な浮遊体上に配設され、ポンプ
で排出される水の流量を船内へ送られる水の流量に略等しく設定し、前記固体物
質を落ち着かせポンプで排出される水と共に船外へ再び搬出される固体物質の量
を最小限に抑えるために水の層を搬出の際より深く保持することを特徴とする方
法。 - 【請求項6】 含水率の高い固体物質(6)を輸送するばら積貨物船(5)
に対する搬入・搬出の際に使用されるポンプステーション(4)を備え、前記物
質(6)と共に荷室(2)内に配置される浮遊体(1)において、 前記ポンプステーション(4)の少なくとも吸入口(13)は、該浮遊体(1
)に対して昇降可能とされていることを特徴とする浮遊体。 - 【請求項7】 前記ポンプステーション(4)全体が、該浮遊体(1)に対
して昇降可能とされていることを特徴とする請求項6に記載の浮遊体。 - 【請求項8】 該浮遊体(1)はガイド用固定柱体(14)を備え、該ガイ
ド用固定柱体(14)には、前記ポンプステーション(4)全体を保持しかつ昇
降可能とされたビーム体(18)が配設されていることを特徴とする請求項7に
記載の浮遊体。 - 【請求項9】 前記ポンプステーション(4)は、ポンプ(15)に駆動接
続されたモーター(16)を備えていることを特徴とする請求項8に記載の浮遊
体。 - 【請求項10】 前記モーター(16)は、変速機(17)と支持体(19
)とを介して前記ポンプ(15)に接続されていることを特徴とする請求項9に
記載の浮遊体。 - 【請求項11】 前記ポンプ(15)自体は標準的な泥水/土砂ポンプであ
り、該浮遊体(1)は、その底部に、下方に向けられた複数の水噴射ノズル(3
0)を備えていることを特徴とする請求項9に記載の浮遊体。
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