JPS5836200Y2 - 電源トランスのインラツシュ低減回路 - Google Patents
電源トランスのインラツシュ低減回路Info
- Publication number
- JPS5836200Y2 JPS5836200Y2 JP4381377U JP4381377U JPS5836200Y2 JP S5836200 Y2 JPS5836200 Y2 JP S5836200Y2 JP 4381377 U JP4381377 U JP 4381377U JP 4381377 U JP4381377 U JP 4381377U JP S5836200 Y2 JPS5836200 Y2 JP S5836200Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- transformer
- relay
- reduction circuit
- power transformer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Protection Of Transformers (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来この種の回路として第１図および゛第２図に示すよ
うに、トランスの１次巻線Ｗ１に直列に抵抗Ｒを接続し
、電源投入時にこの抵抗によって制御された小電流でト
ランスＴを励磁し、その後、この抵抗をリレーＲＬによ
って短絡するようにしているが、この場合何らかの原因
、たとえば、万一リレ−ＲＬが動作しないときには抵抗
Ｒはその温度上昇が異常となる場合がある。
うに、トランスの１次巻線Ｗ１に直列に抵抗Ｒを接続し
、電源投入時にこの抵抗によって制御された小電流でト
ランスＴを励磁し、その後、この抵抗をリレーＲＬによ
って短絡するようにしているが、この場合何らかの原因
、たとえば、万一リレ−ＲＬが動作しないときには抵抗
Ｒはその温度上昇が異常となる場合がある。
これを防止するために温度ヒユーズＦ１を必要とし、ま
たトランスが大容量であることから抵抗Ｒも１０〜２０
Ｗの大きなものを必要とし、さらに抵抗Ｒが断線した場
合にはその効果がなくなるおそれがあった。
たトランスが大容量であることから抵抗Ｒも１０〜２０
Ｗの大きなものを必要とし、さらに抵抗Ｒが断線した場
合にはその効果がなくなるおそれがあった。
この考案はこのような欠点を解消しようとするもので、
以下図によってこの考案の１実施例を説明する。
以下図によってこの考案の１実施例を説明する。
すなわち、Ｔはトランス、ＷｌはトランスＴの１次側に
設けられた補助巻線で、これは主巻線Ｗ工に比し細い線
径すなわち高い直流抵抗を有している。
設けられた補助巻線で、これは主巻線Ｗ工に比し細い線
径すなわち高い直流抵抗を有している。
Ｗ３は２次巻線、ＲＬは巻線Ｗ１およびＷ２と並列に接
続されたリレー、Ｓｌはこのリレーの接点で、補助巻線
Ｗ２とリレーコイルの接続点および主巻線Ｗ１の一端と
の間に設けられている。
続されたリレー、Ｓｌはこのリレーの接点で、補助巻線
Ｗ２とリレーコイルの接続点および主巻線Ｗ１の一端と
の間に設けられている。
ＳＷは電源スィッチ、Ｆは巻線Ｗ１およびＷ２の温度上
昇を検出し、これを制御するための温度ヒユーズ、ＡＣ
は交流電源である。
昇を検出し、これを制御するための温度ヒユーズ、ＡＣ
は交流電源である。
上記構成において、電源スィッチを閉じると補助巻線Ｗ
２が通電され、したがってトランスＴが励磁される。
２が通電され、したがってトランスＴが励磁される。
そして約ｌＱ ｍ５ｅＣ経過後、リレーＲＬが付勢され
、その接点Ｓ１が閉じる。
、その接点Ｓ１が閉じる。
これによって主巻線Ｗ１は補助巻線Ｗ２に並列に接続さ
れる。
れる。
すなわち直流抵抗の大きい補助巻線にまず通電し、トラ
ンスＴが動作を開始した後に、直流抵抗の小さい主巻線
Ｗ１に通電するので主巻線Ｗ１から見たインピーダンス
はすでに増加している。
ンスＴが動作を開始した後に、直流抵抗の小さい主巻線
Ｗ１に通電するので主巻線Ｗ１から見たインピーダンス
はすでに増加している。
このためインラッシュ電流は大きくならない。
この考案は上述のように、まず補助巻線Ｗ２によってト
ランスＴを励磁し、所定時間経過後にリレーＲＬによっ
て主巻線Ｗ１を補助巻線Ｗ２に並列に接続しているため
、抵抗を用いた回路に比し、安価に供給できるとともに
、従来用いていた抵抗Ｒの異常温度上昇を防止する温度
ヒユーズは不要となる利点がある。
ランスＴを励磁し、所定時間経過後にリレーＲＬによっ
て主巻線Ｗ１を補助巻線Ｗ２に並列に接続しているため
、抵抗を用いた回路に比し、安価に供給できるとともに
、従来用いていた抵抗Ｒの異常温度上昇を防止する温度
ヒユーズは不要となる利点がある。
第１図および第２図は、従来の回路図、第３図はこの考
案の１実施例を示す回路図である。 Ｗｌ・・・・・・主巻線、Ｗ２・・・・・・補助巻線、
ＲＬ・・・・・・リレー、Ｓｌ・・・・・・リレーの接
点。
案の１実施例を示す回路図である。 Ｗｌ・・・・・・主巻線、Ｗ２・・・・・・補助巻線、
ＲＬ・・・・・・リレー、Ｓｌ・・・・・・リレーの接
点。
Claims (1)
- トランスＴの１次側に主巻線Ｗ１と、この巻線に比し直
流抵抗の大きい補助巻線Ｗ２とを設けるとともに、上記
主巻線Ｗ１と電源間にはこの巻線を単独に開閉するリレ
ーＲＬを設け、上記電源投入時にまず上記補助巻線Ｗ２
によってトランスＴを励磁し、所定時間経過後、上記リ
レーＲＬによって上記巻線Ｗ１を上記補助巻線Ｗ２に並
列に接続するようにしたことを特徴とする電源トランス
のインラッシュ低減回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4381377U JPS5836200Y2 (ja) | 1977-04-08 | 1977-04-08 | 電源トランスのインラツシュ低減回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4381377U JPS5836200Y2 (ja) | 1977-04-08 | 1977-04-08 | 電源トランスのインラツシュ低減回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53138127U JPS53138127U (ja) | 1978-11-01 |
| JPS5836200Y2 true JPS5836200Y2 (ja) | 1983-08-15 |
Family
ID=28918942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4381377U Expired JPS5836200Y2 (ja) | 1977-04-08 | 1977-04-08 | 電源トランスのインラツシュ低減回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5836200Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5913090U (ja) * | 1982-07-13 | 1984-01-26 | ティーディーケイ株式会社 | 電流制御回路 |
| JP7017539B2 (ja) * | 2019-04-25 | 2022-02-08 | 株式会社日立産機システム | 変圧装置およびその電源投入方法 |
-
1977
- 1977-04-08 JP JP4381377U patent/JPS5836200Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53138127U (ja) | 1978-11-01 |
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